Wisgeniusアカデミー
塾長ブログ
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高校受験の土台をつくるための基礎計算力
こんにちは。
裾野市の定員制個別指導塾のWisgeniusアカデミーです。
当塾では例年12月に、中学1年生・中学2年生を対象とした「数学基礎計算力テスト」を実施しています。
今回は、その目的や意図を少し詳しくご紹介します。
なぜ、中1・中2の段階から計算力を測るのでしょうか?
「計算力は数学の基礎」とよく言われますが、当塾ではさらに一歩踏み込んで、「計算力は全教科の学習姿勢を映す鏡」だと考えています。
中学生の勉強を見ていると、
・プラスとマイナスを反転してしまう
・約分を忘れてしまう
・途中式を雑に書く
といったミスは決して珍しくありません。
こうしたケアレスミスについて、生徒たちは、「ただのミスだから大丈夫」「わかってたのに間違えただけ」と言うことがあります。
しかし、ミスには必ず理由があります。
少し耳が痛い話かもしれませんが、最後まで読んでみてください。
そして、その理由の多くが、日頃の学習習慣・姿勢の甘さに直結しているはずです。
中3の受験生には以下の内容をいつも話しています。
「計算問題でのミスはありえない。計算問題だけは絶対にミスをしない体制をつくる。」
これは中1・中2の段階から身につけてこそ大きな価値があると当塾は考えています。
中1・中2の数学基礎計算力テストは「土台を整える時間」でもあります。
テストは学年に合わせて50問で、内容も難問ではなく、「確実に取れるはずの問題」ばかりです。
目的は点数を競うことではありません。
目的はただひとつ、「自分の土台が安定しているかを知ること」です。
・計算が速いか
・丁寧に書けているか
・ミスの傾向がどこにあるか
・集中力がどこまで続くか
これらは全て中1・中2のうちに整えておくべき要素であると当塾は考えています。
なぜなら、中学の数学は1つの単元が次の単元に繋がる「積み上げ教科」だからです。
中3の数学は、その積み上げたものの総合問題で、高校数学は、さらにその延長線上にあります。
土台が揺らげば、どこかで必ず崩れます。
だから当塾では、見た目は簡単でも基礎を丁寧にということにこだわります。
中3向けには7月と10月の年2回、より実戦的な数学基礎計算力テストを行っています。
中1・中2の数学基礎計算力テストは、その前段階で、受験学年に入るための土台づくりであり、受験の準備を今ここから始めるための重要な一歩と位置づけています。
つまり、中3へつなげるための連動した指導体系を確立しているわけです。
①中1・中2は計算の正確さや丁寧さを習慣化
②中3の第1回は正確性の最終確認
③中3の第2回は正確さ+時間配分の実戦力
この流れで、毎年入試まで計画的に力を積み上げていきます。
保護者の方へ
計算力はもっともコスパの良い「安定点」ですが、派手な勉強ではありません。
ですが、計算が安定すると
・定期テストの点数が乱れにくくなる
・応用問題にかけられる時間が増える
・最後まで集中する力がつく
など、入試で「取れるはずの点」を落とさなくなるという効果が確実に表れます。
そしてこれは、中1・中2の段階からこそ取り組む価値があると当塾は考えています。
来年度の指導に向けて
当塾では毎年、「中1〜中3まで一貫した学習設計」のもと、学年ごとの計算力チェックを実施しています。
来年度も、
・学習の土台づくり
・確実に点が取れる基礎力の定着
・将来の受験を見据えた学習姿勢づくり
などを大切に、一人ひとりに寄り添い、丁寧にサポートしていきます。
基礎計算力は、派手ではないけれど、最後まであなたを助けてくれる「本物の力」であるはずです。
今年も一人ひとりの成長を大切に見守りながら、積み上げていきます。
勉強に不安があっても大丈夫です。
ひとつずつ丁寧に確認していけば、必ず安定した力になります。
当塾は、その積み重ねを横で支える場所でありたいと思っています。
【 お知らせ 】
当HPの先頭ページにも記載されていますが、「冬期講習 申込受付中」という特設ページを期間限定で設けています。
冬期講習をご検討される際の参考にしていただければ幸いです。
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作文力を支える文法力の大切さ
こんにちは。
裾野市の定員制個別指導塾のWisgeniusアカデミーです。
以前、国語から始まる英語力と学力というタイトルでブログを更新しましたが、今回は公式インスタグラムに掲載した作文力を支える文法力の大切さについて、もう少し、深く掘り下げて、書いていこうと思います。
「文章をうまく書けない」「作文が苦手」と感じるケースが、ここ数年で本当に増えてきたように感じます。
学校やご家庭で努力しても、「どう書いたらいいかわからない」と立ち止まってしまうようです。
その原因の多くが、実は国語の文法の基礎理解があやふやなことにある、と当塾は考えています。
例えば、次のような文章を見てみましょう。
「これがすごいと思った。」
このとき、「これ」は何を指しているのか。
前後の文脈があいまいだと、読み手には伝わりません。
「こそあど言葉(これ・それ・あれ・どれ)」や、主語と述語の関係、接続語や修飾語の捉え方といった、文の仕組みを理解していないと、思っていることを言葉で整理できないのです。
つまり、文法力が弱いと、文章の意味がつながらないのです。
保護者様から見ると、「そんなの当たり前じゃん」と思うかもしれません。
しかし、保護者様が思っている以上に子供たちの文章表現力は低下しているのです。
そして、文法というと、「試験のための暗記」と思われがちですが、本来は自分の考えを正しく伝えるためのルールであるということを理解してほしいのです。
文法を学ぶことは、「考えを整理する力」を育てることにつながるということを、今一度理解していただきたいのです。
文章の構造を理解することで、
・自分の思考を順序立てて整理できる
・相手にわかりやすく伝える力が身につく
・読解のときにも文意を正確に捉えられる
このように、書く力と読む力の両方が伸びていくと当塾は考えています。
当塾では、学校の授業進度に合わせて教科書の内容理解を進める一方で、漢字や文法といった基礎の積み上げを重視しています。
特に小学生の段階で以下の3つの項目を中心にトレーニングを行っています。
・短文作成
・指示語の整理
・主語と述語の対応確認
これらの項目を中心に取り組み「言葉の形」と「意味」を自分で整理できる力を育てていけるよう対応しています。
思っている以上に時間がかかり、根気強く取り組まなければいけないことなのですが、この力は、やがて中学や高校での読解力、そして記述力へと確実につながっていくはずです。
特に在籍生の保護者様には、いつもお伝えしていることなのですが、作文力というものは、突然、身につくものではありません。
当塾では、日々の学習の中で、文法や語彙の基礎を理解し、「自分の言葉で考え、自分の言葉で表現する力」を積み上げていくことを何より大切にしています。
【 お知らせ 】
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冬期講習をご検討される際の参考にしていただければ幸いです。
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