どうだった?
法曹演習を受けた先輩たちの声

★柳川重規教授による法曹演習のすすめ

法曹演習ガイダンス.mp4

どうだった?法曹演習 

履修生の声

法曹演習という科目名から、厳しそう、ついていけないかもしれない…などと感じていませんか?

法曹を目指す!と強い信念をもっている人も、シラバスを読んで実務家による授業に興味を持った人、法曹一貫コースに興味がある方、どんな方でも1年生であれば、応募する資格があります。

法曹演習は、第一線で活躍されている法曹実務家教員から少人数ゼミ形式で学べる貴重な機会です。また1年次のみ履修科目となっています。視野を広げる第一歩として1年次でしか履修できない法曹演習の扉をたたいてみてください。

実際に法曹演習を履修した卒業生や在学生の方にインタビューした内容を掲載しました。

Aさん 

2020年度法律学科卒業 
学部在学中に予備試験合格を経て、2020年度司法試験合格、2021年5月現在司法修習中 

1年生の時に履修した法曹演習で印象に残ったことや思い出を聞かせてください。

私が受講した法曹演習は、原告・被告・裁判官役に分かれて、先生が実際に扱った事件をもとに議論するという内容でした。授業外で班員と議論をし、自分たちの考えをすり合わせた上で、授業では役に分かれて議論しました。法曹演習を受講する人たちは司法試験を目指す志が高い人たちが多いので、これらの議論を通していつも周りの人たちに感化されていました。実際に受講生の中には学部2年生のときに予備試験の短答を突破する人もいました。このように司法試験に向けて一生懸命に勉強している同級生と実際に議論を交わして切磋琢磨できた法曹演習でした。

どのような授業でしたか?実務家教員と大学教員から教わることの違いや1年次配当科目であることの意義などは感じましたか?

 私の受講した法曹演習では、実務家の先生が担当された実際にあった事件について、実際の証拠資料を基に模擬裁判を実施しました。証人役は先生が担当してくださり、実際に尋問も経験しました。司法試験の勉強では、登場人物がX、A、甲などと置き換えられているので、自分たちが今勉強していることがどのように社会に還元されているのかが分からず、試験のために勉強しているという感覚になります。しかし、法曹演習では、実際に起こった紛争を扱うことで、社会ではどのような紛争が起こっているのか、自分たちが学んでいる法律はその紛争を解決するためにどのように使われているのか、自分たちが目指している弁護士や裁判官はどのように紛争解決のために働いているのかが分かります。大学の他の授業ではどうしてもアカデミックな内容になってしまうので、そのようなことに気付けることが実務家から教わる法曹演習と他の授業との違いなのではないでしょうか。また、そのことを早くから意識して勉強に臨めるように1年次の配当科目として法曹演習が存在しているのだと思います。

法曹演習受講は、その後3年間の履修や学習への影響はありましたか?

正直法曹演習を受講したからと言ってその後の大学生活に大きな影響を与えたわけではありませんでした。しかし、司法試験に合格して現在司法修習生という身分になって初めて法曹演習で学んだことの大事さを実感しています。司法修習でもまさに「生の事件」について同期や実務家の先生方と議論しますが、今振り返ると修習と同じことが学べる唯一の授業が法曹演習でした。司法試験合格前に実務家の先生方から教わる機会はそう多くないです。しかし、実は司法試験の採点官は学者よりも実務家(弁護士・裁判官・検察官)の方が多いです。その意味でも、実務家の視点を学べる法曹演習の機会を大事にしてほしいです。

中央大学に進学して良かったことを教えてください。

中央大学は間違いなく日本で一番司法試験に向けての学習環境が整っています。私は正直、第一志望の大学に落ちて中央大学に進学しました。しかし、中央大学に進学していなかったら、在学中に司法試験に合格していなかったと思います。胸を張って中央大学に進学して良かったと思います。新入生の皆さんも中央大学の学習環境・司法試験合格のためのノウハウを存分に利用してください。

予備試験を目指すうえで、大切なことを一つだけといったら…

あまり精神論的な話は好きではありませんが、予備試験を合格するために重要なことは、「絶対に合格する気持ち」「諦めない精神」だと思います。中央大学では毎年多くの学生が予備試験に合格していますが、当然それよりも多い人たちが落ちてしまっています。合格する人とそうでない人の決定的な違いの一つが、自分が合格すると信じているか否かだと思います。予備試験は難しい試験です。落ちて当たり前の試験と言われれば確かにそうでしょう。しかし、合格する人は、自分は絶対に合格するんだというマインドを持っています。合格出来たらいいなという気持ちでは絶対に合格できません。私も合格しなければならないものという気持ちで予備試験に臨んでいました。法律の知識や試験のテクニック的なことは中央大学・法職講座のカリキュラム通りに勉強を進めれば自然に身につきますし、毎年優秀な司法試験合格者が講師となって指導にあたってくれます。そこのところは安心して、「予備試験は絶対合格してやるという気持ちで最後まで諦めない人だけが合格できる」、このことだけは覚えておいてください!

Aさんは、より高みを目指すために、今後どのような学びを深め視野を広げたいと考えていますか?

私は大学4年間法律の勉強しかしてきませんでした。その弊害からか例えば修習のテキストの事例で「車両保険」を利用したか否かが争点になった際、「そもそも車両保険って何だ…」となり、焦ってその場で調べました。事件は常に社会で起こっています。法律の知識だけでなく、経済・税金・心理学などの一般教養や様々な業界の常識・慣習を身につけることも実務家として働いていく上で欠かせないのではないかと思います。司法試験を目指している新入生の皆さんも法律に限らず、興味のある分野については勉強してみて下さい。絶対に将来どこかで役に立つと思います。

法曹を目指している学生に一言お願いします。

司法試験は日本で最も難しい試験の一つだと思います。しかし、これまで多くの先輩方が中央大学で勉強し、司法試験に合格し、そのノウハウ・メソッドを後輩のために残してきました。中央大学の良さはこのように「上からの恩を下に返す」ということにあると思います。中央大学は司法試験に合格するための環境が整っています。この環境を思う存分使って、司法試験に合格してください!


Bさん
2020年度法律学科卒業 学部在学中に予備試験合格を経て、2020年度司法試験合格  

1年生の時に履修した法曹演習で印象に残ったことや思い出を聞かせてください

法曹志望の学生と知り合うことができたことが良かったと思います。授業では、特定のテーマについて発表する際、自分の意見をのべる機会がありました。そのとき、自分の意見がどのようにすれば説得的になるか、試行錯誤したのを覚えています。また、担当の先生が、その意見が実務的にどのような評価を受けるかを教えて下さったことも良い経験となりました。

今、振り返ってみて、法曹演習での学習は、その後の学習にどんな影響や変化がありましたか?

論文を書く時に、自分の文章が他人からみても説得的かどうかを意識するようになりました。

実務家教員と大学教授から教わることの違いがあると思うのですが…

大学教授からは、法律論や法律的思考などを教わり、一方実務家からは、それがどのように運用されているかという観点から教わるという違いがあります。また、後者の授業は前者よりも、実際の事例が扱われることが多いと感じました。

なぜ中央大学の一年次のみ配当科目として法曹演習が存在すると思いますか?

早い段階で法律実務のイメージをつかませるためではないでしょうか。また、法律を単なる試験勉強としてではなく、実際に社会で運用されているものという意識を持って、学んでほしいという考えがあるためだと思います。

法曹を目指している新入生に一言お願いします。

中央大学は、法曹を目指すにあたって必要な環境が整っています。法職講座やゼミなど、司法試験合格を目指すにあたって適切な環境が整っており、それらを活用できました。特筆すべきは、司法試験を目指す学生が多いため、自分と同じ法曹志望という目標を持つ友人と出会うことができたということです。そして、そのような友人の存在は、時に勉強の励みとなりました。そのことからも中央大学に進学してよかったと思います。コロナ禍で制限はあると思いますが、同じ目標を持つ友人を見つけて、ともに勉強を頑張って頂きたいと思います。

Aさんは、より高みを目指すために、今後どのような学びを深めたいと考えていますか?

国際的な問題に対処できるように、語学力を磨きたいと考えています。

Cさん
2019年度入学 国際企業関連法学科に在籍。法律専門職養成プログラム履修中  

他学科履修として法曹演習を履修した理由を聞かせてください。

まず、履修するきっかけとなったのは、将来、企業内弁護士または企業の法務部など法律に関連した職への就職をなんとなく考えていたため、企業内弁護士として実務を重ねている先生のお話を直接聞いてみたいと思ったからです。たまたま法律学科の友達が法曹演習について話しているのを聞き、実務について知れる良い機会なのではないかと思い履修しました。

履修してみていかがでしたか?

わたしが履修した法曹演習の先生は、当時は企業内弁護士として活躍されている方だったのですが、ほかにも国際機関や官庁でのインハウスローヤーとしての職務経験やアメリカでのLL.Mの経験をお持ちでした。先生の多岐にわたる経験談はすべて魅力的で、私は企業内弁護士になりたいと考えていたのですが、企業内弁護士といってもその態様は様々であることを知ることができました。この授業を履修する前と後では弁護士という職業に対する解像度が高くなったように感じます。さらに、一概に弁護士といってもその職務内容はさまざまであると知ることができ、視野、または将来の幅が広がったであろうことを強く感じました。

法曹演習の受講は、法律専門職養成プログラムや他の科目など、その後の学びにどのように影響していますか?

法曹演習の履修により、弁護士の実務についてのイメージが明確になったことは、その後の勉強のモチベーションの向上に大きく関係していると感じています。海外で海外の法律に触れてみたいと思い、専門総合講座のアメリカ研修に参加しましたが、法曹演習を履修してなければそのように思うことはなかったでしょう。また、法律専門職養成プログラムの履修を決めたのも、法曹演習を履修して法曹の道にすすみたいという思いが固まり、そのために効果的な授業を受けたいと思ったからです。法曹演習の履修は、私のその後の進路を選ぶうえで大きな要因の一つとなっています。

大学の統計では国際企業関係法学科から法曹を目指す学生は少ないのですが、履修を迷っている新入生に一言お願いします。

実務に携わっていらっしゃる弁護士の方から直接、しかも少人数クラスで話を伺うことができたり、質問に答えていただけたりすることは大変貴重な機会だったと感じています。もし少しでも法曹や法律に関連する職業に興味があるなら得られることはとても多いので、履修することを強くお勧めします。また、そこまで興味ないという人も、法学部生として法曹とはどのような職業なのかを知るのに良い機会になると思います。

たしかに国企から法曹を目指す学生は少ないですが、法律知識だけでなくグローバルな視点をもった法曹になることのできるチャンスだと思いますので、一緒に頑張りましょう!

Dさん 
2019年度入学 法律学科に在籍
法曹一貫教育プログラム履修中 

法曹演習は最初から履修しようと思っていましたか?

法曹演習の存在自体は、入学当初から知っていたため、最初から履修を考えていました。履修した法曹演習で印象に残ったことや思い出を聞かせてください。私が履修した法曹演習は、民事系(主に不動産関連)の訴訟を実際に体験してみるものでした。原告代理人・被告代理人・裁判官と3役に分かれ、代理人は主張立証の準備や口頭弁論、裁判官側では双方の準備書面や口頭弁論での陳述をもとに判決文を作成するなどしました。1年次(前期)は民法総則という実体法を学びましたが、それが実際に実務ではどう使用されるのか、また裁判手続きの流れなどを学ぶことはでき、非常に勉強になりました。

法曹演習での学び(実務家教員とのやりとり)を通じて、問題意識の持ち方や表現能力などに変化はありましたか?

まずは、実務を体験することによるモチベーションの向上が法曹演習の大きな役割としてあげられるように思います。その他、単に法律論で終わることなく、なぜこのような条文が存在するのか(条文の趣旨)や、実際の裁判手続きでの主張反論の場面をも想定しながら学習ができるようになりました。3年次で学びたいことや目標を教えてください。3年次では、まずは基本7科目を中心に学習したいと考えています。また、法科大学院進学に向け、まずは基礎知識を固めることを目標に学習に励みたいと思います。

普段の学習や生活についてお聞きします。

予習・復習など、自学で心掛けていることを教えてください。インプットよりアウトプット重視の学習を心がけています。どうしても教科書の通読など、インプット重視の学習になりがちですが、いくら教科書を読んでも実際に答案は書けません。答案をできる限り多く書き(答案構成だけのものも含め)、アウトプットをすることにより、効率的なインプットも可能になるため、アウトプット重視の学習が今私が心がけていることです。

Dさんは、遠方から上京して学んでいらっしゃいますが、苦労していることはありますか?

私自身は寮生活をしていたため、掃除や洗濯は特に苦労はしませんでしたが、料理には苦労しました。インターネットにはさまざまな料理レシピサイトがあるので、参考にして作っています。また、料理は何かと時間を取られるので、まとめて作っておくのも時短の一つの方法かと思います。確かに料理は家事のなかでも一番クリエイティブな作業ですから、手間はかかりますよね。

履修を検討している新入生に一言お願いします。

履修をしない!という強い決意がある方を除いて、悩んでいる方も悩まずにまずは履修するべきかなと思います。"法曹"演習という授業名ですので、法曹を志していない方は履修しなくてもいいと思うかもしれません。しかし、この授業で学ぶ思考方法は普段の大学の授業でも大いに役立つと思います。中央大学法学部で開講されている授業の中で、最も取るべき授業だと思いますし、私自身も今一番取りたい授業が法曹演習です。

Eさん
2019年度入学 政治学科に在籍。 

政治学科生として法曹演習を履修した理由やきっかけを教えてください。

一年生の時に法律学科への転科を考えていて、法律学科の選択必修になっていたからです。履修した法曹演習で印象に残ったことや思い出を聞かせてください。私が履修していた法曹演習は、法律に関するテーマに限らずディスカッションをする形式でした。そのため、必然的にほかの履修生とコミュニケーションをとる機会が多かったので、交友関係が広がりました。私は法曹演習で出会った友達と未だに会ったりしています。演習科目の最大のメリットのうちの1つとして、友達が作りやすいことだと思います。オンライン授業が多く、大学に入ってなかなか大学の友達ができず不安になっている方も多いと思いますが、もし対面形式の法曹演習があるのなら、交友関係を広げるチャンスだと思います。法曹演習での学び(実務家教員とのやりとり)を通じて、問題意識の持ち方や表現能力などに変化はありましたか?先述の通り、私が履修した演習は法律に限定したものではありませんでした。それにも関わらず、担当の弁護士の方が法律以外のテーマにもしっかりとした見識を有していらっしゃり、その日のテーマに的確な指摘をされていました。また、学生のうちはまだ時間があるから、様々な体験をしたほうが将来深みのある人間になれると仰っていました。それを受けて、将来弁護士になるためには、法律だけでなく幅広い社会問題や学問分野に興味関心を持たなければならないのだと思い、政治学科で学んでいることの意義を改めて実感しました。

2021年5月の予備試験(短答試験)を受験されたそうですが、いかがでしたか?

予備試験は難関であることは間違いないですが、下級生のころからやるべきことは確実にこなして、正しい努力をすれば十分通用する試験だと思いました。今後の目標を教えてください。在学中に予備試験合格に合格することです。

大学の統計では政治学科から法曹を目指す学生は少ないですが、履修を迷っている新入生に一言お願いします。

「法曹」演習という名前がついていますが、法曹志望ではない履修生も結構いましたし、実務家とコミュニケーションが取れる貴重な機会だと思うので、興味があれば履修してみてください。政治学科の学生も自分だけではなかったですし、特別法律の勉強しなければついていけないということはないと思うので、臆せず履修してみてください。

2020年度 法曹演習履修後のアンケートより

法曹演習の全ての講義がオンラインという難しい年でしたが、履修者全体で議論を交わすという学生に配慮された講義であったという点は、非常に満足しています。だからこそ対面で実施されていれば、より質の高いものになったのではないかという後悔もありますが、それは仕方のないことなので納得しています。履修が間違っていなかったと思える、貴重な講義でした。

--法律学科/ロー・スクールへの進学を考えている

法曹志望と決めていなくても、必修の授業でならったもののアウトプットの場にもなったと思います。ほんとに法曹演習を受講してよかったと思います。

--法律学科/進路はまだわからない

事例がかなり難しく授業を受けるまでは分からないことが大半でしたが、丁寧に一つずつ解説をして頂いたため終わった後には理解ができ、得るものが多く非常にためになる授業でした。

--法律学科/在学中の予備試験受験を視野に入れている

履修して良かったです!先生の親身な解説によって、他の授業では身につかないような観点を得られました。

初めて課題を出すときは戸惑いました。予備校に通っていなかったため、体裁や構成が分からなかったからです。しかし、結果的には良かったと思います。なぜなら先生やゼミ生のお話、書籍による自習により一から学ぶ姿勢が身についたからです。

--政治学科/法曹3者以外の法曹(司法書士、裁判所事務官など)を考えている

単なる勉強とは異なる、実務的な面を多少なりとも知ることが出来たことにより、法曹という職業を目指す事への実感、意欲が高まった。

--法律学科/在学中の予備試験受験を視野に入れている

中央大学では、直接、法曹三者の方から教わる機会はたくさんありますが、このような実務事情を聴ける講義は有数であると思います。是非とも、法曹志望の後輩は積極的に参加することを強くお勧めいたします。

--法律学科/ロー・スクールへの進学を考えている

毎回実際に先生が経験された事案を扱っていただけるので、普段の法律の授業とは違う方面から法律に関わることができ、法律の面白さを新たに発見することができました。また普段、参考書などで法律を勉強していると難しく、近づきにくいように感じていたのですが、法律が実際に活用されていることを感じることができ、法律を身近に感じられました。

法律の面白さをまだ発見できていない方にも法律をより深く勉強したい方にもとてもおすすめしたい講座です。

--法律学科/ロー・スクールへの進学を考えている

私は自分の将来像をある程度持っていたので、木内先生のプロフィールや講義内容を参考にしてこの授業を選びました。そして、この授業を通して先生の経験談を聞くことで、より明確に将来のビジョンを描くことができたように思います。実際に弁護士としてのキャリアを持つ人の知見を学べることができる良い機会なので、法曹演習を通して多くの学びを得て欲しいです。私も木内先生の話を通してより強く「子供の人権を守れるような仕事がしたい」と思えるようになりました。そのための法律の勉強法を自分で確立しながら、これからの自分の将来をより深く考えていきたいです。自身の将来と大学生としての勉強への向き合い方を教えてくださり、ありがとうございました。

--法律学科/ロー・スクールへの進学を考えている

外国人留学生であるため、相当に高度な講義だと感じました。おかげで自分は成長したと感じました。

--国際企業関連法学科/ロー・スクールへの進学を考えている

罪を犯した少年の事例にどう当たるか、どのような視点を持てば良いかを学ぶ機会はなかなかないため、少年法の興味の有無に問わず、社会的な視野を広げるたい学生にも受講を勧めたい。

--法律学科/まだわからない

法曹に進む人はもちろん今後色々な人と関わることがある実社会においてとても有益なことを学べる良い授業であったと思う。

--法律学科/法曹以外の進路を考えている

実際に弁護士として働く先生と一緒に実際にあった事件について検討する機会得られてとても有意義でした。

--法律学科/法曹3者以外の法曹(司法書士、裁判所事務官など)を考えている

外国人留学生の後輩の中で田中先生の法曹演習の履修を希望する人がいたらぜひ履修をおすすめしたいと思います。民事分野に関する実務的な感覚やノウハウも感じられて学べましたし、素朴な疑問点に対してもわかりやすく答えてくださいましたし、理論的な説明も十分なされていた授業で、自分の勉強に対する意思さえあれば得られる知見が多い授業だと思います。個人的には、この授業が秋学期に履修した授業の中で最も満足的でした。

--法律学科/ロー・スクールへの進学を考えている

法律が実務でどのように運用されているかを知ることで、法律を身近な存在に感じることができました。また、具体的な問題解決を目的とした運用子方法を学ぶことで、実際の問題解決には様々な法律を用いる必要があり、関連法規への関心を広く持つことが出来ました。加えて、ディベート型式の授業だったため、「資料の真偽を疑う」「相手の主張との噛み合わせ」という、今後様々な場面で必要となることも学べたため、とても充実していました。

--法律学科/在学中の予備試験受験を視野に入れている 

オンライン授業という形でしたが、先生が生徒1人1人に意見を求めてくださったおかげで私自身も考え、意見を発することができた点はとても良かったと思います。法職講座を受けていたので最初は少し簡単に思えましたが、授業が進むにつれ内容が徐々に程よく難しく、興味深いものになりました。

--法律学科/ロー・スクールへの進学を考えている