研究開発概要
研究開発概要
球陽高校・球陽中学校のSSHにおける第Ⅰ期〜第Ⅲ期までの研究開発概要を紹介します
第Ⅲ期(令和6〜10年度)
「地域社会の未来を創生するグローカルイノベーション人材の育成」
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指定第Ⅱ期の研究成果を踏まえ、新たに「探究活動における多面的・総合的な評価法の開発」「探究活動の高度化プログラムの開発」「沖縄県STEAM教育コンソーシアムを活用した地域連携システムの確立」について研究開発を行う。これらの事業検証評価は生徒の意識調査や進路状況、職員生徒アンケート等に加え、開発した多面的・総合的な評価法にて行う。
探究活動における多面的・総合的な評価システムの開発
探究活動を中心とした本校のSSH事業全体を多面的かつ総合的に評価するために、球陽ルーブリック(カリキュラム・ルーブリック)及び各授業のルーブリックとポートフォリオを活用した評価システムの開発・実施を目的とする。
探究活動の高度化プログラムの開発
中高一貫探究プログラム、国内外と連携した研究交流の拡大、教員研修プログラムを開発を目的として、探究活動の深化と生徒たちの豊かな国際性及び高度な論理的思考力・表現力の育成を図る。
沖縄県STEAM教育コンソーシアムを活用した地域連携システムの確立
産学官が連携した沖縄県STEAM教育コンソーシアムを活用した地域連携システムの構築とコンソーシアムを活用して研究開発した指導技術の普及・発信を目的とする。
第Ⅱ期・経過措置(平成30〜令和4年度・令和5年度)
「国際性豊かで主体的探究心と論理的思考力・表現力を身に付けた人材の育成」
SSH第Ⅰ期で理数科生徒を対象に研究開発を行った課題研究の指導法の成果を踏まえ,主対象生徒を国際英語科に拡大し,文系分野における探究的なプログラムを研究・開発する。さらに,理数分野において高い意欲と突出した能力のある生徒に対応する中高一貫の人材育成プログラムを研究・開発する。また,通常授業においても探究する力を育成する授業実践を推進し,全校体制で「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた研究とその指導と評価の一体化について研究を深め,SSH第1期における国際社会で主体的に行動できる英語表現能力を育成するプログラムを改善・発展させて,以下の3つの柱で人材育成の研究を行う。
幅広い知見を身に付けた主体的な探究心の育成
探究活動を通した論理的思考力と表現力の育成
対話的な協働実践力と国際性豊かなコミュニケーション能力の育成
第Ⅰ期(平成25〜29年度)
「創造性・国際性豊かで多面的な視点を用い合わせた科学技術系人材の育成」
幅広い科学的素養を身に付けた人材を育成するプログラムの開発
理数科で既に実施している理科4領域必修に加え、学校設定科目「SSH探究I」において理数全領域の基礎的・発展的探究方法を学習することで、特定領域に偏らない幅広い科学的素養を身に付けた多面的な 視点を持つ人材の育成を図った。
探究活動等を通した知的好奇心・探究心・表現力の育成
琉球大学と連携した科学系部活動によるグループ探究活動、研究者等による講演会、大学企業研修や野外実習等の校外研修活動を通して、知的好奇心に満ちた創造性豊かな人材の育成を図った。
国際社会で主体的に行動できる英語によるコミュニケーション能力の育成
JICA研修員との「地球温暖化」をテーマにしたグループコミュニケーション授業、沖縄科学技術大学院大学の外国人研究者との交流、県内アメリカンスクールの生徒と実験を通したコミュニケーション活動 を通して、国際性と英語によるコミュニケーション能力の育成を図った。