名称 :ORS奥行き型シーソー揚水器(MT76)(ORS depth type seesaw water lifter)発案者:オルフィレウス場所 :ドイツ年代 :18世紀初期頃水車を奥行き方向に構えた揚水器。水車にはクランクが付いていて、連結棒を介してシーソーを往復させる。シーソーにはポンプが接続されていて水を上プールまで汲み上げる。上プールから水車へと水が落下して動き続ける仕組みである。動画:なし
名称 :ORS円筒カム揚水器(MT82)(ORS cylindrical cam water lifter)発案者:オルフィレウス場所 :ドイツ年代 :18世紀初期頃円筒カムとポンプを用いた揚水器である。水車Aと円筒カムBは一体となっているため、一緒に回る。直角レバーC,Dがあり、レバーC側は円筒カムBの溝上を滑り動くことで左右に動く。一方レバー側Dは上下に動くことでポンプEが稼働する仕組みになっている。Fから排出された水は上プールにいっとき貯水されたあと落水して水車Aを回す。動画:なし
名称 :ORS天秤ポンプ揚水器(ORS balance Pump water lifter)発案者:オルフィレウス場所 :ドイツ年代 :18世紀初期頃天秤のような形をしたポンプによって水を汲み上げる揚水器。車輪Fに水を落下させることで動き続ける。車輪FにはカムEが付いていて振り子Dを動かし、ポンプCを稼働している。原図では水管Aが上から下へ折り返すように設置されている。動画:なし
名称 :ORS複揚水器(MT104)(ORS multi water lifter)発案者:オルフィレウス場所 :ドイツ年代 :18世紀初期頃4つの水車と2つのポンプを用いた揚水器。4つの水車Dが水の重さによって回転すると、コネクティングロッドとシーソーレバーを介して2つのポンプを稼働して水を汲み上げる仕組みとなっている。やや左側にある水車2つは連結棒で接続されていて、右側のポンプを稼働させる。一方、やや右側にある水車2つも連結棒で接続されていて、左のポンプを稼働させる構造となっていると考える。動画:なし