アリゾナセミナー
【海外セミナー】
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【海外セミナー】
授業は1日平均で2コマ(3時間)、1時間目は9時40分から始まり、一番遅い授業は16時15分に終わります。クラスは1クラス13名で、国籍はサウジアラビア、中国、台湾、トルコ、ペルー、アフガニスタンの学生がいました。授業は生徒参加型で、その場で1人またはペアで問題を解き、解き終わったらそれを全員で答え合わせをしながら進められました。解答する時もレベルが同じ生徒が多いので恥ずかしがらず積極的に答えていました。課題で出された問題も解答を確認し、答え合わせを行いました。また、中間と期末で定期試験があり、それに向けて、授業や課題などを通して学習をしていきました。授業態度や、授業への参加度、課題の提出率、テストの点数が成績として加味されます。
基本的に授業は、講義型の授業、グループに分かれてコミュニケーションを取りながら行う形式に分かれます。
全体的にクラスメートと関わりながら意見を交換し合う活動が多く、英語でのコミュニケーション能力の向上に繋がると思います。また、自分が伝えたいことを絵に描いたり、グループ対抗のクイズゲームをしたりと、たくさんの楽しめる授業が設定されています。困ったことがあっても、周りのクラスメートや先生に聞くと優しく助けてくれるので、とても安心して授業に集中することができました。
1コマ目にあるListeningとSpeakingではテキストを使って授業が進められました。Listeningではペアになって協力し合いながら問題を解いていくことが多かったです。Speakingではペアを変えながらテーマにそった質疑応答をしていきます。Communicationではペアになって自分の家の特徴を英語で話し、聞き取った側はその特徴を絵で再現するといった授業をしました。Service Learningではバレンタインの日にグループで集まってバレンタインにちなんだクイズをしてグループで点数が高いチームにはプレゼントを渡すといった楽しい授業もありました。
アクティビティは毎週行われるものや、行事に合わせて行われるものや、アリゾナの観光地を巡るものなどがあります。私たちのプログラムでは、毎週水曜日にインドアスポーツといって、体育館で、バスケットボールやバレーボールなどのスポーツをする活動があったり、木曜日には、グローバルハングアウトといって、教室の中で、友達と一緒にランチを食べたり、UNOやトランプ、カラオケなどをして、たくさんの学生と触れ合う機会がありました。
また、2月23日には、バレンタインデーにちなんだ、期間限定のアクティビティもありました。
一番大きなアクティビティは、世界遺産であるグランドキャニオンを訪れる活動があり、絶景を楽しむことができます。断崖から眺む世界最大級の峡谷はもちろん、日の出・日中・日の入りなど太陽の位置によって色の変わる峡谷の姿を楽しみました。時間帯によって同じビューポイントからでも違った光景が見られます。
他にも楽しいアクティビティはたくさんあるのでぜひ参加してみてください。
ここでは、グローバルラウンチに所属している様々な学生と触れ合えることができるので、クラスメート以外の人たちと、交流することができます。友達もたくさん作るための機会にもなって充実した時間を送ることができます。たくさんの国籍を持つ学生と触れ合うことで、お互いの国の文化を知ることにも繋がります。アクティビティの種類もたくさんあるので、自分が好きなゲームや活動を選択することができます。
ここでは、グローバルラウンチに所属している国籍の違った学生達と一緒にスポーツをして仲を深めることができます。同じクラスメイト以外の学生とも一緒にスポーツをすることができるので新しい友達を増やすことができます。また、グローバルラウンチの学生は毎週水曜日しかジムも使えないので、インドアスポーツではなく運動をする方もいます。
グランドキャニオン
グローバルハングアウト
アリゾナでの食生活は本当のアメリカンな食生活を楽しむことができます。
アメリカの食文化として皆さんが思い描いているような、ハンバーガーなどのファストフードだけでなく、メキシコ料理や、中華料理、日本食が提供されているレストランなどもあり、様々な料理を食べることができます。基本的には、料理の量が日本より多く、大体日本でのlargeサイズが、アメリカではsmallサイズぐらいではないかと思います。また、ドリンクの種類も豊富で、たくさんの味に触れ合うことができます。
マクドナルドや、スターバックスは大学の周辺のいたるところにあります。日本とは違った店内でアメリカ限定のメニューもあり、とても興奮しました。また、大型のショッピングモールの中には、たくさんのレストランが集まっておりアリゾナ州立大学の近くにあるテンピマーケットには、日本食が楽しめるKabukiレストランや、焼肉屋のKorean BBQなどがあり、とても人気で味も美味しかったです。
値段は基本的に一食1000円前後で、日本より高めですが、その分満足できるぐらい食べることができます。アメリカでも日本食の寿司やてんぷらは有名で、多くのアメリカ人に親しまれています。
学食ではお店が10店舗程あり、2店舗はスイーツ系の店であったり、日本料理と中華料理、メキシコ料理は1店舗ずつありました。他はアメリカ料理であるハンバーガーの店が半分を占めていました。
日本でも有名なバーガーキングやSUBWAYなどがありました。
アリゾナにはバスとライトレールがあります。アリゾナについた際に、公共交通機関を無料で使えるパスをもらえるので、基本的に無料で使うことができます。このパスはバスとライトレールの2つを利用することができます。
ライトレールは一本で通っているので、迷うことはないですが、バスはアリゾナだけで、3~4種類ぐらいあるので、最初は迷いやすいと思います。バスもライトレールも時間に遅れて到着することが多いので早めに乗車場所に到着しておくとよいと思います。
バス停が、町の周辺にあるので、自分の家の近くや学校周辺のバス停を使うことが多くなると思います。バスに乗る際は、バス停に座っているだけでは、止まってもらえることは少ないので、バス停の前に立って、手をあげる必要があります。降りる際は座席の後ろにある紐を引っ張ると止まってくれます。日本のバスのようにボタンはありません。
ライトレールは日本でいう路面電車と似ていて、町の中を走り、町と町をつないでいます。乗り換えの必要がないので、一本で目的地に向かうことができます。
目的地に早く行きたい、疲れたから楽に移動したい時にはタクシーに乗ることをお勧めします。
タクシーは日本のようにその場で捕まえるのではなく、アプリで登録して、アプリ内でタクシーを呼びます。ウーバータクシーやリフトを使うのが安くて良いと思います。アメリカに行く前に事前に入れておくと移動がスムーズに行えると思います。
※夜になると公共交通機関内にはホームレスの人や、マナーの悪い人たちが、多くなるので、夜になって乗ることはあまりお勧めしません。お金はかかりますが、タクシーに乗って帰ることが一番安全だと思います。
公共交通機関専用のパス
ライトレールの車内
学校ではスポーツ観戦ができるイベントがあります。バスケットボールやホッケーの試合を観戦できます。試合開始時間は18~19時の間で試合が始まり、21時くらいに試合が終了します。チケットが必要になるので自分たちでチケットを取ります。試合に入る際には持ち運びのバックが透明でないと入場ができないので透明のバックかポケットに入れられるものだけを入れて入場します。試合会場では食べ物や飲み物が売られており、食べ物を食べながら観戦することができます。日本の試合と比べて盛り上がり方やブーイングが大きかったと思います。
アリゾナに本拠地をおくプロスポーツチームはバスケットボールや野球をはじめとして、アイスホッケーやアメリカンフットボールチームがあります。
バスケットボールのプロスポーツチームであるフェニックスサンズは2月にも試合をやっているので、生で試合を見ることができます。
また、私たちが訪れる2月はメジャーリーグのチームがアリゾナにキャンプをしに集まって来るので、大谷翔平選手などの日本人メジャーリーガーたちにも会えることができます。
またオープン戦も見ることができ、とても楽しめます。現地ならではの、スポーツグッズも買うことができます。
アリゾナの気候は、乾燥気候で、広大な荒野が広がっており、自然豊かな土地です。しかしながら、南部と北部では、大きく異なり、南部は暖かな砂漠地帯、北部は高地及び山岳地帯に属しています。
私たちの生活の中心であった、テンピやフェニックスは南部に位置し、季節としては冬ではありますが、暖かい気候の中で過ごすことができます。
アリゾナ州は、世界でも有数の「晴天地帯」で、年間320~330日は快晴。雨はほとんど降ることがないので、雨が降っても傘をさすという習慣があまりありません。州都はフェニックス(Phoenix)で、約160万人が生活するアリゾナ州最大の都市であり、全米でも第5位の規模です。昼は暖かく、夜は肌寒いという印象でした。ダウンジャケットなどは持っていく必要はないと思います。夜に1枚羽織ることができるような服があれば、快適だと思います。
Papago公園
私たちが行くアリゾナ州立大学が位置する、テンピ周辺には様々な施設があります。レストランや、ショッピングモールや、動物園、水族館国立公園もあり様々な場所に行くことができます。ショッピングモールの中にもたくさんの種類のお店があるので、服を買ったり、お土産を買ったり、映画を見ることもできます。
大学の中にも大学のグッズを買うことができ、学生の中にも大学のロゴの入った服を着ている人は多いです。
留学生活の中で暮らしの中心となるのは、ホストファミリーとの生活になると思います。
基本的にホストファミリーの家で寝泊まりすることになるので、アメリカの人の暮らし方は軽く事前に知っておいたほうが良いと思います。ホストファミリーの人たちは、みんな優しく私たちとコミュニケーションをとりたいと思っているので、自分から積極的に話しかけるべきだと思います。何か困ったことがあっても、ファミリーの人に聞いてみることで優しく対応してくれます。ホストファミリーとの生活は、アメリカの文化も知れるきっかけになるし、一緒に暮らしているうちにとても強い絆が生まれると思います。
食事は基本的に朝と夜の二回、朝はシリアルやコンフレークを作って食べる家庭が多いです。
朝は学校前で忙しいので、簡単に食事をとることができます。夜はホストファミリーの人が料理を作ってくれます。アメリカならではの料理を食べることができます。ホストファミリーの人に頼めば自分の食べたい料理を作ってもらったり、飲み物やアイスを買ってきてもらうことなどもできます。
もし自分が食べれなかったり、嫌いなものがある場合は、事前に報告しておくと良いと思います。
どの家庭にも自分用の部屋が用意されていると思うので、基本そこで睡眠をとったり、学校の課題に取り組みます。お風呂はシャワーが基本で、湯船にお湯をためることはほとんどないです。シャンプーやリンスなど日本で使っているものが持っていけるのであれば、持って行ったほうが良いです。洗濯は週に1~2回程度で一気にまとめて行うので、下着などの着替えは多めに持参するべきだと思います。
その他にも家独自のマナー、ルールがある家庭も多いので、これも事前に聞いておくべきだと思います。ホストファミリーにはお父さんお母さん以外にも、小さい子供がいたりペットを飼っている家庭もたくさんあります。いろんな人や生き物と関わる機会ができてとても楽しいと思います。
留学する際にホームステイ先や自分の語学能力に不安があるかもしれませんが、ホストファミリーの方々はすごくいい人が多いと思います。私も英語が全くできない状態で行きましたが、英語ができない私に対して簡単な英語で話しかけてくれたり、親切にしてくれました。語学能力がなくても頑張って自分なりの言葉で伝えていったら伝わることもあるので頑張ってください。
時間は思った以上に早く過ぎるので、やりたいことや、行ってみたい場所があれば積極的に行動してみるべきだと思います。また、アリゾナやアメリカについて自分なりに軽く勉強していくとより過ごしやすく、より楽しむことができるのではないかと思います。
また大学の学生や現地の人たちとの交流を深めることで友情や絆が芽生え、帰国した時にアリゾナに行ってよかったと思えるので、悔いの残らないように生活してみてください。
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