第4回研究報告会

2018年9月19日

第4回研究報告会のご案内

金融プラス・フォーラム

事務局

金融プラス・フォーラム第4回研究報告会の最終案内を送付させていただきました。今回は駒井隼人氏(株式会社Delta Valuesチーフデータサイエンティスト)に「ビッグデータから見た個人投資家行動」と題して報告して頂きます。報告内容は、①個人投資家のリスク投資行動と投資情報、②株式投資家の株式投資行動(オンライン証券からのビッグデータを基にした個人投資家行動分析)です。個人投資家の投資行動分析については多方面からの研究活動が行われているが、ビッグデータ(オンライン証券を利用している個人投資家の株式投資行動を分単位の高頻度データ)を基にした分析は極めて少ない。

講師の駒井氏は丸淳子氏(武蔵大学名誉教授)の門下生であり、実務界に転じた後も情報通信コンサルタント会社、大手データベンダー等で消費者行動分析、広告効果検証、シミュレーションツール開発業務等に従事してきています。データサイエンス事業に特化した(株)Delta Valuesの事業内容についても説明がなされる予定です。

今回も質疑応答を交えた活発な議論が期待されるところです。研究報告会終了後、ささやかな懇親会を催したいと思いますので、こちらの方にも是非ご参加ください(どちらかだけの参加も可です)。

<参考>(株)Delta Valuesは2018年4月に(株)ビデオリサーチ社がデータサイエンス事業に特化した新会社として設立した会社(ビデオリサーチ100%出資)である。新会社設立の目的は「様々な企業でデータに基づく意思決定や企画立案の取り組みが進み、データ活用の重要性がますます高まっております。・・・。ビデオリサーチでは、データを活用した企業の事業支援のため、当社が保有する豊富なデータを活かしながら、外部データを繋げ、“意識と行動ログ”・“オフラインとオンライン”等のデータ統合による新しい価値を提案する取り組みを行っております。新会社ではこの取り組みを推進すべく、メディア/コミュニケーションを主たる領域としたデータサイエンス事業に特化し、「高度なデータ解析~ロジック/エンジン作成~ツール構築」の提供を実践します。・・・。ビデオリサーチグループは新会社を加え、データを活用した企業の一層の事業支援を行ってまいります。」(以上、ビデオリサーチ社2018年2月26日プレスリリースより)。

1 テーマ:「ビッグデータから見た個人投資家行動」

2 報告者:駒井隼人(株式会社Delta Valuesチーフデータサイエンティスト)

2010年武蔵大学大学院経済学研究科修士課程終了。臨床試験受託分析会社、情報通信コンサルタント会社、大手データベンダーを経て、2018年より株式会社デルタバリューズに所属。主にTVオンラインのクロスメディアに係る分析担当として、消費者行動分析、広告効果検証、シミュレーションツール開発業務に従事。論文としてはHayato komai,Ryota Koyano,Daisuke Miyakawa「Contrarian Trades and Disposition Effect: Evidence from Online Trade Data」『ICS-FS Working Paper Series』FS-2017-E-004巻 2017年、丸淳子・駒井隼人・松澤孝紀「インターネットと個人投資家」『証券経済研究』第93号 2016/3、駒井隼人・岡修平「日本株アクティブ・ファンドのパフォーマンス:分散化と規模の経済」『証券アナリストジャーナル』第50巻第8号 2012/8、丸淳子・駒井隼人・武藤寛之「銀行の投資信託窓販開始後の日本株アクティブ・ファンドのパフォーマンス」『武蔵大学論集』第59巻第3号 2012/2などがある。

3 日時

2018年9月28日(金)16時30分~18時00分

報告(16:30-17:45)の後、質疑応答を予定しています。終了次第、近場にて懇親会。

4 会場

東洋大学白山キャンパス(文京区白山5-28-20)

5号館3階5309教室

最寄駅:地下鉄三田線白山駅A3出口から「正門・南門」徒歩5分(HP参照)

5 懇親会(18時15分開始~)

「カフェ ボラーレ」:文京区白山5-35-5石上第2ビル1F(HP参照)

TEL.03-5800-5842

都営三田線白山駅 徒歩1分(白山駅A3出口から白山神社の参道方面)

6 会費

無料。懇親会は別途料金(4千円)

7 主催者

金融プラス・フォーラム(会長:唐木宏一)

8 過去の研究報告

<2017年>

第1回(12月):井上智洋(駒澤大学准教授)『人工知能は未来の経済をどう変えるか?』

<2018年>

第2回(3月):瀧俊雄(マネーフォワード取締役Fintech研究所長)『フィンテックのインパクト』

第3回(7月):宮村健一郎(東洋大学経営学研究科研究科長)『 アメリカ銀行業のP2Pレンディング戦略』

*懇親会場で上林好一氏((株)ベストソリューション代表)撮影

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