那覇空港から台湾桃園国際空港を経て、17:45にバンコクスワンナプーム国際空港に到着しました。
空港では、オンカラック校(ODS)の先生や生徒が出迎えてくれました。
その後、宿泊先のODS学生寮で夕食をすませ、寮内でゆっくりと過ごしました。
午前は、共同研究を行うODSの生徒10名と一緒に、Welcomeセレモニーやチームビルディングなどの文化交流を行いました。
お昼は、タイの伝統的な料理"パッタイ"をみんなで料理しました。
午後は、ODSのキャンパス内でOIST研究員の指導のもとアリ採集を行いました。
午前は、タイ国のアリ分類の第一人者である、タイ自然史博物館のWeeyawat Jaitrong博士による講義を受けました。タイのアリの多様性に驚かされました。その後、貴重な標本を見せてもらうことができました。
講義後は、博物館敷地内でアリの採集を行いました。博士によると約50種類のアリがいるということで、採集にも熱が入りました。
ランチは博物館構内でいただきました。移動のバスが気持ちよかったです。
雨緑樹林の森林を求めて、ODSがある市街から離れた大学演習林のWhan Nam Khaio Forestry Student Training and Research Station (WFTRS) に向かい、アリを採集しました。ここは国立公園内にあるため、アリ採集の許可申請もしています。普段ではできない貴重な体験をすることができました。
昨日とは真逆の環境で、バンコク市街地の真ん中にある公園でアリを採集しました。生息環境によりアリの種類がどのように違うのか、結果が楽しみです。
夜は、クロージングセレモニーを開催していただき、生徒と引率者全員一人ひとりに修了書が授与されました。
短い期間でしたが、非常に充実した共同調査でした。
今日は早朝に起床し、バンコクスワンナプーム国際空港に向かいました。朝日が気持ちよかったです。
来年は、もっとパワーアップして戻ってきたいと思います。