韓国・啓明セミナー
【海外セミナー】
1/8 就職活動体験報告開催!
【海外セミナー】
2019年8月(約3週間)
平田 奈津美(参加時2年生)
人文学部人間関係学科社会学専攻
私が韓国について興味をもったのは小学生の頃で、偶然テレビで韓国ドラマを見てそのドラマの虜になりました。その後は時間があるときにドラマを視聴し、気になったセリフを自分で調べていました。当時はハングルが暗号にしか見えなかったのですが、自分で調べて新しい韓国語を知ることがとても楽しいと感じるとともに、将来留学して韓国語を話せるようになりたいと思うようになりました。そして大学で本格的にハングルの勉強を始め、セミナーがあると知ったときに参加を決意しました。
韓国・啓明セミナーでは、基本的に午前中が授業、午後から文化体験や校外学習を行いました。私のクラスの先生は日本語が喋れない先生でしたが、簡単な単語を使って例文を出してくださったり、私たちも、自分たちが知っている韓国語を使って質問をしたりして互いに理解を深めました。文化体験ではチマチョゴリやチムジルバンなどの体験、校外学習では釜山や慶州を訪れ有名な寺や博物館などを巡り、最初はハードな日程にクタクタに疲れ切っていましたが、毎日が発見の連続で、とても新鮮で楽しかったです。
最初は見知らぬ人、初めての場所や体験ばかりで少し受け身になるときもありましたが、積極的に話しかけることを意識しました。セミナーには他県の大学生も多く参加しており、韓国ドラマの話をしたり、お薦めのK-POPを教えてもらうなど、様々な話をする中でとても仲良くなれました。セミナーに参加する前は、自分から積極的に人に話しかけることができず苦労していましたが、セミナーの参加を通じて、以前に比べてできるようになったと実感しています。これから社会に出て人間関係を築いていくうえで大切な力が身についたと思います。
今回のセミナー参加は、日韓関係がここ数年の中で一番悪化している時期でした。メディアでは連日、日韓関係のニュースが報道され、両国間の亀裂が深くなることに心を痛め、留学に対する不安が大きくなっていました。しかし、いざ韓国に行ってみると、知っている日本語を使って頑張って話してくれる店員さんや、様々な質問に丁寧に答え、明るく接しててくれた私たちのバディたちなど、優しい人がとても多かったです。メディアが伝えることが全て正しく、真実であるというわけではなく、現地に実際に足を運んで様々な人と交流することで気づくことがあると、改めて実感しました。