大垣市環境衛生課編集 大垣市の身近な自然II 「水門川のトリ」より
(夏)夏期にみられる (鳥)冬季にみられる
よく見られる鳥
ゴイサキ
ケリ
セグロセキレイ
オオヨシキリ(夏)
カララヒワ
ツグミ(冬)
ムクドリ
トビ
ツバメ(夏)
スズメ
ハシボソガラス
時々見られる鳥
コサギ
アマサギ(夏)
カルガモ
ユリカモメ(冬)
カイツブリ
キセキレイ
ハクセキレイ(冬)
セッカ
ホオジロ
ヒヨドリ
モズ
ヒバリ
キジバト
ハシブトガラス
まれに見られる鳥
アオサギ
コガモ(冬)
オアジサシ(夏)
イソシギ
アオジ
コチドリ(夏)
ヒクイナ(夏)
カワセミ
キジ
コサギ
全身が白い小形のサギ。
一般にシラサギとして知られているが、全身の白いサギには外にチュウサギ、ダ イサギがいる。
くちばしと足は黒いが足のゆびだけが黄色いことで、英語でイエロースリッパと もいわれ、他のシラサギと区別できる。
全国的に分布し山中に集中で繁殖する。留鳥。
西濃には養老町に集団繁殖地がある。
ゴイサキ
カラスくらいの中形のサギ。
頭上と背が黒く、翼と体が灰色のずんぐりした形をしている。
昼間は休み、夕方から魚・ザリガニ・カエルなどを求め活動する。飛びながらクワックワッと鳴き「夜ガラス」ともいわれている。全国的に分布、山中にコサギ などと共に集団で繁殖する。留鳥。
カイツブリ
ハトよりやや小さく尾がないように見える、ヒョウタン形の水鳥。
もぐりがとて もうまい。巣は「ニオの浮巣」と呼ばれ、ねっからの水上生活者。
ヒナを背にのせ泳ぐ姿も見られる、どくとなくアイキョウのある鳥。
全国の湖、池に分布。
カルガモ
全身は褐色で暗褐色の斑点があり顔が白っぽく見えるアヒルくらいの大形のカモ 。オスもメスと同じように地味であるが、くちばしの先が橙色で白っぽい顔に黒 い線が特徴。
夏に見かけるはまずこのカモ。お尻が軽いため逆立ちしたかっこうで、くびだけ つっこんで水草などを食べる。
飛び立つときに、グェッグェッと鳴く。
全国の川、湖、池に分布する。留鳥。
オオヨシキリ
上面は緑黄褐色で、目の上に白線がある。
夏鳥としてアシ原に渡来、ギョギョシ、ギョギョシ、ケケシ、ケケシなどと大声 でさえずる。このため俳句などで『行行子』と呼ばれている。
繁殖は一夫多妻。全国の川、湖のアシ原にすむ。
セッカ
上面は褐色で、黒褐色の縦班がある地味な鳥。野外では、尾は黒くて先端の白は んが目立つ。スズメより小型の鳥。
草むらをヒッヒッヒッヒッと波状に鳴きながら上昇し、チャッチャッチャッと鳴 きながら下降する。