協力しようリサイクル
身近な物のリサイクル・生ごみ
身近な物のリサイクル・生ごみ
生ごみ
家庭から出る生ごみは、野菜や果物の皮、魚の骨などの調理くずと食べ残しや手をつけずに腐らせてしまった食品などの残飯などがあります。これらはみなさんの家庭ではどのように処理しているのでしょうか。また、肥料などにして自然界にもどす処理方法は他にもあります。調べてみよう。
1、可燃ごみに出す → クリーンセンターで焼却処分
大垣市の1日の可燃ごみの量は138t (平成8年度)
ゴミ収集車 約59.1台分(可燃ごみは生ごみ以外 紙、ビニール類も含む)
2、家庭の庭や畑に埋める
3、生ごみ処理容器で堆肥化する。 (コンポスト)
大垣市では生ごみを自家処理する家庭に助成金を出しています。
4、生ごみ処理機(電気式)で堆肥化する。
電気式生ごみ処理機助成金制度
A.公共施設の残飯処理(土壌改良剤)
分別が確実にきちんとできる公共施設での生ごみ(残飯、調理くず)を土壌改良剤としてリサイクルすることが行われています。生ごみは有機肥料として生きかえらせることができます。
紙やビニール袋と混ぜてしまえば、ごみでしかありませんが、食品はもともと自然からつくられたもの。すぐ土にかえすことができ、肥料分となります。
また燃やすことで生じる焼却灰をできるだけ減らし、最終処分場をできるだけ長く使うには、ゴミの量を減らさなければなりません。そこで大垣市では平成9年から公共施設の残飯処理を行いはじめました。
B.イベントで出た生ごみの処理
イベントで出る生ごみをイベント会場内にある生ごみ処理機を使って処理することがあります。生ごみ処理機では、生ごみ特有のにおいは全くしません。
会場内で出た生ごみ
生ごみが持っている水分
+
分解促進のための菌 (ミネラル)
↓
自然の中で分解されることを熱を少し加えることで、短時間に行い、堆肥化する。
C.街路樹のせんていで出るごみの利用
道路わきに、緑化のために木が植えられています。この街路樹は毎年1回せんていされていますが、これによって、枝や葉の大量 なごみが出ます。今までは焼却処分をしていましたが、ごみ減量のため何とか利用できないかと平成11年からクリーンセンターで考案、実施されました。
細かく砕いてチップ状にする
→ 公園の樹木の下に10cmくらいの厚みで敷く(浅中公園、三城公園など)
利点
草が生えにくい
保水性がある
いずれ土に返り肥料にもなる
町ぐるみ、市民ぐるみで、生ゴミの有効利用(堆肥化)を行おうとしています。
学校や幼稚園、各家庭から出た生ごみを処理機にもちより、ボランティアの方々の協力を得て、生ごみ処理機によって処理、堆肥化されています。
小学校や役場に生ごみ処理機を設置
本来生ごみは燃やして処分しなくても、自然に分解させ土にもどるもの、 土に埋めたり、堆肥にしたりして、土にかえしましょう。
生ごみの量を減らすには…
野菜などムダ使いせず、最後まで使いきる。
食べる量だけ作る。
食べ残しをしない。
必要なものだけ買う。(腐って捨ててしまうこと多くありませんか?)
他にも生ごみを減らす方法はないか考えてみよう。