2017.7.28
金融プラス・フォーラム 発起人会
1 研究会名
金融プラス・フォーラム(英語名 Finance Plus Forum)
2 目的
今日の世界経済は80~90年代以降の米国主導下のグローバル化及びそれに続くリーマンショックを経て新たな再編の時代を迎えている。この間、新興国経済での急成長はみられた一方、先進国経済では金融化と少子高齢化が進行し格差拡大を伴いながら成長の顕著な停滞が起こっている。他方マクロからミクロに目を転じると、アップルやグーグル、アマゾンなど新興企業の台頭に象徴されるように、インターネット(IOT)やAIなどを活用した新産業革命が急進展しており、あらゆる領域でビジネスモデルの転換が要請されている。私たちの生活をとりまく経済、社会の状況、現象の考察にあたり、既存の研究領域ではこうした変化への対応が必ずしも充分とはいえなくなっており、グローバルな視点からの学際的研究が重要度を増しているのではないか。このような時代の要請に応えるため、実務家を交えた学者・研究者の交流の場を提供すると共に関連領域の学際的研究の促進を目的とした研究会を創設することとした。
3 研究対象分野
主要な研究対象分野は、新金融(事業創造、フィンテック等)、ファイナンスと財務、ガバナンス(マネジメント)、資産運用関係など。
4 発起人
発起人共同代表:唐木宏一(事業創造大学院大学教授)、野澤隆(グローバル個人金融研究所代表)
発起人:宮村健一郎(東洋大学経営学部教授)、松澤孝紀(武蔵大学非常勤講師)、宮下恵子(ゆうちょ財団研究員)、江口政宏(商工総合研究所主任研究員)、宇田賢一(事業創造大学院大学教授)、後藤智(ミロク情報サービス税経システム研究所主任研究員)、中尾彰彦(滋賀大学経済学部リスク研究センター客員研究員)、冨田洋介(共栄大学国際経営学部講師)、井手健二(龍谷大学経営学部教授)、アハマド・ニアズ(埼玉学園大学非常勤講師)、大平 透(CN総合コンサルティング取締役、元三菱商事)、菅野正泰(日本大学商学部教授)、相田雅哉(ゆうちょ銀行常務執行役(コンプライアンス部門担当))、石原耕一(Longine、元UBS、みずほ証券等で証券アナリスト)、畔上秀人(東洋学園大学現代経営学部教授)、税所真也(上智大学総合人間科学部特別研究員)、朝日譲治(明海大学経済学部教授)、サムエル G.ギルダート(フェリス女学院大学文学部専任講師)
5 幹事
幹事は年1回開催する会員総会で選出する(任期2年)。ただし、初年度は発起人会で選出し、任期は次期会員総会までとする。
6 監事
監事は幹事会で推薦し会員総会の承認を得て決定する。ただし、初年度は発起人会の承認を得て選出し、任期は次期会員総会までとする。
7 顧問・参与
顧問と参与は幹事会において推薦し決定する。任期は特に定めない。
8 会員
・ 会員は幹事会が会員として認め、会費(5千円)を納入した個人及び賛助会員
・ 2017年度の会費は会計年度(4月1日から翌年3月31日)が変則となることから3千円とする。
9 具体的な活動
(1) 研究報告会
原則年4回開催。うち原則2回の報告は研究奨励者。その他の報告者は幹事会が会員の意見を参考に決定する。
(2) 研究奨励
・対象は当会の目的にあった著書及び論文
選考は研究奨励選考委員会で決定。
・ 対象者の条件:①原則1年以内に研究報告会で発表、②報告会で発表後1年以内に報告書を提出
・年間2名以内
・奨励金は1人10万円とし、報告会後に授与する。
10 研究奨励選考委員会
(1) 選考委員
・ 選考委員及び選考委員長は幹事会が選定し、任期は2年とする。ただし、当初の任期は次期会員総会後の幹事会までとする。
(2) 選考委員会
選考委員会は選考委員及び選考委員会参加希望者で構成する。
(3) 選考委員会の運営
選考委員会は原則年1回開催する。
(4) 会場
東洋大学
(5) 懇親会
会場:未定
11 研究報告会
・ 会場:東洋大学
・ 研究報告会費:無料
・ 懇親会費(3-4千円程度)
* 以上は「金融プラス・フォーラム会則」参照