ノーザン・ブリティッシュ・コロンビア大学
【交換留学】
1/8 就職活動体験報告開催!
【交換留学】
2023年9月~2024年4月
西内 萌乃(参加時3年生)
人文学部英語英文学科
カナダのプリンスジョージという大自然に囲まれた都市にあります。冬はかなり寒かったですが、カナダの気候を楽しむことができました。比較的小規模の大学であり、少人数クラスの授業が多いため現地の学生との話し合いが多くできるのがとてもよかったです。寮もすぐそばにあるので便利でした。様々な国から留学生が来ていたためカナダだけではなくウガンダやインド、パキスタンから来た学生とも仲良くなることができました。
私が交換留学を志望した理由は、海外の大学で観光学について勉強するという目標を実現させるためでした。このきっかけは、高校生の頃に原爆ドームの近くで海外からの観光客の方に声をかけられた経験でした。その際、観光を通じて世界の人々と歴史や文化について語り合うことに大きな魅力を感じました。しかし高校3年生の時にコロナウイルスの影響で海外渡航が難しくなり、留学するという希望を失いかけていました。海外で現地の学生とどうしたら同じように学ぶことができるのかを模索した結果、国際交流が盛んな広島修道大学で学びながら交換留学を目指すことに決めました。交換留学では一番私のやりたいことを実現できると考えたからです。また交換留学では、英語を使いながら現地の学生と同じ環境で専門的な知識を学ぶことができる点に魅力を感じました。
語学面に関しては現在も学んでいる最中ですが、当時行っていたことについて少しお話ししたいと思います。当時は、TOEFLやIELTSの勉強に主に力を注いでいました。長期休みにはなかなか家で集中できなかったので大学の図書館や学習支援センターに行って勉強していました。学習支援センターでは主にプリントを使ってライティングの添削やスピーキング練習などを行ってもらっていました。日々心掛けていたこととしては、毎日英語に触れるように工夫していました。例えば通学中に英会話を聞いたり、発音を聞きながら単語帳を見たりしていました。またYou tubeを見ることや洋書を読むことで楽しみながら英語に触れたりもしていました。そして知識をインプットするだけではなくアウトプットもするように心がけていました。例えば、広島修道大学では多くの国際交流イベントが行われています。そこで留学生とかかわることで、英語だけでなく彼らのコミュニケーションんの取り方や文化も学ぶことができたと思います。
TOEFLの参考書など
お気に入りの洋書
留学に関する手続きは、思っていたよりも時間がかかりますので、早めの準備をおすすめします!
授業は全部で6つの教科を取りました。どの授業も学生が主体で進めるものでした。学生が発言したことに対してどう思うのか話し合いやペアになって取り組む授業が多かったです。最初のころは、授業の進め方に慣れず苦労しました。しかしわからないところは自分からクラスメイトに話しかけることや、予習の際に自分の意見をもって授業に臨むようにしていました。また教授に質問や相談をすることができるオフィスアワーという時間があり、この時間に授業でわからなかったところを聞きに行ったりもしていました。
リーディングの課題がどの授業でも多く出されていました。1回の授業につき30ページほど読んでいました。エッセイの課題の提出があった際には図書館にあるライティングセンターで書き方を教えてもらったり、TAが開いてくれた講座などに参加していました。また友人に自分が書いたものを添削してもらっていました。授業によっては小テストがあったりしたので授業の内容をまとめたノートの振り返りをしていました。図書館には勉強するスペースが多くあり、外の景色を眺めながら勉強することができたので、よくそこで勉強をしていました。
授業の中でも、特に受けてみたいと思っていたのが自然観光学です。この授業のほとんどは、1コマ4時間半の間に自然観光を体験しに行くという、今までに受講したことのないような授業でした。例えばハイキングや犬橇レースボランティアなどに参加しました。その中でも印象的だった3泊4日のハイキングは想像以上に大変でした。慣れない寒さの中での就寝やクラスメイトとのコミュニケーション、環境への配慮の仕方などわからないことばかりで、クラスメイトの前で思わず涙することもありました。そんな中、教授がかけてくれた言葉に励まされたことがありました。「わからないならわからないと言っていいんだよ。でないと私たちもあなたが分かっていないということが分からないから」と言ってくれました。そのおかげでわからないことは悪いことではなく、素直に伝えることの大切さも学ぶことができました。座学だけではなくこのような実践型の授業のおかげで、コミュニケーションの取り方や自然観光には何が必要なのかを身をもって体験することができました。またクラスメイトたちや教授が優しく支えてくれたおかげでこの授業を成し遂げることができました。この経験は一生忘れられない貴重な体験になりました。
最初は友達ができるか不安でした。しかしカナダについて最初の頃に寮に住む学生のオリエンテーションがあり、そこで同じ寮に住む学生たちと仲良くなることができ、食事もほとんど毎日一緒にするようになっていました。楽しく話をしたり一緒に出掛けたり、ときにお互い元気がない時には寄り添いあったりと常に彼らが支えてくれました。最初の頃はなかなか英語のスピードについていくことができず、すぐに会話が終わってしまっていました。ですが、ゆっくりでも、間違えてでも自分が思っていることを伝えようとすることで、友人たちは私の話したいことを理解しようとしてくれました。そこから自分からはなしかけたり、彼らが話している話し方をまねたりすることで現地学生と交流できるようになっていきました。
日常:友人たちとの食事
オリエンテーション:Color Runで全身が色とりどりに
授業終わりに、友人がくれたクリスマスの
カチューシャをみんなでつけました
寮は学校の前にあり、きれいでとても便利でした。部屋は4人でそれぞれが個別の部屋を持つスタイルでした。キッチン、リビング、洗面台、お風呂、トイレについては共有でした。また、洗濯機(CAN$2)と乾燥機(CAN$2)を使うことができました。
寮生活では、すぐに友達の部屋に行き来ができ、わからないことがあれば相談することができるなど現地の学生と交流できたのがよかったです。寮では多くのイベントが行われていました。イベントに参加することで寮に住む学生たちと交流することができました。しかし違う国から来た慣れない土地での寮生活では、苦労することもありました。例えば、電話に関するトラブルがありました。ルームメイトが夜遅くまで電話をしていて寝られないことがありました。最初はすぐに終わるだろうと思っていましたが、なかなか終わらず、最終的に眠れないのでやめてほしいと直接お願いしました。するとルームメイトもそのお願いを受け入れてくれました。この経験を通じて、自分とは異なる生活スタイルや価値観を受け入れることの重要性に気づきました。それと同時に自分が困っていることはきちんと相手に伝える必要があることも学びました。もともと私は自分の気持ちを相手に伝えるのが苦手でしたが、言わなければ自分がどう感じているか相手には伝わらないということを実感することができました。寮生活では様々な体験を仲間とすることができて良かったです。
寮でペイントのイベントに参加
友人の部屋で、友人の誕生日をお祝い
寮から見えた野生のムース
自由時間には主に友人とショッピングセンターやカフェに行ったりしていました。ハロウィンには友人たちと仮想をしてパーティをしました。クリスマスには、友人の家に2週間ほど泊めさせてもらってクリスマスを祝ったり、いろいろな場所に連れて行ってもらったりしました。カナダの文化や食べ物など様々なことを経験することができました。
寮のミールプランを含めた料金はおよそ1セメスターがCAN$5,700、2セメスターがCAN$11,400でした。携帯通信費は月CAN$30くらいでした。
それとは別に、飛行機代や娯楽費、日用品にかかるお金が必要でした。娯楽費は月にCAN$300~400くらい使っていました。主にクレジットカードを使う機会が多かったですが、友達と割り勘をする時のために現金を持っておくと良いかもしれません。
現在、まだ明確な目標は持っていません。留学を通じて自分の英語力や知識不足を痛感しました。そのため、留学から帰国してからいろんな国際交流イベントに参加し、そこでこの留学経験を通じて海外から来た人々と交流する中で、自分には何ができるのかを探していきたいと思います。
何よりも、この留学は家族や友人、教授をはじめとする多くの方々の支えがあって成し遂げることができました。これまでは頼ってばかりでしたが、これからは自分が頼ってもらえるような存在になっていきたいと考えています。
留学する前は不安に感じることもあるかもしれませんが、これまでに積み重ねてきた経験は、留学中に貴っと役に立つはずです。留学は学んできたことを実践する場だと捉え楽しんでほしいです。留学中はとにかく自分がやりたかったことに積極的に挑戦し、行動に移すことが大切です。もちろん、留学は楽しいことばかりではなく、うまくいかないことや悩むこともあるかもしれません。しかしそのような経験こそが自分の成長につながる糧となるはずです。辛い時には抱え込みすぎずに誰かに相談したり、しっかり休んだりすることも忘れないでほしいです。留学生活を思いっきり楽しんでください。