調べよう私たちの地域
水生生物を調べよう・水質階級・少しきたない水の指標生物
水生生物を調べよう・水質階級・少しきたない水の指標生物
◆コガタシマトビケラ
頭の先に小さなくぼみがあるのが特徴で、頭と胸は赤茶色している。腹は鮮やか なうす緑色から緑がかった茶色、あるいは茶色などいろいろな色をしている。
◆オオシマトビケラ
頭から胸にかけて固く、うすい茶色である。他は茶色から緑色でやわらかく、頭の上部の平たい部分が広いのが特徴。さなぎは石粒などを使って固ためた巣で過 ごす。
まちがえやすい生物
シマトビケラとまちがえやすい。
◆シラタドロムシ
体は固く、平たい円形か卵形で、色は黄色か茶色。足は3対あるが、背の方から は見えない。流れの速い瀬の石の表面について生活している。
◆ゲンジボタル
体は黒色で、胸の一番前の節(頭のように見える)に、トランプのスペードの 模様がある。ヘイケボタルはよく似ているが、ゲンジボタルの方が大きい。ヘイ ケボタルでは十文字型の模様がある。
◆コオニヤンマ
体は赤茶色で、薄い平らな広葉状あるいはうちわ状の形をしている。触角もうち わ形。
流れの比較的おだやかなよどみの底で生活している。
◆スジエビ
体にはこげ茶色の模様があり、海水が少し混ざっている汽水域にもすんでいる。
まちがえやすい生物
ヌマエビなどとまちがえやすい。
◆ヤマトシジミ
二枚貝で、殻は小さいうちは青緑色だが、成長すると黒色になる。
まちがえや すい生物
マシジミとまちがえやすいが、マシジミは淡水にすんでいる。
◆イシマキガイ
殻は固く、石についている。主に海水が少し混ざっている汽水域にすんでいる。
◆カワニナ
殻は細く、長い。殻の上部が欠けていることが多い(殻高1.5~3cm)。殻の表面 は黄土色またはこげ茶色で、ザラザラしている。石に付着していることもあるが 、砂まじりの川底にいることもある。塩分のあるところにはいない。