昆虫バイオサンプリング研究
~高校生×昆虫データベース研究プロジェクト、データでつなぐ沖縄の未来~
実施日:令和7年 6月 24日(水) @ OIST
~高校生×昆虫データベース研究プロジェクト、データでつなぐ沖縄の未来~
実施日:令和7年 6月 24日(水) @ OIST
沖縄科学技術大学院大学(OIST)が進める昆虫類データベース構築プロジェクトに、本校生徒が科学試料を収集し、提供するという形で参画します。高校生自身が昆虫採集の方法を考え、OISTの研究者等と協議を重ねながら遂行する教育プログラムです。本プログラムを通して、高校生は科学的な知見を広げるだけでなく、国際的な科学研究に主体的に参画する経験を積みます。OISTは高校生から調査では得られない広範囲からの標本を得ます。
2025年6月24日、球陽高校生物部の1年生4名と2年生1名が、沖縄科学技術大学院大学(OIST)主催の「昆虫バイオサンプリング研究 キックオフワークショップ」に参加しました。このワークショップは、OISTが進める昆虫類のDNA・画像データベース構築プロジェクトのスタートイベントであり、県内各高校から選ばれた生徒たちが参加しました。
沖縄は、世界でも有数の生物多様性を誇る地域ですが、昆虫に関するDNA情報のデータベース化はまだ進んでいません。今回のプロジェクトでは、高校生たちが自ら採集した昆虫を、OISTの研究チームが分析し、未来の環境保全や外来種対策に役立てていきます。
まず初めに、OIST環境科学・インフォマティクスセクションの諏訪部博士から、本プロジェクトの説明がありました。
その後、進化ゲノミクスユニットのブーギニョン准教授から研究の内容や意義に関する講義がありました(もちろん英語です)。
今後、球陽高校生物部では各自が採集計画を立て、夏に向けて実際に標本採集を行っていきます。来年1月には成果報告会が予定されており、それぞれの成果を発表する場となります。球陽高校から世界へ。小さな昆虫を通して、大きな科学の一歩が今、始まっています。
プロジェクト概要
プログラムスケジュールキックオフWS2025