Travel 2007

パリ、シシリア

<ロンドン>

'07年9月16~19日 思うように動けなかった短いロンドンの一人旅 by linlin

今年は行かないだろうと勝手に思っていたため、手元には去年の残りのバスの回数券もポンド紙幣もない!今までで、最短とも思われる3泊の旅になった。

レゴス・パリ間がエールフランスなので、CDGの明け方の乗り継ぎでターミナルをうろうろしたくないので、パリ・ロンドン間もAF!

普通にLagosでチケットを買おうとしたら、なんと15万円プラスだという。パリ・ロンドンが15万円って、そりゃべらぼうな!で、ネットで調べたところ、ははぁ、BAの方が安い!確かにAFの方が高いが、それでも8万程度!でもなぁ・・・シャルルドゴールの早朝の乗り換え面倒だなぁ・・・。

てなわけで、考え付いたのがマイルの利用!そう、日本とナイジェリアを行き来してるので、それなりに溜まってるわけです。早速ネットで調べてみると、あらら?1日何便もあるはずなのに、エコノミーで席が確保できないのはなぜ? 本来なら2万マイルもあれば使えるはずのパリ・ロンドン間なのに、倍の4万マイルを使えばのエコノミー利用が出来るというではないかぁ!

でもでも、15万よりはマシだし、AFのマイルを他で使う予定はないので、そう、マイルで飛ぶことにしました。

Lagosでのチェックイン時に、パリからロンドンまでの通路側の席を確保し、ひとまず安心。

レゴス→パリ→ロンドンの飛行機はすべてオンスケジュール。ヒースロー空港で、かわいい麻薬犬がいたが、黒人の女性は極端にこわがってた。そう、黒人はイヌ嫌いが多いんだから、その辺はちゃんとわかって対処してもらいたいものよね!逆にイヌがおバカな事もあり、前回パリの空港のイヌは、乗客にじゃれたり、床にこぼれたお菓子を食べたりで、失格!

BA以外でヒースローを使うのが久々だったため、ターミナル2からヒースローエクスプレスの乗り場を探すのに一苦労。なんで行き先を示す案内がないんだ?切符も、ホームでの自動販売機でもよかったけど、荷物もあったので、「チケットをどうぞ」という大きな広告のある両替所でreturnを買うが、クレジットカードだと手数料とるという。(信じられない!)。で、29ポンドだったので、£1得したのかと思ったら、定価。それなら、クレジットカードで自販機で買えばよかった!

さらに乗ったのがHeathrow Connect。ホームでのアナウンスで、次に来る電車がパディントン駅には一番早く到着しますというから乗り込んだ。でも、6駅も停まる新しいもの。あ、Reading Broadwayなんて懐かしいなぁとのんびり車窓を楽しみ、駅を眺めたりしていたら、要は鈍行。本来なら片道で、6.90ポンド。何だ安いじゃん!それなら、エクスプレスのリターンなんて買うんじゃなかった!(ただ、こちらは1時間に2本で25分。エクスプレスは4本15分。)

今回のホテルはグリーンパークホテル。こじんまりしたホテルだけど、ヒルトンになったので、フロントはしっかりしている(ようだ。)

まだ朝10時だったけど、即チェックインできてよかった!小さいけどきれいな部屋。しかし、冷房、冷蔵庫なし。teaセット+ポットはあり。セーフティボックスもあり。床に置く扇風機も洋服ダンスにあり。ドライヤーも部屋にあり。スリッパなし。バスタブは大きいが、洗濯物を干す紐はなし。ま、ビジネスホテルを想像してもらえばいいかな。でも、もっと小さい・・・可愛いと言っておこう。

でも、古いから、滞在中に停電にもあった。テレビが映らなくなったので、文句を言おうかと思ったら・・・廊下が真っ暗。小さな非常灯があちこちについている状態。

すぐには復旧せず、しかたなく外階段(非常階段)を使ってフロントまでたどり着き、外出した。

今回の発見は・・・F&Mの改装がほぼ終わっていて、地下の生鮮が充実していたこと!あと、紅茶の配送代は、箱単位ではなく、缶の数だったこと!(今まで、1箱に12缶と思い、ずっと買物していたが、10~15缶まで送料が同じ(100ポンド)だったので、15缶買って送った!

トワイニングの本店では、缶入りが極端に減っていた。でも、品揃えを考えれば、スーパーでは用が足りないけど。

ご存知、トワイニング本店の入口。

お気に入りの九龍ベーカリー(SOHO)は、店が小奇麗になり、買いやすくなった。驚いたのは、食べるところまであった事。でも、ごちゃごちゃした感じがなくなり、ちょっと興ざめ。でも、今回も毎日のように通い、お世話になった。エッグタルトやもち米揚げ餃子(咸水角)など、うめぇ~~~!

残念ながら、2日目ぐらいからは腰痛のため、イマイチ歩き回れなかった。移動の疲れと、気温差だろうか?

ふだんなら、街中歩きまわるので、トラベルカードすら使う機会が少ないのだけど、今回は、こまめにバスを利用して移動した。1ストップだってバスを利用しての移動。こうなるとバスパス(←カタカナって見難い?Bus Pass)はとっても便利。

ま、何度行っても、行動範囲は同じ。つまりは同じ場所を毎回訪れてニヤニヤしているわけ。新しい発見は、正直あまりない。

写真を見ていただければ分かると思うが・・・雨女の私が訪れると、春~秋でもこの暗さ、寒さ。

今回、初めて行った場所は・・・前回、公開日にロンドンにいながら、行き着かなかったハイドパークのPrincess Diana Memorial Fountain。

噴水っていっても、日本の噴き上げるものを想像しては駄目!写真に撮るほうからすれば、もうすこし傾斜をつけるか、水圧を上げて欲しいといいたいような、なだらか~~~な水の流れ。

ハイドパークは、ロンドンの中心地に居ることを忘れさせてくれるような、のんびり出来る場所。秋でも夕方から日が暮れるまでの時間が長く、日差しを楽しめる。(いつもは、宿泊先の近くの、たいがいはグリーンパークにいますが。)

下の写真。ベンチの奥、木の間に茶色い物体がいくつかあるのが、分かるだろうか?

すごいよ!象です。(もちろん、オブジェ)。

ロンドンの公園にいるのは、小さなウサギとリスぐらい。リスは餌をやる振りをするだけでも、寄ってきます。

今回の旅での発見は・・・街中で見たことのないパブの看板を見つけた事だろうか?それも、Leicester Sq.駅のすぐの所。

なぜ、いままで気づかなかったんだろう?新しいのかなぁ?

今回、もう少し元気なら=腰痛もなく、時間もあったならだが、いくつか見たいステージがあった。いくつかは、まだ先の公演だったけど・・・。

SOHOエリアは、街中がミュージカルや芝居の雰囲気。やはり、たまには生のステージを観たい!映画じゃ味わえない緊張感を!

一番左のポスター、分かるかなぁ?「灰色の脳細胞」でお馴染みの名探偵ポワロ役のデビッド・スーシェが舞台に立ってたですねぇ。ああ、生で見たかったなぁ。ポワロ役の中で、一番好きな役者さんだし!

ホームズといえば、ジェレミー・ブレットが一番好きで、こちらは、以前にホームズの舞台をロンドンで見たのです。『THE RETURN OF SHERLOCK HOLMES』を!さすがに狭い舞台だと、台詞が多いばかりの、動きのない舞台となりますが、なんせ、お話は有名だし、役者さんを見に行ったようなものだったので、大感激でした。ほんと、亡くなってしまって、残念!

実は、このホームズの舞台を見た時、偶然にもダスティンホフマンがやはりロンドンで舞台をやってまして、当日券に何時間も掛けて並び、一番悪い席(実は一番前の席でしたが、端すぎて時々役者が見えないという席!)で、役者の唾が飛ぶのまで見える状態で観ました。そう、ダスティンホフマンが元々は舞台出身だなんて、知らなかったぁ。

一番嫌いな戯曲「ベニスの商人」でしたが、舞台の迫力に大満足でした!

それから、もう少しお天気がよくて、腰が痛くなかったら動物園も久しぶりに行きたかったなぁ・・・。

今度は、いつ行けるかなぁ・・・。

<フランス+イタリア>

'07年3月+5月16~27日 パリとシシリア(タオルミーナ+パレルモ)の旅 by linlin

久々のヨーロッパではあるものの、「ロンドン派」の私としては、パリはあまり楽しくない。のっけから文句を言っても仕方がないが、街が魅力的に見えないのだから仕方がない・・・。

でも、今回のパリ(3月)は、いつもとちょっと違う目的での滞在だった!そう、マニラの時の韓国人の友人と、なんとシャンゼリゼ通りのレストランでランチをしよう!という約束があったからだ。

一時音信不通になってしまい、マニラ→パリ→韓国へと移ってしまったかとも思っていたのだけど、「メールさまさま」で連絡をしてきてくれたのだ!(だから、メールアドレスは変更できないのよね!!!)

彼女は、パリでの駐在が2度目、通産10年のパリ暮らしなので、フランス語は全く問題なし(と、フランス語を理解できない私が宣言しても仕方ないが・・・)、その分、英語を使う機会がなくなったとの事で、確かに、昔の英語力ではないが、そういう自分も(理由も無く)同じだろうと思う。とほほ。

それでも、唯一の共通言語である英語で、久しぶりにおしゃべり。写真を撮って、今度は、マニラ時代のお互いが親しかった友人(日本人、中国人)にメールで送信。そうすると、今度は先方からも写真入りのメールが来たりして、なんとも楽しいきっかけとなったのでありました。

5月のパリは・・・、なんで私が訪れるときはいつも寒くて雨なのだろう? 欧米人は、しっかりコートやウインドブレーカー(それも分厚そうな物)を着込んでいるではありませんか。5・6月って、日が長く、むちゃむちゃ暑くなるときもあるから、薄着を揃えてきたのだけど、これじゃ、数ヶ月前のパリと同じ!寒くて寒くて、街を出歩くのも億劫なほどでした。


で、そうです、シシリア!これまた今回の目的は「ゴットファーザー・・・」のはずはなく、そう、イタリア人の友人に会うためです。いくらイタリア好きでも、そうそうシシリアまで足を伸ばそうっていう人はすくないでしょ?そう、この私も、「いつか会いに行くねぇ!」と告げてから19年!ローマやミラノ、ベネチアなど、主要観光地は訪れているものの、シシリアは・・・。

しかし、今回、linlinママも「シシリアなら一緒に行く!」というので、予定を組んだわけです。

行きはパリからミラノ経由でカターニャの空港へ。アリタリアは・・・もちろんミラノで1時間遅れでしたが、まだまだマシな方だったようですね。

空港からタオルミーナのホテルまでは、ホテルで頼んだハイヤーがちゃんと待っててくれて、快適なドライブ。1時間ぐらいのはずが45分で到着。確かにドライバーさん、とばしてたものね。

さて、このタオルミーナ。「天空の城ラピュタ」を即思い出した程、なんでこんな山の上の街をつくったの?という場所。日中はさすがに暑くなるけれど、朝夕はかなり涼しく、慌てて長袖のTシャツを買い足した程の気温。

写真左:左側が泊まったホテル。すでに高地にあるが、まだまだ上もあり!

シシリアの強い日差し、澄んだ海、陽気なラテン系の人々。まさに非日常を楽しめた感じ。

相変わらず、どの街に行っても「食べ物」に目が行くわけですが、雨の少ない、日差しの強さのおかげか?レモンがボコボコ木になっています。そして、写真の黄色いのは、レモンのような格好だけど、もっと大きくて、酸っぱそうな果物。(残念ながら食べる機会はなし!) それでも、やっぱりトマトの赤、レモンの黄色(チーズか?)はイタリアンカラーですねぇ。

ホテルはエクセシオール。ホテルの予約をする直前に「ユーミンと行くシシリア」なんていうのを女性誌で特集してて、とってもお高いホテル(元、修道院)の紹介があったのだけど、そこはケチって次のランクのホテルに。でも、場所も悪くないし、スーパーも近かったし(←私の旅には肝心!)、夜のバイキングも楽しめたし、満足満足!

それでも、そのホテルにランチに行き、プールサイドでパスタなど食べてきましたけどね。あ、あとはトイレも見学!

もちろん、イタリアですから、パスタを頂くわけですが、一番好きなトマト系のパスタやクリーム系がない!?名物といえば、ちょっと辛めの、塩味の強い味付けのパスタ。今までのイタリア旅行では、どこに行っても美味しい(自分の口に合う)パスタが食べられたのですが、ちょっとシシリアのは濃い!そして・・・オリーブオイルも多い!

ケーブルで降りていって、映画“グランブルー”の舞台になった「青の洞窟」のある海へも行きましたが、船で洞窟見学まではしませんでした。目の前にしていかないと後悔しそうだけど、「青の洞窟」といえばカプリなわけで、映画で使った所を見なくてもいいかと・・・。

そう、目の前にして行かない(行かれなかった)場所って過去にいくつかあって、1つはシカゴのシアーズタワー。当時、世界一?の高さだったんじゃないかと思うけど、「高いだけだがね!」と友人のお父さんに説得され断念。そして、もう1つは、ギリシャのアテネに行きながら、パルテノン宮殿に行かず、それがよく見える隣の丘に行ってしまい、時間切れで断念。だって、英語の通じない現地のおじさんが、「こっちだ!」って案内してくれたんだもの!こればかりは、テレビで宮殿を見るたびに「行くべきだったのに・・・」と後悔。

小さな街だし、観光客が行きかう通りは1本。だから、朝に昼にとうろうろ(世界中からの観光客が)しているわけです。でも、週末には小さな教会で結婚式があったり、生活観を垣間見ることも出来ました。

正直、「シシリアも、それもタオルミーナとかに日本人とか来るのかなぁ?」と思ってたけど、いましたいました、ツアーの方々が。そうかぁ、きっと数泊ずつシシリアを回るんだろうなぁ・・・。結構旅行している割に移動が嫌いな私としては、今回の、シシリアで2箇所というのだって気が思いのだけど・・・。

パレルモまでの移動はメッシーナから列車。時間通りに来ないとか、キャンセルもおおいと聞いていたので、憂鬱だったのですが、イタリア本土からの列車ではなく、シシリア内を走るものにしたので問題なし!海岸沿いを走るので、なんともいい景色。それも、4時間近い乗車なのに、10ユーロ程度!(切符は前日にタオルミーナの旅行社で買いました!)

指定じゃなかったので、「座れなかったらどうするんだっ!」なんて思ってたけど、ガラガラ!ほんと、いい旅でした・・・・・が、乗車駅では、奥のホームに行くのに、階段を上り下りしないと駄目。一応、あちこち探したけど、エレベーターがない!ブゥー!だから列車の旅は嫌なんだよね。荷物を無理やり座席の上に上げないとならなかったりするのに、こっちはスーツケースなんぞで旅行してるから、他の人に迷惑じゃないの!(という経験があったので、自分の荷物は小さなガラガラだけにしてたけど、llinlinママのは中型のスーツケース!)

実は、日本で肉離れを起こし、つい数日前までコルセットをしていた身であるlinlinではありましたが、さすがにlinlinママに重いものを持たすわけにも行かないし、それこそヨーロッパ人が大声で「おい!なんで年寄りに荷物持たせてるんだ!」なんて言われたら大事なので、腰をかばいつつもスーツケースを持って階段を降り、そして一段ずつ上ったのでした。ふぅ、疲れた!

で、今回の旅のハイライト、パレルモ!

実は、パレルモは、ふつうの近代都市かと想像してました。だって、映画に出てくる、マフィアのパレルモが、そのまま今もなんて考えないでしょ?そしたら、ヨーロッパの小さな田舎街っていう感じだったので、ちょっと驚き。

石造りの建物が並び、なんだかのどか。ちょっと路地を入ったところに、小さな市場があったりして、生活感まるだしの、活気のある街でした。

写真左のおじさんの右に写っているのはカジキマグロ!


友人とは、そう、19年ぶり。よくもまあ、連絡を取り続けたものだとわれながら感心!だって、インターネットだ、メールだなんて無い時代からだし、携帯電話だってなかったから、もしも電話でもかけようものなら、お互いの家族が「外国から変な英語で電話だ!」ということになるわけです。

彼女は、出会ったときは勿論独身。それから結婚して、一人、二人、三人と子供が増え、彼女曰く「3人がベスト、もういい!」と。

写真を時々送ってくれていたので、子供たちの顔も分かるような・・・と思ってたら、あらら、16歳のお姉ちゃんなんて、とっても大人っぽくて(ちょっとパンク入ってる感じ)、ビックリ。

それもそのはず、最後にもらってた写真は3番目の子が生まれた時にとったもので、それから10年以上たってたんですから。なんと、お姉ちゃんは日本語の勉強を学校でしているとかで(ま、今年から始めたばかりらしいけど)、名前をカタカナで書いてみせてくれたのです。なんと素晴らしい!それでも、恥ずかしがりやのティーンズは、私たちの前で日本語を話すことはなく終わってしまった。これは残念!ま、こっちも、直前まで覚えて言ったイタリア語をほとんど披露できなかったけど・・・。

「じゃあ、ホテルに会いに行くわね」と言われ、Google earthで調べたら、車で15分なんていう距離に住んでるはずなんだけど、これから行くといわれてから1時間半はかかったかな。「歩いてきた」と言ってたけど、歩くにしてもかかりすぎ?やはりイタリア時間、それもシシリア時間なのかもしれません。

さらに驚いたのは、平日なのにご主人も一緒!そう、手紙やカードをくれるたびに、サインを書いてくれてた彼です。かってに小柄な人と想像してので、「あら、大きい!」

シシリアは、比較的背の低い人が多いようですが、彼のお母さんがフランス人だからか、大きい!でも、優しそうな素敵なご主人。

そう、友人は新聞社に勤めていて(結婚前から!)校正が仕事。ご主人は写真とか印刷の方らしく、昼前後の時間は自由にとれる・・・らしい。

そして・・・、夕食の約束をしたのですが、当日(もちろん30分遅れ)ホテルに迎えに来てくれた時は、あら、子供が4人!そう、自分の子供3人でも多いのに、お姉ちゃんの友達まで連れてきたのでした。だから、linlin家族とのトータルで9名の団体さん!もちろん、友人の行き着け?リーゾナブルで美味しい店に行き、わいわい楽しく過ごしました!

ただ、家族の中で一番英語がしゃべれる・・・事になっている友人の英語は、イタリア訛りで分かりにくい。顔をあわせて話している時は、「雰囲気」でお互い伝わるのだけど、電話は辛い。そう、ここでも世界携帯が活躍。(ちなみに、私のはリヒテンシュタインのプリペイド!)テキストで肝心な連絡はとれるし、なにより、相手の時間を邪魔しないでいいのが、いいよね!

てなわけで、会わない日もテキストのやり取りをしたり、電話したりで、連絡を取り合えました。

パレルモを発つ日、空港から電話を入れたら「今日の雨は涙雨よ!」なんて、全世界共通の別れ言葉を使ってくれたりして・・・。パレルモをまた訪れる予感はしないけど、でも、またどこかで彼女には会えそうな気がする別れでした。

そして問題のイタリア内の移動。帰りはローマ経由にしていましたが、「お、予定通りスムーズ」と思ってたら、出発間際にゲートを変えられ、その後「遅れます」のアナウンス。理由も分からないまま次に案内されたのが「全席自由です」って!!! 飛行機に乗る時は、絶対に「通路側」指定の私としては冷や汗でしたが、ビジネス席は問題なし。遅くに乗ってきて、ちゃっかりビジネスに座った若い女性は、即後ろに動かされてましたけどね・・・当たり前です!

そんなこんなで、再会を愉しんだ旅行でした。また写真を送ってあげないとね!