-ご挨拶-
改めまして、当塾のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
ここでは、お子様の成長を支える上で、ご家庭と塾がどう関わっていくかをまとめました。
当塾が保護者の皆様にお願いしている考え方や方針を整理し、その理由や背景もあわせてご説明します。
◎ 三者協力で学習効果を最大化
当塾では、塾・家庭・生徒の三者が協力することで初めて学習効果が最大化すると考えています。
家庭での声かけや生活リズムの整備、宿題の確認など、小さな関わりが学力の土台を作ります。
三者面談や日々のやり取りを重視し、保護者様と連携しながら進めることで、お子さまの学習環境をより最適化します。
残念ながら、塾に任せっぱなし、あるいは何でも子どもに任せる自己責任型では学習は定着しません。
そのため、塾・家庭・生徒が協力し合い、継続的に関わることが不可欠です。
◎ 大切にしている5つのこと
1. ご家庭の理解と協力が不可欠
勉強は塾だけで完結せず、成績はすぐに上がりません。
学習計画や宿題の確認、声かけなど、家庭でのフォローが学力定着の土台となります。
「すぐに結果が欲しい」という短期的な期待だけでは学習の本質をつかめません。
2. 片手間では成果は出ません
クラブ活動や習い事を優先しての通塾では力にならないと考えています。
本気で学びたい気持ちを大切にし、学習習慣や自走力の育成を重視します。
3. 教育投資に対する価値観共有
「今やることで未来がどう変わるか」を共に考えます。
学習内容や時間配分は、塾・家庭・本人で最適な形を決めます。
4.ルールは最低限で守る姿勢を重視
信頼を前提に運営しています。
塾の指導方針や勉強の進め方など、基本的なルールを守ることが前提です。
成績向上の最終責任は本人にあります。塾は環境・方法を提供します。
5.三者で子どもの未来を支える
塾・家庭・生徒の三者で土台を作ります。
成績や学習定着は、三者が継続して関わることで初めて成果が出ます。
◎ 宿題の取り扱い
特に低学年では、保護者の方が解説までしてしまう傾向があります。
しかし、宿題は 「まずは自分の力で解く」「わからないことは自分で調べる」 ことを基本としています。
当塾では、授業で扱った内容をベースに宿題を出すため、原則として「全くわからない」という状況は起こりません。
それでも難しい場合は、次の流れで取り組むことを推奨しています。
1. 自分で考える
2. 保護者に確認して取り組んでみる
3. それでも無理なら次回授業で質問する
保護者の役割は 「教えること」ではなく、見守りと声掛け です。
教えすぎると、子どもは「誰かに聞けばよい」という姿勢になり、学校・家庭・塾で異なる指導が混ざることで混乱や意欲低下につながる可能性があります。
もし対応が難しい場合は、受講時間外に塾で質問して解決することを理想としています。
◎ 教科の基本方針
1. 小学生:算数・国語を基本。初めの2~3か月は1教科スタートも可、その後は原則2教科。
2. 中学生:数学・英語を基本。どちらかの成績が良好でも原則2教科。
3. 体験授業:原則実施していません。短時間では効果を実感できないため、丁寧な説明・面談で理解を得ます。
◎ 受験学年の入塾について【 重要 】
毎年9月以降に新規入塾を希望する受験学年(中3・高3・小6中学受験)は、当塾の方針を理解いただける場合のみ受け入れます。
詳しくは、Wisgeniusスタートナビ(入塾前三者面談)にてご説明いたします。
◎ 時代の変化に悩む保護者への姿勢
1. 共感から始める:「昔と違う環境で戸惑う気持ち」に理解を示します。
2. 事実ベースで現状を共有:事例を用いて、子どもを取り巻く環境を具体的に説明します。
3. 子どもにとって最善を一緒に検討:将来に必要な力を育むため、最適な学習方法や進路選択を共に検討。
4. 良い点を残しつつアップデートを提案:「昔のやり方が悪い」と否定せず、より効果的な学習方法を提案。
5. 具体的な行動提案:読書や親子での学習状況確認などを提案。
-最後に-
勉強や成績は一朝一夕で変わるものではありません。
質と量が時間をかけて正しく積み上げられたとき、初めて成果が現れます。
塾・ご家庭・生徒が協力し誠実に関わり続けることで、その努力は必ずお子さまの未来へとつながります。
当塾は思考力を育てる「定員制個別指導塾」です。
一人ひとりに寄り添う場所は当塾にあります。
今後も保護者の皆様とともに、安心と信頼のある学びの場を築いてまいります。
ご不安やご質問がありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
どうぞ宜しくお願いいたします。
2025年9月25日内容新設
2025年10月15日一部追加