中国語セミナー
【海外セミナー】
1/8 就職活動体験報告開催!
【海外セミナー】
2019年2月~2019年3月(約1か月間)
彥本 啓介(参加時2年生)
法学部法律学科
私の従兄には中国人の奥さんがいます。私が広島修道大学に入学する前の話になります。親族内で国際結婚の家族ができるとは誰も思ってもいませんでした。3、4年程前の正月にその従兄夫婦の子に初めて会うことになったのですが、その子は日本語と違うニュアンスの言葉で叔父である私に話してきました。(当時のことを鮮明に覚えていないことが悔やまれます。)これをきっかけに中国語を学び始めました。大学に入学して第二外国語はもちろん中国語を選択し、履修することにしました。時が経ち、このセミナーのことを知り、座学では決して学ぶことができない中国の生活を交えた研修ということで参加することにしました。
北京語言大学の授業は広島修道大学と違い、授業時間が50分、業間休憩が10分で4限分を受講するという授業形態なので、楽な気持ちで受けることが出来ました。授業は言語に焦点が当たっていますが、中国の気候、考え方に熟語・諺や北京のことなども交えて授業をしていました。そして、学生は日本人のみならず、欧州、アメリカ、中東など様々な国の出身者がおり、社会人でビジネスの為に大学で学んでいるという人もいます。
北京語言大学の敷地から一歩外に出てみれば、日本では体験することのない「カオスの中にある日常」という世界の洗礼を受けることになるでしょう。日本での一般常識は異国での常識ではないということを認識させてくれます。例えば交通事情を見ればわかると思います。日本には無いルールがあったり、事象が起きたりすることがあります。広い世界で、自分だけの常識に囚われてはいけないのです!
中国語セミナーは名前にある通り中国語を学ぶことを主としていますが、このセミナーは北京に一ヶ月滞在し現地の人と交流し、文化に触れることにも重きを置いています。現在、訪日外国人旅行者の数は右肩上がりでアジア系の観光客が多く、その中でも中国人観光客は群を抜いて多いです。国内で中国語を利用する機会は今後もあるかと思います。今回の中国語セミナーの体験を就職活動や将来に活かしていきたいと思っていますが、長期留学や人文系の大学院進学も考えています。