択一式問題モード

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Version 2.9.5より、択一式問題モードが搭載され、択一式による出題形式でカードを表示できるようになりました。

この機能により、普段お使いのデッキの設定を変更するだけで、カードを択一式問題形式によって出題できるようになります。

ここでは「デッキ作成-実践編」で作成した元素の一覧デッキを使って解説します。

設定

択一式問題モードをデッキに設定するには、

各デッキの学習画面から、右上の歯車アイコンをタップ>画面下部の「Multiple Choice」をタップ>一番上の欄の「Multiple Choice」を「On」に切り替えます。

学習画面に戻ると、カード第1面の下に4つの選択肢が表示されるようになったと思います。正解以外の選択肢は、初期設定ではカード第2面目に表示される内容からランダムに登場します。

※私の場合、このデッキでは第3面目の内容を第2面目の下に表示する設定「Side 3 on Back」を用いているので、カタカナの元素名の下に元素番号も表示されることになります。

表示

1回目の解答で正しい選択肢を選ぶと、その選択肢は明るい緑色で表示され、「正解」として次のカードへ移動します。

ここで間違った選択肢を選んでしまうと、その選択肢は赤く表示され、正しい選択肢を選ぶまでカードは移動しません(初期設定の場合)。

その後正解の選択肢を選ぶと、その選択肢は暗めの緑色で表示され1回目で正解できなかったことを表し、次のカードへ移動します。記録としては「不正解」となります。※通常の学習の場合と同様、前のカードに戻り、1回目で正解を選ぶことで「正解」とすることができます。

オプション設定

Number of Options(選択肢の数)

択一式問題カードは初期設定では四択で出題されるようになっています。この設定で二択から五択まで、表示する選択肢の数を変更することができます。(画面例は五択の場合)

Limit Options to Category(選択肢のカテゴリー制限)

たとえば「1」に設定すると、選択肢は同じ「Category 1」に該当するカードからのものに限られます。「Off」の場合は制限されることがありません。

Next Card After Wrong(不正解でも次のカードへ移動)

この設定をオンにすると、不正解だった場合は同時に正解も表示(暗めの緑)した後、次のカードに移動します。オフ(初期設定)の場合は、正解するまで次のカードに移動しません。

その他

表示の変化

表示される選択肢は、同じデッキでも「Show Side First」や「Card Layout」の設定によって変化します。以下は「Card Layout」の設定で変化する例です。

「Standard」

「Add Front on Back」

(表面の内容を裏面にも表示する設定なのでこの場合は不適切です)

「Side 3 on Back」(第3面目に元素番号が入っているためこのようになります)

「Side 3 on Front」(元素番号から正解の元素を判断することになります。「Show Side First」で、第2面目「Side 2」を選んだ場合と同じになります)

フッター表示について

「Global Options」>「View」>「Show Footer」で、フッターを表示する設定にしていると、一番下の選択肢の表示部分と重なってしまい、選択肢が見づらくなることがあります。

択一式問題モードをデッキに適用する場合、この設定は以下のように「None(表示しない)」にしておいたほうがよいかもしれません。

不正解の選択肢を定義する

ランダム抽出による不正解の選択肢ではなく、そのカード固有の不正解の選択肢を独自に定義することができます。

方法は新フォーマットによるデッキデータの作成の要領で「ヘッダ行」を指定し、不正解選択肢用のデータを入力します。

表計算ソフトの場合、不正解選択肢を4つ用意するのであれば、順番に

Wrong Answer 1 Wrong Answer 2 Wrong Answer 3 Wrong Answer 4

とヘッダ行に追加し、その下に各カードに対応する不正解選択肢の内容を入力します。