いかわ しろう
担当科目・専攻 : 労働法
<自己紹介>
働く人を守る法(労働法)が専門です。現在はとくに、国際的なサプライチェーン上で働く人々の人権保護について研究しています。
<message>
皆さんには、情熱と知性をもって社会課題の解決に挑戦できる≪実践的知識人≫となって、卒業して欲しいと思っています。法学は、エッセンスを体得できれば、そうした挑戦のための有力な武器になるはずです。エッセンス体得のためには、まず何より法学を楽しみましょう。私の役割は、法学の「熱さ」や「面白さ」を感じてもらえるよう、様々な刺激を皆さんに提供することです。もちろん、技術的な面でのつまずきに際しては、それを乗り越えるための助言も行います。皆さんの大学での学びをサポートできることを、とても楽しみにしています。
こじま ちえ
担当科目・専攻 : 国際法
目先の失敗や成功にこだわらず、将来の大きな夢に向かってチャレンジしてください。大学時代にたくさんの異なる意見に触れ、多角的な視点とコミュニケーション能力を養ってください。一緒に楽しく勉強しましょう。
こみや やすたけ
担当科目・専攻 : 企業法総論/企業取引法/法学特講(金融商品取引法)
どうせなら法学部での、 国際企業関係法学科(コッキ)の4年間を おもしろがれた方がいいです。
”法” という現象はとても多面的なので、 そのおもしろがり方は ひとつ ではありません。 どうすればいいかは、教員が わりかし 知っています。
なぜなら教員は そのむかし みなさんと同じように新入生で、 卒業してだいぶ経ったはずなのに まだ 法を勉強しているような、 法を「 おもしろがる 」ひとたちだからです。
こういうふうにすると おもしろく感じられるのではないか、そんな工夫を積み重ねてきたので、あたらしいみなさんと それを共有できたらいい と思っています。
さとう ふみひこ
担当科目・専攻 : 国際私法
ようこそ中央大学法学部へ。
学生時代は、貴重なものです。充実したものとしてください。何事につけ、挑戦を。成功すれば、自信となり、失敗すれば、経験という大きな糧になります。
知的戦闘力=知識量×知的技法の練度。そして、新しい知的技法を身につけることは、頭がよくなることです。知識を求めるだけでなく、新しい知的技法を求め、それに習熟することを心掛けてはいかがでしょうか。
DERNAUER, Marc
担当科目・専攻 : 民法
日本の法学部の学生にとって日本法の特徴と法律英語の知識はとても重要で、なるべく早く身につけた方が良いと思います。そのため法学基礎演習に日本法の特徴と法律英語をテーマにします。
とみた まき
担当科目・専攻 : ILOリサーチプログラム・カンボジア法制度整備と社会開発援助
VUCAの時代を生き抜くには、自分を持ちつつ、時代の変化に柔軟に対応しながら必要な時に必要なことを学び続けることが求められます。大学時代はそのための土台作りです。
授業では「教わる」ではなく「学ぶ」場を提供することで、クラスメートとの交流を通して共に学び成長することを目指します。
一緒に楽しく学びましょう。
ならざき みどり
担当科目・専攻 : 国際経済法・国際私法・EU法
この演習では、規律の見かたや考え方を感じ取る、とくに他の国との比較において、どのような差異があるかをできるだけ体感していくことを、1年を通じたテーマにしています。
前期は、大学の生活に慣れるまで、個別報告が中心です。後期は、グループ発表や複数名での取り組みが多くなると思います。発表する際のレジュメの書き方、討論の仕方、レポートの書き方など、1年を通じて、基本的な作法を学びます。
法や規範、規律は、国家や政府など上から与えられるものではなく、人間、民族のなかに内在している、という捉え方が、民事法学の分野ではとくに中心になっています。法学部のなかでも、国際企業関係法学科は、法ができる前の規範や規律の考え方を追究するために、新しく生まれた学科であると認識しています。
家族観が、地域によって異なるように、日本は周囲を海に囲まれていますので、地理的な制約から、規律の考え方が異なっていることが考えられます。異なった地域や国家、民族、共同体など、それぞれの規律観を感じ取ることで、それまでは確固としてあると思っていた規律の観念を越えることが、演習の目標です。
ウクライナ戦争やガザ紛争など、日本を取り巻く世界は激しく動いています。経済社会の現状に合わせて、柔軟に考え、周囲との関係性を考慮しながら、規律を作っていくことが、今の法律家には求められていると思います。この演習では、規律の見かたや考え方を感じ取る、とくに世界との比較において、どのような差異があるかをできるだけ体感していくことを、1年を通じたテーマにしています。
にしうみ まき
担当科目・専攻 : 国際法
皆さん、入学おめでとう。これから一緒に勉強しましょう。皆さんがこれから法を学ぶにあたり、ぜひ身につけてもらいたい心構え・態度を、以下に述べます。
社会現象は多面的であり、そこには法、政治、経済、社会、歴史、文化といったさまざまな側面があります。法的側面をしっかり把握することは、多面的社会現象を深く理解し、問題の解決を見いだすための必要条件です(十分条件ではないことに注意してください)。
皆さんがこれから学ぶ法学には、実学としての法学と虚学としての法学の2つがあります。
実学としての法学とは、法の技術の習得です。現代社会の政治、経済、文化の大量現象を処理し、多様化した人間の欲求を整序するためには、法を形成しこれを適用する技術が不可欠です。このような技術としての法学を学ぶ重要性は、指摘するまでもないでしょう。
しかしながら、 法学は法技術の修得に尽きるものではありません。もう1つ、虚学としての法学というものがあります。それは、自らの立場を相対化し、事象を多面的・根本的に認識する態度・方法を修得することです。そこでは、法の論理と機能の解明を通じて、自分の依拠する前提・常識を疑い、自己を相対化する視点を獲得することが求められます。
このゼミで主に扱うのは国際問題ですが、そこには身近な問題も多々含まれています。それらの問題について、さまざまな主張の是非を冷静に判断するためには、自分が偏見を抱いているかもしれないという自覚、すなわち「自己の対象化・相対化」という知的訓練が必要です。授業を通じて、または授業以外の場で、そのような態度をぜひ身につけてください。
ほりえ あいこ
担当科目・専攻 : 知的財産法
「受け身を捨て、盛大に間違おう!」これが私の法学基礎演習Aの基本です。最初か らどこかにある正解を探すのではなく、自分の頭で考え、仲間達と意見を交わし合い ながら、正解を探していくことが、本当の学びと知識に繋がり、これから先の長い人
生を自分らしく生きていく力になります。実りある大学生活たらんことを!(※なお1年次の演習では知的財産法は基本的に扱わず、法学入門になります)
みやの ひろかず
担当科目・専攻 : 国際法学 国際法と紛争解決 国際法と正義論
紛争を「解決」するってなんだろう?判決が出されてその内容が実現されればそれで一件落着なんだろうか。現実の紛争は複雑な要素がからみあい、単純にひとつの「結論」では解消しきれない「いきもの」です。身の回りの紛争から国際紛争まで、それとどう取り組めばよいのか。豊かな着地点を創造しそれをめざした柔軟な過程を想像する経験を積むことが大切です。
多様な素材、ゼミでの発表・議論や、ゼミ・ランチ、夏合宿での合同ディベートなどの機会をも通じて、新たな考え方や、異なる見解と遭遇し自ら成長する「過程」をゼミの仲間と一緒に楽しみましょう。
みやもと こうへい
担当科目・専攻 : 会社法; コーポレート・ガバナンス
法学の勉強をすることで、それまで当たり前だと思っていたことが当たり前じゃないと知るような、常識から解き放たれて目の前がパッと明るくなるような、昨日の自分とは違う自分になっていることに気づくような、そんな学びができればそれはとても素敵なことだろうと思っています。
もり ひかる
担当科目・専攻 : ローマ法、法学入門
大学での勉強を開始するにあたり、特に大事なのことは、書く力をつけることです。正確に筋道たてて書く練習をすることで、正確に思考する力をつけることもできます。このゼミでは、特にこの点について重点をおきます。
りきまる さちこ
担当科目・専攻 : 日仏比較民法、家族法
ご入学おめでとうございます。
本演習においては、民法の基本的な概念を学習するとともに、重要な判決を読みながら、法的なものの考え方をマスターすることを目的としています。
ゼミ員の皆さんに、民法の面白さ、奥深さをお伝えすることができれば良いと思っています。
私の専門は日仏比較民法であり、個人的に外国語学習についても関心がありますので、フランスやフランス語、そして外国語学習一般に関心のある学生さんともお会いしたいと思っています。
皆さんの応募をお待ちしています。