デッキ作成-実践編
このページは更新を終了しました。最新情報は公式ページまたは公式フォーラムでご確認ください。
Web上で入手できる情報を元にデッキを作成してみます。
注:ここでは基本フォーマットによる作成方法について解説しています。5面カード、4つのカテゴリーなどを含むデッキの作成方法については「新フォーマットのリファレンス」をご覧ください。
もちろん基本フォーマットも従来どおりFlashcards Deluxeで利用できます。
元素一覧のデッキを作成する
高校時代を思い出して元素記号の暗記用デッキを作成してみます。元データはウィキペディアにある元素の一覧を利用します。
ページを開いたら一覧表全体をマウスドラッグして選択してコピーします。それから表計算ソフトに貼り付けます。ここではGoogleドキュメントのスプレッドシートに貼り付けてみます。
しかしこのままだとカテゴリー部分がほとんど数字のみになり、実際にカテゴリー選択する際にその数字が何を意味するか分かりにくくなる可能性があります。
そこで周期のカテゴリーは「周期1」「周期2」、族は「族1」「族2」のように入力することにします。手作業でセルごとに入力するのは大変なので、数式を使うことにします。
数式でデータ入力を楽にする
まずD1セルの「1」が入力されている部分を「周期1」にします。
F1セルをクリックして「="周期"&」と入力します。(「周期」以外はすべて半角) これはF1セルに表示する内容は、「周期」という文字と「&」に続く何か、という意味です。D1セルの内容を続けたいので、そのままD1セルをクリックします。
F1セルの内容が「="周期"&D1」に変化します。
マウスで他のセルをクリックしないようにして、Enter(Return)キーを押して入力内容を確定します。
F1セルの内容は「周期1」となります。
F1セルの内容を下方向にコピーします。F1セルを選択してその右下にマウスポインタを置くとポインタが「+」に変化するところがあります。そこでマウスを右クリックし、そのまま下方向に移動するとF1セルに入力した内容を(対象となるセル位置だけを変化させて)コピーすることができます。
同様に、「族」はG1セルに「="族"&E1」と入力して作業します。このような感じです。
最後にD列とE列に、それぞれF列とG列のデータを移動し、F列とG列の内容をクリアしておきます。
完了すると以下のようになります。
そしてA列からE列までのデータで埋まったセルをすべて選択してコピーし、新規のテキストファイルにペーストします。適当な名前を付け、UTF-8エンコード(保存ダイアログ下部で選択)で保存すればデッキデータの完成です。
あとはデッキのダウンロード方法などを参考にし、iPhone/iPod touchにデッキデータを転送します。
デッキ名について
テキストデータとして転送したデッキは、そのテキストファイル名から拡張子を除いたものがデッキ名となります。例えば「chemical.txt」を転送すれば、デッキ名は「Chemical」になります。
日本語のデッキ名にするには、次の3つの方法があります。例として、デッキ名を「元素の一覧」にする方法を説明します。
デッキデータのテキストファイル名を「元素の一覧.txt」にする。
いったん適当な名前で転送しておき、メイン画面から「Edit」をタップしてデッキを選択し、「Deck Name」項目で名前を変更する。
デッキデータの第1行目を以下のようにする。
* [タブ]name[タブ] 元素の一覧[改行]