第7回研究報告会

2019年6月7日

第7回研究報告会

2019年6月7日

金融プラス・フォーラム

事務局

金融プラス・フォーラム「第7回研究報告会のご案内(最終案内)」を送付させていただきました。今回は不動産問題の専門家として著名な牧野知弘先生(オラガ総研株式会社 代表取締役/不動産事業プロデューサー)をお招きし、「不動産価値革命と住宅―人生100年時代を迎えて―」と題して報告して頂きます。報告内容については①不動産市場の現状(デベロッパーなど供給側とマイホーム信仰など需要側)、②不動産価値革命と住宅等となります。シェアリング(空き家など)に着目した新ビジネス「全国渡り鳥生活倶楽部(株)」についても触れていただくことになっています。

現在の日本は、超高齢社会とデジタル革命が同時進行するという新たな地平にあります。超高齢社会は人類史上初めてのことであり、デジタル革命の進展は戦後の経済モデルを根本的に変えつつあります(ビジネスモデルの変革)。こうした中で不動産市場を取り巻く環境も大きく変わっていくことが考えられます(IoTなど)。

講師の牧野先生は投資と効用(利用価値)という二つの視点から不動産市場を捉えており、不動産市場に価値革命が起きつつある点を指摘しています。実務家の目を通した家、不動産への視角は注目に値します。

今回も質疑応答を交えた活発な議論が期待されるところです。研究報告会終了後、ささやかな懇親会を催したいと思いますので、こちらの方にも是非ご参加ください(どちらかだけの参加も可です)。

(参考)

1 テーマ:「不動産価値革命と住宅―人生100年時代を迎えて―」

2 報告者:牧野知弘(オラガ総研株式会社 代表取締役 / 不動産事業プロデューサー)

東京大学経済学部卒業。第一勧業銀行(現みずほ銀行)、ボストンコンサルティンググループを経て1989年三井不動産に入社し、不動産買収、開発、証券化業務を手がける。2006年日本コマーシャル投資法人執行役員に就任しJ-REIT市場に上場。2009年オフィス・牧野設立、2015年オラガ総研設立。代表取締役として不動産の開発・運用アドバイザリーや講演活動を展開。著書に「空き家問題」(祥伝社新書)、「2020年マンション大崩壊」(文春新書)、「こんな街に『家』を買ってはいけない」(角川新書)、「実家の『空き家問題』をズバリ解決する本」(PHP研究所)、「マイホーム価値革命」(NHK出版新書)、「街間格差」(中公新書ラクレ)等多数あり。また、テレビ、新聞等メディア出演多数。

3 日時

2019年7月5日(金)16時30分~18時00分

報告(16:30-17:45)の後、質疑応答を予定しています。終了次第、近場にて懇親会。

4 会場

東洋大学白山キャンパス(文京区白山5-28-20):5号館3階の5309教室

最寄駅:地下鉄三田線白山駅A3出口から「正門・南門」徒歩5分(HP参照)

交通アクセス(白山キャンパス)

5 懇親会(18時15分開始~)

「カフェ ボラーレ」:文京区白山5-35-5石上第2ビル1F(HP参照)

TEL.03-5800-5842

都営三田線白山駅 徒歩1分(白山駅A3出口から白山神社の参道方面)

6 会費

無料。懇親会は別途料金(4千円)

7 主催者

金融プラス・フォーラム(会長:唐木宏一)

8 過去の研究報告

<2017年>

第1回(12月):井上智洋(駒澤大学准教授)『人工知能は未来の経済をどう変えるか?』

<2018年>

第2回(3月):瀧俊雄(マネーフォワード取締役Fintech研究所長)『フィンテックのインパクト』

第3回(7月):宮村健一郎(東洋大学経営学研究科研究科長)『 アメリカ銀行業のP2Pレンディング戦略』

第4回(9月):駒井隼人(株式会社Delta Valuesチーフデータサイエンティスト)『ビッグデータから見た個人投資家行動』

第5回(12月):中村淳一郎 (株式会社IICパートナーズ代表取締役社長)『企業年金・退職金のエッセンスと企業経営に活かす視点』

<2019年>

第6回(3月):畔上秀人(東洋学園大学現代経営学部教授)『リスク評価の世代間継承-生命保険について-』、江口政宏(商工総合研究所主任研究員)『ブロックチェーンは次世代プラットフォームとなりうるか』、冨田洋介(共栄大学国際経営学部専任講師)『金融市場と経済格差に影響を及ぼす法的環境の実効性について-制定法と慣習法の相違を中心に-』