名称 :単極電動機(Homopolar motor)発案者:マイケル・ファラデー(Michael Faraday)場所 :イギリス年代 :1821年単極電動機は、電気エネルギーを運動エネルギーに変換する初期の電動機である。1821年、ロンドンの王立研究所のマイケル・ファラデーが考案した。フリーエネルギー界隈ではこの類の発電機によって得られた電力を第一起電力と呼ばれている。
構造・仕組み永久磁石の周囲に水銀のプールを配置する。その上に導線を配置して直流電流を流すことによって導線が磁石の周囲を回転する装置。通常の電動機では磁界と垂直方向に電流が横切る時に導体にローレンツ力が発生するが、単極電動機では磁石が導体に固定されている場合でも電流を流すと磁石と導体が共に回転する。1832年には単極誘導発電機を基に単極誘導が発見された。
余談イギリスの化学者ハンフリー・デービーが冗談として「電磁回転装置」をファラデーに挑戦させたことが発明のきっかけだったらしい。デービー自身は失敗したが、ファラデーが作り続け、その中の一つが単極電動機である。単極電動機は永久機関として認識されていないが、これを元に後のNマシンの発明へと繋がった。動画:なしサイト: