27東証一部

分析結果の概要

【調査テーマ】東証一部上場企業の出願状況比較

【調査内容】 2007月1月1日~2017月9月19日の間に発行された東証一部上場企業の公開特許公報に基づき、出願状況を比較・分析したものである。

[分析結果】

 2007月1月1日~2017月9月19日の間に発行された東証一部上場企業名義の発行公報(ただし公開特許公報のみ)の単純合計は1,997,105件であった。

 業種別に集計した上記グラフによれば、特許出願は特定の業種に集中していることがわかる。

 換言すれば、他の多くの業種において特許出願は重要な要素ではないと見られる。

 発行件数が多かった上位5業種は化学、機械、電気機器、輸送用機器、精密機器であるが、特に電気機器が突出して多かった。


 業種区分毎の出願人別発行件数の分布を調べた結果によれば、特許出願は特定の業種でかつ少数の企業に集中しており、東証一部の全企業で見ると特許出願はあまり重要な役割を担っていないようである。


 ※ 全24頁。作成した図表は8図と7表

  ただし、第3図は各業種の出願人別発行件数を示す33個の縦棒グラフをひとつのグラフとして示したものである。

  同様に、第4図と第5図はそれぞれ全体と上位5業種の発行件数を示す6個の縦棒グラフをひとつのグラフとして示している。