タイトル :変動する寒冷圏の気象・気候と水循環
研究分野 :雪氷圏と気候
研究細目 :16 気候変動, 15 水循環, 5 降雪, 4 積雪分布
キーワード:雪氷気象, 気候変動, 大気大循環, 水循環
代表コンビーナ:山崎剛(東北大学)
共同コンビーナ:川瀬宏明(気象庁気象研究所), 鈴木和良(海洋研究開発機構), 本田明治(新潟大学), 本谷研(秋田大学), 山崎学(野外科学株式会社), 斉藤和之(海洋研究開発機構),
招待講演 :立花義裕(三重大学)
趣旨 :中高緯度に位置する寒冷圏は、南北両半球ともに偏西風等の大気循環場の影響を強く受ける。一方で、各々の地域の気温や降水、積雪分布は、大気循環場のほかに、高低気圧の振る舞いや地形・海陸分布に伴う局所的な影響も受けている。本セッションでは、グローバルな大気大循環からローカルな事象に着目し、中高緯度・寒冷圏の降雪・積雪、凍土、氷河・氷床、海氷、植生に影響を及ぼす気象・気候と水循環に関する研究発表を募集する。また、近年、地球温暖化等に伴う寒冷圏の気象や気候、陸面状態、水循環の変化が指摘されている。温室効果ガスの増加により、今後も地球温暖化は進行していくことが懸念されており、本セッションでは、上記に加え、将来の地球温暖化によって起こりうる寒冷圏の気象・気候・水循環の変化についても議論したい。(日本雪氷学会 気象水文分科会)