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身近な物のリサイクル・ペットボトル
身近な物のリサイクル・ペットボトル
ペットボトル
ペットボトルは、私たちが身につけている服の素材であるポリエステルやフィルムに使われているものと同じ種類の合成樹脂から作られたものです。この合成樹脂をポリエチレン・テレフタレートといいますが、これを略してPET(ペット)と言っています。ペットは 軽い、透明、強い、安全、添加物を一切使用しない単一素材という理由から、食品衛生上も極めて安全である材料特性を持っています。食品に安全でかつ、軽くて丈夫であることから、びんに変わって、清涼飲料水の容器として普及しています。
ドイツでは、びんと同じように回収し、洗浄して繰り返し使われているのですが、日本では使い捨て状態になっています。ゴミに出すと、
(1)捨てても腐らない。
(2)ゴミの量 がかなりかさばる。
という問題点があり、最近になってペットボトルの生産量が急増したことから、このゴミの増加が問題となってきました。
しかし、PET(ペット)そのものが、単一素材で、繊維と同じ樹脂であることから
(1)繊維や合成樹脂としての原料として扱える。
(2)再生することが比較的容易である。
という利点も持ち合わせているため、リサイクルの取り組みがなされています。
このマークの付いた 容器がペットボトル(ポリエチレンテフタレート)素材のものです。
大垣市資源対策課のチラシから
ペットボトルはこうしてリサイクルされます。
こんなものに生まれ変わります
平成9年4月の容器包装リサイクル法の施行に伴い、指定法人((財)日本容器包装リサイクル協会)ルートで回収に乗り出しました。ペットボトル回収のモデル地区を設定し、平成9年7月から試行回収を開始しました。平成10年7月より全市を対象に、月1回の燃えないごみの日に収集しています。
毎年、入札によって決まる業者(平成11年度は、三重県にある「よのペットボトルリサイクル」、平成12年度は、岐阜県の中濃リサイクルセンター)が、輸送・保管し、指定法人による再生工場へ運ばれます。回収のために1トンあたり、88,825円かかり、その1%を大垣市が負担しています。(税金でまかなわれていることになります。)集めれば集めるほどお金がいることになりますが、ごみに出せば、焼却費用と焼却灰の最終処分場を使うことになります。
ふた・キャップは必ず取ってください。
プラスチックのふたはもえるごみに金属製のふたは、もえないごみに出してください。
中身をだしてサッと水洗いをしてください。