このページでは、大学の制度を使って留学することを想定したFAQを紹介しています。
大学の制度を使わずに留学する場合には当てはまらないこともありますので、ご注意ください。
IELTSのスコアを上げるなどの具体的な目標がある場合だと、国際センター主催のIELTS講座、BBCでリスニングの勉強、オンライン英会話等を活用してみるのも一つです。ただし、目先の目標に囚われるのではなく、まずは授業(英語で法律を学ぶ授業、リーディングの授業等)にまじめに取り組み、普段の学修を充実させて、留学につなげていくことが大事です。
交換留学で長期留学をする場合は、TOEICではなく、TOEFLやIELTSのスコアが必要です。最終的に留学前には700点前後の英語力を身につけていると思われます。実際の語学要件は留学を希望する大学によって異なります。詳しくは募集要項で確認をしてください。
ただ、入学時のスコアに基づいて留学を諦めないでください。集中して勉強すれば語学力は伸ばせますし、次のような方法でステップアップしてみていくのも良いでしょう。
例1)やる気応援奨学金の英語分野に応募し、英語を勉強する。
→TOEIC400点程度で応募し、計画的に準備をしてやる気をアピールすることで奨学金を獲得した学生もいます。
例2)短期の留学プログラムに参加し、英語力を伸ばしてから長期留学をする。
TOEFLが使える大学もありますが、語学要件は留学を希望する大学によって異なりますので募集要項で確認をしてください。
過去に留学したことがある学生によると、国際センターで情報を入手したり、全学メールに送られてくるメールは都度確認したりして情報収集をしたそうです。
国際センターでは「留学Infoライブラリー」というmanabaのコースを設置し、留学した先輩の留学報告書、留学説明会のスライド資料や動画など、留学を考える皆さんに役立てていただける資料や情報を提供しています。
閲覧には登録申請をする必要があります。以下のURLにあるフォームから申請してください。
▼中央大学>留学関係資料
https://www.chuo-u.ac.jp/international/outbound/material/
英語と比較すると母数が少ないかもしれませんが、そういったケースはあります。
法学部が用意しているフランス語やドイツ語のインテンシブコースなどを履修後、やる気応援奨学金の海外語学研修部門を利用して一か月渡航し、更に語学の勉強をしたあと、交換留学生としてフランスの大学でフランス語で授業を受けて単位を修得して帰ってきた学生もいます。
環境は留学先によって違いますので、一概には言えません。安心して留学するためにも、行き先を慎重に選ぶことが大事です。いきなり長期留学に行くのではなく、まずは短期留学プログラムを試してみるのも一つの選択肢かもしれません。いずれにしても事前にしっかりと情報収集を行い、準備しましょう。
ボランティアとしてホームレスの人にお食事を届けることに参加したり、学校のクラブ活動に参加したりした方はいます。大学によっては、ボランティアやスタートアップのプログラムを提供してくれることもあります。ただ、内容によっては事前に中央大学に届け出る必要があります。
安全と言われている地域や都市でも、通り一本隔てると治安が悪かったり、深夜早朝など人通りが少ない時などは注意が必要だったりします。事前に徹底した情報収集を行い、それに応じた対策を取ることがどこへ行く上でも重要です。
授業の開講形態にかかわらず、交換留学・認定留学中は本学の授業を一切履修することはできません。
履修登録した科目があったとしても、後日削除されます。
履修している科目が「演習科目(基礎演習、法学基礎演習、専門演習)」「インターンシップ」「FLP演習」であり、かつ春学期は履修して秋学期から留学に行く場合には、帰国直後の秋学期に限って継続履修をすることができます。
そのほかの科目は継続履修の対象になりません。
演習科目の選抜方法は教員によって異なります。
面接審査が行われる場合には、担当教員に「留学中のためオンラインで面接をしていただけるか」などを確認してください。
また、演習を履修する年度の春学期まで留学している場合には、「春学期まで留学しているため、履修は秋学期のみになる」ことをあわせて担当教員に伝え、了承をもらってください。
基礎演習、法学基礎演習、専門演習はすべてセット科目であるため、履修する年度の春学期に履修登録を済ませなければなりません。
留学中であっても、春学期の履修登録時に春学期・秋学期の履修登録を必ず完了してください。ただし、春学期に開講している部分は留学中で履修できないため、後日事務室で履修を削除します(秋学期の科目は残ります)。
春学期に履修登録をし忘れた場合秋学期から履修できなくなりますので、ご注意ください。
留学前にあらかじめ担当教員からその話を聞いた場合には、担当教員に個別に帰国後に履修する演習について相談し、受け入れ先のゼミを探すなどの対応をしてください。
あわせて法学部事務室にも状況を報告してください。
留学中や帰国後に開講されない事実を知った場合には、速やかに法学部事務室に相談してください。
2023年度以降の入学生の場合、4年次で卒業要件に含まれる科目のうちから2単位以上を修得する必要があります。
留学先大学で修得した単位が認定されれば4年次の修得単位としてカウントできますが、遅くとも12月中には単位認定の申請をしていただかなければ手続きが間に合いません。また、認定結果が出るまで卒業見込が立たないため、卒業見込証明書の発行ができませんのでご注意ください。
必ず3月で卒業したい場合には、4年生の留学は半年間にし、留学していない半年のうちに本学で単位を修得することをおすすめします。
1年間留学する場合には30単位、半年間留学する場合には「学期の最高履修単位」もしくは「年次の最高履修単位数から留学年度中に本学で履修した単位数を差し引いた単位」のうち少ない単位数が単位認定の上限になっています。
認定される単位数は個人差がありますので、具体的な数字はお示しできません(少なければ数単位、多ければ上限ギリギリの場合もあります)。
なお、複数回交換留学・認定留学する場合に、本学以外の教育機関で修得した単位が在学中に60単位までしか認定できませんのでご注意ください。
留学先大学で修得した単位の認定の考え方としては、「留学先大学の科目を中央大学のカリキュラムの適切な区分に組み込む」ものであると認識していただけるとよいかと思います。
留学先の科目と本学の科目は別の科目ですので、似たような科目を本学ですでに単位修得していても、審査の結果認められれば単位認定は可能です。
たとえば、本学で「ミクロ経済学」の単位を修得した状態で留学先大学の「ミクロ経済学」を履修し単位修得した場合でも、審査の結果留学先大学の「ミクロ経済学」の単位の認定が認められる可能性があります(本学の「ミクロ経済学」も単位修得したままです)。
履修の段階で単位認定の可否や適切な算入先区分についてお伝えすることはできませんが、ご自身で算入先区分を検討する際の考え方についてはお伝えすることができます。
たとえば法律学科企業コースの学生がドイツで「法学入門」という科目を履修した場合、その内容が本学の「外国法概論1」の内容に近しければ、企業コースの「基本科目 基本科目B」の区分が適切かもしれません。
あるいは「地域創成論」のような科目を履修した場合、政治学科地域創造コースの学生ならば「コース科目 基幹科目」、政治学科国際政治コースの学生ならば「自由選択科目」のように、所属している学科・コースによって適切と考えられる区分は異なってきます。
また、「金融論」という名前の科目であっても、実際に授業で取り上げられた内容によって算入先区分が変わる場合があります。かなり基礎的な内容を取り扱ったのであれば基本科目や基幹科目に入るかもしれませんが、その地域の歴史・文化などの背景を交えながら金融にまつわるピンポイントな分野について講義する発展的な内容であったのであれば発展科目のような区分に算入すべきかもしれません。
自分の学科・コースで主に学ぶべき範囲の周辺領域を取り扱うような科目の単位を修得した場合には、内容によって自由選択科目や総合教育科目などが適切か確認してみるとよいと思います。
単位認定を申請するかどうかはご自身で検討してください。
もちろん申請しないことも可能です。
申請の期限を過ぎての単位認定申請も受付しませんので、申請するかどうかは早めにご検討ください。
留学先で単位を修得した外国語科目の認定はできません。
外国語科目で認定できるのは、
①留学先で単位を修得した専門教育科目の授業で使用されていた言語
②英語もしくは本学において第2外国語として登録している言語
③留学していた年次以下の年次に配当されている、未修得の必修外国語科目
以上3つの条件をすべて満たす、法学部のカリキュラム上にある科目です。
外国語科目だけは、留学先大学の科目として認定するのではなく、本学の科目として認定します。「留学先で専門教育科目の単位を修得できるレベルで当該言語の運用能力を有していることをもって単位の認定をする」と考えていただくとわかりやすいと思います。
もちろん未修得クラスを履修して単位修得を目指すこともできますが、単位が認定されれば未修得クラスを履修する必要はありません。
なお、留学先で単位を修得した外国語科目は単位認定の対象にはなりません。
完成している書類を帰国後1ヶ月以内にすべて提出してください。
大学のポータルサイト等で成績が発表されている場合は、そのページのスクリーンショットやPDFを一緒に提出してください。
あわせて、留学先大学に「いつ頃に成績証明書が発行されるか」を問い合わせ、その結果を法学部事務室に知らせてください。
法学部事務室では、成績証明書の提出に先んじて申請書類の確認を進めます。
課題のためのグループワークなどは授業時間として認められません。
ただし、「サブゼミを実施すること」「サブゼミの実施時間(週何回、1回あたり何分など具体的な実施時間が分かる情報)」がシラバスに記載されている場合のみ、サブゼミは授業時間数に含むことができます。
試験の日は授業時間に含められません。
中間試験や期末試験などは授業の回数から差し引いて計算してください。
認定できません。
外国語科目として認定できるのは、英語もしくは第2外国語として登録されている科目(このケースの場合はドイツ語)のみです。
可能ですが、手続期間は非常にタイトです。
5月末までに単位認定申請書類を提出していただく必要があります。
留学先大学の成績証明書がここまでに発行されない場合は、発行時期を確認したうえで法学部事務室に早めに相談してください。
書類を初めて提出されてから書類が完成するまでに2~3週間、そこから法学部での審査や手続きに1~2ヶ月程度かかります。
タイミングによっては各学期の履修登録期間終了までに認定が間に合わない場合もありますので、ご注意ください。
法学部事務室では、法学部内での制度や手続きに関するお問い合わせについてのみ対応が可能です。
渡航に関する質問は、国際センターへお寄せください。
また、長期留学経験者に直接相談できる「SIPS留学ステーション」の利用もご検討ください。
国際センターへご相談ください。
交換留学先大学に寮がある場合、国際センターを通じて申込ができる場合があります。
また、特にヨーロッパでは住居探しが難しいことがありますので、早めに家探しを始めることをおすすめします。
中央大学法学部として、留学先で履修しなければならない単位や修得しなければならない単位は定めていません。
極端な話、1単位も修得できなくても、特にペナルティはありません。
ただし、留学ビザの要件等の事情から、留学先大学側から最低履修単位数などが提示されることがあります。
その場合は、留学先大学の指示に従って履修してください。
法学部の在学生に同じ大学に留学経験がある学生がいる場合、紹介できることがあります。
希望される場合は法学部事務室にご相談ください。
また、長期留学経験者に直接相談できる「SIPS留学ステーション」の利用もご検討ください。
過去に留学経験者から聞いたものでは、ビザ代が思ったよりも高額だったそうです。
通常で数万円、高い国だと20万円近く発行にかかる場合があります。
自分の留学先のビザの発行に必要な費用はあらかじめ調べておきましょう。
ほかにはヨーロッパ圏の家賃、留学先大学で加入を求められる保険料なども、予想外に高額である可能性があります(保険への加入は留学先大学によって扱いが異なります)。
4年生の秋学期から5年生の春学期まで交換留学・認定留学している場合には、自動的に卒業延期の対象者となります。
法学部事務室から卒業延期の意思確認をメールでしますので、必ず返信してください。
可能ですが、卒業要件を充足するほか秋卒業の申請が必要になります。
例年卒業延期者の秋卒業申請は1月に受付をしています。
詳細な手続期間や手続方法は、「秋卒業」のページで確認してください。
行くタイミングによると思いますが、確かにスケジュール面では厳しくなる場合もあります。ただ、企業によっては留学中の学生用の面接スケジュール(キャリアフォーラム等)を設けている所もあるので、不利なことばかりではありません。情報収集をしながら進めて行くのが良いでしょう。
国際センターのQ&Aページを確認したうえで、必要に応じてキャリアセンターに相談してください。
帰国後に就職活動をされ、その年に卒業される方もいれば、卒業を一年遅らせて就職活動される方もいます。企業によっては留学生用の枠を設けているところもあります。また、留学中にボストンキャリアフォーラムという留学生向けのプラットフォームを使い就職活動している方もいました。インターンシップ制度を使って就職された人もいます。情報収集をしながら進めていくのがよいでしょう。
留学しても、多くの方は4年で卒業しています。まずは卒業に間に合うスケジュールを立ててみましょう。ただ、4年間で卒業する、ということだけに拘りすぎない方がいいと思います。4年半または5年在籍しても、留学をして経験を積み、「何を学んだか、何を得たか」ということを明確に伝えられれば、就職活動においてマイナスになることはなく、むしろプラスに作用します。
可能にするためにはどうすればよいか、という視点から考えてみましょう。MSHアドバイザーやキャリアセンター、実際に留学を経験した先輩などに相談しながらチャレンジしてみてください。
「法曹を目指す人に役立つ」というプログラムはありません。人の役に立てる法曹になるために必要な知識や素養は何か、それを身につけるために何が必要なのかを考え「留学(先)で何を学びたいのか」を明確にするところから始めましょう。そうすれば、留学先の大学が選びやすくなります。またMSHアドバイザーや実際に留学を経験した先輩などに相談してみることで、自分が学びたいことが見えてくるかもしれません。
また、ミュンヘン大学のサマープログラム(MUST)への参加者を毎年募集しています。
高度なプログラムですが、関心があれば「MUSTプログラム」のページを確認してください。
含まれます。履修を考えている場合には、この分の単位も年間・学期の履修登録単位数に含めて計算してください。