タイトル :オープンサイエンス (研究成果、データ、手法のオープン化)の雪氷学への応用と展望
研究分野 :その他
研究細目 :43 その他
キーワード:オープンアクセスジャーナル, データジャーナル, オープンデータ, オープンソースソフトウェア
代表コンビーナ:縫村崇行(千葉科学大学)
共同コンビーナ:阿部隆博(北海道大学), 矢吹裕伯(国立極地研究所), 松岡健一(ノルウェー極地研究所)
趣旨 :近年、科学へのアクセス性を高め、知の創出とイノベーションを推進させるため「オープンサイエンス」という概念が広がっています。2015年には内閣府にて公的研究資金による研究成果の社会への還元についての検討会が実施されるなど、国内でも認識が高まっています。 雪氷学分野の例では、Open Access (OA) journalとしてはEGUのTheCryosphere やData journalとしてNatureのScientific Dataなどが注目されてきています。また欧米の研究機関では多くの衛星データをOpen Data化しており、広域での雪氷圏の動態を扱った研究で活用されています。本セッションではOA Journal、Data Journal、Open Data、Open SourceSoftwareに焦点をあてて、それらの利活用の実例についての紹介や総合討論を行い、効果的に雪氷学研究を推進するための情報交換を目的とします。