A01C.課題コード化
「課題コード化マクロ」を使用することにより、対象公報の利用分野、従来の技術、発明の効果、課題、要約 、発明の名称から課題に関する語句を抽出し、コード化することができる。
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※ 「課題コード化マクロ」は利用するたびにデータを追加しているので最新のものを利用してください。現在は「課題code化200409」が最新です。
このマクロでは、「課題KW表」に設定した1〜3種類のキーワードが上記公報データに含まれているかを調べ、含まれていれば「課題コード表」を参照してコード化している。
2017年4月16日時点では、「課題KW表」は13,891項目、「課題コード表」は10,881項目になっているが、新たなテーマを分析するとデータの追加が必要になることが多い。
しかし徐々に追加するデータ数は減少しているので、追加作業の負担は徐々になくなってきている。
また、現在はコード化できなかった公報が10%を越えるとコード化データを追加しているが、コスト、時間のような基本的な課題だけで分析するのであれば、追加せずに利用することも可能である。
なお、公報から課題に関する語句を抽出するに当たっては、発明の効果」、「要約」、「課題」、「利用分野」、「発明の名称」の順に照合を行ない、誤検出を防止するために抽出できた時点で以降の照合を打ち切っている。
また、これで抽出できなかった場合には、照合条件を緩和して再度同様の照合を行なっている。
このようにしても、外国から出願されてきた公報では課題を抽出できないことがあり、一定程度はコード化できない公報が残るので、分析時にはこれを考慮しておく必要がある。
ただし、特定の偏りが出なければ傾向分析の結論に大きな影響は与えないはずであるので、誤差があることを承知のうえで利用して行きたい。