Lagos Today

Lagosでの日常をご報告 (日記)

==Lagos Today==

Road to Nigeria

たらぁ~!2006年11月27日、アフリカ大陸、ナイジェリア初上陸。日々の生活、HP更新報告など報告。

まずは、Lagosの読みですが、日本語では「ラゴス」を外務省も使っています。でも、公用語が英語であり、BBCやCNNで聞いていても音としては「レゴス」

そこで、外国人と話しても通じるように、カタカナで書く場合は「レゴス」としていきたいと思います。つまり『マカティ・トゥディ』に続く「レゴス・トゥデイ」です。

(が・・・、イタリア人の友達によれば、「ゴス」ですが・・・)

Jan.07, 2010

御慶庚寅

なんと、更新することなく、新年を迎えてしまいました。

改めまして・・・・『2010年、新年あけましておめでとうございます』 う・・・・、3年過ぎたPCの動作が遅くてイライラモード。そうです、PCもデジカメも、寿命3年説をもつ私としては、そろそろ・・・か?

デジカメがみごと3年で調子が悪くなったのですが、それが本体か、充電器か、充電池かが不明。ふつうなら、迷わず新しいのをと思うのですが、当分ヘビーUSEをしないだろうと思い、とりあえず充電池を!なんせ、フル充電しても、数枚とっただけでダウンしちゃう状態だったのです。で、ビンゴ!(らしい)

そして、PCは・・・ナイジェリアで使ってた東芝のは、すでにCD/DVDが使えない状態。徐々にいかれてきてて、今使ってるDELLは、Youtubeからダウンロードしすぎで重い。(はい、HDD買います!)

と、新年文句から入ってしまいましたが、重要なお知らせが。

2009年夏、無事にナイジェリアを脱出し、日本に本帰国いたしました。はい、報告遅くてすみません。

でもね・・・、家を探して1ヵ月後に入り、でも船便の荷物が届いたのが11月。家中常にダンボールがころがり、常に物を探してる状態。そして、またこの春には・・・。

しかし、なんだかだ言っても、日本は平和だわ。それに、美味しい!

年末もナイジェリア人が世界を騒がせましたね。そう、NW機(デルタ)でのテロ未遂。父親がナイジェリアの大手銀行ファースト銀行の会長を最近退任した人というから、裕福な家庭だろうし、教育も受けてただろうに。

でも、父親からの通報を在ナイジェリア米国大使館もナイジェリア治安当局も真に受けていなかったということか?自分の息子の「過激な宗教観」に不安を抱き情報提供していたというのに。

そもそも、ナイジェリア発の飛行機じゃないから、セキュリティーチェックを「おれは○○銀行の・・・」と言って、少しにぎらせて突破ということでもないだろうに。早速全身スキャナーが導入されるらしいけど、ますます空港での待ち時間が長くなり、人だかり(行列)ができると、それが隙を作ってしまう気がするんだけど。どの国の人も、おとなしく列を作るわけじゃないのに!

そして、次の日のナイジェリア人の事件が、なんとも気の毒で!1時間にわたり、フライトアテンダントの指示にも従わずにトイレに篭城したというもの。それって、潜入感強すぎ!お腹壊してるって、なんでわかってあげられなかったんだろか?それまでも、何度もトイレにたっていたというのに。飛行機のトイレの数って、絶対少ないと思うの。乗るたびに!

この飛行機はオランダ・アムステルダム発、デトロイト行きで、テロ未遂のあった便と同じだったから、かなりの緊張がはしったようだけど・・・。この人が「下痢止めストッパー」を持ってたら、こんなことにはならなかったのに。ま、ナイジェリア発の飛行機じゃないから、なんとも言えないけど、後進国=水質が悪いと、どうしてもお腹は壊しがち。私も、ナイジェリアにいる間はストッパーをお守り代わりに持ち歩いてましたから。(使用はしなかったけど。)

そう、大きな体のナイジェリア人にも、このストッパー、効くんですから!(実証済み)

2010年も、日本も、そして世界的にも厳しい1年になりそうですねぇ。

でもでも・・・・一人一人が健康でよい年に!

HPは、情報が古くなりますが、フィリピン、ナイジェリア共に残していきます。東京での生活をどう更新していくかは、考慮中。My Discover Japanとして、写真中心にしようかとも思ってます。

WEBアルバムにナイジェリアでの3年間の写真を載せ、コメントをつけてみました。このページにでてくる写真も数多くありますが、お時間ある時に覗いて見てくださいね!

Jul. 30, 2009

昨日から報道されていたニュースだが、死者の数が当初50人と伝えられていたのが、5倍の250人と報じるところもあり、衝突が各地に飛び火する可能性も・・・。多くの外国人の住むLagosは、確かにキリスト教が大多数を占めるといわれるが、商売をしている人はムスリムが多いし、宗教問題は難しい。

7月29日付けのAFPによると、イスラム原理主義組織と治安部隊の衝突が3日目を迎えたナイジェリア北部で28日、治安部隊がモスクと同組織指導者モハメド・ユスフ氏の自宅を砲撃したのをきかっけに新たな衝突が発生した。目撃者によるとこの3日間の死者は250人以上に上った。

武力による反乱を起こして「不道徳」」で「不貞」な社会を撲滅したいとする自称「ナイジェリアのタリバン」は26日早朝から、北部4州の警察施設を攻撃していた。暴動を鎮圧するため治安部隊は砲撃した。ボルノ州の州都マイドゥグリには散発的に迫撃砲の発射音と銃声が鳴り響き、煙に包まれた。

地元住民がAFPに語ったところによると、閃光(せんこう)が走り、機関銃の銃声がとどろいたという。28日遅くには砲撃は止まったが、新たな衝突が発生した。首都アブジャで記者会見したウマル・ムサ・ヤラドゥア大統領は、同国北部は政府の「管理下」にあり、最後の攻撃が行われていると述べた。

今回の衝突は前年11月にプラトー(Plateau)州の州都ジョス(Jos)で発生したイスラム教徒とキリスト教徒の衝突以来、最悪のものとなった。人権団体によると、この衝突では最大で700人が犠牲になったとみられている。今回暴動を起こした組織は2002年にマイドゥグリで組織され、2004年にニジェールと国境を接するヨベ州Kanamma村に「アフガニスタン」と称するキャンプを設立した。そこから警察施設3か所を襲撃し、警察官を殺害した。

ナイジェリア北部はイスラム教徒が支配的だが、主要都市部にはキリスト教徒が移住してきており、両宗教間の緊張が高まっている。中央政府が民政移管した1999年以降、北部12州がイスラム法(シャリーア Sharia)を採用している。独立系の治安アナリストらによると、今回の攻撃はこれらの州の3分の1に影響を与えたという。(c)AFP/Aminu Abubakar

Jul. 28, 2009

Lagosの家宛てに、つまりは会社宛ではなく個人宅に郵便が来たのは、いままでに1回だけ。そう、友達が出してくれたクリスマスカードが届き、驚いた1回だけ。なんせ、ナイジェリア人さえも、海外に郵便を出すときは、『出国する友人に頼んでナイジェリア以外から出す』ときいていたし、ナイジェリアから郵便をだそうなんて、これっぽっちも考えなかった。

しかし・・・、郵便局で切手を買い、日本にはがきを出した子から「届いた!」と聞き、なんだ、できるんだ!と。

ただ、いつ届くかわからない手紙を投函してもなぁ・・・と思っていると、会社に届く郵便物に貼ってある切手がなかなかユニークで、「欲しい!」

でもなぁ・・・郵便局にオイボの私が行ったら、明らかにキャッシュを持ってるわけだし、怖いなぁ。

というわけで、回りにいるドライバーの中でも、賢そうなのを捕まえて、指令をだしてみた。

「郵便局で切手を買ってきて欲しいんだけど、いろいろな種類が欲しいのね。ほら、コレみたいに(と、封筒に貼られた2種類の切手を指差して)、違う種類をね。何種類あるか知らないけど、何でもいいから!」

暫くすると、そのドライバーから電話。「封筒に貼ってあったうちの1種類は無いんですけど・・・」というので「いいのいいの、あるのを買ってきて!」

わくわくしながら待つこと20分。ドライバーは、持たせた封筒に切手を入れて戻ってきた。1000ナイラ持たせたので、「おつりは?」と聞こうと思ったが・・・ ん?嫌な予感。

そう、例としてみせた切手が逆効果。2種類のうち、1種類ないわけだから・・・1種類を1000ナイラ分。つまりは50ナイラの切手を20枚も買ってきてしまったのでした。あ・・・・あ、彼なら理解できると思ったんだけどなぁ。

でもでも、もしかしたら、郵便局に今はこの1種類しかなかったのかもしれない!と思おうと思ったが・・・悶々として他のことが手につかない。どっちでもいいつもりでお使いに出したわりにしつこい私。

で、仕方ない、午後に自分で郵便局に行くことにした。今度は、いつもの我が家のファミリードライバーと。

郵便局の場所は3年前から知ってたけど、行くのは初めて。敷地内に車を停めても、入り口がどこかも分からない。大勢の視線を感じつつ、入り口らしきほうへ向かうと、建物の前にテーブルを出し、大勢が座ってる。もしや・・・受付はここ?と思いつつも、大勢の前を通過して建物の中へ。

薄暗くてよく見えないが、間違いなくカウンターがあり、ガラスで仕切られていて窓口がある。が・・・窓口に座ってる人は一人もいないし、誰が郵便局員で誰がお客かも識別不能。(もちろん、例外なく全員黒人!) ただ、皆が私に構おうとしているのが分かる。う・・・ん困った。

とりあえず、忙しそうに荷物の重さを量っている人の所に寄っていこうとすると、横から「何ですか?」といきなり言われ、正直あなたは局員?と思いつつも「切手を買いに来たの!」とやや大きな声で答えた。そしたら、またまた全員が「じゃ、あっち!」と人のいない窓口を指すし・・・。

で、一番近くにいた、ガラスの向こう側の人が、「どの切手?」と聞きながら窓口に座り、おお、助かった、あなたが売ってくれるのねと近づいて「え~~~と、いろんな切手が欲しいの!」というと、「???」

ここで難しいのは、私の英語が理解してもらえなかったのか、それとも・・・?

そこで「いくらの切手がある?」と聞くと「N20,30,50・・・・・・」と7種類ぐらいを言われたので、「それを全部欲しいの!」というと、「???」

やっぱり、そんな客いないから理解できないらしい!だから「じゃ、全部見せて!」というと・・・なんだ、N20と30、50,100しかないじゃないの!隣の窓口の人のファイルにはあるんじゃないの・・・と思いつつも、指差しながら1枚ずつ、それも丁寧に切ってもらうのが精一杯!N50のうち、1枚は午前中に20枚も買ってきたものだから「これは持ってるからいらないの!」というと・・・「???」

というわけで、苦労してN20、30、50、100の切手を1枚ずつ買い、満足して家に戻ったのでした。

ドライバーはもちろん、郵便局でもなかなか私の要求を呑み込んでくれなかったわけですが、理由は・・・切手を集めるなんていう事がないから!そう、カラフルだろうがなんだろうが、切手になんか興味はないわけです。ナイジェリアでは、印紙がないらしく、領収書などにも切手を貼るそうですが、金額さえあってればいいわけです。だから、いくら言っても分かってくれなかったみたい。20枚も手に入れてしまったN50の切手は、(申し訳ないけど)シール代わりに使おうかなって思ってます。

結構カラフル!

切手だけではなく、ナイジェリア人の?という側面をまた1つ発見しました。缶って、大概の人が好きですよね?特に女性は!それこそ、クッキーやチョコだって、きれいな缶にはいってたりすると、それを選んでしまうでしょ?が・・・ナイジェリアの人は、それがないみたい。全然喜ばないんですって。何かをKEEPしておくという習慣がないのかなぁ・・・?

Jul. 05, 2009

この黄色い小さな乗り物。2008年ぐらいから急に出現し、いまはかなりの数が走っている。初めは黄色だけだったけど、最近は緑もあるし・・・。自転車ではなくエンジンをつんでいるので、オート・リクシャー(auto-rickshaw)。そう、三輪タクシーです。我が家では、タイの俗称「トゥクトゥク」と読んでいますが。

それがなぜか、我が家のコンパウンドの中庭に3台も新車が停車中。ん?オーナー、手広く商売しようと思ってる?

街中ではなかなか写真が撮れないから、感激ではありますが・・・。

この三輪タクシー、見た目どおり小さいし、乗り合いなので、物凄く大きな人と一緒になると、それは大変。この小ささで、後ろに3人、前に2人の客を乗せている場合もあります。(写真で見せてあげたいぐらい!ほとんど罰ゲーム状態!)

この前、何気にCNNニュースのなかのインドからのレポートを見ていてやっと気づきました!これはインドから来たものですね!そう、ナイジェリアにはインド人が昔から住み着いていて、大きなコミュニティーを作っています。もちろん商売上手!

June 30, 2009

六月も早くも終わりますが・・・、ナイジェリアはただ今雨季真っ只中。こんなに雨がふったら、空から水がなくなっちゃうんじゃないかと思うぐらい・・・はい、幼稚園生のような考え方ですが、そう思ってしまうぐらい雨が降ってます。雷も朝・夕、結構落ちてるかな。光と音がほぼ同時の時もあり、バリバリ、ミシミシ音がしてます。

いままでは、明け方から降っても、10時過ぎぐらいには上がり、午後には太陽が覗くなんてことも多かったのに、今年の雨季は本気です。それも連日の雨だから、ここIKOYIの下水道=どぶ川があちこち氾濫。そうじゃなくても雨が降ると水が引かずに道路に水がたまり、それを避けて車が同じようなところを通るから、これまた道が削れて水がたまる。はい、お分かりと思いますが、舗装されていない道が多いので、ぬかるみができ、大変なんです。

雨季は、家の中の水道が臭わないからいいのですが、(つまりは、乾季は臭い!)、水道水の汚れはすごいです。台所ではユーロガード、風呂場では簡単なフィルターを使ってますが、1週間するかしないかで、フィルターは真っ黒です。ここまで汚くなると、フィルターを通しても通さなくてもあまり変わらないなぁと思って、実験。そう、水の色はどちらも汚く、大差なし!しかし、あれ?蛇口から直接の水に赤い小さな糸くず。そうかぁ、こういうのが混じってるんだなぁとシゲシゲ見ていたら、あら?この糸、泳いでる?そう、これは、ボウフラ?

マニラの時も水道水は飲めないレベルでしたが、煮沸すればOK。慣れてくると、あまり気にせずに野菜を洗う時も水道水を利用していたものです。(直接のみはしませんでしたが。)しかし、ナイジェリアの水道水は、煮沸しても駄目といわれています。ユーロガードをかけても、ローカルの人でも、まだ飲みたくないレベルとか。そうねぇ・・・こんな生き物が居る水道水には初めておめにかかったかも。本当は地下水だから良い水らしいんだけど、問題は水道管や水道タンク。これが直る日は来るんだろうか?

さて、連日のニュースは、もちろんマイケル・ジャクソン!CNNとBBCとSKYでニュースを追っていたのですが、CNNが最後まで死亡の断定をせず、昏睡状態!英国のニュースどころか、ユーロニュースやアルジャジーラでまで「死亡!」と速報を流していたのに。確かに、選挙速報じゃないんだから、「当確取り消し」はできないし、お金に糸目をつけない治療をして生き返っちゃう場合もあるかもと思ったのかしら?

しかし、CNNはまだしも、BBCまでもがず~~~~~~っとマイケル・ジャクソンのニュースを流し続けたのはビックリ。スペインの列車の事故や、イランでの衝突のニュースも字幕で時々出てくるだけでしたから!さらには、死亡確定後には、ゴードン・ブラウンやデビッド・キャメロンまでもがコメントを出すとは。(もちろん、聞かれたからだろうけど、日本でだったらありえるかしら?)

そして、1日、2日とたち、まだまだ新しいニュースが飛び込んでくる。マイケルが家族に書いた曲がある!それも200も!そして、今日は、死亡数時間前の写真として、フルリハーサルを行った時の物が紹介されたではありませんか!

死亡当初から、オークションでのレコードの値段も取り上げられたし!私もスリラーのLP持ってる世代だものねぇ。コンサート記念のテレカも持ってるもの!

DVD買うなら、コンサートのだよねと友達と話をしてたんだけど、あら!今回のロンドンコンサート(15公演)のリハーサル時にビデオを回してたって!そう、これはもちろん発売になるよね。おお、これは楽しみ!

このロンドンの15公演。もちろんSOLD OUTだったようですが、払い戻しが始まるのね。そりゃ、ファンだったら、記念にチケットは持っとくだろうから、興行主の損は少ないんじゃないかと思ったら、そうかぁ、一人一公演とは限らないわけです。今日、SKYでインタビューされてた人は、3枚買ったから、1枚だけ払い戻しするって。2枚なら1枚するだろうし・・・、CASHかMEMORYか、難しい選択なのかな?

June 09, 2009

アフリカ大陸には豚インフルエンザがないのだ!と自慢げだったのに・・・、エジプトで第一号が出ました!

【6月3日 AFP】エジプトのハーテム・ムスタファ・ガバリ保健相は2日、国営テレビで声明を発表し、米国からエジプトに入国した少女(12)が新型インフルエンザA(H1N1)に感染していたことを確認したと述べた。WHOよると、アフリカで新型インフル感染者が発生したのは初めて。この少女は1日、新型インフルエンザの症状がみられたため、カイロの空港で保健当局によって隔離された。この少女は米国とエジプトの国籍を持っており、エジプトで夏を過ごすため母親とともに入国した。母親を含む同じ航空機の残りの乗客に感染者はいなかったという。

エジプトといえば、早々と豚を大量に殺したりした国なんですよね。もちろん、イスラム教が多く、感染拡大を防ぐため、サウジアラビアへのイスラム教の巡礼を延期するよう国民に呼びかけてるとか。

日本もそうですが、これだけ世界中を人が行き来しているんだから、自分の国だけの対策じゃしょうがないのに!

それでも懲りない(orあきらめない?)エジプトは『新型インフル予防のため、推定25万頭のブタを殺処分することを決めた。WHOは極端な対策に科学的な意味はな いとしているが、これまでに15万頭以上を処分し、その大半が有害廃棄物処分場に埋められたと報道されている』・・・つまり、国中から豚を抹消したいわけね?本音は。

June 06, 2009

ずっと心配していたことがあって・・・外国も含め、1箇所にずっと暮らしていれば、そこの国の携帯会社と契約をし、それを使えばいいわけで・・・。何のことかというと、United Mobileという会社があるのです。EUで使うなら価格もそこそこお得なプリペイドSIMの会社が。もちろん、ここナイジェリアではMTNのSIMを使ってますが、フランスとかイギリス、その他の国に行った時の連絡用に、Int’lのSIMをもっていたのです 。

が、3月にパリで使えたはずのUnitedMobileが、5月には使えない!パリでもロンドンでも駄目。念のため、クレジット落としのmobelのSIMも持っていたからよかったけど、なかったら大変でした!だってパリでは南ア人の友達と会う約束だったし、それこそ彼女の住所にタクシーでたどり着いても、部屋番号とか、ちゃんと聞いてなかったし!

ちなみに、Mobelはクレジットでの引き落としなので、残高を気にせずつかえて便利ですが、受信にもお金がかかるし、相対的に高い!だから、普段は使ってなかったのです。

United MobileのHPでは、NOT WORKING NOWとなっていて、ま、ネットワークの不具合?と軽く思っていたんだけど、いつチェックしてもそのまま。嫌な予感!そもそも、今年に入ってだったか、5ユーロ分の通話料をおまけします!というキャンペーンにのせられ、ユーロが下がっていたこともあり、ホイホイとリチャージをしたばかりだったし。

もしも・・・このままUnitedMobileがつぶれたら、これは計画的な詐欺?とも思える話で、最後の最後にリチャージを皆にさせてトンズラ?(←表現古すぎ?)

でも、そこそこインターナショナルな会社だろうし、エストニアの+423のSIMから英国番号+44へもタダで変更し、カードも即送ってきたし、操作で分からない場合、メールすればすぐ返事がきたし。信頼してたんだけどなぁ。

そして、久々にHPを覗こうとしても、今は開きもしないし、あら?日本でUnited Mobileを扱っていたネットの会社が取り扱いを止めたり、bwi.jpは、自社で扱った有効期限内のSIMならEkit Passport SIMに交換するというではありませんか。つまり・・・もうUnited Mobileは駄目ってことなんだ!やられたぁ!もちろん、各社とも、残高についての保障はなし。あ~~~あ!ただ、オートリチャージにしとかないでよかった。いつなにされるか心配だし!

EkitもEUを中心に、世界130カ国でローミング使用できるSIMカードで、ガイダンスは全て日本語対応。コールバック形式で有効期限が9ヶ月はUnited Mobileと同じかぁ。

そして、英文での検索を続けると、お、OneSimCardというアメリカの会社が、United Mobile や Yackie(つまり、他にもつぶれた会社があってこと?)のSIMと自社のSIMを交換するサービスをやってて、無料で送ってくれるとある!

EkitもOneSimCardも10ドル分の通話料が含まれるSIMだ!なんせUnited MobileのSIMを2枚も持ってる私としては、使う使わないは別としても、10ドルが含まれるカードを手にできる方が嬉しい!(また、こうしてキャンペーンにのっていいんだろうか?ま、いまさら通話料をUnited Mobileが返還してくれるとは思えないし!)

さっと英文をみたところ、OneSimCardのバランスの有効期限は10ヶ月で、番号自体は期限なしで使えるらしい。なら、文句無くOneSimCardだわね。ネットで今持ってるシムカードの番号を登録し、現物を(これは自腹で)送ると、OneSimを送り返してくれるらしい!ああ、ナイジェリアからじゃ出来ないなぁ。次に日本に戻る前にこのサービス終わってたらどうしよ?

<追記> おっと、イギリスのTravel Simも無料のSIMカード変換を開始!それぞれのつながり具合をテストできないのが残念!

May 21, 2009

ここLagosでは、まだ影響が出ていないようですが・・・、『ナイジェリア南部のニジェール川河口デルタ地帯で活動する武装勢力「ニジェール・デルタ解放運動(MEND)」は15日、政府軍がデルタ地帯で市民を標的にした無差別空爆を行っているとして、「全面戦争に入る」と宣言した。』

さらに『MENDは電子メールでの宣言で、石油企業にスタッフを避難させるようあらためて要求した。』(共同)とのこと。

19 日の原油相場は、急反発。前日の夜間取引では、ナイジェリアでのパイプライン爆破や米国内の製油所火災事故のニュースを受けて、期先中心に1000 円超の上昇。

(最近の渋滞は、ガソリンスタンドにならぶ車の列が道を塞いでいるためだろうよ、やっと原因判明!)

オイルカンパニーは、独自のセキュリティーシステムを持っており、時折だされるALERTも、どこでそういう情報が?というものが多いのです。Lagosにいる友達も、時々「貴重品をまとめといた方がいいよ!」と教えてくれたり、国外脱出用に常に小さなガラガラに準備がしてあったり。いきなり撤退の家族がまた出るかもしれません。そういえば、この間乗ったパリからの飛行機も、出張ベースのオイル会社の社員が多かったなぁ。(彼らは、カバンのネームタグやパスポートに会社のマークのシールがついていたりするので、すぐ分かるのです!)

あ、でも、オイルカンパニーでも全社的な通達での「新インフルエンザ」に関する対応はしていない模様。さすがにメキシコ出張は控えるだろうけど(TOTALの友人)とは言ってましたが。

May 20, 2009

なんか、IKOYIの中が渋滞。混む時間じゃないと信じてる時間も渋滞。ガソリンが高くなったとか、聞いたんだけど、車が減らないし・・・。

近所の・・・といっても車で5分のスーパー(Goodies)だけ行こうと思ったら、大渋滞。家を出て20分たってもまだ中間点にも達しない。近所に行くより、橋を渡って遠くまで行った方が早そうなので、急遽予定変更。VIまで遠征することにした。(それなら、もっと早く家をでたのに!)

そもそも、我が家の運転手は意見は言わない。「混んでるかなぁ?」と駄目元で聞いてみても「分からない」としか応えない。ま、分からないが正解かもしれないけど、その角を曲がっていく道が混んでるかどうかは、見れば分かるよね?だって、車があふれて曲がれない状態だし。

運転手でも、ナイジェリア人らしく、とりあえず主張してみる人もいるし、ちょっと道が混んでると右往左往するのもいるし。でも、あとで「違うじゃないの!」と突っ込まれるのを恐れて意見は言わないみたい。でも・・・、免許もない外国人の私が、道を選んだりするって、アリなんだろうか?

Ikoyi地区(私の住む地域)の渋滞は、物売りも物乞いもあまりいないので、窓から外を観察しながらのじっと我慢のドライブ。でも、橋向こうは障害者の物乞いがいるから嫌なんだなぁ・・・。子供なら、働け!とにらみながら首を横に振ればいいし、足や腕がないのも、あらららら・・・と思いつつ見ない振りでいいんだけど、見るも無残な状態の物乞いが、「チームを組んで」車にへばりつく時があり、これは怖い!

だから、ぼ~っと車にのってるんじゃなくて、少し先の人の動きを見ておかないとだめなのだ!


で、今日は予定変更して店を3軒ハシゴし、最後は路上の八百屋。どこも「あ、マダム、久しぶりじゃないの!」と愛想はいいけど、また値上げしてるじゃないの!

路上の八百屋で5000ナイラ(=3500円)からの買物だから、嫌になります。それでも、八百屋では、一番人気の兄ちゃんが、野菜でも果物でも1つ1つ吟味して選んでくれるし、インド系の食料品店では、キレイなお札のおつりをくれるし(汚いのは半端じゃない汚さ!)、これが2年半の生活の成果かなと思ったりもしているわけですが。

しかし、今日は暑かったなぁ・・・。

英国やアメリカのニュースだと、トップニュースではないんだけど、なんで日本での豚・・・いやいや「新インフル」はあんなにも感染者が増えたんでしょうねぇ?日本って衛生的な国民の多い、安全な国じゃなかったっけ?

SARSが流行った時に、「ああ、やっぱり中国は衛生観念がちがうからねぇ」と言ってた者としては、今回の日本の感染数は申し開きできないなぁ。除菌、殺菌グッズに慣れすぎたから、菌に弱いんじゃないかなぁ?お年寄りがあまりかからないというのは・・・ピロリ菌のおかげとか?なんなんだろうか?

でも、日本の対応はおどろくね。今は数が多いから、仕方ないかとも思うけど、日本は鎖国する気?って言いたくなったもの。鳥インフルエンザが怖いのは分かってるけど、今回の新型は季節性のインフルエンザ並みと言われているし、もう少し冷静になれないものかと。

EUでは、感染者の数をカウントして大騒ぎとかしてないし、そもそもマスク姿もいないし、空港での熱もチェックされないし、普通に暮らしてるのに!英国で感染第1号となってしまった高校生?のお母さんのコメント「うちの娘が1号なんて、困っちゃったわよぉ!」みたいな感じで、普通に顔出しでSKYニュースのCMに使われてます。そう、SKYは「情報はいつもSKYが1st!」という売りでね。

早めに「日本の」新インフルがおさまってくれないと、危なくて「ナイジェリアから」帰国できないじゃないねぇ。

アフリカ大陸では新インフルでてないのです!新インフルよりマラリアの方が怖いよねぇ?って皆言ってます。そう、なんだかオフィスでもマラリアになる人が最近多いみたい。でも・・・ナイジェリアで熱が出たら、マラリアテストはするけど、インフルエンザかどうかをテストする手立てなんてないような・・・。

Apr.12, 2009

国境無き医師団(MSF)のレポートによると、『アフリカで過去何千人もの死者を出している髄膜炎が、現在西アフリカの複数の国で蔓延しつつある』とのこと。MSFは、各国で患者に対して速やかに治療を提供しつつ、ナイジェリアとニジェールでは集団予防接種を実施し、他の西アフリカ諸国における状況も注意深く観察している。MSFは400万人から500万人に髄膜炎に対する予防接種を実施する予定である。

ナイジェリア:北部における流行の拡大

MSFのチームは、ナイジェリアの中央および地方保健省と協力し、9つの州で予防接種と治療活動を行っている。対象となる人口は合計3800万人である。現在までに、これらの9州では31の調査チームから2万448人の患者と694人の死者が報告されている。致死率が比較的低いことは、患者が適切で効果的な治療を適時受けていることの表れである。

同時に77のMSFチームが保健省職員とともに集団予防接種を行っている。これまでに、最も感染が広がっているジガワ、カツィナ、ソコトの各州で約70万人に対して予防接種を行った。さらに、新たな集団予防接種活動がジガワ、バウチ、ゴンベ、カドゥーナ、ケビ、ソコト、ザムファラの各州で200万人を対象に実施中、または実施予定となっている。また、各チームは現在、次の優先事項を特定する作業に入っており、さらに27万人を対象とした予防接種が準備されている。予定されている予防接種活動が全て実行された場合、MSFはナイジェリアで髄膜炎の流行期間中に合計300万人を超える人びとに予防接種を行うことになる。ナイジェリア保健省は髄膜炎ワクチン230万回分をMSFに提供した。(MSF)

Mar.29, 2009

WWFの呼びかけで、世界で地球温暖化の防止を呼びかける国際的なキャンペーン「Earth Hour(アース・アワー) 2009」が行われた。このキャンペーンは、2009年3月28日に各国の諸都市で市民に参加を呼びかけ、午後8時30分から照明を切り、省エネルギーと温暖化防止の重要性を、世界の首脳たちに訴えるというもの。

NYのエンパイア・ステート・ビルやラスベガスの繁華街、パリのエッフェル塔、リオデジャネイロの巨大キリスト像、アテネのアクロポリス、エジプトの大ピラミッド、ローマの円形闘技場コロッセオといった世界の名所もしばし闇に包まれる。

このイベントでは、実際に電気を消すことで節約できるエネルギー量を云々というものではなく、実際に照明が消されることの意義が重視されているようだ。アフリカでは、今年初めてケニヤ国際会議センターが参加、3月28日土曜日の夜、ビルの灯りが消された。2009年は約90カ国で実施され、今年から国連も参加しているということだ。

世界では20億人が電力の供給を受けられない状況にあり、その多くがアフリカの人々。地球温暖化の影響を最も受けやすい大陸が参加することに大きな意味があるようだ。Lagosでも、電気があっても暗くて本を読むのが辛い程度。ジェネレーターの明かりも暗く、細かい作業や読書を楽しめるような明るさがないんだけど・・・HELP!

しっかし・・・日本の高速道路料金値下げによる道路の渋滞ってどうなの?エコバックだなんだって言ってながら、公共の交通機関でなく、マイカーを支援?疑問を投げかける報道はなし?

チーム・マイナス6%の、CO2削減のための6つのアクション覚えてるだろうか?

ACT1:温度調節で減らそう 冷房時の室温は28℃、暖房時の室温は20℃にしよう

ACT2:水道の使い方で減らそう 蛇口はこまめにしめよう

ACT3:自動車の使い方で減らそう エコドライブをしよう

ACT4:商品の選び方で減らそう エコ製品を選んで買おう

ACT5:買い物とごみで減らそう 過剰包装を断ろう

ACT6:電気の使い方で減らそう コンセントからこまめに抜こう

Mar.23, 2009

困った事件がおきました。なにを驚くべきかが・・・。

【3月22日 AFP】ナイジェリアの薬物取締当局は21日までに、同国南西部Ogun(オグン州)の自宅に大麻100袋を隠し持っていたとして、114歳のナイジェリア人の男を逮捕した。当局に密告があり逮捕に結びついた。男は容疑を否認している。ナイジェリアでは08年11月にも南部Edo(エド州)で大麻5923袋(合計30トン)が押収されているが、同国でこれまでに1度に押収された大麻の量として最も多かったのは、08年6月に南西部の都市Ibadan(イバダン)で押収された80トン。

大麻の量を聞いても、イマイチ分からないでしょ?末端価格いくらとか言ってもらわないと。過去の押収大麻の単位がトンというのが凄いけど、それより114歳に驚いたのは私だけ?

50歳こえたら、十分お年寄りの部類にはいるナイジェリアで、114歳!80や90でも凄いのに!

口の悪い人は「ナイジェリア人は、50歳過ぎるとS○○以外は忘れてしまう」といます。あ・・・分かり難い?つまりは「子作り以外のことは分からなくなる」ということ。もちろん個人差があるでしょうが、確かに子供は多いし、その子たちの年齢差も大きいのは事実。

そして、実体験としては、50をとうに過ぎているであろう使用人は、確かに忘れることが多すぎるし、新しいことは覚えられない。(さらに、自分は35歳だと信じているので、ますます扱う側としては困る!)

そんなナイジェリアで114歳?ま、戸籍がもともとないだろうから、ある程度の人は(めでたいので)年を多めに、そして、日本で言う中高年は大概30代というのがこの国でしょうが・・・。

Mar.21, 2009

Googleのナイジェリアに関するアラートメールに「ガンビアで市民を拉致し魔術を強要」という見出しを見つけた。

【3月19日 AFP】ガンビア警察関係者は18日、魔術を行ったとして警察官らが一般市民1000人あまりを拘束したと話した。アムネスティ・インターナショナルは、ガンビアではこの2か月間に市民ら1000人以上が拉致された後、非公開の拘束施設に収容され、幻覚作用のある調合物を飲まされたと報告書で明らかにした。幻覚飲料を飲まされた被害者の多くは腎臓の異常を訴えており、少なくとも2人が死亡したという。警察関係者は同報告の内容を認めた。


つまり・・・、魔術師狩り。(=魔女狩り)。

そして、その関連記事としてAFPの記事の中に(3月5日)「魔女狩りにあう子どもたち、父親から火をつけられた少年の体験談 ナイジェリア」の見出し。AFPのSusan Njanjiという人の記事だが、ナイジェリア南部の産油地帯ナイジェールデルタの貧しい町、Eket(エケト)の話だそうだ。魔女や黒魔術師の烙印を押され、拷問または殺害された子どもは数百人にのぼるという。

これまでに、こうした「魔女狩り」をたきつけたとして牧師を名乗る男ら10数人が逮捕されている。そう、このページでも2008年の12月に紹介した「110人の子供を殺害した」という呪術医の逮捕もそれである。

エケトの町の避難所には、生後18か月から16歳までの170人あまりが退避していて、多くが、やけどや、なたで斬りつけられたり頭にクギを打ちこまれた跡など、拷問の痕跡を抱えているという。


■「宗教」が「石油」と並ぶ主要産業に

ナイジェリアでは、アフリカの多くの地域同様、呪術信仰の歴史は古いが、子どもが魔女狩りの対象になったことはこれまで一度もなかった。 一部の専門家は、キリスト教の過激思想や一夫多妻制におけるライバル意識が、子どもを標的にする意識へと向かわせているのではと分析する。

地元民らは、背景には、近年になって雨後の竹の子のように同地域に増えつつある「自称」牧師たちの金儲け主義があると指摘する。こうした牧師たちは、子どもの悪魔払いをするなどと宣伝して、お金を受け取っているという。

呪術信仰の歴史があるといわれても、ちっともピントこないわけで、理解を超えているのだけど、欧米で医学を学んだり、パソコンを操る人がいて、飛行機で外国からも人がくる時代になっても、正しい知識を持ち得ない人たちは、(いつの世にも)いて、いつまでも迷信を信じているわけだ。もちろん、それを悪用して利益を得るというケースが多いだろうが。

Mar.14, 2009

今年に入り、ちっとも勝てないLiverpoolでしたが、先週の火曜日、そして、昨日土曜日の圧倒的な強さを見ていただけたでしょうか?

チャンピオンリーグでは、レアルマドリッド相手に4-0の大勝!怪我から復活のTorresも大活躍。開始16分でのシュート!で、こんなパフォーマンス!

そして、昨日のプレミアでのマンチェスターユナイテッドとの対決でも、4-1とまたまた大勝!

前半23分にペナルティーキック(byロナウド)で先制されたものの、前半28分でのシュート!余裕のポ~~~~ズ!

やっとやっとLiverpoolが元気になってきて(or Torresが見れて?)、幸せなlinlinであります。


Mar.05, 2009

ひな祭りも過ぎたというのに、日本はまだ寒いとか?それなのに、桜は早い?雨であっという間に散らないといいけど・・・。

『ナイジェリアで食べよう』のところに、現地調達品で作るお菓子や料理の写真をいくつかupしましたが、この桜餅はソコには入らないので、このページで紹介します。見た目、何のへんてつも無い道明寺って感じでしょうか?まあ、多少色むらがありますが・・・。

マニラでも、ここ、ナイジェリアでも、日本から材料を持ち込んで、道明寺はもちろん、大福、草餅、うぐいす餅、麩饅頭、(薄くないけど)薄皮饅頭など作っていましたが、この道明寺は今までとはちょっと違う方法で作っています。

道明寺粉さえあれば、道明寺ほど簡単で見た目が「おお~~~~!」っと喜んで貰える和菓子は無いと思いますが、その肝心の道明寺粉がなければもち米で作らなければなりません。(そそそんな面倒な!)

で、考えたのが、「道明寺粉で道明寺を作る」「道明寺粉を使っておはぎを作ると簡単」「ご飯と切り餅で簡単おはぎが作れる」・・・・ということは、『ご飯と切り餅で道明寺が作れないわけが無い!』ということ。

レシピ検索のおかげで、ご飯一膳にふやかした切り餅を入れるよりは、一合のお米に切り餅をいれて炊く方がよい!という所までは分かった。あとは・・・色はいつ入れる?砂糖は?

やわらかさを保つためには、砂糖を入れるべきで、道明寺粉の時も使っているし・・・と結論をだしていながら、入れ忘れて炊いてしまった。(が、問題なし!)

食紅は、ご飯を炊く時に、すでに投入。濃くなりすぎないように気をつけた。

あとは・・・、切り餅は、小さめに切ってから入れた。

で、なんとかそれらしく完成!そもそも、我が家のご飯はレンジで炊くので、1合のご飯は10分もあればたけちゃうのです!だから、短時間で完成!桜の葉は、冷凍庫にあったので、それを使用。そう、これがないと桜餅にはならないものね。

この方法をつかえば、おこわも簡単に作れますね。そんなに食べないのに、外国に居るとお正月を考えて切り餅って調達しているので、これはいい使い道です。お試しあれ!

ちなみに、もち米も切り餅も無い場合、白玉粉でお餅(というか甘くない求肥)を作り入れても良さそうです。さすがに白玉粉を振り入れるだけでは駄目でしょうけどね。

Mar.02, 2009

ゼネストがあるかもしれないから、食料を買いだめしなきゃねぇ・・・と友達と話していると、またまた話が反れてBODY PARTSがマーケットで売ってるという話題に。以前、ゴリラを食用としてマーケットで売っているという話題を、ここでも書いたことがあると思いますが、いま、友達との話題のBODY PARTSとは、もちろん人のこと。

ナイジェリアに限らず、アフリカには昔から伝わる迷信というか言い伝えが数あり、残念ながら教育を受けていない人々は、それをずっと信じています。たとえば、一昔前まで、双子は(またはそれ以上)不吉な印とされ、赤ちゃんの一人と、その母親を殺していたとか。しかし、白人の宣教師の女性が、それは間違ったことで、複数の子供が生まれることは何もおかしなことではないということを教育し、やっと人々が理解したとか。ナイジェリアにはヤムイモのおかげで双子が多いと聞いていただけに、その話にはかなりのショックを覚えましたが・・・。

いまだに事件になるのが、処女とのSEXでHIVなどの病気が治るというもの。

そして・・・最近良く話題に上がるのが、BODY PARTS。話を聞くと、ほとんど黒魔術の世界?(それが何かも理解不可能!)

友人のドライバーの友達が、自分の母親が病気になったため、奥さんを手伝いに送り出したけど、2日たっても連絡がなく、母親の所にも、義母の所にも行っていないので、大騒ぎに。そして、「きっとWRONG BUSに乗ったのだ。」と泣き出したとか。そうか・・・長距離バスで、違う方向のに乗ったのねと思ってたら、それが違うらしい。こちらの人たちが使うバスは小型の黄色いバスだけど、その黄色いバスの中にWRONG BUSと恐れられるのがある・・・らしい。途中で意識を失わされて(それも、粉で!)、その後ジャングルのようなところで、2日間、食事は与えられる。で、魔術師だか呪術師(黒いガウンに真ん中の赤のクロス)の人が来て、グループに分け・・・。女性の場合は妊娠させ、BABYも売るらしい。文字には出来ないが、PARTSというより・・・。

うそだっと思うでしょ?でも、現にSHELLのドライバーで、そのバスに乗った人の話だというのです。彼は、その黒ガウンの人が「なぜ、こいつを連れてきたんだ? 彼は強い運気があるから、連れ去ったところに戻して来い!」といったので、生還できたとか。そして、二度とバスに乗らないでいいように、会社のボスがバイクを買ってやったという話。

ま、その屠殺所行きの誘拐バスや黒いガウンの話が本当かどうかは別としても、ローカルマーケットで人間のBODY PARTSが売っているというのは、すでに周知の話。アジアの子がよく通っているUnder the bridgeという所も、朝の6時に行けばあるとか、皆のいく、ビーチやLekkiのマーケットでも。さらには、ま、ローカルの人以外は行かないだろうけど、数件のマーケットでは取り扱いありらしい。それも、前は黒人=ナイジェリア人のだけだったけど、最近はオイボ(ここでは白人+外国人)のもあるそうだ。状態としては・・・ドライにして。(ゴリラと同じ扱い!)

イギリスのジャーナリストが2週間前にLagosに取材に来ていたという話も聞いたので、いまにドキュメンタリーで見れるかも?

美味しいとか、珍しいとかいうのではなく、もともとは「敵に勝つ=食べる」ということのよう。血も飲むと聞いたので、友達は「HIVの血だったら、敵を倒して長生きする前にエイズで死んじゃうじゃないの!」とつっこんだらしいが・・・。

路上に野垂れ死にした人のBODYがあるという話は、以前にも書いていますが、身包み剥がれてるだけでなく、よく観るとパーツが足りない時もあるとか。路上で寝転んでいる人を見ると、「大丈夫かなぁ、生きてるかなぁ」と、結構凝視していた私ですが、もう見るのは止めた!人攫いにも、ロングバスにも乗らないように気をつけて暮らそうっと!

ちなみに・・・野垂れ死になりかけ路上で横になっている人をポリスが保護した場合、とりあえずその場からは動かすものの、叩いて殺してしまう場合が多いとか。強盗を取押えた場合はその場でピストルか火破りの事も・・・。

That’s NIGERIA?

Feb.27, 2009

今年は、雨が時々降るし、ハマタンは軽かったねぇと安堵しつつ、「でも、そうなると暑いね!」と文句。暑くても寒くても天気が悪くても・・・仕方ないことですね。ただ、ここLaagosでは、室内でずっと冷房をつけています。空気が悪い+治安が悪い+ハマタンなどで、とにかく窓を開けない生活だからか、暑くなくても室内の空気を動かしたい気分でスイッチON!そう、来て直ぐにリビングの天井にFANを取り付ける許可はとったのですが、なんせ突貫工事の建物に、天井から重いものをつるすのはどうか・・・ということになり、結局そのまま。なんせ、室内の電気(電球)も、しょっちゅう切れて交換だから、電気系統のものは増やさない方がいいのでしょう。

なぜか、お手伝いさん(男性)は電気の球が切れるとわざわざエレクトリシャンを呼んできて交換させる。たしかに、天井の交換はたいへんだけど、壁ならハシゴを使えば問題ないのに!だから、エレクトリシャンが忙しい時は、自分で交換。

てなわけで、室内では(冷房のおかげで)暑くないし、もちろん夜は消して寝ても大丈夫な程度の室温だし。だからアフリカなのに、暑さ知らずの生活です。

食べる事に熱心になってしまう外地では、(四季はないのに!)春だし、天気もいいしと、「道明寺」を作りました。さらにはレバノン産のTAHINA(ゴマペースト)を使ってゴマ豆腐。このゴマ豆腐、アジアの友達にも好評で、即、レシピを伝授。上手に作れるかな?

そして、季節感はさておき、初トライの「にら饅頭」。くたくたになりながらも、満足な食生活。そう、精神的に参らない限りは、ナイジェリアにいると太るのです!(私だけじゃないのよ!)

Feb.16, 2009

先週末はバレンタインディでしたね。ナイジェリアも勿論、男性から女性にプレゼントを贈ります。数日前には、ローカル新聞でも、バレンタインメッセージの募集記事を見ましたし、(やはり?)バラの花のプレゼント広告がちらほら。

マニラにいたときは、バレンタインディには花やプレゼントの配達人が、オフィスビルのあちこちでみられました。ま、そんな風景はココにはありません。が、ローカルスタッフ(もちろん女性達!)へのプレゼントの準備をしないと(=お菓子を焼かないと!)

先週は、自分の住むIKOYI地区の中でも、新しい(=開発途中の)BANANA ISLANDという所の友人宅へおじゃましました。新しい建物だし、6階で景色もいいのですが、なんせ、あちこち工事中。つまりワーカーがうじゃうじゃ。確かに友人の家のあるコンパウンドは、建物の入口に2人もセキュリティが張り付いていて、しっかりしてそうに見えるけど、入口では、行き先の番号を言っただけでゲートを開けたし、ゲートの中だって、何棟もあるタワーのうち、工事中のものが半分はあるし・・・。ただ、家の中は広く、メンテナンスは行き届いているとのこと。6階から見る水辺(川)は、いい感じです。

が・・・、住人の証言によると、朝早くには、川にお尻を向けてプープー(poo-poo)をしている人が大勢居るとかで・・・。でもね、トイレがないんだから、仕方ないといえば仕方ないのよね。だって、皆、紙は持ってるらしいし。

去年の今頃は、オイル系がイケイケだったので、Lagosも(コンパウンドの)建設ラッシュとなったわけですが、年の後半で状況は一変。異動や帰国になったファミリーが沢山でました。それでも、なぜかインドネシア人はどんどん増えてます。それも若いファミリー!それと、最近は路上の工事で、中国人と思われるワーカーの姿も多く目にするようになったし。

最後に・・・オーストラリアの森林火災(森林というか、人家もですし、死者も沢山でてますが・・・)のニュース。まだまだ被害が広がっているようで、死者の数も日々増え、オーストラリア大陸の、ほんの少しのミドリの地域が、砂漠化してしまうんじゃないかと心配するぐらいの火災ですね。不謹慎な私は、メルボルン近郊の火事ときいただけで、「コアラやカンガルーは大丈夫なんだろうか?」と思ってました。というか、火事の前、オーストラリアオープン(テニス)での、あまりの暑さに、フェアリーペンギンの体調を心配していたのですが・・・。そしたら、昨日のSKYニュースで、コアラ救出の画像!(さらには、WEBでは、カンガルーの死骸が路上に・・・)

たった1匹の救出(というか発見!)の画像ですが、なかなか素敵なので、ここでも紹介。(ま、日本でもとっくに紹介されたとは思いますが。)画像はNZのニュース局のもののようです。

http://www.youtube.com/watch?v=-XSPx7S4jr4&feature=related

(すでに、レスキューしたコアラに会いに行くというビデオも後悔されています!)

Jan.30, 2009

あっという間に1月も終わりますね。日本ではインフルエンザが流行っているとか。寒くて乾燥が続く限りはウイルスが元気なので、油断大敵!食事、睡眠・・・・ですね!

久しぶりにマニラの友人と連絡が取れたのですが、フィリピンの気候が変だそうです。本来なら乾季で一番暑いはずなのに、毎日ぐずついたお天気。まるで雨季のようだとか。野菜や果物に影響がでそうで心配ですが、お蔭でエアコンをつける必要が無く、家の電気代が半分になったとか。夜は寒いぐらいということで、もしかするとナイジェリアと似たような気候なのかもしれません。

今年のハマタンは、去年ほど酷くなく、「ちょっと鼻風邪」という程度の人が多いのですが、残念ながら私の頭痛は続いています。もしかして・・・、ハマタン+脳の疲れ(orストレス)のせいではないかとも思うのですが。

そして、1月といえば、2年連続で出現したコウモリですが、なんと今年は出てない!口に出すと、いきなり・・・ということがあってはと、ずっと堪えてましたが、今年は大丈夫そうです。たぶん、隣の大きな屋敷を取り壊し、その時に大きな木も何本も切ってしまったので、コウモリ一家も引っ越してしまったのでしょう。だから、最近は色々な鳥が窓の外側に停まりにくるのでしょう。(たぶん)

はい、また水漏れです。使っているバスルーム、2箇所とも、ウォータータンクからの水漏れ。だいたい、1つに問題が出ると、もう1つもというのが常です。(それも、すでに何度も修理しているのに!)

床に水があっても、シャワーの後だったりすると、「ああ、外にも水が・・・」と思ってしまい、見過ごすのですが、そういう量じゃない水を床に発見すると恐怖です。だって、水道管が外れて、ドバ~っと水があふれ出る可能性があるから。(経験者は語る!)

で、夜中でも、とりあえずマネージャーを呼び、状況を見てもらい、翌朝から配管工がきてトンカチやるわけです。そう、壁に穴をあけ・・・。ただ、マニラの時もそうでしたが、配管工や電気技師が「プロ」かというと・・・。だって、ペンキを持ってきて「では、刷毛を買ってきます!」なんていう人もいたし。今回は、水の栓を締める前に蛇口を壊したから、水が一気にあふれて大洪水(←人災!)でした。とりあえず、2箇所とも、配管や水栓を2日がかりで交換。あとは、穴を塞げば工事終了(予定)ですが・・・、今度はお湯がでない!エンドレスです。

電気、水回りは、いつまでたっても問題ありで大変です。あ、これは我が家だけの話ではなく、Lagos中の友達が嘆いてますから、ま、日常なわけです。

電気の供給が、これだけ不安定で、しょっちゅう瞬停があるわりには、PCはまだ健在です。マニラにいたときは、ちょうど3年で2台とも同時に壊れ、大騒ぎでしたが、ここでは何とか持ちこたえています。ただ・・・今、家で使っているこの東芝のSatelliteですが、WORDを弄ると、不具合が時々でます。DVD-RAMドライブも、どこか変。そう、そろそろ3年目ですから、心の準備、いや、バックアップをしっかりしておかないと!

そう、昨日、うれしいニュースをネットで見つけました。ま、ほとんどの人が関係ないでしょうが、ソフトバンクのプリペイド。2Gのプリペイドからプリモバイル(3G)に同番移行できるようになったのです。(2月から受付!)

もともと、携帯電話の番号なんて、自分のすら1つも覚えたことがありません。過去、なんども変わってるのに!そして、ナイジェリアでだって、普段使う番号が2つ。さらに他社のを1つ(予備)。そして、ヨーロッパで移動中につかえるようにと、United MobileのSIMが2枚、Mobellが1枚。はい、すべて番号は覚えていません。

でも、日本で2年前に手に入れたソフトバンクのプリペイド携帯の番号が、ものすご~~~~く覚えやすい、いい番号なのです。だから、これはずっと使いたいなぁと思ってたんだけど、プリモバイルで同番にするには、1度他社に移って、戻ってくるしか手がなかったのです。だから、2Gが廃止になるタイミングまで待ってみようと思ってたのですが、ああ、早まらないでよかった! これは本当にGood Newsでした!

ナイジェリアで手に入れた携帯でも、最近遊んでます!ノキアのE51がフィンランド製だったので、気を良くして5310 XpressMusicをGET。でも、これがMade in Chinaだったから、偽物だったらどうしよ~って思ってた矢先、いい考えが!そう、中国版なら、日本語がうけられるはず!(ビンゴ!)SMSでも日本語がOKなんです。そして、受けれるなら送信もしたくなるわけで、ネット検索。N73は、わざわざ「日本語化」してあるのを買ったのに、最近はネットからソフト(というかアプリ)をダウンロードして使えばできちゃうんですねぇ。NOKIA用日本語プラグイン+J FOR S60っていう、すばらしいソフトのおかげで。

でも、N5310は、S60じゃなくてS40なんです。(そもそも、日本で使えない機種ですから!)だから、+J FOR S60は駄目なので頑張って研究(=検索)。そして見つけました!そう、携帯の完全日本語化は駄目だけど、日本語入力支援ソフトPiClip。これのおかげで日本語が打てるので、SMSでも日本語OKです。わ~~~~い!でも、SMSで日本語やりあう相手いないんだけど・・・どうしよ?

Jan.23, 2009

あらら?今年は酉年じゃないのに・・・また来客です。リビングの窓に体当たりして、その後、外の廊下の手すりに停まりました。残念ながら、逆光で、鳥の色もわからないし、ちょっと距離があったので、こんな写真ですが、くちばしが大きく、ちょっと大き目の鳥です。(でも、前回のカワセミ同様、写真をとる時間はくれました!)

2009年が明けたと思ったら、もう1月も後半。時間がたつのはなんて早いんでしょうねぇ!

GAZAも、とりあえず停戦。ELECTだったオバマがPresidentになり、ブッシュはCo-Presidesnt。なんだかあっという間の出来事でした。(あれほど長く、指名選挙のキャンペーンをやってたのに。)

ナイジェリアの通貨、ナイラの価値が下がっています。円に対してドルが弱くなり、そのドルに対してユーロも。そのユーロに対してポンドも!そして・・・関係なさそうなナイラもドルに対して下がっています。

先週、久しぶりに魚屋に「さば」を頼みました。文字の読めない+書けない使用人に留守番をさせるかもしれないので、「いくらぐらい?」と尋ねると、「マダム!鯖はすべてimportedです。で、今、ナイラは弱くなっているので、ちょっと高くなります!」ですって。うわ、鯖までが・・・。しかし、NO CHOICEですし、魚は言い値で買うしかないでしょう。

それでも、そこそこ立派な鯖が11匹で2800ナイラでした。ま、許せる範囲です。

このところのナイラ安で、確かに輸入品の値段はあがっています。たとえば、ノキアの携帯。メガプラザで調べてたのですが、年末からここ1ヶ月で、2000ナイラの値上がり。街の携帯屋でも、1500ナイラぐらいはあげてきています。もちろん、円換算でもすれば、日本よりはかなり安いけど、でも、ナイラで生活している者にとっては嬉しくない値上げです。

Jan.01, 2009

いつもと同じ朝ですが、2009年スタートです!ナイジェリアは、31日が半ドン、元旦がお休み、そして2日はふつうどおりなので、クリスマスの4連休に比べれば、短いものです。大晦日は、それなりにカウントダウンパティーが行われ、いつまでも音楽が流れうるさい・・・でも、去年ほどじゃないのは不景気だから?ただ、夜の10時過ぎから爆竹があちこちでなり、新年とともに、花火。その花火や爆竹は、1時間ぐらいは断続的に続いてました!

毎年口にするけど、2009年こそが、殺し合いのない、飢餓のない、平和な年になりますように!

しかし、 GAZAでの空爆は、すでに6日目。停戦はイスラエルにより拒否され、被害が拡大。

ジンバブエのコレラ感染者は、12月29日までに2万9131人に達し、1564人が死亡したとWHOが発表。

そして・・・ナイジェリア国内では、偽薬による30人以上の子供の死亡があったとか。国内で販売された乳児用の薬に、自動車の不凍液として使われる有害物質が大量に含まれていたことが明らかになったということ。1本100ミリリットルのうち90ミリリットルが、有害なジエチレン・グリコールという化学物質という偽薬。ナイジェリア国内には、国外から流入した偽薬や不認可の薬が市場にはんらんし、当局が取り締まりに乗り出している。こうした薬の多くが中国やインドで生産されているとのことだが、偽薬というより、毒物を作るとは、何たること!このジエチレン・グリコールは、中国製の練り歯磨きから検出され、米国など世界各国で回収される騒ぎとなった薬品。

やっぱり、2009年元旦もため息ではじまってしまいましたね。

Dec.31, 2008

大晦日ですが、特に変わりないあさです・・・・と思ったら、PCのある部屋の前のアンテナにカワセミ発見!日本のきれいな川にいる、小さいのと比べると、結構大きめ、スズメより大きいのですが、どうみてもカワセミ。調べたら、アフリカの森林やサバンナにも結構生息しているとか!

小さい体の割りに、声は大きい!でも、なかなか写真に収める機会はなかったのです。そしたら、目の前!お願いだから停まってて・・・と慌ててカメラを取りに。で、間に合いました!カワセミって、横向いててくれないと絵にならない。

左の写真は、これはちょうど後ろから撮ってますが、真正面を向いてたら、青い背中だけだし。

右は、頼んだわけじゃないけど、こっち向いてくれたので撮りましたが、背中の青が見えなきゃ!

てなわけで、思いのほかのんびり停まっていてくれたので、しっかり前後ろ(それも横向き!)の写真が取れました。これは2009年、何かいいこと・・・。

Dec.30, 2008

人口が減ってるはずのLagosですが、時間帯による渋滞はまだまだ続いています。週末は混んでる美容院に、年末だけど行ってみると・・・、あら、平日なのに朝から順番待ち!もちろん、日本の美容院のような大混雑ではありませんし、着付けがあるわけでもないし。でも、30日にカット、31日にシャンプーブローで、年越しのパーティーなんていう人も結構いるみたい。ただ、シャンプーだけなら早いなって余裕で待ってると、インド人の人のブローって、ものすごく時間がかかる!カーリーっぽい髪をブローでストレートにするんだから、半端じゃないわけです。そりゃ、お金出してでも美容院でやってもらいたくなるはずだと納得するぐらい!

とはいえ私の前は、(たぶん)レバノン人の女性だったので、それほど時間かからずに終わりましたが。そう、ここの美容師達は皆、レバノン人。カットの技術は・・・ま、私のように髪の伸びるのが早く、癖のない髪だと、許せる範囲。でもなぁ、ここに限らず、知ってる限りの美容院では、使ったタオルをそっと干してまた使ってるんだよなぁ。つまり、洗ってない!シャンプーした後、髪を拭いたタオルを、そのままタオルかけに干すもの!カットしてる最中に、櫛を床に落としても、もちろんそのまま使うし。使い終わった櫛やハサミは、そのまま次の人にも使うし。気にしてると生きていけないのが外国かも!

Dec.26, 2008

ボクシングディで今日も祝日のナイジェリアです。昨日のクリスマスは、朝から爆竹やら花火の音がして、そのたびに”GUN SHOT?”と恐れていましたが、なんとか無事に今日を迎えています。

BOXING DAYって、最近までだと思ってました。東京駅近くの丸ビルが丸くないのを知ったのが数年前だから、それよりは前にしったけど・・・。

正しくは、教会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱を開ける日であったことから"Boxing Day"と呼ばれ、クリスマスも仕事をしなければならなかった使用人達に翌日、家族と過ごさせるための休日。主人が箱(Box)に贈り物を入れて彼らに配った。(Wikipedia)

となると・・・、クリスマスイヴが半ドン、25・26日が休みという我が家の使用人たちは・・・。そもそも、12月はイスラムの祝日もあり、その両方を休んでるわけだから、甘やかされてるなぁ!(甘やかしてるのはこっちか?)

てなわけで、ドライバーもいないので、外出もできず、ずっと缶詰。仕方ないので、クリスマス休暇などない、プレミアリーグの、全10試合が行われるBoxing Dayのゲームを見ることに!そう、午後から3試合はライブで観る予定。

さて、国境なき医師団の活動報告の中に、「暴動後のジョス市において状況調査と医療提供」を見つけました。

国境なき医師団(MSF)は、ナイジェリアのプラトー州ジョス市で11月末に行われた選挙結果を受けて発生した暴動で300人の死亡が報告されたことを受け、調査を実施し、医療機関の支援にあたった。

12月1日と2日、MSFチームは負傷者の治療に当たった医療機関を訪問し、その状況を調査した。

イスラム教徒とキリスト教徒の間では今も緊迫した状態が続いている。負傷者の中には、警察に連行されるのを恐れて、または他民族の地域にある病院に行くのを躊躇して、未だに治療を受けていない人びとがおり、正確な負傷者数を把握するのは難しい。

ジョ ス大学病院では、これまで約280人の患者(銃弾、なたによる負傷者)を処置。そのうち100人に手術を実施した。病床数500床のこの病院には、先週の 暴動で負傷した200人の患者が入院した。MSFは医薬品と消毒剤を提供。ジョス大学病院は現時点ではこのような患者の急増に対応することができている。

ま た専門病院では、緊急治療室で約200人の患者に治療を行い、そのうち50人が手術を受けた。市内中心部のモスクの隣に設置された仮診療所でも、暴動中 30人の負傷者を治療した。さらにMSFチームは、イスラム教徒居住区にある他の診療所2ヵ所を訪問。これらの診療所では40人の負傷者が治療を受け、6 人が亡くなっている。

市街部は市場や店が閉鎖されたままで、交通量も少なく、まだ通常の状態には戻っていない。約4千人の人びとが家に 帰ることを恐れ、一時的に小学校や中学校に避難している。避難民たちにはすでに衣類の寄付が届いており、MSFは毛布や蚊帳などの救援物資を提供し、衛生 状態を改善する計画を立てている。

状況は依然として不安定であるが、MSFはこれらに加えて、病院に行くのをためらう負傷者や、怖がって病院に行こうとしない負傷者の状況を今後も注視していく。

対応の早さに感激です!やはり、ナイジェリアはとってもお世話になってるわけです。

しかし、その速報の中に、コンゴ民主共和国(DRC)中部の西カサイ州で出血熱流行が疑われていた件で、検査の結果、エボラ出血熱であったことが確認。エボラ出血熱には治療法がなく、苦痛緩和ケアが行われるとの事。被害が拡大しないといいのですが・・・。

Dec.21, 2008

「TOYOTA プレゼンツ、FIFAクラブワールドカップ」の決勝をみました。MAN Uと、エクアドルのキトというチームの戦い。あら、3位決定戦も今日だったんだ!さすがに、その放送はなかったような・・・。

期待通り、MAN Uが優勝!当たり前といえば、当たり前だろうけど、ギリギリまで本国でリーグ戦を戦い、日本まで飛んできての2試合だから、大変だったと思う。ま、そういう過酷なスケジュールには慣れてるとは思うけど。負けられない試合っていうのは、きついだろうなぁ。なのに、レッドの一発退場で、10人で戦ったわけだし。

最優秀選手には、2試合で3得点をあげたルーニーが選ばれた。でもね、解説の時に、フェアプレーで・・・っていってたから、そりゃイエローもらってるから、だめだなぁと思ってたら、2位がロナウド。じゃ、やっぱりルーニーかぁ。

延長がなかった分、放送時間に余裕があったのか、しっかり表彰式やウイニングランまで放送してましたが・・・、ガンバ大阪の選手、もちろん監督も、メダルをもらうときはコートを脱げばいいのにと思ってしまったのは、私だけか?あれじゃ、遠めには誰だか全然わからないし、黒いの着た集団が、次々メダルもらってても、絵にならないと思うけどねぇ。

Dec.20, 2008

もうすぐ、クリスマスですねぇ!はい、Lagosはお金持ちのナイジェリア人はもちろんのこと、「出稼ぎ組み」の外国人も殆どがHOLIDAY。人口少ないです!友達もみ~~~んな本国に里帰りやDubaiとかMoroccoとかに旅立ってしまった。そう、静かな年末を迎えています。

IKOYI地区、教会のちかくのランドアバウトの中央のクリスマスの飾りつけ。

ナイジェリアでは、ケーブルテレビの契約をして(月1万ナイラぐらいかな?)、アメリカやヨーロッパの放送局の番組をみているわけですが、私の場合は、動物と料理、そしてサッカー(もちろん、プレミアリーグ)以外は、ずっとニュース。それも、CNNでもBBCでもなく、基本はSKY。そう、イギリスのニュースチャンネルですが、「エブリー 15ミニッツ」に新しいニュースをお届けしてますというのが売り。つまり・・・15分ごとに同じニュースをずっと流し続けているとも言えるわけです。

最近ニュースといえば、もちろん、英国在住だったパキスタンの女医さんが、実母の具合が悪いと本国に呼び戻され、結婚を強いられて4ヶ月も監禁されたという事件がにぎやかでした。でも、無事に英国に戻ったので、そこまで。

そう、エンドレスの大きな問題は『ジンバブエのコレラ、食料不足』

朝から晩まで、コレラにかかり、弱弱しく横たわった人々の映像が映り、遺体を政府が持っていってしまうというレポートが入り。

そう、年末ですし、クリスマス前ですし、少しはお役にたたなければ!何ができるか、ずっと考えていました。ナイジェリアもそうですが、寄付や援助は、その団体や機関の上の方が懐に入れてしまい、末端まで届かないのが当たり前。国連の機関、UNICEFなどだと、そもそも、そこで働く人たちの人件費の高さが気になる。アフリカ○○協会なんていう援助団体も数あるけれど、規模が小さすぎても間に合わない!

で、自分なりに結論をだしたのが、「国境なき医師団」への寄付。

ぜんぜん知らなかったのだけど、国境なき医師団は、1968~70年にかけて、赤十字のの医療支援活動のためにナイジェリアの内戦中のビアフラに派遣されたフランス人医師たちを中心に設立されたんですってね。ここで「ナイジェリア」の名前が出てくるとは思わなかった!各国政府の中立的態度や、沈黙を守る赤十字の活動に限界を感じ、人道援助およびメディアや政府に対して議論の喚起を行う組織を作る必要があると考えた。そして全ての人が医療を受ける権利があり、また医療の必要性は国境よりも重要だという信念に基づき1971年12月20日、国境なき医師団を創設したそうなんです。(Wikipediaより)

というわけで、HPのインデックスページ、下の方を(本人としては)がらりと変更してみました。寄付ができるようにと、一番下は、無料で援助ができるワンクリック募金です。

Dec.18, 2008

最近、一言で「トヨタカップ」と言ってはいけないのだろうか?そういえば、日テレは、この「TOYOTA プレゼンツ、FIFAクラブワールドカップ」と舌をかみそうに長い大会名を連呼していたような気もするけど。でも、もちろん英語の放送ではTOYOTA CUPだし、CLUB WORLD CUPかな!

で、マンチェスター・ユナイテッド 対 ガンバ大阪の試合、見ました?ここナイジェリアでも、ライブで試合を見ることができたし、なんとゴールデンタイム(と、ここでも言えるのかどうかは別として)、夜の9時半からも、またまたフルに観てしまった。MAN Uが出てるから、しっかり放送してくれてよかったわぁ!(去年は、全然見なかったなぁ!)

ダイジェストでみると、5-3の点差があるから、「なんだぁ、やっぱり」と思ってしまうかもしれないけど、ラスト20分。ルーニーが出てきてからのゲームは、物凄く面白かった!MAN Uは、ガンバに攻められたり、点をとられたりすると、物凄い勢いでゴールを狙ってくるし!ルーニーなんか、20分で2点+イエローと暴れん坊ぶりを発揮したし!

ロナウドのヘッド!

ロナウドも、ケガが・・・なんていってたから、サボって出てこないかと思ったら、ちゃんとフル出場!そのかわり、ルーニーがと思ってたら、短時間でしっかり活躍。ホスト国、日本としても、人気者が出てくれて良かったよね!

ガンバもしっかり攻撃し、守ってたから、満足なゲームだったんじゃないかなぁ?なにより、あのMAN Uと試合をできた事が一生の宝物じゃないかと!しっかし、試合終了後のユニフォーム交換の早いこと!もちろん、ロナウドやルーニーのなんて、試合前から狙ってたんだろうけど!

Dec.07, 2008

日本に居ると、HAJJのニュースは、一瞬メッカのすごい人出がニュースで映し出されるだけで、「ああ、大勢集まってるのね!」って思う程度ですが、ムスリムの多いナイジェリアでは、このハリヤラ・ハジ(巡礼の祝祭日・犠牲祭)は、会社も休み、そう、休日です。だから、土・日+月、火曜日の4連休という長い週末を過ごしています。

イスラム歴なので、毎年日程が変わり、私達にはあまり理解できていないので、「今年のイスラムの祝日はいつ?」と12月入る頃から調べ始めます。今年は12月8日が「犠牲祭(Idul Adha)」らしい・・・。

一生に一度は、メッカに巡礼せよというのがイスラム教の5行の戒律といわれていますが、もちろん、病気の人や金銭的に余裕のない人にはそれを強いているわけではありません。それでも、1ヶ月強の休暇をとり、メッカ参りをする人たちがナイジェリアにも沢山いるわけです。カノあたりからはチャーター便がでるそうですが、スケジュールが確定ではなく、順番待ちも大変そう。飛行機に乗る前から白い装束に着替えているので、空港でも、目立ちます!アフリカからサウジだから、いいけど、寒い国から来る人たちは、飛行機の中で着替えるんでしょうね。神聖な土地に入る前には着替えている必要があるそうで、空港に着く前に、その上空を飛ぶような路線だと、着いてからの着替えでは駄目だとか・・・。

ナイジェリアからの飛行機、そして1ヶ月近い現地滞在で、50万円ぐらいはかかるとか。長年ためたお金をはたいて巡礼に参加するわけです。(が、毎年のように行く人もいるらしいし、ナイジェリアに居るインドネシアの友達の何人もがすでに巡礼を終えています。)

で、なぜHAJJの話を書いてるのに、冒頭の写真が「ヤギ」なのか!ですが・・・、この週末はナイジェリア中のイスラム教徒の家庭でヤギが食べられるからです。ちょうど、土曜日、近所のお金持ちの家に、トラックが入っていくのを見ました。ふつう荷台でみかける動物といえば豚ですが今回はヤギ!最近、イコイの中は道路工事が多いから、ヤギが群れをなして歩いてる姿を見かけず、つまらないなぁと思ってたところでした。(そう、イスラムの休日はわかっていましたが、荷台のヤギをみるまでは、犠牲祭を忘れてました。)

巡礼に行かない人達は、夜明け前に起きて、体を清め新調の服を身につけ、まずはメッカの方向に向かってお祈り。そして祖先の墓参り。アラーの神に羊やヤギをいけにえとして捧げ、皆で分配され、1/3づつ贈りあうのです。

ナイジェリアは圧倒的にヤギのようですが、現地の人に言わせると、大きな(=太った)ヤギを「ラム」と呼ぶ!というのです。ちょっと待て!それならせめて「マトン」と呼んでくれなきゃ!そうなると、レストランでラム=子羊と思って頼んでるのに、下手するとヤギ?ふぅ~~~~、所変われば名前も変わる?

で、最後に紹介しますと・・・写真のヤギは、隣の会社の駐車スペースで、のんびりと草を食べていた姿をとった物です(12月7日の夕方)。会社にヤギ・・・となると、今頃は。

続報: JOSの宗教衝突のその後ですが、州政府は、この衝突による死者数を200人程度と発表しただけで終わっています。実数は、どう考えても倍以上ですね。イスラム諸国会議機構も、市民に対し、自制を呼びかけ、暴力の停止と対話による解決を求める談話を発表したようです。一応、市内は落ち着きを取り戻しつつあるようで、市内4地区に出されていた24時間の外出禁止令は、12月1日までに市内全域の夜間外出禁止令に緩和されたとの事。これ以上の情報はないのですが、とにかく殺しあいは治まっている状況のようです。

Dec.03, 2008

なんとも恐ろしいニュースが入ってきました。ロイターからのもので、「子ども110人殺害」したナイジェリアの呪術医を逮捕というもの。

ナイジェリアの警察は、テレビのドキュメンタリー番組で「悪霊に取りつかれた」子ども110人の殺害を明らかにした男を逮捕した。当局者が3日に発表した。

男は「呪術医であることは否定しないが、私が殺したのは子どもらではなく患者の中にいる魔女だ」などと話しているという。

人権活動家らは、悪霊に取りつかれた子どもが離婚や病気などの災いをもたらすと親を説得し、悪魔ばらいをして金を取ろうとするいかさま牧師や呪術医がナイジェリアの一部地域にいると指摘していた。両親から引き離された後、人身売買組織に引き渡された子どももいるという。

実際に、目にしたり、触れたりしたことはないのですが、ここナイジェリアには(たぶん、多くのアフリカ諸国にでしょうが)呪術師とか呪術者と呼ばれる人たちがいます。上記のニュースでは呪術“医”といあるので、元々は薬草などから作った「薬」を病気の人たちに出していた人だったのではないかとおもいますが。そう、HIVの治療薬だって、病院で治療を受けるだけのお金のない人たちは、街や村の呪術師のところで、お薬を買うわけですから。

よく、私達が口にするのは、使用人が怒って「呪術」で恨みをかえされたりしたら怖いねぇって。しかし、呪術師の歴史は古く、国というより、それぞれの民族の宗教と結びつく・・・というか、そのものだったりするようです。奥が深い!となると、事件を起こすのは、金儲けを目的とする「信仰宗教」の呪術師かも?


Nov.30, 2008

昨日、CNNの文字ニュースで、ナイジェリアでのCLASHで100人からの死者か・・・。という見出しをみていたのです。そして「ああ、また飛行機が落ちたのかなぁ?」と思いつつも、どこ行きか、どこの航空会社か書いてないなぁ・・・。

ここ数日は、MUMBAI ATTACKのニュースにかじり付いていて、死者の数が増えるたびにため息をつき、Lagosで知り合ったインド人の人の安否を気遣ってました。もちろん、その前からはタイの空港閉鎖。暴動にならないといいなぁと。

インドの今回の犠牲者は、200人弱だったでしょうか?5000人規模のテロを狙っていたという報道もあり、世界中、安全なところなどないなぁと思っていた矢先・・・。

CLASHは、衝突ではなく、暴動だったんです。まだ終結にはいたってないようですが、すでに400人近い死者の数が報告されています。(CNNの一報が早かったのですが、地元新聞のネット版では、週末ということもあり、ぜんぜん情報が遅い。結局、CNNの「モスクに300人のBODIEDSが確認された」とういう近況と、画像としてはBBCニュースが一番早く報道されました。そう、LAGOSに特派員がとんできたようです。)

<11月30日 AFP>ナイジェリア中部の町ジョス(JOS)で、選挙の結果をめぐりキリスト教信者とイスラム教信者の住民が衝突し、29日までに数百人が死亡、数千人が避難生活を強いられている。現地モスクの関係者は、「衝突の発生から、モスクに400体以上の遺体が収容された」と語った。

昨年5月のウマル・ヤラドゥア大統領就任以来、宗教紛争として最悪の事態となった。政府はこれまで犠牲者の数を公表していない。

現地で行われた選挙でイスラム教系の全ナイジェリア国民党(ANPP)がキリスト教系の国民民主党(PDP)に敗北したとのうわさが衝突の発端だという。

目撃者は、暴徒化した双方の住民により、複数の教会とモスクが破壊されたと述べている。

というニュースです。

ニュースでは、現大統領就任以来最悪のとありますが・・・、このPlateau州のキリスト教とイスラム教の衝突は、今始まったものではなく、2004年には700人の死者を出し、2001年9月の暴動では、1000人を超す死者が出ているそうです。

ナイジェリアは、北部にイスラム系住民、南部にキリスト教住民が多くすんでいるのですが、もちろん、Lagosにもイスラム教の人は多く、うちのクックも、元ドライバーもムスリム。八百屋のオジサン、オバサンもムスリムが多いかなァ。

このPATEAU州は、北にイスラム、南にキリスト教が多い土地のようです。

今、発表されている死者の数は、イスラム教信者の犠牲者数のようです。モスクに運び込まれた数とありますし、すでに埋葬もはじまっています。(イスラム教は死亡後、できることなら次のお祈りまでに埋葬したいそうですね。でも、最近は書類を調えないとならないので、数時間後というのは稀ときいていましたが、ここでは早い。)

キリスト教信者の犠牲者数は、まだ把握できていないようなので、下手すると倍近い数になるかも。

ケニヤも、ジンバブエも、選挙からの暴動に発展するケースが、多い。そして、ナイジェリアも。だから大統領選挙の時はもちろんのこと、地方選挙でも選挙前後(投票日から選挙結果が出そろうまで)は、家からでないことが鉄則。外国人だからと思うかもしれませんが、ナイジェリア人だって、会社務めをしているような人たちは、そうして過ごしています!

すでに、軍やUNが現地入りし、暴動を鎮圧したようですが、なんせ民族や宗教の違いは話し合いで解決できるはずもなく、(譲り合うはずもなく)、いつまでアフリカでの血なまぐさい暴動がつづくのやら・・・。

『いろいろな宗教があって、共存していこうではありませんか!』と先週国際会議を開いたばかりなのに!

そう、全然知らなかったのですが、ダライラマ(Dalai-Lama)がここ、LAGOSに来てたんですね!それも、空港のホテルでの会議かとおもったら、なんとVictoria Islandにお越しだったとか!となると、お泊まりは・・・エコホテル?

講演前、イスラムリーダーとの握手

Josでの暴動の1日前のコメントですが、ダライラマは Basically here in Nigeria, I think the large number of Muslims, the large number of Christians, I think basically remain very harmoniously, this is wonderful, please keep this type of harmonious relationship.と、ほめてくださったのに・・・。暴動後のコメントだったら、どうなってたかしら?

そう、このダライラマのナイジェリア訪問に関する記事ですが、見出しが、「セックスはつかの間の満足をもたらすが、後にはトラブルを招く」一方、「貞節はよりよい生活と『より多くの自由』をもたらす」との考えを示したというのが、各新聞社、ニュース社の報道なんだけど、それって何かのついでに出たことばじゃないのかしら?そもそも、宗教間の調和を強調するための会議に呼ばれてきてるわけだし。おそらく、ナイジェリアの子沢山についての質問でも受けたんだと思うけど、しかしねぇ、何なんだコレは?!

Nov.10, 2008

10月15日に生まれたコビトカバ(pygmy hippopotamus)の赤ちゃんが、11月7日 にSydneyのTaronga(タロンガ)動物園で、公開されたというニュース、日本でも大きく取り上げられたようだが、その名前「モニファ(Monifa)」はナイジェリアの言葉で「私は幸運」を意味する。

となると・・・コビトカバとはナイジェリア原産だろうか?そもそもコビトカバは、ジャイアントパンダ、オカピとともに世界三大珍獣に数えられるというではないか!

ちょっと調べてみると・・・種小名はLiberiensis[リベリア産の]である。

生息地は、ギニア、コートジボワール、シエラレオネ、リベリア。そして、絶滅した分布域がナイジェリア。そう、ナイジェリアコビトカバというのがいたらしいのだが・・・。

開発による生息地の破壊、水質汚染、食用や娯楽としての乱獲などにより生息数は激減している。ナイジェリアでは1945年における生息数は約30頭と推定されていたが、既に絶滅したと考えられている。

ナイジェリアコビトカバ Hexaprotodon liberiensis heslopi は、カバ科に属するコビトカバの亜種の一つで、ナイジェリア南部の湿地に生息していたとされる。180kg~270kg体重キロ。ふつのカバに比べて10分の1の小ささ。今回紹介されたコビトカバと同じサイズのようだ。

しか~し、ナイジェリアコビトカバは香草が主食だったため、その肉自体にハーブの味がついてかなり美味であったとされ、乱獲され、肉料理の材料とされとか。(注)西アフリカでナイジェリアだけがコビトカバを食用としていたわけではない!そう、乱獲のせいだけではなく、油田開発・調査やピアフら戦争のせいでもあっただろうけど。

このコビトカバ、実は日本の動物園でも見ることができます。上野では、順調に繁殖が続いているとか。他は、東山動物園か、和歌山の南紀白浜アドベンチャーワールドで。

Oct.25, 2008

おっと大変!、もう10月も終わろうとしているではありませんか!

FIFA U-17 World Cupが、来年、ナイジェリアで開催される『予定』だったのを、ご存知だろうか?日程も、10/24(土)~11/15(日)と、すでに公表している。しか~~し、今日のニュースで、Nigeria gives up U-17 eventという見出し発見!

Nigeria's Football Federation has told FIFA it wants to pull out of hosting the Under-17 World Cup in 2009. The Nigerian government had already said that funding the $30 million budget was not a priority. The president CAF, Issa Hayatou, said he is "extremely disappointed and shocked" by the move. (Africa Newsより)

あらら・・・。まだNFFがFIFAに申し入れをした段階みだいだけど・・・駄目かもね。

ちなみに、ナイジェリアのスタジアムのキャパは

Abuja Abuja Stadium 60,000

Enugu Nnamdi Azikiwe Stadium 25,000

Bauchi Abubarkar Tafawa Balewa Stadium 25,000

Lagos Teslim Balogun Stadium 20,000

Kano Sani Abacha Stadium 25,000

Warri Warri Township Stadium 20,000

久しぶりの更新なので、ここでおまけを1つ。ナイジェリアはアフリカだから・・・つまり、野生動物がうようよいる?!と思っているのは、そう、日本人だけではありません。インドネシアの友達も、アフリカ中がサファリだと思ってる人ばかり・・・と嘆いていました。動物いる?といわれるので、「象、キリン、ライオン、ゴリラなんて、いないよ!」と何度説明したことか。

でも、路上をヤギが行き来しているというのは、日本人にとっては珍しい光景です。が、インドネシアは、珍しくないらしい。で、彼女たちは、「でも馬はいるわ!」と説明するどうです。そうすると、勝手に、草原を走り回る野生馬でも想像するのでしょう、「それは凄い!」」となるようです。

確かに・・・、Lagosで馬は見ます。1頭2頭、路上を歩いているのを。それは、POLOや乗馬をするための馬が移動しているのです。野生でもないし、ちゃんと鞍を載せた立派な馬です。

lagosは大きな都市だし、英国の影響でPOLOをしてるのかと思ってたら・・・、北のほう(つまりはイスラム圏)では、お金持ちが馬を何頭も持ち、競馬も楽しむとか。

写真を手に入れたので、ここもナイジェリアという場所を紹介しましょう。

ラゴスから飛行機3時間(アブジャ経由)のSokoto(ソコト)という都市から、車で100km北上したGada(ガダ)という村です。ニジェール国境まですぐのところという位置。ラクダやロバが当たり前の光景らしい。これも、ナイジェリア!

Gadaの女の子たち(もちろん、イスラム教)

ラクダとロバ

Sep.02, 2008

あっという間に9月です。世界中の天候が不順・・・を通り越して異常気象。日本でも集中豪雨があったようですが、インドの洪水、アメリカニューオリンズのハリケーンなどなど、全て地球温暖化のせい?自然災害は防げないから・・・とのんきなことを言ってられる時期はすぎたようです。

2001年には、『地球温暖化によって、ハリケーンはその威力を拡大し、災害は増加する』と予測されていているし、各地の天候異常が気候変動であると示唆する科学者も多いらしいのです。

ナイジェリアは・・・、雨季か乾季かでしか季節を分けられないし雨や台風が多くなっているのかどうかも不明。ただ、もう雨季も終わりよね・・・と話し始めてからが長い。そう、今日も朝から豪雨。家のなかで話していても声をあげないと聞こえないぐらい。でも・・・傘も差さずに、慌てることもなく道を歩いている人がいるので、「雨やんだ?」と何度も思っしまうのが、アフリカ。

さて、昨日は大きなニュースがありましたね。

お昼ごろ、イギリス人の旦那さんからタイ人の奥さんにSMSメッセージ!“Thaksin is selling Man City!”

そこに居合わせた、タイ人3人、フィリピン人、HK人と私。「おお~、やっぱ売ったか!」で、相手は・・・と思ってたらアラブ資本!

分かりやすく解説すると・・・・タクシン元タイ首相が会長を勤めていた、イングランドプレミアリーグ(サッカー!)のマンチェスター・シティのアラブ首長国連邦(UAE)の投資会社への売却が決定。アブダビ・ユナイテッド・グループ・デベロップメント・アンド・インベストメントというところだそうです。

こりゃ、イギリスのサッカーファンとタイ人には大きなニュースだったなぁと思ってたら・・・夕方インターネットで調べ物をしていた際に「福田首相辞任」と小さな見出し。あら?いつ?

でも、テレビの24時間ニュースチャンネル、SKYはもちろんだが、CNNやBBCの文字ニュースにも出てこない!エープリールフールじゃあるまいし・・・と思ってたら、Euronewsでずいぶん遅くなってから短かく放送。その後、CNNでも文字ニュース。そう、世の中のニュース番組はニューオリンズのハリケーンの生中継で精一杯。その次は、米大統領選の共和党候補のジョン・マケインが副大統領候補として選んだ、サラ・ペイリン アラスカ州知事の17歳の‘未婚の’娘が妊娠していることが明らかになったというもの。もちろ共和党ですし、出産!相手の男性と結婚する予定と公表したそうですが。

てなわけで、もう少しで首相辞任のニュースも知らずに過ごすところでした。ま、正直、何も変わりませんが・・・。

お隣の南アの友達がフランスに移動になり、その後任で6人子供がいるというコートジボワール人の家族が土曜日に引っ越してきました。会社の大きなコンパウンドの修繕が完全になるまでの間、ここで過ごすと聞いているのですが、全然姿を見かけません!声も!だって、一番下の子は3歳って聞いてるし。6人中5人の子供は連れてくると聞いていたのに・・・。やっぱり「ナイジェリアは怖いところだから、家の外にでるのは止めましょう!」って言ってるのかな。アフリカ中の人からナイジェリアは嫌われてますからねぇ・・・。あ、お父さんは見かけました。ふつうのBLACK MAN。大きくて、髪は奇麗に剃ってある、アフリカンビジネスマンです。

Aug.27, 2008

地元の結婚式は、1回出席したので、もういい!と思ってましたが、たまには・・・ということで、先週末行ってきました。

前回もそうだったのですが、今回も2組!お互いは知らない同士。よほど教会の式が混んでるのかとも思いましたが、「その方が安いらしい」と納得できるお答え。なるほど・・・。

今回、なんと1組のお嫁さんが遅刻!ま、もともとナイジェリアンタイムで始まるだろうと、1時間は覚悟していたのですが、30分遅れぐらいでほぼ出席者も着席。でも・・・私達サイドのお嫁さんがいない!でも、1時間遅れで居ないまま結婚式はスタート!途中で到着したけど、牧師さんのお話の途中だったので、お嫁さんは席に付けず後ろで立って待ってました。なんだかなぁ・・・。

前回同様、参列者は、ナイジェリアンoutfitが殆ど。でも、カップルはウエディングドレスと背広。

遅れてきた花嫁

式の後のレジスター(立会い人の元、結婚証明書にサイン)

そして・・・教会といえば(マニラもそうでしたが)、入口には物乞いがうろうろ。今回はやたら子供達。ペタペタ触るから嫌なんだなぁ・・・。でも、飴でも持ってきとけばよかった。いつも教会に行くとそう思うのに、忘れてしまう。結婚式などのおめでたいイベントの場合、何か振舞ってあげるといいと思うんだけど・・・パーティーの場所は別のところだから、食べ物ないしねぇ・・・。

Aug.23, 2008

車の事故以来、どうもついてません。ハマタンシーズン並みに連日頭痛。それでも朝薬を飲めば、なんとか動けるので、スケジュールはこなしてますが。

今週は、プリンターも故障!というか・・・寿命らしいのです。ブラザーのMymioですが、ネットで調べてたら、あらあら寿命2年説があるではありませんか。もちろん、ここでは修理不可能みたいだし、日本でも1万近くかかるとかで、それなら買った方が安い。でも、ここで買う?もちろん、日本から担いでくるつもりはないけど。でもでも、今使ってるのは複合機で、FAXとしては使ってないけど(なんせ、ランドラインが通じてませんから!)、プリンター、コピー機としてはフル活用。写真印刷をあきらめ、プリンターonlyの機種をここで買うことになるかなぁ・・・。単純なOA機器なら、ナイジェリアでもそんなに高くないです。ただ、プリンターなどは(たとえばキャノン)、インクがむちゃくちゃ高いらしい。

夏休みあけの友達が外国から戻ってきています。で、久々のお宅訪問。以前にも遊びに行ったことのあるコンパウンドですが、見て!このリゾートのようなプールサイド。そして目の前に広がるのはSOUTH ATLANTIC OCEANです!

実は、前回遊びに行ったときは9階のお宅に行ってて、今回は2階。上の方が景色がいいと思ってたら、あらあら、2階からのほうがずっと素敵。9階からだと、海の色がミドリ色で、いかにも汚く見えるのです。こんなところもLagosにあるんですよ!(某オイル系会社の、いわば社宅ですけど・・・・)

ついでに、唯一小洒落たベーカリー!フランスやベルギーのベーカリーを覗いてて、ああ、素敵な雰囲気でいいなぁと思ってたけど、ここにもあるんです、一応。これはエコホテルが経営するOceanViewベーカリー。ちゃんと(?)白人のパン職人orパティシエがいて、焼いています。フランス領じゃないと、おいしいパンは食べれないとあきらめていましたが、ここのはOK。クロワッサンもサクサクだし、バケットやパニーニもふつうにおいしい!お値段も、高すぎず許容範囲!

手前のショーケースは、左がケーキ、右はアイス!

Aug.20, 2008

大変なことが判明しました!(8月15日を読んでない方は、そちらを先に!)

世にも面白い、区切りのない中央分離帯の話は、なんどもここで紹介していますが、なんと、なんと、それは存在していなかったのです。というか・・・、確かに家から数分のところ、フランス大使館のところに行けば、分離帯の両側を両方向に走っている車を今もみれるのですが、それは勝手に運転手達が走っているというのです。

つまり、いっくらナイジェリアでも、分離帯を作っておいて、その両側を両方向に走らせるようなバカはしないということ。

でも、その分離体に区切れがちっともなく、左折したい車は常に大回りを強いられるというバカはしているということ。

となると・・・、8月15日、私の乗った車は、反対車線を堂々走行。そして真正面からポリスと出くわし、バックして逃げ、交して前に出て、ただただポリスの車に当たり、無理して逆車線に入るために中央分離帯にあたり、あのザマということです。信じられない!というか情けない。

品のないトラフィックポリスを訴えるどころか、下手すれば「当て逃げ」まで問われるのはこっちだったんです。もしも、車や分離帯に当った時点で、こちらの車が動けなくなったら、それこそボコボコにやられてたでしょうねぇ。

となると・・・、この国のドライバーって免許もってるの?って聞きたくなる。

ちなみに、オカダ(=バイクタクシー)の運転手は、持ってるほうが珍しいらしいですから。

こんな目に会う人はそうそういないでしょうが、もし、ポリスに囲まれたらどうするか?

正解はやはり車を止める。そしてオフィスにSOSをする。これみたいです。

オイル系会社(シェルとかシェブロン・・・)は、自分の会社のポリスがいるので、大事になれば、そのポリスを呼んで解決するようです。だから、窓も開けない、もちろんポリスに車に乗り込まれるようなヘマをしてはいけません!IKOYIやVIなら、数十分以内には駆けつけてくれることになっているというのだから、頼もしい。

もしも私がSOSをだしたら・・・、電話で解決できることならいいですが、それ以外だと・・・1時間は軽く拘束されちゃうだろうなぁ。憂鬱な国。

このポリスは、空港などに行く時に車の前や後ろについて警備してくれる人達。左手のベレー某帽のポリスが銃を持ってるの分かるかしら?

Aug.15, 2008

世にも面白い、区切りのない中央分離帯。オカダの事故は目撃してるけど、結構あるんだろうなぁ・・・と思ってたら、はい、車の事故・事件が起こりました!

延々と続く中央分離帯。曲がろうと思っていたところが封鎖されていて、ぐるりと遠回りを強いられました。分離帯の途切れた所で、右側の道路から左側に入って走り出すと・・・、目の前から凄い勢いの警察の車と思われるのが向かってきます。もちろん、両側両方向2車線ですから、私たちが一通を逆走しようとしているのではありません。

それなりにアグレッシブな運転手は、相手がポリスだろうが「おれはそっち側にいくのだ!」というそぶりをみせますが、相手の車はぐんぐん迫ってくるし、助手席の制服きたのが、降りてきて車を停めようとするのです。

だもんで・・・、映画の中のカーチェースよろしく、うちの運転手さんは、物凄い勢いで車をバックさせて走ります。後ろから車が来るかもしれないし、でも、前からドンドン迫ってくるし。(怖すぎ!)

少しスピードを落としたところで、またもや助手席のが降りてくるようなジェスチャーをみせたので、今度は相手のふいをついて、車を避け、前に進みました。が、敵は1台じゃなかったのです。何台かで走ってるから、こちらの進路の邪魔をするのです。で、キキキーーー! ガン!(当てられたというか、当てたというか・・・)

でもでも、追って来られるのも怖いし、停まることなく前に進みます。一瞬サイレンの音がしたので、おいおい、つかまるのかぁ?と思いましたが、追ってはこず・・・。しかし、運転手のポリスに対する怒りと、車がグチャグチャになった悲しみで、深~いため息。なんとか車は動くのですが、彼の運転で大丈夫?と思うほど。

とりあえず、目的地の八百屋さんに行くと、運転手が怒りを爆発させ、何が起きたかを話しています。そう、回りの人も集まってきて、車を眺め、「オォーーーー!」とため息を漏らし、話を聞いています。

路上の八百屋ですが、その地域にしっかり属しているらしく、そこの「長」らしき人を呼び、なんとか抗議してくれ!って言ってくれたのですが、いくらレベルの低いポリス相手でも、そういうのは難しいらしい。それどころか、相手のナンバープレートは見たか?だって。そんな余裕あるわけないじゃないねぇ。でも、そうかぁ、違反を犯してるのは相手なんだから、必要なことだったかも。(7月16日に私たちの車を停めてお金をせびったポリスは、堂々名前を名乗ったので、おそらく後日懲戒免職だろうと総務部長から聞いたばかりでした。)

路上に居るトラフィックポリスを、こちらの言葉で「ラスマ」と呼ぶらしいのですが、もちろん、ナイジェリア人の間でも評判悪いです。ナイジェリアでは、警察の中の落ちこぼれが行くポジションということですが、弱い者いじめもいいとこ。棒切れ(警棒?)で無抵抗な市民を滅多打ちにしているのを何度目撃したことか。

八百屋のおじさんは、相手は私の肌の色を見て、ますますアグレッシブに向かってきたのだろうといいます。そう、日本人でもすでにWHITE peopleですから。でもねぇ、ひどいよねぇ。「They are 泥棒!」とおじさんも興奮気味に日本語混じりで怒ってます。停まれば捕まって、難癖つけられて罰金かな。それで済めばいいけど、警察所に連れて行かれて、何時間も拘束されたというタイ人の友達を知ってるし・・・。でも、逃げなければ車は傷つかなかったかぁ。

長くナイジェリアに住むフィリピン人の人で、自分で運転し、家族全員で乗ってた時に車が故障。駐車違反といいがかりを付けられ、罰金を請求されたそうです。それも何万ナイラという大金。お金がないというと、なんと銃を突きつけたそうです。で、友達を呼ぶからと電話を掛けさせて貰ったらしいのですが、そこはフィリピン人。タガログ語でSOSを発し、夜にも関わらず、友達が続々駆けつけたそうです。さすがに5台も6台もの車が集まってきてしまい、ポリスはあえなく退散。フィリピン人の結束は固いのです!

そして、ここで商売を長くしているHK人の女性。ポリスに助手席に乗り込まれたものの、そのまま車を走らせたそうです。(もちろん、相手が銃を持ってないのを確認してから。)「停めろ!」といわれても、「勝手にあんたが私の車に乗ってきたんだから!」と無視。かなり走ってから車を停め、降ろしてやったそうですが、「オカダのお金をかしてくれ!」と嘆願されたそうですが。

しっかし・・・車がなぁ。マニラでも運転手の不注意で(おそらく携帯を弄りながら運転していて)車の大修理をしましたが、今回ほどは酷くなかったなぁ・・・。それも自分が車の中にいて、相手がポリスなんて、やっぱりナイジェリアだなぁ。

運転手に一人でお使いに行かせてたら、ポリスともっとやりあい、車は大破、彼は警察署に拘束だっただろうし、ま、不幸中の幸いということでいいとしましょうか。(←すでにナイジェリアぼけの私?) おいしそうなバナナとスイカも買えたし!

Aug.13, 2008

日本はお盆っていうのに突入でしょうか?夏休みに入り、朝夕(特に朝!)のラッシュも、かなり緩和されていると思います。そう、お盆の頃って、会社休むよりは出勤してた方が好きだったな。だって、通勤が楽だし、上司は休みだし、電話もならないし、残業ないし。唯一困るのは、近所のお弁当屋まで休みだったり、コンビにも仕入れを少なめにしてたりで、ランチが貧弱になることかな。

オリンピックが始まる前からですが、NEPAが午後来ます!我が家のあるコンパウンドは、いまだに12時から14時の2時間にジェネレーターを止めてしまうので、もしもNEPAがなければ、テレビはおろか、エアコンも電気(=ライト)もつかないわけです。なのに・・・最近、結構来てます。

数週間前、ローカルの新聞の漫画に「もしもし、NEPAですか?なんかありましたか?電気がずっときてるんですけど!」というのがありました。そう、電気が来ないのがふつうなので、長時間きてると、何かあった?と思ってしまうのです。

それも、オリンピックにあわせたかのように、長時間!実は、電気はちゃんと供給できるぐらいあるんじゃないのかなぁ?だって、ガーナに売るとかいってるぐらいだし!

ですから、8日のオリンピックの開会式!見れました!ライブで!(しかし・・・・その日は激しい雨のため、途切れ途切れではありましたが。)

開会式の演出、中国人の映画監督によるものらしいですけど、良かったですね。映像と音の使い方が凄い!パナソニックはどこまで活躍したのでしょうか?随分と重要な役割を果たしたと思うけど。

数日後、「あの会場の外の花火はFAKEだった!」とニュースになり、そこは残念。だって、テレビで見物しているものとしては、とこまでがCGでどこまでが現実かわからないわけだし。あの大勢の人が出入りするだけでも凄いと思うのに!

だから、放送は、初めから、CGを駆使してお送りしますって解説しとけばよかったのにね。確かに、会場だけでなく、街中のライトアップや花火は凄いと感動してみていたわけで、「ここまでは東京ではできないなぁ・・・」と感想を漏らしていましたから。

一応、Lagosでもオリンピックは見れています。ま、時差がありますから、中継録画やダイジェストで見る場合もおおいけど、ゴールデンタイムが、こちらの午後なので、結構同時にも見れています。

が・・・、スポーツ専門チャンネルの放送が南アのものなので、AFRICA 2 Beijingなんていう特集があり、アフリカンレコードの紹介とか。なかなか日本の結果にはであえません。でも、南アは勿論ですが、ジンバブエにも白人の選手がいますし、各国、顔や体格、肌の色では国が全く分からなくなりましたね。

毎週、月曜日の夜、眠れない私は(週末+月曜日に疲れ果てると、どうしてもその夜、眠れないのです。)、日本男子の体操、こちらの3:30am過ぎから見ましたよ!(そういえば、4年前も、夜中に起きてしまい、アテネの体操を見てました。)

なんだか中国チームばかり映るので、順位もわからない放送でしたが、分かった時は3位から4位に落ちた時。で、日本チームの雰囲気も最低、お葬式バージョン。でも、見てるうちにドイツのミスにより、3位!でもね、放送でも言われてたけど、あの日本チーム、「よぉおおおし!この調子で、最後までがんばろーーー!」みたいなムードが全く無し。1つおきに椅子に腰掛け、話もしてないの。やっぱり緊張してるんだよねって日本人同士、かばいたい気もするけど、放送でアナウンサーが「3位に食い込んでるんですけどねぇ!」と指摘する前から、「なんだ、あの雰囲気は!」と見ててイヤになる感じだった。で、5am前には最終結果を待たずに寝ちゃった。でも、2位だったんですってね!よかったわぁ!ちゃんと喜びをひょうげんしたのかしら?「金じゃないから・・・」なんていう態度だったら、ガッカリだけど。

Aug.06, 2008

オリンピックまでのカウントダウンが本格化し、イスラム系のテロに地震、FREE TIBETの活動家の逮捕と中国は話題に事欠かない。今日はすでに女子サッカーが始まり、とりあえず当分はテレビが退屈せずにお守りをしてくれそう!

昨日、SKYニュースの帯で、(プレミアリーグの話!)ルーニーが開幕戦に間に合わないらしいというのが出ていた。チラッときいただけだと、キーワードにナイジェリアとウイルス・・・。おいおい、数泊でアブジャに来てプレーしたのは知ってるけど、それだけでナイジェリアのウイルス?

数日前には、パパラッチにつばを吐いたとかで、警察に事情聴取されてたのはしってたけどさ。ずる休みじゃないのぉ?

チームの発表では『先週のナイジェリア遠征中にウイルス感染し、8月16日にホームで行われるリーグ開幕戦、対ニューカッスル戦に欠場する可能性がある』ということだけど、だって、ナイジェリアの前に南アにも行ってたじゃないの!

出発前、メンバーはマラリアの予防接種しかしていなかったというけど、その予防注射の副作用じゃないのぉ?といぶかしがるlinlinであります。

July 16, 2008

もしかしたら、ゼネストがあるかもというので、先週ぐらいから食料や水、トイレットペーパーの買いだめをしているのですが、買いだめといっても、普段より少し多い量をかってるだけなので、結局、雨の間をぬって、せっせと買物にいっているわけです。先週末から、Goodiesにチキンがなくて、では今日こそと行ってもなし。La Pointeは「たぶん明日入る!」

のんびりしているうちに、ゼネストに突入されると、外出ができないので、渋滞覚悟でNARSスーパーマーケットに向かったのです。が、一通の道に入ってすぐ・・・。ポリスに捕まりました。???

実は、明日のランチの約束で、一通を2・30メートル昼間逆走しようかと思っては居ましたが、今日ではありません!スピード違反のはずもないし、路上駐車でもありません!

ま、初めからそうだとは思いましたが・・・はい、お昼時ですから、昼飯代の徴収です。

車の書類と運転免許書を出させ、その後、何かがないじゃないか!と運転手に言っているのですが、もちろん私には何がなにやら。仕方ないので、会社の総務部長に連絡をとり、ポリスと話して貰いました。

ポリスによれば、必要な書類を携帯していないので、簡易裁判所?に行き、罰金2500ナイラを払えとのこと。

折り返し連絡があった部長によれば、その書類は、新しい車には必要ない!とのこと。

ほらね、いいがかりをつけて、お金を巻き上げようってことです。でもなぁ・・・お昼時だし、こっちだって食べてないし、ずっと停められてると暑いし・・・。

そうこうしているうちに、ドライバーが戻ってきて、「500ナイラ払って話をつけたから、もう行きましょ!」って。な~~んだぁ、戦わずに払っちゃったんだぁ・・・。もちろん、その分はこちらから彼に戻しましたが、会社の総務部長がおさまらない。でも、この方が手っ取り早いしねぇ。

袖の下、賄賂はやめましょう!というCMがテレビで流れていて、パスポートにお札をはさんで出したり、封筒にお金を入れて渡したりする映像がながれるのですが・・・、必要な時もあるのよね。その国、その土地によっては。もちろん、日本では想像できないでしょうが。

July 12, 2008

いつものVIの八百屋で、切り分ける前のバナナを発見。珍しいので抱えて貰って写真を撮りました!

右は、照れて正面を向かなかったプリンス(←名前です!)です。

July 08, 2008

もしかすると、ナイジェリアに住むようになって、「初めて」ナイジェリア人に優しくされたかも!ということが起こりました。もちろん、感激です!

今日は、ジムで運動する前に、イコイクラブの半期会費を払うべく、事務所に寄ったのです。私が事務所の戸を開けで中に入った時は、カウンターに4人ぐらいが、へばりついていて、中では2人ぐらいが対応。つまり、というか、いつもどおり、順番はあってないようなもので、大きな声で相手を捕まえた人の勝ち!

本当は、私一人が入り込むぐらいの、カウンターの空間はあったんだけど、半歩下がったところで係りの人の手が空くのを待っていたわけです。支払いなんて、言われてる金額の小切手を持ってきて払えばいいだけなんだから、あっという間に終わるはずが・・・、金額が足りなかったり、小切手が銀行で受け付けて貰えなかったりと、わぁわぁ大騒ぎナ現場です。

そうこうするうちに、「細め」の人が2人入ってきて、私の目の前の空間に入り込み、首尾よく係りの人を捕まえているではありませんか。お・・・、もう無理。今日はあきらめるか?

(実は、日本のデパ地下の惣菜売り場でも、順番抜かしされるのは毎度のことなので、あまりビックリはしませんでしたが・・・。)

でも、その後からも、でっぷり大きな人が一人、二人と入ってきて、「順番はどうなってるんだ!」と大声で騒いでいます。ナイジェリアの人は、順番を守らないけど、自分が抜かされるのだけは許せないので、大きなジェスチャーで騒ぎ出します。でも、カウンターの中は、「しらなぁ~い」という風で、誰も対応しないのです。

でもでも、そこで奇跡がおきました。カウンターの中から、ジャケットを着た女性が私のところまで出てきてくれて、請求書や小切手を預かってくれたのです!「そこに座ってて!」って。確かに、そこに居たのは全員がナイジェリア人(少なくとも黒人の人たち)だけ。女性は他にもいたけど、明らかに外国人は私だけだし、なんせ外国では10歳は若く見られるので、こういうラッキーな事が起こったようです。

で、(そのぐらいの英語はわかるんだけど・・・)はっきり、ゆっくりと手続きについて説明してくれて、1週間後に券をとりに来るようにって!感激です!

もちろん、1週間後に『マドレーヌ』を焼いて彼女に持っていきました。その時は空いていたので、目の前の男の子に手続きを頼んだのですが、「しっかり、丁寧にやってよ!」と彼女が一言いってくれたのでした。ナイジェリアの人は、甘すぎるお菓子は嫌いなようですが(=虫歯になるからという説もあります)、私の作る焼き菓子は、甘さ控えめなので丁度いいようです。よかったぁ!

July 03, 2008

さすがに雨の日が増えてきました。もちろん雨季ですからしかたないのですが、こんなに雨が降っていいのかっていうぐらい降ります。ただ、現地の人は、多少の雨では傘はさしませんし、私たちのように、頭に雨避けをしながら歩いたり、すこしでも早く屋根のあるところに行こうという素振りをみせません。そう、窓から外を見て、道路を歩いている人をみても、「今、雨降ってる?」って分からないことが多いのです。

ガソリンやジーゼルの値段が上がると、物価が上昇する。これは日本でもそうですが、交通の便の悪い、未開地では物流にかかる費用がダイレクトにものの値段に影響します。でもね、スーパーに並んでいるものの値段を付け替えなくてもいいと思うんだけど。それは、安い時に運んできたはずだし!

Lagosでもフルーツトマト?と思えるような、ハートのように先がとがり、全体にうねりがあるようなトマトが出始めました!これが今、1㌔500ナイラ。ふつうのが400ナイラだから、やっぱり高いんだと思ってたら・・・単なる値上げ。そう、いままでの、ころっとした小さなトマトもキロ500ナイラになってたんです。これは、雨のせい?


Jun.30, 2008

UEFA EURO 2008は29日、オーストリアのウィーンで決勝を行い、スペインがフェルナンド・トーレスの決勝点でドイツを下し、44年ぶりにUEFA欧州選手権で優勝しました!なんと、44年ぶりの優勝!わ~~~い、トーレス!

ゴール直後

メダルをもらって

Jun.20, 2008

ナイジェリア = アフリカ = 野生の王国 と思ってしまう人がおおいので、「で、ライオンいる?」とか「キリンは?」「象は?」という質問が必ず出てくる。たしかに、北の方には、シマウマもライオンもいるらしく、だから皮をはいだ敷物(さて、なんと呼ぶんだろうか?)がLagosのマーケットでも売られているわけだ。

でも、Lagosの中、私の住むIKOYI地区でみかける動物といえば、家畜ばかり。路上をかってに闊歩しているヤギ、人のそばにいるニワトリ。あ、ポロ倶楽部があるせいか、馬に乗った人はみかけるけど。

そして、牛。これは、ほんとうに珍しく、たいがい1箇所でいつも座っている・・・っていうか寝ている。

が、しかし、今日、何気に家のなかから道路をみていたら「ああ、牛が歩いてる。」 はぁ?こんな景色は初めて観た!それも角が大きいぞ!

てなわけで、慌ててカメラを持ってきて、2階から1枚!バイクのよこに居たので、そのサイズはお分かりかと思います。よく見るとやせてるけど、角は大きい!

Jun.19, 2008

昨日今日と、たっぷり時間があったので、(停電中も含めて)せっせと「旅」のページを作ってました。そう、去年の分もほったらかしだったので、そろそろ写真も整理せねばと。

てなわけで、あまり目新しい情報のないものですが、2007年のロンドンをupしました!

Lagosは相変わらず雨の降る日が多いのですが、まだ一日中はないなぁ・・・。でも、雨季突入なんでしょうかね。

雨上がりには、「ゲ~~~コゲコ」とカエルが大合唱してます!

こちらにきて学習したのですが、トンボが飛んでる時は、当分晴れ。すぐに雨は降りません。しっかし、今年はトンボが多い。異常発生といってもいいかも。去年の蛾よりは数倍いいけど!

家の中は・・・、ランボーパウダーの使える所の蟻は減りましたが、どこから来るか分からない大き目の蟻がリビングをよく横断してます。それから、蟻だとおもうけど、ものすごく小さいのが、なんとダイニングテーブルに発生。お酢でいっくら除去しても出てきます。うっかり食べ物を置いておくと大変な事に!

それから・・・これまたリビングで、きっと玄関から直結だからかも知れませんが、羽虫っていうのかなぁ、それが夜でます。電気のまわりにばぁ~~~~っと。でも、いつの間にか居なくなる、理解不能な虫です。でも、あまりに多い時は、蚊取り線香に火をつけて、意地悪をします。そうすると、知ってた?羽がふわ~っと取れて長細い蟻みたいになるのです。なんだなんだ?何が起こったんだ? 知らなかった。(←昨日の新発見!)

Jun.16, 2008

数日分書き溜めていたものも一緒に、やっと今日upしました。(このページ)。

ジェネレーターは、昨日(日曜日)も午前中に故障。だから、MIKANOが修理に来ようが来まいが、1台じゃ駄目だって言うのに!何時切れるかわからない電気じゃ、ベーキングさえできないじゃないの!仕方なく、この週末は蒸し器を駆使してマーラカオを作ったり、緑豆であんこを作ったりしてましたが。

そして、電気がない生活は本当にこまりますが、さらに追い討ち。これぞ泣きっ面に・・・っていう奴?

コブラネットまでつながらない。ネットなしで、ナイジェリアでの生活は成り立たないのに(私はね。)!

テクニカルセンターに電話すると、すんなり「今日、テクニシャンを向かわせる!」というので、楽しみに待っていたのだけど、なんと、ジェネレーターの故障中に来るから、プラグの交換をしてもらっても、それでつながるようになったかどうかの確認もとれない。

でもでも、きっと大丈夫と、NEPA(ナイジェリアの電気会社が供給する電気)が来た時にドキドキでつなげても・・・駄目。で、その夜にまた電話。次の日は来ず。次の日また電話。次の日も来ず。その次の日、半泣きで電話、で、やっと来た。なんだ、最初に来たのと同じ人だ!

彼は、「もし、電気がきてもつながらなかったら、あなたに電話していい?」と聞いても、「いや、オフィスに!」と応えた。ま、当たり前かとも思ったが、2回目以降の電話の催促時には「電気がないといけないから、来る前に電話して!」と頼んだのに、電話してこなかった。たぶん・・・、自分の携帯を知られると、トラブルがある毎に連絡されるのがいやだったのだろう。確かにわかる。もともと、テクニカルセンターの電話だって、一度かかってきた番号を保存しといて掛けてみたら・・・「これは個人の携帯で、もう家なんだけど!」といわれたもの。でも、その人からセンターの番号を聞きだしてやっと連絡が取れたんだから、この手は有効なのだ。

結局、家の中ではなくて、コブラネットのアンテナ?が立ってるところのACアダプターと電気のラインの交換をしてもらい、やっとつながるようになったのでした。だから、日本の地震のニュースだって、詳細を知ったのは随分あと。CNNやBBC、SKYのニュースだけじゃ、死者の数ぐらいしかわからなかったし。

電気がなく、ネットもない生活は、ほんとうに大変。そうしょっちゅう起こらないで欲しいけど。でも、こんな大変な1週間でも、EURO2008の試合はほとんど見れている!英国が出ないし・・・と思ってたけど、プレミアリーグの面々が各国にいるわけだから、結構楽しい! トーレス頑張れxxx!

Jun.11-12, 2008

11日、明け方目が覚めると、停電だった。停電?確かにこの国は、電力の供給が1日数時間あるなし。でも、ジェネレーターを使うことで、外国人が住むような住宅は24時間電気は供給されている・・・はず。そう、あっても瞬停。

残念ながら、私の住むコンパウンドは、去年から平日には2時間から4時間、午後にジェネレーターを休ませている。そう、この時点でおわかりのように、「2台あるから24時間安心」と契約させたはずなのに、1台は小さすぎてあまり機能しないらしい。そして頼みの大きい方が、故障しがちなのだ。

11日は、午前中電気なし。午後は2時ごろ戻るとちょっとあって・・・安心したのだが、これはNEPA(ナイジェリアの電力会社からの電気)で、3時過ぎには、また停電。これが、8時近くまで続いた。

そして12日。Lagosは休日なのに・・・。昼ごろダウン。そして・・・7時近くまで電気なし!おいおい!「MIKANOがきて修理してるから!」って言われてもなぁ。それより早く大きなのを買ってよ。そうじゃないと、お昼をはさんで友達も呼べないじゃない!

そして・・・、この故障と前後して、DSLにもつながらない!通信会社に電話すると、たしかにつながっているとのことで、始めはLANのラインのプラグのところが壊れているからかと思っていたのだけど、ちょうど修理に来てくれた時は、停電のため、つながるようになったかどうかの確認ができなかった。で、ちょうどNEPAが来た短時間に、今度こそとつなげても・・・駄目。インターネットのない生活を5日間も強いられた。(もちろん、電気がないんだから、ベーキングも料理も出来たもんじゃない!)

ナイジェリアの生活は、日本で想像するほどの苦労はなく、蛇口から出る水が茶色くて、渋滞が酷くて、物価がバカみたいに高いこと、物が手に入り難いことを除けば、なんとかなるのだけど・・・でも、電気は必要!そして、インターネットがないのは、私には無理!帰る!そう、つながらないから、こうしてせっせと文句を書いている・・・。(で、アップはオンタイムにはできないのだ)

Jun.10, 2008

今日、会ったことのない国の人に会った。ま、世界中の国の人を知っているわけじゃないけど、少なくともテレビで見てその国の、特にアジアの人の顔の特徴ぐらいは分かってるつもりだったが・・・。

背の高い、髪を伸ばした白人の人だったので、東欧かなぁ?って思ってた。そしたらI’m from BURMA.

「え?ビルマ?」 ビルマで顔の分かる女性といえば、スーチーさんぐらいだし、あの人は間違いなくアジアの顔。でも、今日出会った彼女は、どう見ても、白人なんだが。すでに国を出て何年もたち、このLagosにも3年以上いるというのだ。あらら、私たちより先輩だぁ!

ナイジェリアにいながらも、友達の大半がアジアの人。その半数以上が旦那さんが西欧人(←大雑把過ぎるくくりだが、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、アメリカって感じ)。その国際結婚組みの何割か、特に中国人が、どうも派手だ。もちろん、個々の性格もあるだろうが・・・。でも、相対してみて、そう。だって、肌の露出度も高いし、tatooもある。さらに言うと、中国本土でも、大都市以外からの人たち・・・。

今日はもうひとつ、初体験があった。車が後ろから追突された。正しくは、渋滞の中、橋を下るスロープで、後ろの車が停まり損ねてコツンとぶつかった。ま、いままで経験してない方が珍しいのかもしれない、このLagosですから。

で、ドライバーが勢いよく車を降りて、後ろの車のドライバーにどなりまくった。でも、キーを挿したままでいいわけ?ちょっとした衝突に気をとられているうちに、カーナップにあったらどうしてくれるの?と思ったが、あ、渋滞で車は動かないか。

交差点で、横入りの車とかがいても、相手に聞こえるかどうかは問題ではなく、すぐに怒り出すのがナイジェリア人ドライバーだが、でも、どちらかというと、「自分は悪くない!」というのをハッキリさせるために、大声で相手を威嚇してるような気がする。今回の追突も、確かにかすり傷程度だが、「塗装代を払え!」といってるわけでも、「どこのどいつだ!」と聞いてるわけでもなく、ただ、怒ってるだけじゃん!

タイ人の友人のドライバーは、もう少し行動的。オカダ(バイクタクシー)が後ろから衝突してきたので、すぐに車から降り、バイクのキーを取りあげ、運転手を捕まえたそうだ。(なんせ、友人のドライバーは背が高く、全体的に大きい!)。

そして、(雇い主はオイルカンパニーなので)会社のポリスのところまでしょっ引いていったそうだ。でも・・・、私たちも話を聞きながら薄々気づいていたのだが、ポリスの所につれていったところで、オカダの運転手は、ろくに現金を持っていない。修理代もとれなかったそうだ。そんなの、初めからわかってるだろうに。おかげで、友人は午後の約束をキャンセル、そして興奮して手柄(?)を話すドライバーにお駄賃まであげて、散々な一日だったとさ。

今、私の住むイコイ地区の道路が、大変なことになっている。言葉で表現するのが難しく、写真でも撮れたらと思うのだが・・・。道路に中央分離帯ができた。分離帯の左右に2車線。つまり、全部で4車線の道路。が、その分離帯に切れ目がほとんどない。そうなると、その道路から左折したい車は分離帯を越えられない。その結果、何が起こっているかというと、分離帯の両側を両側=両方向通行している(分かる?)。

つまり、分離帯の両側から、こちら側に向かってくる車がいるのだ。もちろん、渋滞のひどい+運転マナーの悪い土地ですから、車が来ないと分かれば、隣のレーンを走る。となると・・・4車線すべてが同じ方向に向かう車の場合もあり、正面から反対方向へ行く車が突進してくる! はぁ~? 渋滞になるにきまってるじゃないねぇ。あちこちで動きが取れなくなり、クラクションをならし、怒鳴りあう。はやく警察が交通ルールを徹底させてくれぇ!

Jun.09, 2008

今日、インドネシア人の友達も所にいったら、なんかメイドさんが変わった気がして、「また変えた?」と聞いたら、「久しぶりに見たからじゃない?」と他の友達。確かに、掃除しながら鼻歌うたってるし、前の子みたいだけど、何かが違う!で、そこの「マダム」(=友達)に尋ねると・・・。メイドさんのお兄さんとおじさんが相次いでなくなったそうだ。で、彼女はイスラムなので、髪を剃った(すごく短くした)のだと。そう、髪型が違いすぎて他人にみえてたのでした。

「イスラムの人ってご不幸があると、女性も髪を剃るの?」と聞いたが、イスラム教の彼女(インドネシア人)曰く、「ナイジェリアはそうみたい!」ですって。男性の場合、いつも剃っていて、長いとだらしないということなので、そういう風習って見えなかったけど、女性はそうらしい。ま、いきなり目だけ出てるような黒いヘッドスカーフで仕事に来られたら困るけど・・・。

実は、数日前に近所でご不幸があった。なんでも石油にも絡む、この国のビッグボスだったらしく、渋滞ができるほど車が押し寄せ、駐車するから、大変だった。もちろん、ポリスも大勢きてたし。少なくとも、副大統領の車も乗り付けていた。

オイルカンパニーで働くインド系(本人は南ア)イスラム教の友達によると、亡くなった場合、できれば次のお祈りまでに埋葬するのが良いとされているとの事。でも、それだと犯罪に絡む場合もあるし、とにかくオフィシャルなレポートor届出は必要なので、その後埋葬されるらしい。だから、偉くなればなるほど、亡くなるなり人がどんどんお別れにやってくるわけだ。もちろん、それなりに食事なども提供されるので、ケータリングの車も多い。それが数日間続いたのだから、車で出入りする方としては、つらかったが。

こちらのローカル新聞を見ると、なくなった人を悼む記事が、本人のカラー写真入りで、でかでかと出る。1面広告もざらだ。それも、2年目、3年目、5年目、10年目と続ける人(家族)も多い。誕生日の告知かと思っていたけど・・・。

ナイジェリアに来てから、「亡くなってからお葬式までの期間が、金持ちほど長い」と聞いていた。氷だかドライアイスを駆使して遺体を保存するらしいのだが・・・。だから、お葬式がいつあるか、検討も付かない場合も多いとか。それがナイジェリアだと思っていたのだけど、それはキリスト教のお話だったようだ。Lagosは、ナイジェリアの南に位置し、キリスト教が多い。ナイジェリアで、これほどイスラムの事を教わることになるとは、想像もしていなかった。

Jun.04, 2008

「日記」どころか「月記」にもなってないこのページ。うう・・・ん、困った。でも、数年ぶりに桜のページなんかを作ったの、見ていただけたでしょうか?桜の時季に日本に戻っていたとしても、お天気と予定により、そうそう写真を撮ることってできないのです。でも、今年は、海外からの(って、ナイジェリアですが・・・)お客さんにも桜を見せようと、八重桜までおっかけたので、それなりの数の写真をお披露目することができました。

もちろん・・・、「赤」色の修正を、そこここに施してます。そうじゃないと、桜って「白い」から絵にはなりませんから。

このページをサボってる間に、書くべきトピックスは沢山あったんですよね。

特にアジアというか中国がらみがほとんどだけど。

チベット問題があって、五輪のトーチリレーが各国であり、妨害を受け。ミャンマーのサイクロン、そして四川大地震。

天災による被害って、その大きさに驚かされます。ニュースでそれぞれの経過を見るたび、ああだこうだと思ってたんですが・・・、ちょっとタイムリーじゃないので、身近な情報と小さな発見だけ、ここに書いておきます。

地震については、北京の友人からの(生の!) 話しか分かりませんが、彼女(=中国人)は、地震があったとき、北京の事務所で仕事をしていたそうですが、慌てて外に避難。40分ぐらいは外で様子をみたそうです。

が・・・、北京(って、広いのかなぁ?)にいる日本人の友人によれば、「東京育ちの私には、地震は殆ど感じなかった」ですって。そうなの?もちろん、成都からだって1500キロの距離だから、十分遠いけど。

中国人の友人は、会社(ドイツ系外資)でも係りに選ばれたとかで、「地震被災者への募金」をすぐに集め始めたそうです。そう、初めから物資の運搬は無理なので、現金と決めたらしいです。街ごと飲み込まれたような所もあるし、二次災害も怖いし。どれだけの時間で復興していけるのか、五輪をバネとして勢いつくのか?、今後も注目です。

そして、情報がはいらず、とうとうアメリカが救援物資を届けると宣言したのがミャンマー。

日本でも「ミャンマー」。アメリカも「Myanmar」ですが、BBCなど、ヨーロッパのニュースでは「Burma」(要するにビルマ)と国を今も呼びます。1989年に軍事政権が国名(の英語表記)を Burma から Myanmarに変更したわけですが、どうやら、この軍事政権を容認しない国が、従来通り英語Burma (ビルマ)としているようです。

さて、Lagosの今日このごろは・・・というと、1日1・2回はスコールというか、ザ~~~~っと雨が降ってます。1時間弱とはいえ、家のなかでも会話ができなくなるぐらいの豪雨の時もあります。バイク通勤をしている運転手は、豪雨にあった場合は、運転をあきらめ、とにかく雨が小降りになるのをその場で待つそうです。だから、土曜日、風邪ひんてたんだよね、大変だぁ。

間抜けなことに「雨季って、これで終わるんだっけ?」と友人に聞いたら、「ちがうよ、これから!1日中降るようにもなるよ!」とのお答え。そうか・・・忘れてた。まだ今年はカエルの合唱を聴いてなかった!

暑さがそれほど気にならないので、午前中はなるべく窓をあけ、空気の入れ替え。普段窓を閉めっぱなしにしていて、それが息苦しくて朝からエアコンをいれたりするのです。で、寒かったり。だから、この時季は外の空気を部屋に入れ、少しは自然の風を愉しみます。(って、そんな優雅な雰囲気ではありませんが・・・。)

Apr.17, 2008

ナイジェリアから派遣された国連警察隊員が、ハイチの食品価格暴動で犠牲となったというニュースが入ってきました。

カリブ海諸国で起きた食料品価格高騰による暴動による緊張は今も続いており、その犠牲となったということですが、日本からの国境無き医師団も、負傷者を治療しているとのこと。

干ばつ、バイオ燃料向け需要の拡大、原油価格の高騰などによる世界的な食料品価格の高騰が、この暴動の背景になっているとか。この「食料品価格の高騰」は、アジアでも主食の値上がりで、特に貧しい層では、十分な食事がとれないと報告されています。

Apr.07, 2008

祝!アベック出場!・・・と早く書きたかったのに、もう4月ですねぇ。ナイジェリアは、女子に続き、男子も、五輪出場を決めました!めでたしめでたし。・・・ま、オリンピックが予定通り開催されればですけどね。

2月までと信じていたのに、4月になって、また我が家を飛びました。確認できているだけでも、今年8匹目!

コウモリって、本当に夜行性でうるさい音とかが嫌いなんだろうか?すでに都会にすむコウモリは、室内の明かりなど、なんとも思わないし、テレビの音だって!

だって、入ってくる場所はいまだ限定できないけど、どうしたって、奥のほうの部屋だと思うのです。でも、なんで、わざわざテレビのついてる+人がいるリビングに飛んでくる?ふぅ・・・。いつまでたっても終わらない戦いか?

Mar.19, 2008

長くてHeavyなハマタンも、3月の2週目ぐらいにはやっと終わり、空が明るくなりました。いままで気にしなかった川べりの景色がとてもいい感じに映り、あと5年か10年したら、この辺は整備され、素敵な町並みになるだろうなぁと思います。すでに、船着場完備のコンパウンドや家が増え始め、ヨーロッパに負けない?風景も夢ではないかも!ただ、川自体も、もっときれいにしないと駄目だけどね。

アブジャで行われた女子サッカーの五輪予選ですが、ナイジェリア女子はガーナを破り、五輪出場を決めました!「女子」ということで、盛り上がりにかけますが、とにかく祝出場決定!です。

Feb.26, 2008

2月も終わりが近くなってきましたが、今年はまだまだハマタンが終わりません!

確かに、日中暑くなってきてるし、日の光も差すようになってきていますが、視界が悪いほどのハマタン!

アレルギーを訴える人も多いし、子供たちはまたまた喉をやられたり、熱が出たり。

そう、この私も、目がゴロゴロするし、頭が重い。8年住んでいる友達が「今年が一番酷い!」というのだから、間違えない。

ハマタンが長引くと・・・、フルーツが甘くない気がする。日光がたりないから、葉ものもイマイチ?後はなんだろうか・・・?「ハマタンとは」と薀蓄をたれてくれる人がいないので、なんでこうなのか?長いとどうなるのか、全然わからないのが、ちょいと不安・・・。

途上国は、たいがい年末の治安がわるくなる。あ、日本でさえもそうですねぇ。

でも、年末年始と、たいしたニュースもなく過ごしていたLagosですが、どうやらここにきて、酷い。

武装強盗の話が多すぎる。1つの事件の話をすると、ほぼ同じ日や同じ場所での、他の事件のうわさを聞くほどです。

ここ2日間だけで聞いた事件事故でも、以下のとおり。いいかげんな英語の発音(同士)なので、場所や日時を聞くと、自分の知ってる事件を話し出す。つまり、次々新しいことが明らかになるのです。

「先週の日曜日(2月24日)の3時ごろ、Palmに武装強盗が出て、パニックになったんだって?」

「え?なんで知ってるの?そうなのよ、土曜日に武装強盗がうちのコンドミニアムに入ってきて、車を盗もうとしたらしく、バンバンバーンと、結局ポリスに打たれたけどね」

「そうなのよPalmの先のランドアバウトで武装強盗が出たから、リトルワールドの日に途中でアナウンスがあって、いまは帰らない方がいいっていってたもの」

「聞いた聞いた。リトルワールドの日でしょ?白人の男性が、大勢のローカルの女性と遅くにパーティーやってて、そこに武装強盗が来て、レイプもあったらしい・・・」

「そうよぉ、金曜日でしょ?大使館のそばに死体がころがってたって聞いたよ」

「あ、みたわよぉ!硬直して、手がこうなってた。裸だったし・・・、もともと路上の乞食か、すでに身包みはがれたか・・・」

(注:路上に横たわっている人は、とっても多いので、そうそう生死の確認はとれないのですが・・・。

てなかんじで、すごい。強盗に年度末ががあるとも思えないけど、でも、危ない危ない!

そんな中、ファロモブリッジは、奇跡をたもちつつ、渋滞が緩和されていて、我が家(IKOYI)からヴィクトリア・アイランドまで、いまだに10分ちょいと、すごくいい感じ。いまは、Lekki方面に行く道が工事中で、そのための渋滞が物凄い。

で、学校の送り迎えに、この渋滞にはまり、皆苦労しているのですが、友人の一人は、会社に掛け合い、非常脱出用の会社のボートを動かして貰い、VIからIKOYIが2分。IKOYIからLekki(Palmの辺)が2分と快適に移動中。ただ、このボート、今までは週末に1・2往復海に遊びに行くために使っていただけのもの。エンジンは最近新しいものに変えてもらったらしいが、船体は30年に買ったものとか。

「1回乗せて!」っていいたいけど、定員オーバーも日常茶飯事らしく、冒険は止めた方がいいみたい。ちなみに友人はライフセーバーの講習を受けたことがあるとか、資格をもってるとかなので、本人は「子供と自分だけなら、なんとかなる!」とのこと。メイドに「泳げる?」ってきいたら、駄目っていうから、やっぱり毎日私が行くわ!ですって。

ボートといっても、このぐらいの大きさ。この日もお昼だというのに、どんよりハマタンです。

川漁?こんな小さな船じゃ怖い!

Feb.15, 2008

水曜日に路上の「手入れ」を目撃。ヴィクトリアアイランド(通称VI)で、スーパーの前の小さな八百屋が、店から出てくるとシートをかぶっていて閉店。あらら?店番もどっかいったのかな?と思いつつ、いつもの店(各国の大使館もごひいきにしている八百屋)に向かったのであります。

VIの八百屋さん。一番愛想のいい、中堅どころのおじさん。

お昼時で、道は車があふれ、のろのろ運転。それでも、店の近くに駐車して、果物をみていると・・・。

あら?向かいから、ポリスらしき人たちが大勢乗った車と、緑色で可愛いけど、どうやら護送車らしいものが来るではありませんか。で、ちょうど八百屋の反対側に停まって・・・。

私も勘が働き、急いでパイナップルとアボカドだけ、手の空いてる店員(いちばん年長の「じいさん」から)買って、店からすぐに離れたのでした。

そう、マニラでDVDの手入れがあった時、友人はつかまりそうになったのです。なぜかそれを思い出し、違法な店の客も捕まる?と思ってしまい、慌てた慌てた。でも、野菜や果物はパイレーツでも、横流し品でもないから、関係ないか?

そうかぁ、ああやって時々ポリスが小遣い稼ぎをしているわけね。もしや、IKOYIの大きめな八百屋(もちろん路上)が、何箇所か閉じてしまったのも、そのせい?

さらには・・・、このところ「カゴ屋」を全く見かけないのも?そうです、ナターラに会えなくて買えないだけじゃなくて、カゴを持って歩いてる人にさえ会わない。IKOYIのカゴを沢山おいている場所で買うしかないかなぁ・・・。

それで、話をもどすと、水曜日に慌てて閉じたGoodiesの前の小さな店も、いつも行く店も、今日は無事に再開していました。いくらとられたんだろうかぁ・・・?ま、数人から多めにとれば、すぐ元は取れるのかな?

Feb.08, 2008

そろそろ・・・ハマタンシーズンも終わりのようです。相変わらず空はどんよりしているけれど、川の対岸がはっきり見えるし、お日様も感じるし。橋から見た風景も、のどかぁ・・・だし。

川では、小さな船が漁(たぶん)をしているのですが、それがなんとも、田舎の風景。でもなぁ、近くで見ると水、汚いけどねぇ。

さて、速報で報告したとおり・・・、我が家のコウモリは記録更新中。ただ、そろそろ終わりかなぁって思ってます。

さすがに、1ヶ月足らずで7匹も出たので、昨日大掛かりなフンミゲーション(消毒)をしました。業者は家の中もしたかったようですが、どうやらナイジェリアのものは、フィリピンよりも強力みたい。だって、急に来ておいて4時間も外に居ないと駄目だって言うじゃないですか!そんなの無理。

おかげさまで?、このコンパウンドではratは出てないので、家の中まで白くする必要はないでしょう!と、断りました。

でも、外だけでも、それなりに効果はありで、翌日にはゴキブリが、あちこちで(いや、2箇所!)ひっくりかえってましたから。ホウ酸団子をして以来、もういなくなったと喜んでたんだけど、いたのね・・・。

コウモリは・・・4匹目はミイラでした。お手伝いさんが床を指差すので、それこそゴキブリかと思ったら、コウモリ。窓枠のところにいたそうで、何時からいたのかなぁ・・・。

そして、同じ日、夜パソコンをたたいていたら、なんか「飛蚊症がますます悪化?」と思わせる状態に。なんか、画面に黒いものが飛ぶ感じ。確かに夕方から長い時間いじっていたけど・・・。うわぁ、飛んでた!

慌てて部屋を飛び出し、ドアを閉めてマネージャーに電話。「ヘンリーっ!また出た!」

そして、この子は、ポンジャンラケットでたたかれてご臨終。

そして、2日後(土曜日)の8時過ぎ。気が付いた時には居間を飛んでました。久々の頭上旋回!やっぱり怖いわ。

コウモリがぶつかってくるはずないんだけど・・・でもでも、なんだかスゴク近くを飛んでるようで。私はクッションを頭に(なぜだ?)床にかがんでました。その子は、あえなくスカッシュラケットでしとめられたのでした。

もう2月だし、もうないと思うけど・・・。

コウモリは夜行性だから光は嫌いだとか、振動、騒音は嫌いだとか・・・それは、人間の勝手な思い過ごしだと思うなぁ。だって、彼らもこの都会(Lagosも一応・・・)に住み着いてるわけだから、そんなの慣れっこですよねぇ。

次も残念な報告。アフリカ・ネイションズカップで8強に滑り込んだナイジェリアでしたが、すぐ負けちゃいました!ガーナに負けるはずナイト思ってたんだけど、開催国だしねぇ。完全AWAY状態だったし。逆転されて2-1で負けちゃいました。よくよく調べたら、ガーナは過去4回も優勝してて、アフリカ・ネイションズカップの大会記録に並ぶ5度目を狙ってたのね。

そして、昨日、カメルーン対ガーナ、エジプト対コートジボワールが行われ、カメルーンとエジプトが勝ち残りました。

コートジボワール応援してたのになあぁ。大概黒い人どおしの戦いで、どっちがどっちか分からないような試合なのですが、ネィションスカップだと、エジプト人は白人ね。オイボに負けちゃだめなのにぃ!

(日曜日に行われた決勝では、エジプトが勝利を収めました!)

さえない話題が多いので、ちょっとおまけ

去年オ11月ぐらいに、日本でも話題になったようですが・・・、パディントン君がマーマイトの宣伝をするというショッキングなもの。YouTubeでみれるので、是非!

Paddington Bear Marmite TV Commercial http://jp.youtube.com/watch?v=UBY5epc8BS0&feature=related

でもね、パディントンって、日本では可愛いクマだけど、本当はおじさんキャラなのよね。だから・・・マーマレードよりも似合ってるかも?でも、CMの中でも、鳥が「げ~~~っ!」ってなる所なんか、好きだわ。

かくいう私も、土産にもらったマーマイトかベジマイト(すでに、どっちだったか、忘れた!)を、チョコスプレッドかと思ってたっぷりパンに塗り、「げ~~~っ!」ってなった人でした。

Feb.03, 2008

後ほど、ちゃんと報告したいと思ってますが、記録更新中。2月2日に7匹目でました!

Jan.30, 2008

1月は、コウモリねただけで終わるのか・・・と思っていたら、よかったぁ、いい話題がありました!

きっと日本では・・・または、英国以外では(なぜなら、多くのアフリカ人選手がプレミアを休むので)話題になっていなかもしれませんが、アフリカ ネーションズ カップというサッカーのアフリカナショナルチームNo.1を決める大会で、ナイジェリアが昨日、8強いにすべりこみました。

2年に1度開かれるネーションズカップは、優勝すればコンフェデレーションズカップの出場権が与えられます。アフリカ内では、ランクが一番高いはずのナイジェリアですが、ドログバのいるコートジボワールや、力をつけてきたマリと同じ組にはいったので、心配していました。そう、いきなり初戦で負けたし。でも、なんとか8強に入れたので、気を取り直して頑張って欲しいものです!

ヴィクトリアアイランドのメガプラザ脇の空き地?には、特設会場が設けられ、試合を見れるようになっていますが・・・もしかしたら、小さなテレビを大勢でみているのかも?青空テレビっていうものですね。

とりあえず勝っていてくれたほうが、皆ご機嫌でいい感じです!過去3大会連続3位。今回はもっと上を目指して!

そして、もうひとつ、ナイジェリアの名前がでてしまったニュース。ただ、一新聞記者の取材なので、どこまでが真実に近いのか、それとも現実はもっと盛んに行われているのかわかりませんが、27日付で英国のサンデー・テレグラフが、『アフリカから英国へ子どもを売り渡す新たな奴隷貿易が行われている』と、写真いりの記事で報じました。

潜入取材によれば、ナイジェリアで、3歳と5歳の男の子2人で計5000ポンド(約105万円)の「価格」を両親らから提示されたというものです。タイトルは 'You can have my sons for £5,000'

この記者(David Harrison)は、3つの記事を書いているのですが、その中には、子供の売買をしているブローカーの話もあります。新しい名前で偽造パスポートを作ったり、出入国の際にかかる費用など引くと、1人あたりの儲けは£600とか。子供たちは英国で1日中働かされ、逃げ出したくても、自分がどこの誰かもわからないという現状があるとか・・・。悲しい現実なのかもしれません。

Jan.25, 2008

表現を変えます。記録更新中! 4匹目でました!

前日同様、確かに夕方、奥の部屋で「おしっこ臭い」臭いがしたのです。でも、それは昨日のものだろうと・・・。

そしたら、12時過ぎに寝る頃になって「あ、飛んでる!」

なんだか、寝る前に大捕物をする元気もなく、飛んでる部屋のドアを閉め、寝ました。本当は、朝になると隠れてしまうので、発見し難いのだけど・・・。

そして翌朝、ドライバーとセキュリティーに上まで上がって貰い、部屋の隅々をチェックすると、カーテンから飛び出しました。やっぱり床じゃなくて、カーテンにぶる下がっていたのかな?で、ポンジャン(小さめのラケットで、ボールや羽を打つおもちゃのラケット)でしとめられたそうです。

そう、姿さえ発見できれば、最近はしとめるのが早い!・・・早けりゃいいもんじゃないけど。

さすがに連日のコウモリで、マネージャーに文句をいいました。家の中からは穴などが見つけられないので、建物の外から窓回りなどをチェックすること。屋根裏の巣を探し出すことなどなど。

で、申し訳ない程度に(いつもの防虫スプレー程度の臭い)午後フンミゲーションを行ったようです。こんなので、効く?

Jan.24, 2008

またまた昨晩、出ました!

なんだか、今年はコウモリねたばかりで、「ネズミ年」じゃなくて「コウモリ年」?

昨日も、夜ご飯は自分で作っていて、つまりはお手伝いさんは2時過ぎには帰宅。私が家に戻ったのが5時過ぎ。

そう、戻ってきてリビングに入ったら、あら~~~~?なんか臭い!アンモニア臭い!つまりは「おしっこ臭い!」

ネズミか?と思いつつ、死骸でもあったらいやなので、食器棚の裏などを探したけど、形跡なし。

で、台所で料理をしつつ、奥の部屋でPCいじりつつ・・・。

そして・・・、7時半ごろ、食卓で夕食をとっていると、「あ、また飛んでる!」

慌てて台所と廊下のドアを閉め、またまたマネージャーに電話。使っている寝室のドアは閉めてあったので、コウモリは2部屋と廊下を旋回!

お馴染みの2人で、またまた手ぶらでやってきた二人は、数分でコウモリをしとめました。飛んでる感じでは、今までの(=今年の)2匹よりは大きく見えたのですが、羽が大きめだっただけで、胴体は小さく、現地の虫用スプレー(=日本の物よりも缶はかなり細い!)の蓋にかるく入る大きさでした。

もう、入ってこないでくれよぉ~~~~!

Lagosでは、ネズミの出た家は結構あるのですが、コウモリはきかないのよねぇ・・・、うちだけ!

ネズミは、結構大きいのがいるみたいです。HK人の友人が、レストランで食事をしていた時に、さささっとネズミが走ったんですって。で、驚いてウエイターに「今、ネズミを見た!」といったら・・・。

「マダム!それはラビットですよぉ!」と笑って応えたそうな。

ああ、ラビットねぇ・・・、だから、食べちゃうのかぁ。

Jan.20, 2008

また出ました!

昨日の夜、食事の片付けをしつつ、月曜日にご馳走するためのカレーの仕込みを始め、さらには、おやつパンのバナナステックを作っている時に。つまりは、リビング(日本製のオーブンレンジはここにある!)と台所を行ったりきたりしてたし、台所はエアコンを付け、なんと洗濯機まで回してたのに・・・。

何かが飛ぶのが見えて振り向くと、うわぁ!またまたコウモリ。

いくら外国の台所が日本の何倍も広いとはいえ、飛び回られると怖い!即、台所の戸をしめて居場所を確保!そして、毎度の事ながらマネージャーに電話。(彼は住み込みなので、大概夜もコンパウンドにいるのです!)

で、なぜか手ぶらながら、マネージャーとエレクトリシャン(愛想のいい、大きな人)が来てくれました。飛び回ってた割には、場所が狭かったから、確保(=退治)も早く、「見る?」と新聞紙を広げられたけど、死骸を見るのはやめときました。が、数日前のよりは、少し大きいって。

去年も2匹でました。そして、今年もすでに2匹。どうか、これで終わってくれるといいのだけど・・・。

(ネズミよりはいいか?!)

Jan.18, 2008

今年に入り、害虫駆除の話ばかりしていたせいか・・・、でてしまいました!15日の夜に、またです。

コレが・・・

去年も1月下旬とか2月上旬だったところをみると・・・babyが生まれてやっと飛び始める時期ということでしょうか?

しかし、このコウモリの画像をまたまた登場させることになるとはねぇ。

今回は、夜、まだ8時ごろですが、奥の部屋(そう、普段私がPCをいじっている、使用人さん曰く『マダムのSTUDYルーム』)で、カーテンに停まっている黒い物体を発見。ゴキブリにしては厚みがある!ネズミはそんなに器用に止まっていられないはず。そう、またまたコウモリだったのです。

飛ばれると(ゴキブリもそうですが)怖いけど、じっとしてるなら観察したい気分。(というか、本当は写真を撮りたかった!)。でもでも、すぐにお手伝いさんを呼んでKILLしてもらいました。虫取り網でもあれば、捕まえて放すんだけど、そうもいってられません。ヨルバの戦士であるお手伝いさんは、片手に棒切れ、片手にちりとりで、パンパンと何度かはさんで、簡単にしとめました。ほんと、胴体はマリモ程度の大きさ。まだ赤ちゃんかなぁ、可愛そうに。

思うに、前回(15日)このページの更新をしている時、なんだか窓の外で音がしていたのは・・・そう、ハチなんかじゃなくてコウモリだったんでしょうね。この部屋、ふだんエアコンつけないし、一番静かなところだから、きっとアテックだか屋根裏に巣があるのでしょう・・・。というわけで、今はカーディガンを着て、ACを付けながら、これを書いてます。(寒っ!)

去年出たときに、コンパウンドのマネージャーが家の中を調べてくれて、それでも「マダム、コウモリが入ってくる穴はありません!」って何もしてくれなかったのです。現に2匹も現れたのに!

だから、今年はこちらから「ACと壁の間の隙間をすべて、今すぐに埋めてください!」とリクエスト。そう、ここの工事は、どか~~~んと壁に穴をあけて、電気のコードやら水道管などなど通すので、隙間だらけなのです!

(実は、洗面所のゴキブリも、水道管を通すために空いている穴から上ってきてましたし!)

もう家の中に入ってこないでよ!と願いつつ、ACを毎日動かして、引っ越して貰おうと思ってます。

そうそう蟻のほうですが、ランボーパウダー!完璧です。台所の小さなありが居なくなりました!すごい!早く教えてくれたらいいのにねぇ!

Jan.15, 2008

あら、大変!今月ももう半分終わろうとしているではありませんか!ここにいると、(いや、場所は関係ないか?)月日のたつのが早くて早くて!ここのページの更新も、下手すると月1以下ということもあり、覗いてくれる方々には申し訳ないやら・・・。

日本だと、新年が明けて、なんとなく新鮮な気分だったり、学校だって新学期だし!何より季節が徐々に春に向かっていくというのがいいですよね。(日本にいるときは、寒すぎて「一年中暖かいマニラは楽だったぁ!」と言ってたのですが。

しっかし今年のハマタンは、近年まれに見るぐらいヘビーだそうです。というのも「ハマタンで頭の痛い人、知ってる?」と聞いても、在7年の友人でさえ「知らない!」と冷たい答えだったのです。でも、1週間して会ったら、「あの後、自分がなった!」と鼻をかみかみ、咳をしつつ教えてくれました。

ハマタンの時期に、アレルギー症状の出る人は多く、子供は熱を出したりもするのですが、頭痛を経験したのは初めてという人も多く、今年はすごいらしい。確かに、先週の週末、ファロモブリッジからの景色を見て、どんより暗く、低い空を見て、気分が落ち込みましたから。きっと、ヨーロッパの冬に気分が落ち込むのと同じで、精神的にも参る人が居るだろうなぁ・・・と思えるほどです。

選挙がらみで、大荒れの2つの国について、ちょこっと触れてみます(遅ればせながら)。

年末からずっと続いているケニアの混乱。どの程度日本で報道されているんだろうかといつも思うのですが、CNNやBBC、EUROニュースなど、かなりエグイ画像でケニアの様子を流しています。いくら選挙をやったところで、「民族」の違いは乗り越えられるものではないし、この内戦をおさえられることが出来るのかどうか?コーヒ・アナンさんも乗り出したようですが、彼にまだカリスマ性があるかなぁ・・・。それも、ケニアで?

パキスタンも、ブット女史の暗殺という、信じられない・・・でも、起りうることが予想できた事が起こってしまい(←まどろっこしい言い回しですが)、これも驚き。それも、次ぐのが息子(とまでは良かったけど)、19歳の学生さんじゃ、どこまで何が出来るのか、これまた疑問ですが、「お父さんに信用がないのよ」と言われればしかないか?

この2カ国から、当分目が放せませんね。

とはいえ、我が家の問題は、年末からキッチンの小さな蟻!安いローカルのビネガーを買い込み、掃除の最後には、ちょっと鼻に付くぐらいの酸っぱい臭いが残るぐらい酢を使ってあちこちを拭き掃除していました。

お手伝いさんにも手伝ってもらい、「ほんと、困ったねぇ」って、ずっとずっと言ってたのに、よくよく尋ねたら虫ようのパウダーがあるというではありませんか!ホウ酸からホウ酸団子を作った時も、何もいわなかったくせに、「あ、あります!」だって。

で、さっそくドライバーに買ってきてもらいました。

(そう、彼も、「あ、パウダーですね!」ってすぐ分かるようなナイジェリアの品!)

ただ、そのボトルをみても、それが何から出来ているのかわからない!それも、蟻専用ではなく、ゴキブリもカブトムシも、ノミもコクゾウムシにも、とにかく這う虫全般にきくというのです。その名もRAMBO!

恐る恐るキッチンの床(の蟻が集まっている場所)に撒いてみると・・・。何もおこらない!

これは、蟻を殺すの?来させるの?あとで(巣で)死ぬの?と、お手伝いさんに聞いても・・・「さぁ・・・」

一応、商品には、KILLするし、効果が長持ちするとありますが、どうなりますやら。

そして、ポトス、もやしに次ぐ「理科の実験(観察)」が始まったのです。数時間おきに見に行くと、そのパウダーにふれて直ぐにひっくり返るようなことはないのですが、確かに小さな死骸があちこちに!

さっそく、お隣のお姉さんにも1つおすそ分け。なんせ、ホウ酸団子を見て「じゃあ、ゴキブリはうちに逃げてくるじゃないの!」と言ったぐらいなので、情報は分け合わないと! 今度は喜んでもらえるかなぁ・・・?それとも、南アのスプレーが効くからコレじゃ駄目って言うかしら?(今度、南アに帰ったら買ってきて分けてあげるといわれている品!)

てなわけで、新年になってから、殺虫ばかりに手を焼いている日々であります。

こうしてPCに向かっていても、窓の外の足の長いハチが気になります。すぐ入ってくるので、サッシのあちこちの穴を塞ぎ、防御はしているのですが、砂の塊のような巣をすぐに作るので、それを探し出して壊すのも仕事です!

今日の更新は、ナイジェリアのニュースを1つだけ。物騒なニュースが続いてますが、今回はタンクローリーの爆発による30名の死亡。今回はガソリンを盗んだ末の事故→爆発だったようですが、数日前のものは(便乗のようですが)犯行声明が出ていたりして、あまり感心できた状況ではないようです。

Jan.04, 2008

遅ればせながら・・・明けましておめでとうございます!

例年なら、年末年始はHPを覗いてくれる方が多いため、近況報告もかねて年内に更新していたのですが、今年はのっけからというか‘07の終わりからこけてしまいました。

言い訳としては・・・最後の最後のチャンスの大晦日に、友達を夕食に招いてしまい、午後から日本食作りに追われたりしまして・・・。さらには、年末にかかるころから、やはり「ハマタン頭痛」に悩まされ、ほんと、薬が効かないし、辛い目にあっておりました(いや、現在進行形なので)おります!

とはいえ、大晦日以外、伏せっていた訳ではなく、日々、あれこれバタバタ暮らしてました。一年の初めのご挨拶には何だかなぁと思いつつも、まずは手作りのコレ!

ひとつずつ、折り紙して作った紙のケースにいれたので、なかなかかわいらしいでしょ?これは、お手製の「ホウ酸団子」であります。インド人の友人より、「インドは、やっぱりいるのよ!で、ホウ酸と小麦粉まぜて、ゴキブリが入ってきそうなところに撒いとけばOK!」というので、早速ホウ酸を購入。でも、子供やらイヌやら遊びにくるので、撒くのはやめて「団子」にすることに。そしたら、結構作ってますねぇ、皆さん!いろいろとレシピを物色した末、私のホウ酸団子は、ホウ酸+小麦粉+牛乳+たまねぎ+砂糖で作りました。丸3日乾燥させて完成!が・・・、まだ生きたのに家の中で遭遇してしまいます。6ヶ月間は姿を見なくなると口をそろえて(ネットでは)書かれてるのに!「きっとホウ酸団子を食べる前に発見してしまっているのだ!」と自分を慰めていますが、しかし、やけに多い。

とりあえず、よく出るバスルームの換気扇にネットをはることにしました!(でも、外側にはすでにしっかりネットがついているのだが・・・。)

次は・・・、前回も紹介した「もやし」ですが、確かに、緑豆で上手に出来るのですが、特に1㌔買った豆が、どうもかよわい=ひょろひょろの細いのしかできない!で、平行して作り始めたのが、黒目豆のもやし。

これは、緑豆に比べると注意が必要で、一日2・3度、臭いチェックをし、腐ってるいるのを取り除いたりしますが、大豆に比べると、ぜんぜん楽!上手に「豆もやし」ができるのです。豆をしっかり楽しめるし、これ、お勧めです。

それからっと、HBで作るパンも、日々進化です!シナモンロールは定番化し、オニオン・ベーコンロールもなかなかの出来!缶入りスイートコーン入り、コーンフラワー使用のコーンブレッドも、そこそこの出来!ソーセージロールは、まだまだ上手に生地がまけなかったけど、味はOK! ・・・ つまり、食べてばかりです。

さて、年があけてから、今日(4日)に始めて家の外にでまして、ヴィクトリアの買物もしたのですが、ものすご~~~く久しぶりにカゴ屋のNataalaを発見。別に必要じゃないけど、カゴ製品を買う時は、彼から買おうと決めていたので、路上のカゴ売りを見るたびにチェックしていたのですが、半年以上、あえなかったのです。本当は携帯の番号はきいてあったのですが、掛けてまで・・・と思ってそのままでした。

そしたら、今日は、いままで会ったことのない場所で店を開いていて、車の中から私が「うわぁ!」と声を上げると、手を振って走ってきてくれました。で、(本当は痺れをきらして先週いくつか買ったばかりだけど)ほんの数個買いました。

えっと、街中の製品は、正直どれも同じで、作り手も同じ(村だか集落)だと思われるのですが、上が先週買ったもので1500ナイラ。下が昨日Nataalaから買ったもので1400ナイラ。ね、なぜ彼から買うかわかるでしょ?

ちなみに、カゴに何色入っていようが、多少のサイズが違おうが、値段は基本的に一緒です!

Nataalaは、「コレは○○ナイラだけで、マダムはお得意様だから××ナイラ」と、常に負けてくれるのですが、初めに言う○○ナイラ自体が、他の人の値段の何割減なんです!ま、それなりにヒイキにして買ってあげていますが、「ねぎる」という行為が嫌いな私としては、彼から買うのが一番です。安くしてくれた上、最後に1つはおまけをくれます!

てなわけで、はやばやと日常にもどったLagosでの生活です。

おまけ:ベルリン動物園のKnutの可愛いスライドが見られます!

http://jp.reuters.com/news/pictures/slideshow?collectionId=1316 - a=1

Dec.18, 2007

大変です!師走です!外国人の友人は、今週、来週で休暇に出る子が多く、「クリスマスとか新年、ここにいるの?」というのが会ったときの挨拶。そう、かれらは2・3週間休暇をとって出国してしまうので、Lagosの外国人の人口はがくんとこの時期減ります。

去年はまだナイジェリアの地を踏んでから間もなく、船便の荷物も年末までに届くかどうかという感じだったので、12月も何もあったもんじゃなかったのですが、今年はちょっと(実は)余裕。12月に入るのを待って、クリスマスの飾りつけ・・・というか、サンタやらトナカイやらやらの人形(木製、張りぼてetc.)を出してきました。そう、マニラで買い込んだ(Greenhillsなどで買った)大きい張りぼてのサンタや雪だるまも健在です!

余裕すぎたためか?今、「もやし」を作っています。大豆で大失敗をして以来、中国系の友人が作る500g300ナイラのもやしを購入していたのですが、なんせ、1回の量が多く、使いたい時に手元にあるとは限らない・・・。で、再トライ!

そしたら・・・、なんだ、緑豆なら簡単じゃないですか!それも、ここでは1㌔395ナリラで豆は手に入るし!

4日もあれば、この通り!

12月に、アフリカでもやしを作ってる場合か?とも思いつつ、ネットで調べてみると、海外ではかなりの方が作ってますねぇ。そして・・・、アジア系の子達に聞いてみても、あらあら、結構自家製の家がおおいのだわ。でも、「私のはちゃんと長く出来る!」とか「私のは短くて太いのしかできない」とか、いろいろで面白い!

バタバタしそうな=忙しそうな時にかぎって、夜までベーキングに励んでいたりするのですが、そうそう、パン焼き器の生地を作る機能を使い、シナモンロールなるものも、作ってみました。それが、簡単すぎて嫌になるほど。初トライした時のレシピ(HBに入れる粉や材料の配合)が良かったせいでしょうが、スバラシイ!次はオニオン・ベーコン・マヨネーズロールを作る予定!

ナイジェリアは、明日、明後日がイスラムの休日です。2007年の犠牲祭はメッカ巡礼の最後の日のイスラム暦12月10日から4日間行われるので、今年(西暦2007年)の犠牲祭は、12月20日(イード・アルアドハー開始日)からはじまるというわけ。だから、先月イスラムの女性と話していた時は、今年はナイジェリアはきっと20・21日がイスラムの休みで、週末の土日をはさんで、月曜日がクリスマスイブ(←これは祝日ではない)、25・26がクリスマスとボクシングディでお休みになるから、休みだらけだねぇと話していたのです。

が、あら?12月20日から犠牲祭が始まるのに、ナイジェリアは19・20日が休日になりました。あらら?

で、ムスリムのお手伝いさんに聞いたところによると、明日(=19日)にモスクに行き、その日に家畜(ナイジェリアだと、やぎがメインらし)を食べるそうです。何度も、20日じゃなくて?って聞いたんだけど、そういうことではないらしい。お金持ちは、1頭を買って、それを近所に分けてetc.ということらしいのですが、一般庶民はマーケットで肉を塊で買ってきて、まずは茹で、それをトマトベースのシチューにして食べるのが一般的らしいです。

こんな休みの多い時に限って、家の中は故障だらけ!それも水回りなので、後でというわけにもいかないし。まずは台所の水漏れ。なんと使う時以外は水道の栓をしてとかないと駄目。閉めといても、元栓付近2箇所からの水漏れがあり、数時間おきに水を取らないと駄目。

そして、バスルームは、なんども水漏れを指摘し、ヒーター部分の故障だろうということになっていたのだけど、なんと、そのヒーターのパイプ、つまり壁に隠れている部分に問題があり、壁からも水がもれ出ていることが判明。

で・・・、今日は朝から台所とバスルームが大工事!お手伝いさんがつきっきりになるので、彼自身の仕事が進まない。運転手に家の中にいるように指示したら・・・給料取りに事務所にいっていいか?と、ねぼけた事を昼前に言い出す。(だったら、朝から言え!)

イライラしても仕方ないけど、特に運転手は言葉の問題があり、意思の疎通が出来ずストレスだ!

使用人の居ない、明日/あさってで気持ちを落ち着けないと ね。

Nov.29, 2007

朝からマニラのニュースを見ていたのですが、なんだか理解に苦しみ、何が起きているのか分からず・・・。

だって、2003年のクーデター未遂の映像が流れているのかと思っていたのです。で、首謀者が裁判にでもちょうど掛けられているとか・・・。ただ、映像でみると、その場所「マニラのホテル」とされている場所がどうも違う。シャングリラかペニンシュラに見える!でも、相変わらず立てこもった兵士達も携帯でテキスト送っているし、投降した人の顔に覚えが(2003年に何度となくテレビで見た顔だったのですから!)。

そう、これは過去の映像ではなく、29日におきたホテル立てこもり事件。場所はペニンシュラホテルで、そういわれれば、ホールにある階段も、ペニンシュラ!しっかし、表玄関から戦車を突入させたりしたら・・・ホテルが壊れちゃうじゃないねぇ!これから1年で一番盛り上がるクリスマスだというのに。

きっと例年通り、華やかなツリーの飾りつけだって終わってただろうに。(映像では、床の飾りつけぐらいしか映らなかったけど。)<後日談:4日後にはホテルの営業を開始したそうです!>

とりあえず、短時間で投降し、収拾できたようでよかったけど、マカティのど真ん中、高級ホテルでの出来事だったのでビックリでした!(一応、Makati編の安全情報のところを更新しました!)

さて、師走にむけ、ナイジェリアも物騒さを増しているのですが、このところ、インターナショナルスクールでのクリスマス(チャリティー)バザーも毎週のように行われ、holiday気分を盛り上げています。

ちょうど、BBCでも、ナイジェリアにけるIntelのPC教育のキャンペーンを紹介していたので、現地情報を1つ。

ここIKOYIの学校でも、泥棒により24台(だったかな)のコンピューターが盗まれたそうです。

そこで、ある友人が「じゃあ、いまに授業料とかに上乗せしてくるんじゃない?値上げになっちゃうねぇ!」と言うと、「関係ないよ!もともとそのPCも寄付!盗まれても、次の日には、『じゃあ、買いましょう』と手配され、また元のとおりだから!」ですって。

そう、ここナイジェリアの金持ちは、これまたすごい金持ちばかり。ロンドンなどに家を持っていて、念に何度も行き来。その荷物たるやすごくて、空港でのLagos行きのチェックインカウンターは、他の地域に行くものとは別扱い!フィリピンも貧富の差が激しく、お金持ちは桁違いだったけど、ここナイジェリアもそのようです。

あ・・・、もしかすると、フィリピンの金持ちの方がケチかも。アフリカの方が、大判振る舞いがあるかも!?


ご紹介が遅れました!彼が毎度「おまけ」をくれる、IKOYIの八百屋さんです!

(あ、顔がぼけましたねぇ。野菜を入れたかったので、AFを無視してました。失礼!)

Nov.22, 2007

アメリカにいるフィリピン人の友人からThanksGivingのカードが届きました(もちろんemail!)

ここ、ナイジェリアでは23日は休日じゃないし、ターキーを大々的に売っているわけでもないので、ぜんぜん気がつかなかったわぁ~!

前回書いた「頭痛」ですが、まだ連日ではなく、インターバルがあるので、平日は連日出かけ、週末はしっかり運動しています。そう、長年憧れのスカッシュなるものを始めました!

Lagosに住むタイ人の友人が「スカッシュ、やるよ!」というので、ラケットと球、シューズを揃えました。そして・・・おなじみのスカッシュコートはガラス張りで後ろから人が(観客?)見ることが出来るようになっていますが、まだ球を打つのがやっとで、ルールも何もあったものじゃないので、全面壁のコートを選んで、コソコソやってます。

ジムで走った後なので、そうそう動き回れるわけではないのですが、なんだか腰周りにいいみたい?ラケットで思いっきり球を打つのも快感だし、腰の運動+すっきりとなれば、万々歳って感じです!・・・ガラス張りのコートにデビューできる日はくるのだろうか?

去年の11月27日にLagosに上陸したのだから・・・、そう、1年です!

1年の成果を形にするとすると・・・こんな感じ ↓

馴染みの八百屋(全て路上ですが・・・)が3軒ありまして、その1軒でアボカドとトマトとズッキーニを買いました。そう、たった3品。で、おじさんが「サービス!」と言って、スイカを選び始めて、「いいよぉ!」と遠慮したのに1つくれ、さらには大きな(中はピンク)グレープフルーツもくれました!

大概おまけでくれる果物は熟れ熟れ!たまに行き過ぎの事もあるぐらいなのですが、このスイカが物凄く甘くて美味しかったぁ!いままでLagosで食べた中で、一番かもというぐらいの美味しさ!そして、グレープフルーツも酸っぱすぎずGood!

苦手の値切りもそれなりに出来るようになったかなぁ。アイロン台のカバーに穴が開いたので、仕立て屋にきてもらい値段を聞くと1500ナイラ!「高いじゃないのぉ!生地なしだと?」 1000ナイラ。

そう、この国はなんでも1000!ま、日本でお願いすることを思えば安いんだけど・・・。そこでサイズが小さくて使ったことのないシーツ(マニラで買ったもの)を取り出し、「これで2個作って!」と注文。値段はと聞くと決めてくれていいというので、「じゃあ、2枚で1000ナイラ。そのかわり、今、キャッシュで払うから!」と交渉成立。

ま、初めて頼むのに前払いはどうかとも思ったけど、近所で使っているらしいし、ニコニコ笑顔の青年だったので、「信用して払うからね!」と念をおして注文!2日後の午前中には出来上がってきました!それもちゃんと残り布も持参で!(偉い!) また何か頼んであげる事にします。

そうそう、YouTubeに我が家の近くの道路を撮ったものがあります。http://www.youtube.com/watch?v=jrs0ngK5nzM

ここのDSLのレベルだと、この短いビデオをみるのさえ、途切れ途切れなのですが、お時間あれば見てやってください(って、自分の作品じゃないけど。)

ただ、残念なのは、人はちらほら映っているけど、やたらいるヤギはぜんぜん映ってない!バイクの上で器用に横になって寝ている人の姿も映ってない!ただ、「ああ、こんな寂れたとこなんだぁ!」って分かるかな。音楽がやけに雰囲気にあってると思うのだけど、どうかしら?

そのページ付近にも紹介されているLagosとかNigeriaというのも是非覗いてください!悪名高き渋滞の様子を取ったものもあるようです。

そう、私の住むIkoyiという地域からVictoria Island(商業地区はこちら!)に行くには、1本の橋を渡るしか手がないのですが、今までは渋滞でかるく30分。歩く方が早い・・・どころか、何往復も出来るぐらい早い!という最悪の渋滞が日常。(土日なら数分で渡りきれるのに!)

そう、そのファロモブリッジの渋滞が、いまないのです!30~40分みていた時間が、10分もあればVictoriaのショップや友人宅にたどり着くという信じられない状態!橋を渡ったところのランドアバウトを広げ(まだ舗装はしてない)、そのおかげらしいのだけど・・・。笑えるのは、誰も信じていなくて「でも、明日はどうか分からないから!」と、今までどおり時間をみて家を出るので、到着が早い早い!快適すぎて怖いぐらい。どうかこの状態が続いてくれますように!

PS .頭痛はまだ酷くならないので一安心なのですが、空の色がどんより灰色です。ハマタンきたようです!

Nov.17, 2007

もう少しで、初めてアフリカ大陸に上陸してから1年になります。ま、ベタで住んでいたわけではないので、厳密にはそれより短いのですが・・・。

年末に向けて、物騒さは増しています。学校が3件も続けて強盗にあったり(2件は子供たちが居る時間帯!)、大型ショピングモールは勿論、渋滞で停車中の車も狙われますし、車ではさまれて停車させられ、金品を(時には車も?)なんていう話もしょっちゅうです。それでも、大手石油会社は、治安がひとまずは落ち着きつつあるとして、せっせと増員。外国人が住むエリアのコンドミ代がどんどん上昇しています!

まだ11月です。でも、なんだかハマタンっぽいのです。

2週間前ぐらいから、友人の子供たち・・・まずは幼稚園生、そして先週は小中学生に風邪引きが目立ち、お腹を壊していたり、鼻かぜや熱だったり。そしてそれが1週間しても、まだ完治せず吐いたり。そして、当然のように親にも移るので、頭痛や熱などの体調の悪い友人が続出。

そして・・・私にも今年の1月に苦しんだ頭痛が出てきました。そう、もともと頭痛持ちなので、頭が痛くても薬をのんで休んでいれば・・・という類の人なのですが、今年初めの頭痛は1ヶ月毎日起こり、それほど酷いわけではないし、脈もうたないし、でも薬が全く効かない。寝ても起きても頭重!それが「ハマタンのせいかもねぇ?」と言われ続け、そんなはずはと思っていたら、2月に入りピタっと治ったのです。そう、ハマタンが終わった頃に。

1ヶ月我慢すれば治ると自分を慰めていたものが、もしこの頭痛がハマタンのせいだとすると・・・これから12月1月と2ヶ月近く苦しめられる可能性あり?・・・考えただけで寝込みそうです。とほほ。

頭が痛いときに限って、本を読み漁ったり、PCをいじるので、ますます辛いのですが、今日は頭痛も軽めなので、たまっていた写真を編集。久々に現地の人々を紹介。あ、お気づきでしょうが、八百屋の人々はレギュラーで登場のいつもの面々です。海岸べりの「バービーチ」にいた人々が、何度か移動を繰り返し、ぜんぜん違う場所に移りました。正直、渋滞地域なので行きたくないなぁ・・・、でも行くと大騒ぎで迎えてくれます。

沢山写真を撮ったこの日も、顔を見るなり大勢が手を広げて向かってきます。(え?私、この兄ちゃんともいつもハグしてたっけ?)と思いつつ、避けるのも面倒だし、その後ろもオバちゃんたちが寄ってきてるので、「ハイハイ!元気だったぁ?」と愛想良く出迎えを受けます。そう、私はとってもいいカモですから。

上の写真の赤ちゃんは、右の写真に写っている大きいお母さんの子供。「ほら、私お腹大きかったでしょ?」といわれたのだが、前も今も大きいので、妊娠中だ何て分からなかったし、今も・・・?でも、確かにこのところお店に出てなかったよね!

お客さんまでいれての撮影。

大好きなママ!でも今日は目、つぶってるぞ!

来て直ぐは、とにかく写真を撮らせてくれる人(つまり現地に住む黒人の人)を探しては写真を撮り喜んでいたのだけれども、最近は「え!だって、Tシャツ姿じゃ面白くないじゃないの!」と撮るのを渋ってしまいがちです。でも、「オレもオレも!」とうるさいので、葉物を扱うお兄ちゃんと、果物を扱うお兄ちゃんたちも1枚ずつパチリ!椅子に座ってのんびりしているので「働け!」と発破もかけときました!

一番右は果物屋のお姉さんで、その奥にこっそり写ってるのはハーブ類を扱うお兄ちゃん。(←彼は普段派手なプリントの上下を着てるのに、今日はランニングだぁ!)

*パラソルの下で商品と一緒に写りたがるのですが・・・君達がソコに入ると、顔がますます黒くなり、修正不可能なんだけどなぁ。(それは本人たちには言いませんが)、「顔つき」が分かるように写真を修整するのは、結構な苦労です!「自動修正」なぞしたら、彼らの顔は真っ黒になってしまいますから!写真が白っぽいのはそのせいです。

Nov.08, 2007

なんだか日中とっても暑い!(家の中にいても、その日差しの強さが伝わるぐらい!)

なんどかこのページでも書いているかもしれませんが、CNNやBBCのニュースで伝えられる予報だか現在気温は常に30度前後。とっきどき32度とか28度をみたけど、いっつも!

しかし・・・今週は月曜に日中36度だったという証言を聞いてるので、最高気温はそれなりに(やはり?)高いって事なのね。

えっと、ここで何気に書くと、その続報が入ってきていて、やっぱりフォローしなければ!

まず、先日、ビルゲイツが入国に手間取った話ですが、やはり「せっかくだから寄った」のではなく、大きな仕事を成し遂げてましたね。Linux側が怒る怒る!

Linuxを手がけるフランスMandrivaは、11月1日、ナイジェリアで導入されるパソコンに1万7000本のLinuxを供給する契約について,締結の見通しが付 いたと発表したが、その1日後,ナイジェリア政府から「発注したソフトウエアの代金は支払うが,パソコンのシステムを消去し, Mandriva LinuxをWindowsに置き換える」という通知が届いたのだ。どうやら、MSがナイジェリア政府のLinux導入を価格(つまりは安売り)で阻止した格好のようです。

そして・・・タイムリーには紹介してなくて、11月1日のチャドでのニュースのなかで、「Oprah Winfreyが南アに女子校を創設したのは素晴らしい!」と書いたら、なにやらスキャンダルになっているではありませんか。創設は今年の1月なのに・・・。何々!と思ったら、学校で雇っていた女性(寮母)が13の罪(生徒に対する強制わいせつ、暴行と傷害の犯罪)で逮捕(+保釈)されたというのです。Oprah本人も、子供の頃に虐待にあったので、そういう物をなくしていくのだという気持ちで立てたはずの学校だったので、本人が一番ショックだったみたい。今回は、特に目の届かないところだし、いくら志高くても、同じ思いの人を雇うのは本当に難しい。(特に外国では!)

Nov.01, 2007

BBCやCNNのニュースで、『アフリカの内陸国チャドの警察は25日、養子縁組を目的に100人以上の子どもをチャドからフランスに連れ出そうとしていたフランス人9人を逮捕した。』という内容を見、考えていた。というか、ネットで内容を詳しく調べる時間がなく、テレビの映像と英語の解説から、チャドから子供たちを救おうとしたのか、それとも営利目的の誘拐か・・・と考えていました。

貧しい国でなら、口減らしのために親が子供を売ることはあるし、また、「この子だけは幸せ」と願うこともあるだろうし・・・。

「毎日新聞」の記事を読めば、あきらかに「人道団体が・・・」とういう書き方。

NEWS25時:チャド 仏活動家を誘拐容疑で逮捕

約250万人の難民や避難民を出し「最悪の人道危機」とも呼ばれるスーダン西部ダルフール紛争に絡み、「難民の子供たちを養子にして救おう」と呼び掛けて隣国チャドに入ったフランス非政府組織(NGO)の活動家ら16人が、幼児103人を誘拐したとの容疑でチャド当局に逮捕された。チャド当局は 「幼児売買を目的とした誘拐事件」として捜査。NGO側は「人道活動への弾圧だ」と抗議し、幼児103人について「身寄りのない子供たちを保護した」と主 張している。【パリ共同】

しかし、CNNやロイターの報道だと、このNGO団体 Zoe's Arkの評判は芳しくなく、サルコジ大統領も非難しているとのこと。すでに、「身寄りのない」ではなく、身元を調べて親元(または親戚へ)子供を返す手続きをとっていると言うのが今日(11月1日)の報道。つまりは、養子縁組を狙った人身売買か・・・?

個人的には、最近の芸能人によるアフリカの子供の養子縁組も、どうも納得いかないわけで、それに比べればOprah Winfreyが4000万ドル以上(47億円以上)を投じて南アフリカに女子校を創設したのは素晴らしいよね!彼女は(学校開設を通じて)『アフリカにおける女性の立場を変えたい!』としています。アフリカ系アメリカ人として、一番のお金持ちであり、有名人であろうOprahだけれども、もちろんこの学校は白人の女性も受け入れていて、開校式(2007年1月)の映像をみると、黒人の子が確かに多いけれども、白人の子供も沢山写ってました!

話題を元にもどして、チャドの事件の事実確認!

パリAPによれば・・・。

ダルフール孤児」の出国図った仏NGO、大統領が非難 2007.10.29 Web posted at: 19:18 JST

フランスの非政府組織(NGO)メンバーらが先週、スーダン西部ダルフールの紛争による孤児を救出するとして、隣国チャドから100人以上 の子どもたちを連れ出そうとしたところ、チャド当局に拘束された。サルコジ仏大統領は28日、この問題についてデビ・チャド大統領と電話で会談し、NGO の行動を非難するとともに、チャド側の対応に理解を示した。

仏メディアなどによると、拘束されたのは、「ゾーイズ・アーク」と名乗る援助団体のメンバー6人、ジャーナリスト3人のフランス人計9人 と、チャーター機を提供したスペイン企業の乗員7人。スーダン国境に近いチャド東部から、1‐12歳の子ども103人を出国させ、仏国内の家庭と養子縁組 をさせる計画だったとみられる。

子どもたちはチャド東部の都市アベシェに保護された。チャド当局が身元などを調べているが、実際には大半がチャド人だったとみられる。

これに対して、デビ大統領は「誘拐以外の何物でもない」と強い不快感を示し、メンバーらの厳重な処罰を約束している。サルコジ大統領は同大統領との電話で、同団体の計画を「違法であり、許すことはできない」と厳しく批判した。

仏高官らによると、同国当局はこの計画を数カ月前から把握しており、同団体に中止を求めてきたほか、今年7月にはチャド当局にも警告していたという。

そして、ロイターは事件発覚当初から以下のような書き方。

[ヌジャメナ/パリ 25日 ロイター] アフリカの内陸国チャドの警察は25日、養子縁組を目的に100人以上の子どもをチャドからフランスに連れ出そうとしていたフランス人9人を逮捕した。チャド政府および複数のフランス外交官が明らかにした。

逮捕された9人の中には、先に、スーダンのダルフール地区に暮らす孤児を養子に出す目的でフランスに連れて行く意向を示していた団体「Zoe's Ark」の幹部も含まれていた。

チャドのバシル国務相は、ロイターの取材に対し、フランス人9人をダルフールとの境界に近い同国東部のアベシェ空港で逮捕し、警察が身柄を拘束していると発表した。

フランス外務省は8月、Zoe's Arkに対し、ダルフールの子どもたちが孤児であるという保証はなく、プロジェクトの合法性も疑わしいとして警告を発していた。

バシル国務相によると、逮捕されたフランス人の集団は、フランスのチャーター機で子どもたちをアベシェからフランスに飛行機で送る計画だったという。

というわけで、日本ではどの程度の感心を持ち、そして事件のフォローの報道がされているか不安が残るところではあります。ひとつの事件でも、見方が違えば全く違ったものになる、報道の難しさであると同時に、それをどう受取るか、受取る側としてもぼんやりしてはいられないということですね。

Oct..13, 2007

STUPID: Nigeria Asks if Bill Gates is a Mooch. (ビルさまをホームレス扱いしたナイジェリア)

笑い話を書くのが遅くなりました。一般紙やインターネットのニュースでも、話題にすら上がらないもののようですが、ナイジェリアが笑いものになったという記事を見つけました。

最近アフリカを訪れていたビルゲイツは、どうせならナイジェリアにもということで、ビザの申請をしたそうです。が、なんとナイジェリアの政府は申請を拒否し、経済状況の証明やナイジェリアに永住しない事の立証を要求したというのです。もちろん、全てをクリアさせ、無事入国できたようですが・・・。分かっててやったのか、それとも・・・。

Sep.10, 2007

たまには景気のいい話を!ナイジェリアが3度目V

U17(アンダー17)のサッカーワールドカップで、9日に決勝が行われ、ナイジェリアがスペインを下して優勝!

0-0から延長戦でも勝負が付かず、のPK戦を3-0で制し、7大会ぶり3度目の優勝でした!。

(ちなみに、3位はガーナを下したドイツ!)

実はこの対戦、どうやらテレビで中継してくれているようなのですが・・・我が家のケーブルのチャンネルからは見つからない!でも、ローカルのテレビチャンネルや、ラジオでは中継があったようで、ナイジェリア人の歓声が時々聞こえてきていたのでした!

何はともあれ、良かった良かった!アンダーは強いのに、どうしてフルメンバーだと強くないのかしらねぇ・・・。体力のピークが早いんだろうか?あ、持久力というか忍耐力不足かも?

ちなみに、「日本」なんて、どこ?っていう感じのナイジェリア人たちも、ナイジェリアが日本を破った翌朝は「はは、勝ったぞ!」とかなり誇らしげに話しかけてきていましたが・・・。

えっと、いつもながら、忙しい(遊びまわるのにですけど・・・)週末をすごしましたが、土曜日にはローカルスタッフの結婚式に行ってまいりました。「長いよ~!」「始まらないよぉ!」とかなり脅かされていましたが、なんと教会では予定通り11時きっかりにスタート。が・・・確かに長いかな。丸2時間の式でした。

で、「お婿さんは、あの背の高い、背広の格好よさそうな人?」と後ろから眺めてましたが、神父様の説教に応えるのがもう一人。Best Manに質問をするはずも無く、へんだなぁ・・・って思っていたら、1時間以上たち、新郎新婦が神父様の前に出て、やっと分かりました。なんと2組の合同結婚式だったんです。後姿の素敵な男性が、私が出席した方の相手でよかったぁ!もう一人の新郎は背が低く・・・、あ、背丈だけで判断しませんが、ナイジェリア人も、背が高く、がっちりしてて(=太ってはいない)背広を着込んでたりすると、かなり格好いいです!

(予断ですが、その格好いいほうの新郎のBestManの人の方が、顔立ちがすっきりシャープで、メガネなんぞを掛けてまして、新郎よりも・・・、あ、私の意見は要らないでしょうけどね。)

壇上の白い服が神父様。

前列右の男性が新郎。

神父様のお説教も、聖書を読む部分は若い人が読んだりしていて分業!さらに聖歌隊というべきか、コーラス隊の陽気な歌声。独特のリズムは、まるで木魚をたたいているかのような音で刻んでいて、自然と体がそれにあわせてしまう、やはりアフリカンってかんじ。

式の最後の方では、新郎新婦の前に1列に並び、出席者が『踊りながら』近づき、教会へのお布施になるであろう小額の紙幣をプラステックの大きなカゴに投げ入れ、新郎新婦と握手orハグをします。これまたアフリカン!

丸2時間のお式だったので、披露宴はパス。この式から別会場の披露宴への移動に時間がかかるせいか、披露宴はなかなか始まらないそうです。そうねぇ、マニラでもそうでしたけど、3・4時間後はざらみたい。それでいて、披露宴は皆がスピーチをし、食べ、ダンスをしてなので、それはそれは長いそうです。

というわけで、披露宴はパスし、午後からの持ち寄りバーベキューパーティーに遅れて参加。プールサイドでのんびり!やっぱり、こっちの方が気楽でいいかな。でも、ローカルの結婚式はいい経験でした!

Aug.22, 2007

銃撃戦があったみたいです。あ、イラクとかバグダッドの話じゃなくて、我が家の近所で。

なぜ「みたい」かというと、

① 月曜日の夜、10時ごろ、パンパンと断続的に、乾いた音、それも数種類を聞いているから。

(花火や爆竹ではないなぁと思ってましたから。)

② 次の日、コンパウンドのセキュリティガードが、「撃ち合いがあった」と証言しているから。

③ 某オイルカンパニーの警報メールで、強盗が入って撃ち合いになったと聞いているから。

しっかし、丸2日たっているのに、警察からの報告はないし、某大使館の人とはなしても(Defense Attachéなのに)聞いていないという返事。

あら?何かもみけした?なんせ、強盗だって軍や警察関係者が絡んでいることもあるからなぁ。

いずれにしても、「外国人が多く住む、比較的安全」とされていたこの地域も、Sofitelホテルも強盗にあったし・・・。

少なくとも、夜、出歩くなということですね。ま、高くて、それほど美味しくないレストランに行く必要もないし。

しかし、スーパーなどが強盗にあうのは日中ですよ!買物の最中に強盗が店に入ってきたら、どうしたものか?

路上でも、車が停まっている時に襲われるという事件も増えているし。財布やカバンを2つにしても、相手だってそのぐらいのことはご承知で、「金の入ってる方!携帯の入ってるのをよこせ!」というだろうし。悩みたくない悩みだぁ。

毎週、売り子の勢いに負けないように気合をいれて野菜を買いに行っているバービーチも、道を挟んで海側に移った途端に治安が悪くなり、エリアボーイなるもの(外務省によると「愚連隊」と訳しているが)が多く、金品を盗まれるケースも多くなっているとか。ただ、すでに客がへってしまったので、元の場所に戻す計画があるらしいが、いつになるやら。

私が行く時は、もちろんドライバーも一緒に車から降りて行くし、なんせ、同じ店で買い続けているので、それなりに高いが、それなりに安くしてくれている。(ま、いいカモだ!)

この日記のところに何度も登場しているオバちゃんと毎度ハグハグし、お兄ちゃんやら妹(兄妹)の店で前回のフルーツの文句をいいながら買物をしているので、いきなり襲われようがないのだが・・・。

ずっと載せるのを忘れてたバービーチのおじちゃん。

私の冬瓜はすべてこのおじちゃんのショップで買ってます。

それでも今週は「水~金は行かないように!」という注意がでているので(これまた某オイル会社)、バービーチは避け、近所のベジタブルスタンドへ。最低限の野菜、果物は手に入るが、品揃えが悪い時があり、買うものがない時もある。でも、すでにここでもお得意サンなので、無駄足の時は「お土産」としてパイナップル1つくれたりするのよね。もちろんドライバーにもお土産あるし。ドライバーは「マダムの行くところは、全て高すぎる!」というけど、治安を考えれば、いくら安くても辺鄙なところにはいけないし、高いといってもねぇ。君もお土産もらってるんだから、文句言わない!

治安は悪化している・・・ようだが、実際の生活はいつもどおり。なんだか遊ぶのに忙しい!

日本のオーブン用のトランス(つまり大容量)が故障中で、オーブンが使えないせいもあり、料理もお菓子もせっせと蒸し器や揚げ物である。豆ブームがいまだ続いていて、黒目豆、ひよこ豆に続いて、そら豆と緑豆+皮むき緑豆だ。

そう、黒目豆では、「アカラ」なるものを作った。ナイジェリアでよく食べられているというが、こんなに大変な作業、1からやってるとは思えないなぁ。豆を挽く石臼みたいなものがあるんだろうか?

先週からのブームは、緑豆。

緑豆(Mung Beans)までは餡子やもやしの豆として馴染みがあったが、黄色いムング豆(緑豆の皮をむいたもの)は目新しい。タイの友人に教えて貰い、すぐに「タイ風ぜんざい」として我が家のメニューに仲間入りした。

そう・・・食べ物のページも頑張って更新しないとねぇ。

Aug.15, 2007

昨日、CNNを見ていた時に「ナイジェリアの中央銀行は・・・」という見出しだったので、「単位が大きいとはいえないナイジェリアでデノミはないだろう!」と思い、「なんか発表になったんだなぁ・・・」とのんびり構えていたら、あら、本当にデノミ!

先月あたりから実施されてるガーナでのデノミは、ゼロが2つ取れて分かりやすくなったのねぇ・・・なんて他人事におもっていたけど、あらら。

ヨーロッパ諸国がユーロを導入しただけでも、じわじわ各地、各国での値上げとなったのに、ここナイジェリアでデノミ?だって、世界一物価が高いんじゃないかと思うぐらいの国なのに!通貨だって、10ナイラが8とか9円ぐらいだから、日常ではほぼ日本円とイコールで考えてくらしているのに!

100ナイラを1ナイラとされたら、つまりは、なんでも値上げ!きっと駐車場の50ナイラも1ナイラ(つまりは100ナイラ)とられるようになるだろうし・・・。困った困った。

そもそも、100ナイラ以下の紙幣を新しくしたばかりなのに、やはりおかしい!消費税のアップに失敗したので、この手を使うことにしたんだろうか?でも有り得ない!!!

July 31, 2007

なんと、もう7月も終わりではありませんか!いまいち季節感を味わえないLegosですので、日本の新聞で「夏休み」などどいう文字を見てビックリ。ああ、夏かぁ・・・。

去年のヨーロッパは猛暑で死者も出、大変でしたが、今年の天気はとっても変。世界中で洪水の被害が出ていて、ヨーロッパは英国中部の被害が酷い!もちろん雨続きで気温も低く、いまだに最高が20度前後。ただ、フランスも、英国につきあってとっても寒かったかと思えば、5度前後高かったりと安定しない夏。そして・・・、ギリシャ、イタリアの猛暑+火事。確実に天候がおかしくなっている証拠でしょうね。

なのに・・・途上国では、「環境」なんていう観念は全くなく、電気さえあればクーラーつけっ放しだし、ゴミの廃棄のしかたも酷い。途上国に最新技術をいきなり持ってくるのは難しいのだろうか?たしかに、日本では売らなくなったフロンガス使用の電化製品をマニラでは売ってたなぁ。ここでも冷蔵庫や冷凍庫が霜だらけになるのも珍しくないし。ふぅ。

さて、たまには近況。先週末、Legosで初めて映画館に行ってきました。南アの友人と一緒に。行ったのはThe Palmの中の映画館。どうやらVIのシルバーバードの方が、箱としてはいいらしいんだけど、音響がイマイチらしい。

どっちにしても、会場はそれほど大きくなく、横は通路なしの一列。(ちょっと苦手なタイプ)。

見たのはハリーポッター。正直、私の英語力のなさを割り引いても、あまり面白くなかったなぁ。成長してしまったキャラクターに違和感を感じすぎたのかもしれないけど、ストーリーもイマイチ。シリーズ最後の本の売り出し現場の中継をテレビでずっとみていたせいか、映画にも期待していたのだけど・・・。

で、ナイジェリアでの映画ですが、そのお国柄がでますね。観客は、それほど小さな子供はいなくて(ま、いまホリディーでいないしね)、大人のほうがおおい感じ。で、皆様、ポップコーンなどをポリポリ、バリバリ音をたてて食べ続けます。で、ジュースなどの水分もとるので、後半にはトイレに達人があちこちに・・・・(ここまでは、マニラと同じ)。

で、全く他と違うと思ったのは、隣の人と、普通のボリュームで会話をし続けているところ。さらには、「いいぞ!いいぞ!」「ヒューヒュー!」みたいに、場面場面で歓声をあげるところ。

あまり詳しくは聞けなかったけど、南アでも、そんな人はいない!とのこと。おお、That’s a Nigerian!

初めてついでに、もう1つ。

実は今回で2回目ですが、Lagosで美容院に行き始めました。ま、月1回ペースってところでしょうか。前回、日本にもどるまでの3ヶ月、何十年かぶりに髪をのばしたのですが、どうもヘン!もともと、アフリカ人はチリチリで伸びにくい髪なので、そういう人の美容師が、日本人の髪を扱えるわけがないだろうと思っていたわけです。でも、ここにはレバノン人の美容師が沢山いて、結構アジア人がお世話になっているという事実が判明。で、今回から実行してみました。

予約もなくいけるところにしたので、ま、贅沢は言えないけど、自分の世界に入り込んだレバノン人美容師は、櫛を当てる度に私の耳に当たり、「痛ぃ!」と思うのですが、ううん、我慢。普通ならお客さんの周りを動き回るはずが・・・彼は正面の鏡を見たまま、私の頭の上に手を置き、左右に私を動かします。オイオイ!

ま、ボサボサよりはいいかなっていう感じに仕上がります。

PS. 下の写真のウリですが、名前はトンガン!つまり・・・冬瓜です。最近は中国系が増えたせいか、バービーチなどではかなりの店が扱うようになってます。煮てもスープにしても美味しいし、浅漬けも簡単だし、お気に入りの野菜になりました。35センチぐらいのもので300~500ナイラ。もちろん、初めての店なら、もっとぼられます。やはりお馴染みさんになることが大切!

July 10、2007

「ああ、また誘拐かぁ」と、感覚が麻痺してしまうほど、連日起きていますが、先日の、3歳の英国籍の少女は、4日目にして解放されよかったです。なんせ、子供だから、扱いが面倒になったら・・・と心配していました。

しっかし、誘拐ありすぎ!お金で解決されるためか、命に問題ないケースが殆どですが、ビジネス化しすぎ。なるべく早くホームページで扱おうと思うものの、こう連日じゃねぇ・・・。それに、結果(=開放)のニュースを見逃すと、どうなってるのか全く分からないし。そもそも、今現在、数ヶ月単位で拘束されている人っているのかなぁ・・・・。

3歳の少女も、蚊にさされた程度で、特に問題なしということで、これは本当によかった。でも、そのニュースを聞きながら、3日前に虫にさされ、大きく腫れた自分の脚を見て、「室内に居る、私の方が被害があるのか!」と、相手のない突っ込みをしてしまった私であります。

えっと、週末に「ウリ」を初めて買いまして、昨日はそれと格闘しました。COOKにみせて「これで、何かできる?」と聞くと、「見たこともない!知らない!」と、そっけない返事。でもね、ウリ(スイカ・メロン・カボチャ等々)は、もともとアフリカが原産で、種類がおおいって書いてあるよぉ!

そう、今回かった瓜も、日本でいうと・・・なんでしょう?そこそこの大きさで、でも、市場でだと、その倍以上のものもあり、日本の冬瓜を想像して貰っては困るって感じ。

でもね、ウリは、ほとんどが水分なわけで、つまりは、どんなウリでも調理してしまえば、その味に染まってくれるわけです。カボチャは、さすがに甘さやほっくり感がないので、あまりアレンジできそうにないけど、ウリなら!

てなわけで、新しいうちにと、1回でまるまる1つを使いきりましたが、1/4を豚のひき肉と和風だしで炊き、あとはスライスして塩+梅昆布で浅漬け風。初挑戦にしては、なかなか良い出来でした。

久々に「アフリカの土産物」も週末に覗いて歩いたのですが、Echoホテルの土産物屋。北からのハウザの人たちのショップに行き、初めて買物をしました。一応ホテルの敷地内ですし、ちょっとしたものも、何でも1000ナイラ。だから、冷やかしだけのつもりでしたが・・・。

純正かどうかは別として・・・、アフリカのEBONYという、黒くてスムーズで、それでいて磨くと光るのが特徴の希少価値のある木から作った動物。(アフリカ人の綺麗な黒い肌をエボニー・スキンと言います!)

エボニーの話をインド人の人とつい2週間前にしていたので、おじさんの「エボニーだよ!」の声に反応してしまい、ちょっと茶色い部分もあるけどなぁ・・・と思いつつ、値段を聞いてみました。

ちょっと写真の角度が悪くて、でぶちんなキリンになってますが、なかなか格好のいいスマートなキリンなんですよ!

いくらか聞いてみると「2500!」と言われ、(初めは買わないつもりだったので)、人差し指を1本、そおっと出して、無言で(というか、目で!)1000!と値切ります。さすがに2500が1000にはならないだろうと思っていたけど、それ以外のアクションを全くとらず、じゃあ、今日は帰るとキリンに別れを告げると・・・「1000でいいよ!」だって!

さらには800ナイラの象は500に!てなわけで、ご機嫌に写真も撮ってきたのでした。

でも、私のねばりのおかげ(?)で、日本から来ていた方は、キリンと同じ値段だったはずの「サイ」を、なんと2匹(2個)で1500に!

ああ、私もキリンを2個買えばよかったなぁ。又今度、写真を持って行ってあげた時に買おうっと!

June 26, 2007

過去に3ヶ月のゼネストがあったと聞いていたので、さすがに焦っておりましたが、週末、土曜日まで(23日)でゼネストは終わりました。とにかくメデタシ!しっかし・・・、全面的に組合の要求を呑んだ形で、新政権のもろさ丸出し。大丈夫なんだろうか?

June 22, 2007

ナイジェリア全土でのゼネストが今日で3日目です。付加価値税がいきなり5から10%に上がった事と、燃料価格の値上げに対する抗議でのスト突入。とはいえ、19日には、ゼネストを回避すべく付加価値税を元にもどすという提案もされたようですが、時すでに遅し。

しっかし、ここでのゼネストは、街をうろうろすることも危険なため、みな家に缶詰状態。一応、水・根菜中心の野菜・肉を確保はしていましたが、そうそう長いと困るなぁ・・・。ドライバーも会社所属のため、働けないし、家との往復が危ないので使用人さんも休み。家の中でせっせと家事をしているlinlinであります。

ずっと家の中にいるのは、それほど苦じゃないけど、どうも食べちゃうのよね。というか、作ってしまう!ゼネストの最中、ヒヨコ豆を初めて煮て、味付けをアレンジし喜んだり、べちゃべちゃしているらしいと敬遠していたオレンジ色の小さいカボチャで甘煮を作ったり。(ふふっふ、どちらも美味しくいただけました!こんど、可愛いお豆の写真を載せます!)

街中の様子は知る由もないのですが、どうやら走っているバスが、何倍もの料金をふっかけているらしい。ま、運転手としても危険を冒しての仕事だし、乗るほうも文句を言ってる場合じゃないし、仕方なさそうです。BBCのHPのインタビューでもコメントが載ってましたが、つまり・・・ガソリンがある間は、運転手は稼ぎ時ってこと。地方では、相変わらずガソリンスタンドに長蛇の列ができてるらしいし、なんとかならないのかなぁ、ナイジェリア!

家の中でバタバタしている割に、停電をぬって(最近昼間は4時間停電の我が家です)HPまでいじってます。前々から作りたかった、「もってくると便利な物」を紹介したページを、まだまだメモって感じですが作りました。

危険情報もまたupをサボっていましたが、ナイジェリア政府軍が人質解除のために石油関連施設を襲撃というニュースが入ったので、あわてて更新しました。

週末をはさんで、このゼネスト、どうなりますことやら?明日はとりあえず、さささっと買出しに行かねば。

June 05, 2007

毎日のように、雨です。集中的に降り、長くても数時間で止む・・・はずの雨が、週末ぐらいからは一日に何度も豪雨。でも、その後晴れたり、またまたぱらついたり。あまりで歩くわけではないから、雨で道路が悪くなっても、あまり影響を受けない生活をしているけれでも、雨上がりの湿気にはほとほと困る。ぐわんぐわん頭痛が起こり、年明けの(ハマターンの影響によるとみられる)頭重とはあきらかに違う、いつもの頭痛に悩まされるわけです。

雨あがりに何が起こるか?蒸し暑さの他に、夜になると大合唱が起こっていることを気づいている人は(ローカルは覗いて)少ないのでは?そう、グアァグアァ(アヒルじゃない!)と声がします。

恐る恐るネットで調べると・・・ああ、これは数日前に日経新聞にも載っていたアフリカツノガエル?大きくて、平べったくて、ネバネバしてそうなやつです。これが集まって合唱していると思うと・・・。1階の家じゃなくてよかった!

4月ごろ、大発生して騒ぎになった蛾ですが・・・、先週末、寝室に1泊されちゃいました。殆ど動かないし、掃除機などで手の届くところには降りてこないので、蚊帳の中からにらみつつ、1晩すごしたわけです。せっかくなので?、写真に収めてみました。大きさ?アゲハチョウよりは小さいでしょうが、べたっと羽をひろげて停まるので、どうも蛾は気持ちが悪い。羽をそろえて停まる蝶なら気にならないのに、気の毒・・・。

久々にNigeria Newsのところも更新しました。というか・・・外国人の拉致事件が多く、1回の交渉で片付かなかったりすると、どれがいつの事件が分からなくなってしまうんですよね。(というか、ちょっとupをサボると、手が付けられない。)

でも、石油系以外の(アルミニウム精錬会社)のロシア人の拉致されたというのは、ちょっと気を引くニュースだと思います。あと、ばかばかしくて笑えるニュースは「携帯での入試の不正」。その数の多さに、現場監督は何をしているのかと!もともと、お金があって、頭がよければ外国(イギリスやアメリカ)の大学に出てしまうだろうし。国内で、ちゃんと頑張っている学生までもが迷惑をこうむる不正事件です!・・・やっぱり、笑えないわ!

May30, 2007

大統領就任式のため、29日は休日。そして、28日はゼネストでお休みでした。いつ働くんだ!

就任式に関する記事といえば・・・。

2期8年間を務めたオルセグン・オバサンジョ(Olusegun Obasanjo)現大統領の後継者としてウマル・ヤルアドゥア新大統領が就任した。独立後初めて、民政大統領から次の民政大統領へ政権交代が実現した格好だが、野党側は大統領選無効の訴えを起こして就任式をボイコット。対立の火種を抱えたままの政権発足となった。首都アブジャでは同日、就任式の混乱を防ぐため治安部隊が配置され厳戒態勢が敷かれた。国際選挙監視団は「選挙は公正でなかった」と結論づける一方で、野党側が過激化しないよう説得に当たった。同国と関係の深い友好国でも、ブレア英首相が就任式への出席を見送るなど新政権の行方を見極める姿勢をみせている。

このブレア首相、ナイジェリアの就任式にこなかったのは良しとしても、朝からニュースにでずっぱりで、リビアで、英国製のミサイルを売ってガダフィとにこやかに握手というのもどうだろうか・・・?信じられない光景だけど、国家のセールスマンとしては得点高いのだろうか?

30日付けのワシントン・ポスト紙早版ヘッドラインで、『ナイジェリアで髄膜炎流行時に未認可薬の投与を受けて子供らが死亡した問題をめぐり、同国当局が、米製薬大手ファイザー<PFE>を関与の疑いで刑事告発。』というのがあった。これって、「ナイロビの蜂」THE CONSTANT GARDENERじゃないですかぁ!

Apr.20, 2007

先週の土曜日(14日)に、全国36州の知事と州議会議員を選ぶ地方選挙の投票がスタート。21日には大統領選挙が予定されています。大統領選挙では、24政党が候補者を擁立していて、同日の投票の結果、37州のうち3分の2以上の州で1/4以上を得票し、かつ総投票数の過半数を獲得する候補者がいない場合は、1週間以内に上位2人による決戦投票が実施される予定。すでに先週の地方選挙に対して不満を持つ者による暴動、混乱により、死者、逮捕者もかなりでているようで、とにかく物騒。

今日の朝日新聞の「国際」に大統領候補者の写真入で何がどうなって混乱しているのか、結構分かりやすく書いてあります。最近、黒人の人の顔がかなり区別できるようになってきたので、これは理解しやすい!

ナイジェリアの新聞には、やたら写真が載っています。しかし、印刷が悪く、色が変だったり、色がうまくのらずにダブってたりで、見れたものではないのですが、よくよ~く見ると、同じ顔(つまりは写真)があちこちに載っていることがあります。実はそれ、死んだ人を追悼する広告。それも、亡くなってすぐの者から、5年10年とたったものまであるので、驚きです。もちろん、誕生日をお祝いするという広告もありますが、私が目にしたものは、オバサンジョの誕生日を祝う広告ぐらいでした。ナイジェリアで私が手にしている新聞が、全国版かどうかもわからないけど、それにしても広告代が安いのか?それとも、お金持ちにとってはハシタガネでできることなのかもしれませんね。

Apr.14, 2007

5年ぶり2回目というアフリカンバザーに行ってきた。ナイジェリアはもとより、アルジェリア、アフリカ、タンザニア、エジプト、ケニア・・・などなど、発表では21カ国の参加というイベントで、アフリカ諸国の魅力を紹介するというもの。あ、もちろん、ナイジェリアでのイベントではなくて、六本木のIBISホテルで行われたイベント。

大使館のシェフによる各国料理の紹介や民芸品の展示販売ということで、楽しみに出かけたのだが、なんかイベントとして惜しい。正直、東京のど真ん中、MidTownでもりあがる六本木でのイベント。それも、ぶっちゃけ、あれだけアフリカの人が集ってる不思議な空間が出来ているのに、(アフリカの黒人の人を、あれだけ大勢、一度に見る機会なんて、普通無いでしょ?)、説明のあまりない料理や、パックに詰まられた料理、売ってる人でさえ、値段をしらない即売。活気がない。ただ、不思議なのは、結構人が来ていた事。小さな新聞記事を見て出かけた私としては、驚き。もしや、これは内輪で盛り上がればいいイベントだったのかしら?

食事の出来る部屋に入ると、入り口に「ナイジェリア」の陣地があったので、好位置をキープしたと思ったら・・・、紙コップに入ったMOIMOIだけをおいていて、盛り下がりもいいとこ。それでも1つ買って食べ、写真を1枚!

かなり赤っぽい色のものをつけたので、自分の髪をどの程度巻き込んで編んでいるか分かりやすいでしょ?ものすごく引っ張りながら編むので、これは髪にはよくない感じ。これをしょっちゅうやってたら、こりゃ、禿げちゃうよ!

Apr.12, 2007

ずっと観たかったBLOOD DIAMONDを観てきました。ダイヤをめぐる話といってしまえばそれまでですが、ダイヤ=大金という単純なことではなく、それが手段としてそれぞれの人生を切り開こうというもの。

何より、紛争中のアフリカ(シエラレオネ)の様子がとてもよく描かれていたと思う。村を焼き討ちにする場面や、虐殺場面、腕を切り落とす場面など、アフリカに関する本で読んでいたような(頭に入っていた)部分が、目の前で映像として見せられると、その残忍さに圧倒されてしまった。「子ども兵」に関する本で読んでいた部分も、その通り映像になっていたように思う。さらに、言葉で表現されている部分(会話)も、アフリカの混乱を十分に表現していると思う。

映画館で内戦や戦争の場面をみていると、昔の話と思いがちだが、決して何百年も前の話ではなく、つい最近の話であり、現在であるという点を理解しないといけないと思う。

今日もアルジェリアでの自爆テロのニュースがあったし、村民のほとんどが殺されたという焼き討ちのニュースも。

アフリカの場合は、民族、宗教間の争いから、いまは資源の利権をめぐっての争いとなっている。ダイヤも石油も・・・。それを消費するのは先進国の人々で、現地には水も電気も十分でないというのが現状。

特にファンではないけれど、デカプリオの熱演もよかったです。というか・・・演技に見えない。すべてがドキュメンタリーという感じで2時間20分ほどの作品を見ていました。正直、「またデカプリオで長編かぁ・・・」と、アビエーターの恐怖を思いつつ(最後まで座ってるのも辛かった)、今度はずしたら、彼の作品はもう見ないぞ!という気持ちで行ったのでした。

そう、この作品が、(当たり前ですけど)全て演技だとすると、殺しあう場面や焼き討ちの場面での子どもたちは、何をどう教えたれて演技したんだろうと、余計なお世話で心配になったのでした。いくら断片的に撮ったとしても、体験のない恐怖をどうのりこえるのでしょうか・・・。

Mar.08, 2007

ナイジェリアの通貨の単位はナイラ。普段生活するときは、だいたい日本円と同じと考えて使っています。

このナイラ。3月1日から50ナイラ以下の紙幣(50,20,10,5)がリニューアルになり、いままで無かった1ナイラ、2ナイラのコインがお目見え。さらには、その下の50kobo(コーボ?)というコインまで新しくでました。いまさら小さな通貨、それもコインというのも邪魔臭いと思うのだけど、そもそも現地の人は小銭入れをもってないと思うし!

このナイラ札、とっにかく汚くて、くちゃくちゃだったので、今回の新ナイラ札は大歓迎。でも、いつ、新しい紙幣を拝めるかと思っていたら、おお、おつりで50ナイラ札をてにしました。日本だったら、新しいお札はとりあえず手元に残して・・・とか思うけど、価値は同じだし、小額だし、どんどん使おうって事でしょうね。

3月1日の新聞に載ったナイジェリア中央銀行の広告(?)

人物の説明や、マークの意味など、1つずつ説明してある。

Mar.04, 2007

ナイジェリアのもの・・・・。マーケットに行かない私には、なかなか目にする機会はなく、かといって土産物屋は高いし、よくよく聞くと、アフリカ各国のもので、ここのものではない。

でも、この路上で売っているかご類は、北から売りに来るハウザの作品。何度も車の中から見ていたのですが、ちょうど車の止めやすい場所で売っていたので、覗いてみることに。

この写真の人はナタラという名前で、初めて買ったのはヴィクトリア・アイランドだったのですが、なんと週末はイコイでも商売をしていて、よく会うのです。てなわけで、すでに3回も買っているので、値切る必要もなく、おまけまでくれるようになりました。もともと、高くないし、そこそこの値段を初めから提示してくれるので、気持ちよく買物ができます。

Nataala

1回目に買ったカゴ

Mar.24,2007

以前、バービーチで、いくつか買った木製のクラフトですが、La Pointeの所に時々お店を開く、このMr.ジョセフ。なんと1度値段を聞いただけで、他の場所であっても、「僕です、僕!」とこちらの顔をおぼえているという商売人。

今回、せっかく写真を撮ってあげているのに、浮かない顔なのは・・・、値切られた後だからです。でもね、その後に写真右の4人乗り(3人目の背中に1人おんぶしている)のバイク・・・「オカダ!」を注文し、それは言い値で買ってあげたので、やっぱりいいお客さん=カモは私なんですけどね。

Mr.Joseph

手前2つが1人乗り、奥が3人乗りのボート

4人乗りオカダ

Feb.12, 2007

2週間ぶりにアニマルプラネットのGoing Apesを見た!保護されたゴリラの赤ちゃんは、順調に回復しているようだが、今日の番組は、関係者に報告をしている場面。この番組では、繰り返し同じ場面を使うので、市場での猿の干したものが映像で流れる。今回は、「APEを食べるのは止めよう」というキャンペーンをカメルーンでしているのが紹介されたのだが、ネットでこんな記事を見つけてしまった。

ゴリラを食用にしていたコンゴ反乱軍、ゴリラ狩り停止に合意

【キンシャサ 24日 ロイター】 世界で700頭しか生存しないとされるマウンテンゴリラをアフリカのコンゴ(旧ザイール)で捕獲して食べていた反乱軍兵士たちが、ゴリラ狩りを停止することに同意した。英国拠点の保護団体「ワイルドライフ・ダイレクト」が24日に明らかにした。 これらの反乱軍兵士たちはこの1カ月間に、マウンテンゴリラの雄を食用目的で少なくとも2頭捕獲して殺しており、ワイルドライフ・ダイレクトがこれを非難していた。 国連やコンゴ政府軍当局などが仲介役となり、反乱軍側とゴリラが多く生息するコンゴの国立公園の管理人による話し合いが実現した。 内戦が長く続いていた同国では、国立公園内で反乱軍兵士たちが勢力を振るっており、1997年以降、ゴリラの保護に当たる作業員が97人ほど殺害されている。

食用になった干からびたサルを映像で見るたびに、誰が食べるのだろう?と不思議に思っていた。というのも、牛肉より高い、デリカシーだから。お金持ちが?とも思っていたが、捕獲して食べていたのは、こういう人種であったか・・・。

Feb.10, 2007

あまりにもビックリしたので、すぐにはここで紹介できなかった出来事。落ち着いたら書こうと思っていたら、なんと1週間足らずで、2回も。こんな経験をする人は、そうそういないのに・・・。

何って? コレ

まずは忘れもしない2月1日深夜。そう、鳥インフルエンザでのナイジェリアでの死亡が大々的に報告された日。我が家はそれどころではなかったのです。「うわぁ!」と隣の部屋で短く声を上げたので、「あら?バスルームでこけた?」と思っていたら、血相を変えて、でもそ~~~っと寝室に戻ってきたので、「何?」と聞くと「出た!」

普通なら、黒い物体が家の中を飛んでいても、「鳥?」とか思うでしょうが、マニラで何度となく家の中をコウモリが飛んだ経験を持つわれわれは、それが鳥でもゴキブリでもないことを承知しているのです。しかし、マニラのときは、築20年からの古い家で、3階にあたるアチックとか、屋根裏など、何が住んでいるやらという状態でしたが、見た目、新築っぽい(実は完全リフォームのはずが水道管や電気は古いまま)レゴスの家ででるなんて思ってもいなかったのです。そもそも、窓の開け閉めもしない家で、どうやって!

とにかく明るくなり、使用人さんが出勤してくるのを待ちました。8時過ぎに飛んでいないのを確認してそろそろと部屋を出、各部屋のカーテンを開けたり、電気をつけます。経験上、分かっていたのですが、もちろんコウモリの姿は明るくなってからでは見つけられません。フルーツコウモリのような巨大なものが家に入ってきたわけではなく、胴体は親指程度。羽を広げても20センチあるなしのコウモリなので、明るくなれば丸まって、家具の隙間などに隠れてしまいます。

だから、「あ~あ、今日の夕方に、また出現かぁ・・・。」とあきらめ、会社に行くのを見送るためにドアを開けると・・・キャぁ~~~~~~~~!!!! 今、コウモリが手に当ったような!そうです、どうやら入口のドア付近に隠れていたコウモリが、あっかるい8時過ぎに居間を旋回し始めたのです。大急ぎで家の外にいたドライバーとセキュリティーも家に呼び、男4人が汗だくでコウモリを出そうと・・・というか、とにかく叩いておとそうと、大騒ぎ。

コウモリだって、狭い部屋を行ったりきたりで大変ですが、まさかアタックはしてこないと分かっていても、ソファにしがみついて隠れているlinlinは「キャ~、ギャ~!」と大騒ぎ。

結局、玄関の外へ出てくれたので、踊り場で殺したようですが・・・。(死骸はみませんでしたが、やはり小さかったようです!)

てなわけで、朝っぱらから大騒ぎで、全員お疲れの一日がスタートしました。ま、殺してしまったのは気の毒でしたが、とにかく家から出て行ってくれたことで、一安心。「また、コウモリでたよ!」と笑い話です。

が・・・今はまた笑えません。コウモリ出現以来、寝室だけは、ドアを閉めるようにして、万が一でも入ってこないようにと用心していたのに、なんと寝室に出たのです。信じられない!前回の居間よりも、半分以下の広さの部屋で飛ばれたから、もう、パニック。バサバサと布団を動かして追い出そうとしていたら、あら、消えた!(たぶん・・・部屋の外に?)

このコウモリ、もちろん前回のものではなく、新顔。しっかし、その後、朝、晩、朝、晩・・・飛ばない!これが一番怖いケースで、確かに家の中にいたはずのコウモリがいないわけです。いまだに部屋に潜んでいるのかもしれないし、入ってきたのだから出て行ったのかもしれない。なら、また入ってくるかもしれない?

丸二日、寝室で電気をつけたまま寝ましたが、部屋の中のちょっとした物音、硝子窓の音などなどで、いちいち飛び起きてしまいます。もう、寝不足と恐怖でノイローゼになりそう。さすがに、3日目の夜は、電気を消し、非常灯だけを床において寝ました。うん、きっとスペシャルなドアがあって、そこから出入りしているのでしょう!今はいないと信じて暮らしています。

マニラで、寝ている顔の上を飛ばれ、ものすごく怖い目にあったことがあるので、とりあえず蚊帳を購入、暑苦しそうだし、汚れもきになるところですが、安眠のために使おうを思います。

はぁ・・・、それにしても、どうしてこうもコウモリに好かれるのやら?!現地の人だって、家にコウモリが入ったといえば、信じられないと腹をかかえて笑うのに。

Jan.29, 2007

10日ほど前に、ハマターンのせいか頭痛であるということを書きました。で、治まりそうだと。が・・・、その後もずっと頭痛には悩まされています。こんなに毎日毎日頭痛なんて、頭痛もちの私としても初めての経験。それに、痛くなったらすぐに薬を飲む私が(そうしないと治らない!)、飲んでも飲まなくてもあまり変わらない状態にギブアップし、頭痛を我慢しているという状態も珍しい。ひどくないけど、ずっと痛いor重いというのも辛いものです。ただ、1日に数回薬のお世話になることも、もちろんあり、さえない毎日です。でも、相変わらずスケジュールはこなしてますし、お使いも行ってますけどね。

ただ、2日ぐらい前から、夜の気温の変化に変化が・・・。(ん?変な日本語だなぁ)。

こちらに来て、夜は半そでパジャマにタオルケットという、南国スタイルで挑んでいたのですが、どうも寒い。日中は32/3度になっているのに、夜はかなり冷えているようなのです。天気予報で調べると、そう、確かに最低気温が10度から日中より低い。だから夜、そして明け方はかなり涼しく感じていたのです。

だから、長袖パジャマにタオルケット+夏がけの羽根布団というスタイルで夜を過ごしていたのですが・・・、あら?なんだか夜、暑く感じてきた。そう、2日前ぐらいから、寒くてではなく、うっすら暑くて目が覚める。

こころなしか、朝の空も、ハマターンの影響によるどんより暗いから、すこし明るさを取り戻してきているような。(期待も込めてそう見える!)そろそろ、季節の変わり目かもしれません!

(普通は南部は12月~2月がハマターンと言われているようですけど・・・)

さて、度々登場するバービーチの八百屋さん。やっと写真を印刷して持っていってあげたら、ものすご~~~く大喜び。最近では(ここでも)携帯にカメラは付いていますし、それで写真を撮ることも多いようですが、なんせプリントできない。庶民にとっては、写真って、特別な時しか撮らないし、プリントできないもののようです。てなわけで、またまた写真撮影。実は、Tシャツを着たお兄ちゃんも、レタスを手に「俺も!俺も!」と頼まれたのですが、その格好じゃつまらないからと撮ってあげなかったの。おばちゃんたちは「一人ずつのも撮ってくれ!」とポーズ。はいはい、撮らせていただきます。同じ店に、若い女の子もいるんだけど、おばちゃんたちの前では、「私も」なんて言えなくて、見てるだけ。今度、またカラフルな衣装の時に撮ってあげるからねと、目配せをしたlinlinでした。

Jan.28, 2007

ポンテケージョですが・・・、レシピを再検討し、油や牛乳の量、卵の量も変更。きちっと生地を寝かすところもやったのですが、どうしても駄目。かなり進歩はしてるのですが、肝心のもちもち感がでない!これは、根本的に粉に問題ありだとおもうのです。ここの小麦粉だって、FLOURとだけ表示してあり、じつは小麦粉100%ではないと聞いているし、逆にキャッサバだって、いろいろ混じっているのではと。(疑りだしたわけです。)

見た目はクリアしたポンテケージョ。

そもそも、今回のキャッサバ粉。(FUFU)っていう表示も気になる部分でして。フフ(芋団子)用に何か加えている可能性も大!でもなぁ・・・、蕨餅は問題なく出来たんだけど。てなわけで、他の粉を入手するまでは、ポンテケージョはお預けとなりました。このまま実験を続けても、粉チーズがもったいないもの!

そして、ネットでいろいろ調べ、自分なりの結論をだしました。今回使ったキャッサバフラワーでは、もちもち感は出ない!その理由は、本来、キャッサバスターチ(キャッサバ澱粉)で作るべきレシピだからです。そう、いままで手にしていたキャッサバ粉は、ちゃんとキャッサバ澱粉だったんですねぇ。あ~あ、やっぱり芋団子だったんだ!

タピオカと名前が変わっても同じこと。ポンテケージョを作るなら、タピオカスターチが必要です!

(まれにレゴスでも手に入るらしいけど・・・。これなら、白玉粉で作った方がいいかぁ・・・。)

Jan.20, 2007

アフリカらしいお土産品って、やっぱり木彫りのものとかお面とか?と思っていて、路上で売ってるものやEKOホテルの土産物屋を覗いたりして物色をしてはいました。ただ、値切るというのが得意じゃないし、でも、ここでは言い値の半分からスタートさせるべきだという話もあり・・・。

野菜がならぶバービーチでは、買い物客目当ての物売り+物乞いが寄ってくるので、普段は用心してるし、ここで物を買おうなんていう気持ちは毛頭無いわけです。でも、若い男の子が一人で寄ってきて、袋の中から木彫りの品々を見せ始めたので、これは値段だけでも聞いてみようという気になりました。

地面にお店を広げてくれた後でとったので、膝まずいた格好でのワンショット。

なんでも1000ナイラという土産物屋の値段を知っていたので、この青年の「400ナイラ」という声にすぐに反応。「じゃあ、この2つでは?」と、一応、ふつうに交渉しようとすると、あら?困り顔。なるほど、400+400なんだから、800ってことだね? てなわけで、まさに彼の言い値で購入。え?ばかだなぁって?でも、この青年には値切られた価格で売ってきていいという許可は出てないと思うのね。(元締めから)。だから、もしも値切って商品を奪うように買ってしまったら、彼が困るわけです。それに、400なら、高くはないと思うなぁ。

(後日、他の場所で、ドライバーに価格を聞かせましたが、初めの値段が750。ね、それほどボラレてないでしょ?)

さて、この木彫りの人形というか・・・船に乗っていたり、料理してたりという日常生活を彫った品ですが、実はココのものではなく、ナイジェリア北部のハウザ族が作る製品とのこと。じゃあ、レゴスあたりのヨルバ人の製品とはとドライバーに聞いてみると、布製品らしい。でもねぇ・・・、安い生地でも6ヤードからしか市場では売ってくれないし、モダンなものとかは高いらしい。

Jan.19, 2007

待望のポンテケージョをナイジェリアのキャッサバ粉で作りました!が・・・、今までのマニラで手に入る粉やブラジルの粉と比べ、水分が必要で、今回の出来はイマイチ。一度焼いて試食。1つめ・・・なんか餅もち感がたりない!でも、焼き立てすぎたかな?と2つ目。なんか駄目だけど・・・小さく作りすぎ?大き目の3つ目・・・やっぱりイマイチ。

これでは、せっかく冷凍保存しても次回の楽しみがないと、残りの丸めた生地をすべて1つにまとめ直し、オイルと牛乳をプラスし、大きめに丸めなおしました。だから、冷凍したものは少しはマシになっているかもしれません。

ま、久々に作ったのと、数を多めに作って、おすそ分けしようかなんて思ったせいで、1つ1つの大きさが小さくなり=つまり、もちもち感を失わせる元を作ってしまったんですけどね。だから、修正した・冷凍のを焼いてみた様子で、レシピはアップとなります。

ブラジルのレシピを見ても、水・牛乳・オイルの何を増やせばどうなるのかが検討がつかないので、インターネットでいろいろなレシピを探し回っていたのです。日本語のものだと、どうしても白玉粉を使ったものが多く、その配合を取り入れるのは心配だったし。そしたら、「本場ブラジルのレシピを使って、キャッサバ粉で上手に出来ました!レシピはこちら!」とリンクの張ってある日本語ブログを発見!大喜びでクリックすると・・・。とほほ、自分のページでした。粉の状態、室温などによって、パン作りの分量は変わってくるので、自力でやるしかなさそうです。はやく上手い分量がわかれば、いつでも簡単にポンテケージョが作れるのに!

ブラジルの(英語で書いてある)ページも検索しましたが、甘いレシピもあるんですね。カーサ・ポンテケージョというブラジルのチェーン店のHPを覗いたら、なんと、チョコレートクリームが中から出ている写真が!アレンジがいろいろありそうです。

ナイジェリアはキャッサバ生産世界一です。でも、原産国はあくまでブラジル。それには悲しい歴史があって、むかし、奴隷を船で「生かしたまま」運ぶために、キャッサバ芋を食べさせていたそうです。キャッサバは、比較的どんな土壌でも育つので、ナイジェリアでも作り始め、いまでは世界一になったということです。

Jan.18, 2007

なんと、今日が初work-out。実は・・・今年になってからというもの、ずっと体調不良だったんです。10日以上続いた頭痛にもまいったし、とにかく体がだるい。とはいえ、動けないほどでもないので、日常のスケジュールは全てこなしましたし、頭痛もちの私としては、頭痛と公言するほどの頭痛でもないわけでして・・・。

ただ、原因が「ハマターン:Harmattan フランス語ではハマラッタン」(サハラ砂漠からの砂風)のせいだと、誰にでも言われ、でも、砂嵐で頭痛っていうのも本人が納得できないわけです。でも、ジムのお兄ちゃんも「具合悪かったんだって?」というので、「頭、痛くて、だるくて」というと、「ハマターンだからねぇ」とのお答え。なんで?そういうもの?

ただ、普段目薬を使う習慣のない私が、なんとなく目の中がゴロゴロする感じで、せっせと使ってるし。これは微粒子の砂?

となれば、情報の多そうな「黄砂」で、人体になにか悪影響があるのかないのかと調べると、『中国大陸の砂漠地帯で巻き上げられた黄砂は、偏西風に乗って、中国の工業地帯の上空を通過する際に、大気汚染物質を吸着し、健康に悪影響を与える汚染物質の塊に変身します。』 あらら、黄砂は大変!ただ、黄砂アレルギーという言葉で症状を説明してあったりしますが、頭痛というのはないけど。

外務省からのナイジェリア情報によれば、『サハラ砂漠からの砂塵の影響で鼻咽頭炎が多く見られます。最初は鼻水やくしゃみ、のどの痛みから始まり、次第に咳が出るようになり痰に膿が混じり呼吸器の下部(気管支や肺)の炎症に進展することがあります。多くはアレルギー性、ウィルス性で始まりますが、しばしば細菌による肺炎に発展し、抗生剤による治療が必要となる場合もあります。』 いずれも頭痛はないけどね。

しかし、やっと、数日前から頭痛が取れてきた感じ。でもでも・・・家の中の砂埃(というか、家具の上が白くなるほどの砂が毎日!)は相変わらずで、せっせと雑巾がけしてます。

出歩かなかったせいか、今週はAnimal Planetを普段以上にみていました。Going Apeという特集をやっています。アジアにいると可愛いオランウータンの画像で和むのですが、野生動物の宝庫であるアフリカにはゴリラがいるんですよね!オランウータンは大きくなると、決して「大好き」とは言いがたいお顔になりますが、ゴリラは可愛いかも。そう、子供のゴリラは(私が言ってるわけではないのですが・・・)裸で走り回っている、市場にいるような黒人の子供たちにそっくりだというのです。「でも、子供たちはやせてないの?」と思うでしょ?市場にいるような子達は、コロコロ太ってて、本当にゴリラの子供と同じ感じらしいです。・・・どっちに失礼な発言なんだ?そうそう、そういう子供たちは、皆がかなり大きな出ベソだそうです。きっと出産時にばい菌など入らないように、余裕をもってへその緒を切るんじゃないかなぁ?(←ただの、勘)。 食料救済を呼びかけるテレビの宣伝でも、そういえば、黒人の男の子のおへそは親指の爪ぐらいは出てたし、アフリカの常識???

今回のGoing Apeは、カメルーンのCameroon Wildlife and Fundというところの活動を中心に紹介しています。多くの傷ついた動物を保護し、また野生に戻す活動をしています。http://www.cwaf.org/index.html

今、注目はお母さんをハンターに殺され、自らも頭に弾丸を受けながらも保護されたBabyゴリラ!だんだん元気になってきてます!

そんな中、カメルーンのゴリラの話をTVで見ていたら、市場で干したゴリラを売ってるのです。もちろん、保護条約違反。隠し撮りで市場の中を取ってきた画像でしたが、もちろん、干からびていて何がなんだかは分かりません。でも、今はレンジャーをやっているような黒人の人も、「自分も、昔だったら、ゴリラ(または猿)を捕まえて売ってたと思うよ」と話していました。牛の肉に比べて、4倍から10倍近い価格で売れるらしいのです。もちろん、生きるためです!

そんな話を家でしていたら、Lagosの市場にだって、干した猿は売ってるって。ゴリラじゃないみたいだけど。乾物のところだから、漢方?複雑な心境ですね。

Jan.14, 2007

訪問者発見!というか・・・カーテン越しに見ていたら、置物か、剥製を誰かがいたずらして置いているのだと思ってたのです。だって、動かないし。でも、鳥に間違えないので、慌ててカメラを取りに行き、もどってきても微動だりしないのです。だから、まずはそっとレースのカーテン越しに1枚。フラッシュをたいても飛び立ちません。ならばと3枚目は、目の前のカーテンを開いて1shot!

なんと、そのまま動きません!窓から1メートルも離れていない、廊下の手すりのところなのに。首を左右に振る程度!この鳥、まだヒナかもしれませんが、この長い指?足の爪?を見てください!(見える?)あれで腕にでも載られたら痛いよぉ!決して可愛い鳥ではありません。足から頭までで30センチはあったかな。この辺には、カラス並みに白鷺の仲間のようなのがいて、ゴミあさりをしています。道路に塀の上に、置物のように整列している時もあります。日本では、見つければ「あ、ほらほら、サギだ!」で済みますが、団体行動をとっているので、ちと怖い!ちなみに「白カラス」と勝手に命名しています。 で、この子は白カラスの子供?

Jan.04, 2007

遅ればせながら・・・明けましておめでとうございました!(過去完了?)

あっという間に2007年のスタートです。連日のニュースでは、フセイン元大統領の死刑に関し、だれが携帯で画像を取っていたかが騒がれています。犯人探しをしながらも、CNNなどその画像を流しっぱなしというのも、なんだか変だし。でも、急に論点が摩り替わっていませんか?死刑宣告から死刑までの短さ。そもそもバグダッドで行われた法廷の健全さが問われていたはずなのに。

あの携帯の画像も、衝撃的ですが、公式に発表された死刑直前の映像がすでに衝撃的でしたね。処刑方法の説明を受けているフセインの気丈さがすごい。普通、自分の足で立っていられるでしょうか?あの映像が頭から離れない日々です。

と、年明け早々の話題ではなかったですねぇ・・・。

年末年始のナイジェリアは土日もかさなり5連休。年明けがイスラムの祝日にもあたったため、3日までお休み。お手伝いさんを完全にお休みにしたので、せっせと台所で「ヤム芋」と格闘をしていました。(成果は後日報告します。)

手に持っているのがYAM芋。

このママがバービーチ(八百屋)の肝っ玉母さん

現地の食べ方ではつまらないし、私達がなんで芋団子を食べなきゃならないんだぁ!ってことで、いろいろ調べてたのですが、そしたら、ヤムイモの検索から・・・あら?ナイジェリアのヨルバ人には双子が多いの? そんなページを読んだあとに、IKOYI倶楽部で2歳ぐらいの双子ちゃんと遭遇。あらら、本当なんだ?

で、Wikipediaによると、『双生児の出産頻度は、日本では低く1/150から1/160であった(近年は1/100程度に上昇している)。白人種では1/80から1/120、黒人種では1/50以上といわれる。この人種間の差や近年の日本の双生児出生頻度の上昇は、主として多排卵、即ち二卵性双生児の出産頻度に因るものとされる。一卵性の出生頻度は地域・民族・時代に関わりなく一律0.4%であるが、二卵性の出生頻度は地域・民族の違いが大きい。西アフリカ一帯に住むヨルバ族の場合、二卵性双生児の出生頻度は約6%であり、ブラジルのある小さな集落では10%に達する。』

『ヨルバ族とは、アフリカ系の血統であり、その食生活が影響を与えているのではないかという推測もある。この説では、ヨルバ族の主食である「ヤムイモ」が植物性エストロゲン(女性ホルモン)を豊富に含み、そのため卵巣が刺激されることから、多排卵が誘発されているとされている。』

ですって。文面からも、憶測でしかないのではと思う部分があるけれど、事実として双子が多いらしい。ふふふ、私は何を思っているでしょうか?(え?これから双子を産む?それはハズレ!)

実現したら、楽しいページが増えると思うけど、どうかなぁ・・・。まずはリサーチ、リサーチ!

ヨルバ族の信仰

ヨルバ族には、双子(イベジ)を崇拝する信仰があり、イベジ=双子の神を表し人間の永遠性の象徴と考えられているようです。

双子の出生率が高いヨルバ族は、、双子は家族に幸運をもたらすと誕生を喜びます。もし、双子の片方でも死ぬとイベジの人形を作り、ビーズや服で着飾らせ、食物を供えて祭壇に大切に祭ります。子どもの霊が家族に富と幸福をもたらすと考えられています。(J BOX)

ついでに ヨルバの伝承

世界の始まりは水びたしで、空は最高神オロルンによって支配されていた。神々はクモの巣をつたわって地上におりてきていた。オロルンは、首長に命じてカタツムリのからとハトと5本足の鳥の力によって大地をかため、カメレオンに偵察を命じた。こうして4日かかって地上ができ、1日は首長のために休みとした。首長は地上の土から型をとって人間をつくった。(MSN エンカルタ)

* もしかして・・・、このカメレオンって、いま家の周りをうろうろしてるトカゲたちのこと?

Dec.28, 2006

外国に暮らすということは、その土地でお世話になるわけで・・・、だからなるべくその土地のもの(または、現地で手に入る物)を食べ、現地で流通しているものを使うべきだと思っています。ただ、ここナイジェリアは、物価が高い。100円ショップを今すぐ建てて!って叫びたくなるほど、プラスティック製品は少ない上に高い。文句を言うときりがないけど、実際は「ないないない!」と頭に叩き込んできたおかげで、「結構、ヨーロッパの物が手に入る!」と感じているこのごろ。

で、ただ今試行錯誤中なのが、大量に店頭にある「豆」で、コレというものを見つけること。目的はずばり、「煮豆」を作るため。はずれだと困るので、500g程度の小さな袋や箱入りをかうのだが、「洗剤と一緒に仕入れたでしょ!」と怒りたくなるものが!(実は、自分が鍋を洗う際、きちんとすすがなかったために、MoningFreshの味がしみこんだのかと焦ったのだが、濡れ衣だった!)

シャトルシェフを使って手軽に作るはずが、材料探しに手間取ってます。

そして・・・、中央はラップ。マニラではかろうじて中国製でマシなものを探し出して使っていたが、ここではないなぁ。とりあえず4つ使ってみたが・・・。合格点はまだあげられない。

そして、右はロングライフミルク。フレッシュミルクらしきものをスーパーで目にはするのですが、まだまだ信頼できる状態ではないようなので、仕方なくロングライフ。う・・・ん、脱脂粉乳というか、スキムミルクだけを溶かしたというか、美味しくない。紅茶にちょっと使うのでも駄目。紅茶には仕方なくコーヒーメートなどの粉を利用しています。

牛乳を温め、インスタントコーヒーと砂糖という、お子ちゃまコーヒーさえも、不合格。

美味しい牛乳がないと、ヨーグルトを作るのも、そしてミルクプリンを作るのだって困るわけです!生クリームやエバミルクでごまかす?

Dec.24, 2006

クリスマスイブです。とはいえ、日本にいようが、海外で過ごそうが、あまり関係ないし、ま、便乗してケーキを買ってくるか、作るか程度なんですが・・・。

ナイジェリアは、イスラム教とキリスト教がいりまじり、さらに民族も複雑です。クリスマス休暇として、今年は土日から月・火の4連休。そして、年末年始はイスラム教のHajj DayやId al`Adha(イードゥル アドハ:犠牲祭)のため、30日から3日までの5連休!つまり、お休みだらけの状態に突入しています。

ということで・・・、街中から外国人の姿がかなり減りました。車の数もすくなく、外出が楽に!

今日はイブなので、キリスト教のナイジェリア人は、夜から家族で教会にでかけ、クリスマスのミサですね。この国も、やはり1年で一番大事な日なのでしょうか?(商業的なクリスマスデコレーションがなく、スーパーのお兄ちゃんたちがサンタ帽子をかぶっている程度なので、どうも実感できませんが)

こんな日は、使用人さんたちにも早く帰宅できるよう、心遣いをお忘れなく!

マニラにいたときもそうでしたが、それほどご近所付き合いがないにもかかわらず、年に1回、「メリークリスマス!」とケーキを焼いては届けていました。お隣からも、手作りクッキーを頂いていたし。そのお隣、なんせ、子供が5人だか6人だか、とにかく大家族。メイドもクックにハウスにヤヤ。もちろんドライバーも大勢いました。だから、本当はホールのケーキを焼いても足りなかっただろうけど・・・。毎年、お隣がせっせとクッキーを作り出すと、甘い匂いが何日も続きます。それを感じて慌ててケーキを焼き、頂く前に届ける!これが年中行事でした。

さて、では、レゴスでは・・・。まだ日もあさく、お隣とも何度顔をあわせたかなぁ・・・と思いつつも、頑張ってケーキを焼きました。そして・・・キリスト教でない可能性があったので(インドの方らしいので)、数日前には、“Happy Holidays”のカードを添えて、手作りケーキを数切れと日本からのカレンダー(浮世絵の美人画!)をお届け。お気にめしたかしら?

2日後にはお香セットのお返しと「お茶でも!」のお誘い。年明けにはお茶をご招待することになりました。

めでたしめでたし!国際交流の始まりです。

Dec.20, 2006

ナイジェリア上陸以来の恐怖体験をしてしまいました。まあ、普通の人なら、ただの渋滞なんでしょうが・・・。

IkoyiからApapaまでは、朝なら30分らしいのです。だから、いっくら混んでても1時間ぐらいで着くと教えられ、午後、向かったんです。最初は、とても快調!海沿いの道なんかは、カメラに収めたいものが収まらないぐらい車のスピードがあったんです。「なんだぁ、楽勝!」と思っていたら、だんだん・・・。

(まだ余裕でカメラを構えていた時の車内からのショット!)

正直、窓の外の風景や人が怖いとは思いません。人がたむろしてたり、物乞いがきたり、バラック風の家が続いていても、アジアの免疫があるためか、その風景、ここの暮らしに関して驚いたり怖かったりはしないのです。

でも、車酔いの可能性、お腹の弱さなどなどを考えると、渋滞にはまり、人がバスからおりてハイウエィを歩き出したら、もう震えがくるほど恐怖なわけです。

道幅一杯に車が頭をつっこんでいくので、そのためにおこる渋滞 (渋滞だから、そういう風になるのか?)はアジアも同然。ただ、ここでは大きなタンクローリーやトラック、もちろん乗用車が、あちこちで急に‘えんこ’しているのです。

だから、道がふさがれ全く動けない状態があちこちで起こるわけです。もし、急に前の車が動けなくなったら、こっちも動くに動けません。

もちろん、ヨットパーカーで寒気を防ぎ、MP3プレーヤーでガンガンに音楽を聴き、ドロップをなめなめの車内で、気を紛らわせているものの・・・、冷や汗はかくし、足の裏はあせびっちょリ。本当に恐怖でした。とはいえ、逃げられない状況ですし、「気持ち悪いからトイレ!」とドライバーに言ったところで、どうしてくれるわけでもないので、じぃいいいいいっと我慢。ハイウエィから降りたときの安堵感ったらありませんでした。(いくら、そこでも渋滞があってもね!)

当分、車での外出はご遠慮申し上げたい!

Dec.16, 2006

バービーチで「スイートポテトはいらないの?」といわれ、2本だけ買ってみました。イモ・クリ・カボチャ好きとしては、「アフリカに甘いサツマイモがあるはずない!」というかんじで。

どうせ、甘さを足すしかないだとうなぁ・・・と思いつつ、まずは輪切りにして、水にさらし、アク抜きをします。確かに水が真っ白!そして、レンジで600Wぐらいで8分を2回。(これは、日本でもサツマイモをチンするときの目安ですね)

そしたら、上手にやわらかくなり、そのまま食してみました。

あら?まあまあのサツマイモだわ。たしかに紅あずまとか、鹿児島のカライモみたいな甘さではありませんが、「ちょっと甘さが足りない」程度のお味。あらあら、これなら夕食の箸休め(甘めの醤油煮や砂糖・バター・ミルクで煮たもの)やケーキ、和菓子にもいけそうです。

実際、今回のお芋は、皮の白っぽい、White Sweet Potateでしたが、どうやらREDの方が甘みが強いらしいのです。だから、次回のRedが愉しみ!

現地の食べ方としては、やはり茹でたり蒸かしたりだそうですが、何かつけるとするとパームオイルだそうです。美味しそうじゃないけど、体にいい?or水なしでも咽ない?もちろん「日本では塩をふるんだよ!」と教えておきました!

Dec.13, 2006

残念ながら、ナイジェリアのバナナはプランテーションばかりで、つまり調理・加熱用なので、そのまま食べて甘いものはないと言い聞かされていたのです。そう、信じていたので、フリーズトドライで、牛乳などにいれて食べるデザートを買い込んできたぐらいですから。おやつといえば、バナナ・・・というか、バナナが残れば必ずシフォンケーキを焼いていたので、バナナのない南国なんて!と嘆いていたのでした。

そしたら、あるっていうじゃありませんか!グリーンの大きなものはプランテーション。でも、小ぶりのもので、グリーンのもの、またはかなり赤っぽい皮のものもあるらしいのですが、あるって!

で、ドライバーに「スイートバナナが買いたい!買いたい!」と騒いだら、2日目にして出会えました。

それも、スーパーなどではなく、路上の小さな八百屋?さん。紐でぶらさがってる緑のものが、スイートバナナです。

1本1本はこぶりで、20本ぐらいついてて200N。この値段、かなりお安かったみたい!

購入後、お姉さんに頼んで写真を撮らせて貰いました。後ろの人たちも何気にポーズを取っています。初め、お姉さんに、何か持ってくれる?と頼んだら、小さなニンジン1本を片手で持って振ってみせたので、リクエストしてパイナップルにしてもらいました!

(どの国でもそうですが、とくにアフリカではカメラを向けると怒り出す人が結構いるらしく、必ず許可をとらないと駄目です!)

Dec.12, 2006

ここに来る前に「ナイジェリアも犬いる?」と犬好きの私は質問をしていました。

答えは「ヤギはよく歩いてるよ!」

ここも、路上でニワトリをよく見かけます。今は、シーズン?(あら、鳥はオールシーズン?)なのか、ヒナが親のあとを歩き回っている姿を車からみかけます。が、あれは誰のニワトリ? おそらく近くにいる人のだろうなぁとは思ってました。

しっかし、このヤギ。お一人様・・・いやいや、一匹様で道路を歩いています。 誰の?

どうやら、夕方になると“ねぐら”に戻る習性があるらしく、このヤギは家路についている模様。

Dec.10, 2006

おそらくナイジェリアに住む人は、1日に何度も停電することに慣れているのだろう。そう、瞬停という状態になり、すぐに重油でのジェネレーターが作動、バックアップがはたらき、また電気が通る。そもそも、この国、このレゴスでは、一般家庭に何時間の電力が配給?されているのか、疑問である。3時間というのを聞いたことがあるけど、実際は?

だが、暑さのため+排気ガス、サハラ砂漠の砂、蚊のために、一日中家の中は閉めっぱなし。そしてクーラーをつけているのだ。だから、まだあまり昼間に出歩いていないので、暑さを感じていないのが実情。BBCの天気予報では、連日32度ぐらいみたいだけど、どうなんだか・・・。

なんだかんだ言っても、電気が何時間も止まると言う自体には陥っていないので、平和な毎日だ。電気があることはありがたい。だが・・・、そう、電気は大丈夫なんだぁなんてのんきに過ごしていたら、それは突然の出来事だった!

ガーーーーーーーっという水の流れる音が急にしたのだ。何、何?どこ?どこ? 慌てて音のするほうへ。そしたら台所で、ユーロガードという浄水器が水を噴射しているではないか。

あわあわわわわ・・・。どうしたら止まるんだ?ユーロガードのスイッチを切っても駄目。そうだ、元栓!元栓はっと・・・、台所にはいつくばって手を伸ばすと、それらしきものを発見。とにかく閉める。で、水はおさまったのだ。

水が止まった後、再開するとユーロガードが故障することが良くあるそうだが、今回は断水前!

そう、この噴水で水だらけとなった台所で立ち尽くし、やっと気を取り直して掃除をし終わったとき、なんと、今度は水が出ない!あちこちの部屋で蛇口をひねるが駄目。セキュリティーによると、我が家を含めた4軒分の水を供給しているタンクへのモーターが焼ききれたそうだ。ふぅ・・・。もちろん、復旧までに3時間強。もうすこしで、日曜の夜御飯が、「非常食」のα米になるとこだったぁ。(お湯、または水を注いで待てばできる御飯。炊き込みご飯など、味は各種あり!)

結局、6時には直ったので(=食器洗いができる)、予定通りシーフードカレーを食べた。ああ、よかったよかった!

ちなみに、このユーロガードだが、これを通したからって茶色っぽい水が透明になるわけではない。ないよりはマシと考えるべき代物らしい。でも、現地の人によっては、これを通したものなら飲めるという人もいるらしい。

日本で考える「茶色の水」とは、断水後、しばらく出る、見るからに色の付いた水だろう。ここでは、蛇口から流れている分には、特にわかるようなものではない。だから、なんだ、大丈夫じゃない!と思っていたのだが、水をためてみたら、紛れも無く茶色。トイレでは、その水が臭いとも思うのだ。だから、野菜を洗う際は、水道水+ユーロガード+ミルトン+ミネラルでリンスという行程。何をするにも大変だぁ。

で、このユーロガードだが、まだ使い始めたばかりだというのに、ご臨終だ。フィルターが入ってる?ボトルの部分を大きめなものに交換。この出張修理(=交換)が12000ナイラ。この手の物価は日本並だなぁ。 そして、それだけでは終わらないのだ!故障した次の日には修理が来て修理して貰ったのに、また断水になり、また・・・。さすがに今回は、「断水の度に壊れるってどういうこと!」と修理のお兄ちゃんに詰問!使うときだけ、元栓を開けたほうがいいんじゃないの? そしたら、NO NEED!とはいいつつも、「そうしたかったら、して!」だって。参るわぁ。

左手のボトル部分を取り替えたユーロガード2000

Dec.09, 2006

2階の家の窓から、この生物は時々みかけてました。アジアのトッコーよろしく、やはり鳴くのです。鳴き声から、その正体はきっとトカゲっぽいものだろうと、目を凝らすと、あたり!ここでも英語でLizardと呼ぶそうです。ちなみにヨルバ語では「アランバ」といいます。

家からみるトカゲは、もう少し大きく、頭が黄色だったりするのですが、これはよく行く店の近くでたまたま見かけ、追いかけて撮ったものです。ちなみに、2匹は別ものです。(え?小さすぎる?これ以上寄れなくて、でも、瓶から覗いたようなポーズは、なかなかでしょ?)

Dec.08, 2006

午後、ランチタイムの渋滞が収まったかなぁ?っていう頃に、BarBeachへ野菜を買いに行った。

ドライバーは、愛想がいいおじちゃんだが、もしや話しかけて運転中しゃべり倒されたんでは先が思いやられるので、質問攻めにしたいところをじっと我慢。でも、2・3質問してみる。

まず、バイク。ここはマニラと違ってバイクが多い。運転手の後ろに、大人が2人座っていることも多く、明らかにバイクタクシー! で、あれはなんという乗り物かと聞くと「オカーダ!」と答えた。これまた音でしかやり取りできないので、スペルは?って聞けないのだが(なぜなら、我が家の使用人さんは文字が読めないし書けない!)、じゃあ、あの小さめの乗り合いバンは?と聞くと「ボス」 ・・・、ふ~ん、ボスかぁって、それってバスBUSじゃないのかぁ?!(または、シティコミューターと‘こ洒落た’言い方をする人もいるようだ。)

バイクの「オカーダ」の音も怪しくなってきたが、同じ英語だって、土地によっては発音が変わるわけだし、そうだ、バイクタクシーは「オカーダ!」なのだと納得。距離によって値段が違うようで、「ここからなら50ナイラで家に帰れますよ」と言われた。いくらアドベンチャー好きでも、この車だらけで排気ガスとアフリカンな熱気の中、冒険はしないよぉ!

で、6日ぶりにバービーチの八百屋へ。

車降りるなり、おばちゃんが「ハロー ディア!」と近づいてきて手をとられてたので、いつもの店のおばさんかと思い、一緒に歩き出したら、隣と判明。慌てて、「ごめん、こっちだ!」と断ったが、おばちゃんは手を離してくれない!ちょうど空いてたので、モテモテだったのだ。

でも、いつもの店のおばちゃんや、フルーツを売るお兄ちゃんが「うちの客だよ!」とばかりに出てきてくれて、まずはお店に。ちゃんと「毎週土曜日に来てたのよね!」とおばちゃんは覚えててくれてて、まずはハグ。

考えてみれば、生まれて初めての、黒人の人とのハグの相手が、市場の、八百屋のおばちゃんというのも、どうよ!

でもねぇ、今回は一人で行ったので、料金はどんぶり勘定。この前みたいに電卓をはじかないのよね。

それも、家にもどってみたら、ニンニクが入ってなくて、お金をチャージされてるかどうかも分からないんだよね。ま、小さな袋を1つ買っただけだから、高くなかっただろうけど。今度行ったら言ってみよう!マニラでもそうだったけど、大きなニンニクはimportedだということで、よくよく聞くと「中国から」。なら、ちいさいローカルでいいのよ!

フルーツのお兄ちゃんも、今日はパパイヤだけ買ったら、「コレだけ?」って悲しがってたなぁ。

Dec.06, 2006

外出先からの戻りが、自分の予定より30分から1時間遅れだった。あせる必要はないのに、バタバタを準備をし、パンや機器のスイッチを入れたら・・・ボッ。なななななんと、早くもやってしまった!

ここの変圧器は‘おりこう’で、220→110。 110→220ができるのだが、それが裏目にでた!大きなものでうまく通電しなかったので、なら、小さい方でやってみようと、コードを取り外し、付け直したときに間違えたのだ。もう、最悪。東京でなんどかパンを焼いてはいるものの、レゴスに来てからは1度使っただけ!過去の経験からいくと、修理に出しても、マイコン部分がうまく動かなくなるので、パンや機器のように「パンの種類」を次々指定していくようなものは駄目だろうなぁ。もちろん、タイマーは無理にきまってる。うう、悲しくて、当分立ち直れないなぁ・・・。

Dec.01, 2006

おお、なんと12月だ!段ボールを掘りながら、クリスマスの飾り、人形などを一気に飾り始める。日本では出番がなかったので、久しぶりの飾り付けだ。

今日はコブラネットの担当者がやってきた。お金の話となると電話の主、本人が出てくるようだ。ほほ~、この人が何度も話したレバノン人か。きちんと料金の書かれたものを持ってきてほしいと頼んだのだが、目の前で説明しながら汚い字で料金を書き込んでいく。「ぼくは、日本人のクライアントが大勢いるんだ!大使館も○○さんも、そうだ!」と威張っている。「日本人は大勢なので、割引でこの価格だ!」というが、それが安いんだか、割引されてるんだかは不明。なんせ、コブラネットのwebページでは、料金体系に関する情報が一切ないのだ。そんなプロバイダーってある?

「月々の料金の割引はないが、3ヶ月、半年、1年の前払いで、それぞれ利用期間がのびる」という説明だが、それを明記したものも、やはりない。ただ、月払いでは、毎月集金に来られて面倒なので3ヶ月払いにする。「そうだ、皆、3ヶ月だ!」と言っていたが、明らかにうそだった。・・・、ま、いいか。

Nov.30, 2006

ナイジェリアのランドラインの調子はあまりよくないようだし、そもそも市内電話の料金形態を知る人が周りにいないので、やはりインターネットはADSLをと思い、COBRANETを頼む事にした。前日に電話したとき、金額を口頭で言っていたが、とにかく今日は設備の設置だ。午前中に来る約束が遅いので、午後の2時半過ぎに変更してと頼んだら、午後はジャストにやってきた。(なんだ、やれば出来るんじゃないの!)

大勢でやってきたようだが、家の中に入ってきたのは2人。電話で話しているレバノン人ではなく、ナイジェリア人のワーカーたちだ。玄関口で靴を脱ぐようにと言うと“I cannot.”という。つい「何で!?」と間髪おかずに言ってしまったが、なんともガラの悪そうなワーカーだったので、しまったと思った。でも、こっちが客だし!とビクビクするのはやめた。・・・結局、靴を脱いだ!(勝ちぃ!)

希望していたところからは線が出せなかったのだが、無事、奥の書斎(と呼ぶようにしたい部屋)に配線ができた。無線LANカードでも使えば、問題なく家中で使えるかな?いや、この家の壁は分厚そうだから、部屋を閉めたらだめかも。ま、当分は接続は有線で行くことにしよう。

が・・・、正直、期待していたほどの速度はでていない。宣伝文句は「ダイヤルアップの10倍以上の速度!」と威張っていて、128 kbps以上らしいが、我が家では動画も出ないし、楽しみ?にしていた「聴く日経」も聞けない!

久々に「ぼくはくま」を聞こうと思ったのに、途切れ途切れで、駄目だ!

さらに今日は大きなイベントも待っていた。2時半ごろ届くといわれていた船便の荷物が、3時半に変更になり・・・5時過ぎに届いた!大小さまざまなサイズの箱が81個。毎度の事だが、外国での荷造り、荷解きはスペースがあるし、とりあえず置き場があるので楽だが、日本での作業はつらい。なんせ、スーツケースを2つ作るのだって家の中で場所がなくて大変なんだから!

当分、段ボールとの格闘が続く。

この国では、紙はお金にならないようだ。もし、フィリピンなら、この段ボールの数を見て、メイドやドライバーは大喜び。もらって帰り、売ればお金になるのだ。それが、ここでは再利用のシステムがないらしく、ただのゴミ。もったいないなぁ。エアパッキンなどもゴミみたい。分別もないようだ。

Nov.29,2006

今日はこの土地で必要と思われるショップを紹介して貰った。ほんの1時間ちょっとの外出なのに、初めての土地での行動は疲れる。それに、午前中に出かけるのは初めてで、たしかに日差しの強さを感じる。

使用人さんに「では、お使いに行ってきます!」というと・・・。「マダム! アイ ニード ア ガベージ!」というのだ。なになに、「ガベージが必要」? ガベージ? 「イエス、ガベージ!」

う・・・ん、そうか、あすはゴミの日で何かを出したいとか・・・? いや、何か違いそう。そう、彼は「キャベツ(cabbage)を買ってきてほしかったのです。うううんん、難しいなぁ。どうやらaiueoの発音が、大概oになるようで、パパイヤはポポイヤだし、きゅうりはカンカンバー。これって、我が家の使用人さんだけの訛りだろうか・・・?

では、とりあえず、店の第一印象。

Park’n’Shop : 大き目のスーパー。2階3階には家具、電化製品などもあり。陳列は分かりにくく、目的のものを探すのは(慣れるまでは)苦労しそう。店の周りには物乞いも多い。

La Pointe : 扱っているものは、マニラでいう高級デリ「サンティス」という感じ。でも、これだけの輸入品を扱っているなら、もっと店を綺麗にすればいいのに。店構え、店内ともに、さえないショップ。生鮮(野菜、肉、時々魚)も、見た目は美味しそうではない!

Frenchies : パンはあまり期待していなかったが、ミルクブレッド(200N)は、まあまあOK。クロワッサンは、予想通りバターなどの乳製品が少なく、イマイチだが、慣れればいいかな。

Bar Beach : 今、本来の場所が使えずテンポラリーの場所ということだが、駐車スペースも狭く長居ができない感じの野菜・フルーツの路上市場。それでも、新鮮だとのこと!ドライバーに車を降りて貰い、一緒に買うのがよさそう。物乞いや物売りも多いが、極端にしつこくはない。

Nov.28,2006 上陸2日目

ほとんど眠れないまま、2日目の朝を迎えた。日中の気温は32度ぐらいまでになるレゴスだが、6時ぐらいでもまだ暗い。やっと白んでくる時間だ。

今日はエアコンの修理、台所の棚の修理と、人が出入りした。何かをとりにもどっているのか、とにかく家を出たり入ったりする。そうなると・・・、背格好でしか区別がつかないので、何人の人が修理にきているのかも分からない。さらには、アフリカンイングリッシュが分からない!「本当は、今、英語じゃなかったでしょう!」という顔で耳を澄ましている私。

寝室のエアコンは、簡単な修理では直りそうも無く、結局寝室の引越をすることになった。ベッドを移動させるのに、人手が必要で、使用人さんに「このコンドミの人に頼めるの?」というと駄目だという。マニラだと、何かあるたびにビレッジのセキュリティーとか総務とか、総出で手伝ってくれたのだが、そういうことは出来ないらしい。人が頼めないのもあるようだが、家に他人をなるべく入れないようにしているみたい。というわけで、会社からの車が戻り、ドライバーさんとセキュリティーさんの手を借りてベッドの引越終了。

夕方、家から車で5分程度の小さなスーパーGoodiesにはじめて行った。「ここって、結構ヨーロッパの物が(思ったよりは)あるねぇ。値段も高いし」といったら、「馬鹿!ここが高級スーパーだ!」といわれた。だって、薄暗いし、商品は汚れてたり、パッケージがつぶれてるし・・・。店員はやる気なさげだし・・・。でも、PGやテトレーの(イギリスでは安い!でも、良く出る)ティーバッグが並んでいたのはうれしい。(実は、外国人が行くようなスーパーでは、どこでもテトレーもPGも手に入ることが後日判明!) 値段は、イギリスで買うのの2倍弱ってところかな。大概のものが外国から入ってくるのだから、高いのは仕方ないかな。輸送費に税金がかかるわけだし。たしかtetleyのこのティーバッグは60/70ペンス程度だと思ったが、これが330ナイラ。ネスカフェのゴールドブレンドが£2.39と表示があるが、これが1150ナイラ。

こちらのテッシュペーパーは劣悪と聞いていたが、ナイジェリアのSILKTEXが一箱300ナイラ。日本に比べればもちろん高いが(紙に関しては、日本は安過ぎ!)品質も思ったほど悪くない!洗濯用の洗剤もアリエールが手に入る。

もちろん、日本から買ってきたり、送付制度を利用すれば、日本の高品質な製品が安く手に入る。ただ、外国で仕事をさせて貰い、その間暮らすのであれば、なるべく現地で手に入るものは現地のものを使うようにしたいと思っている。(と、ちょっと偉そうに書いたが、船便で持ち込んだ荷物がかなりあるわけだし、徐々に生活を慣らしていきたいと思う。)

Nov.27, 2006 上陸1日目

パリから約6時間半のフライトで、ナイジェリアのレゴスへ到着。行く前から、(珍しく?)予習をしていたので、未知の世界への不安だらけ。とはいえ、日本人がいないわけでもないし、欧米人も沢山住んでいる=住める土地なのだからと、自分で自分を落ち着かせての出発。

しかし・・・、いきなりおかしなことが。パリでのチェックインの際に座席番号をもらわなかったのだ。「2席、隣同士でできますか?」と余計なリクエストをしたからだと言い聞かせ、ラウンジに行かずにとにかく搭乗ゲートへ。すると・・・、ビジネスクラスのwaitingだというではありませんか。もう、血の気が引き、貧血状態。別に贅沢してビジネスに乗りたいというのではありません。でも、「エコノミーで、隣に大きな黒人の人が来ると大変ですよぉ!」と言われてたし、自分の目の前に、民族衣装を着て、つまり・・・共切れで作られた大きな帽子をかぶって、椅子にふんぞり返って座っているビッグサイズの女性をみているだけで、「帽子が隣の人に当らない?」と言いたくなる感じでして・・・。

Waitingリストに入れられた中でも、早めに大騒ぎしたせいか、結果的には無事にビジネスクラスへ。飛行機に乗る際にキャビンクルーに「隣に出来るかしら?」と頼むと、NO Problem!ってなぜか自信たっぷり。一緒に乗り込んできてくれて、すぐに隣の人に交渉。2・2・2の座席だから、通路側同士の交換は問題なくて、すんなりクリア!ああ、よかったぁ。しっかし、座席番号までしっかり持っていたのに、どういうこと?AF!!!!

定刻よりすこし遅れてパリを離陸。バタバタと乗り込んだせいもあり、3時間もすると気分が悪くなりかけ、しっかり酔い止めを飲む。(効き目抜群!) 飛行機でも車でも、最近は乗り物酔いする人って、めっきり見ないなぁ。子どもの時ほどは酔わなくなったけど、やっぱり長距離のフライトとかでは気持ち悪くなる私。とはいえ、今回の3時間は短いかな。12時間フライトの場合、8時間ぐらいしたら薬を飲むようにしてるんだけどね。

さて、薬で気分を良くしてレゴスへ到着。空港の人(=つまり黒人)や臭い(う・・・ん、体臭のこと)を聞いていたので、かなり構えて飛行機を降りる。でも・・・、あらあら、ずいぶん綺麗な、そして立派な空港ではありませんか!歩く歩道まであるし。(マニラのJALが到着する空港と比べると、規模も大きいし綺麗!)

しかし、かなり歩かされ、やっと入国審査の場所に。正直、ここは統制がとれていないというか、ゴチャゴチャ。運良く端の列だったので、入国審査のカウンターの手前で書類のチェックを受けられたけど、隣の列の人は、カウンター前のデスクでチェックを受け、結局は他の列に並びなおし。さすがに一番後ろに並びなおす人はいなかったけど、こういうとき、小心者の?日本人は横入りができないんだよね。

で、書類のチェックを受け、カウンターの前までたどり着いても、あら?左の人にパスポートを渡して、右の人の前に並びなおす?一人前の西洋人も、「なんじゃこらっ!」と口をまげてイライラしているけど、仕方ない。時間がかかる割には、すでにビザとか取ってきているわけだし、質問されることも無く入国!(ふぅ、初めての土地は疲れる)

そこからが、世界一悪名高きエリア!と思いきや・・・、今はほとんどの人がエージェントだか空港の職員だかと契約してて、(それなりのお金が動くようだけど)、入国審査を出た瞬間に、「Mr/Ms○○?」と声をかけられる。そしてスーツケースをピックしてくれて空港の建物を出るという次第。だから・・・、そりゃ、バックパッカーとかが荷物を開けられて法外な金額を要求されるのもわかるなぁ。(っていうか、金額的には、どっちが安上がりなんだか・・・)

アジアにいるとあまり感じないが、ヨーロッパに出たとたん、黒人を目にする機会が(当たり前だが)増えること。ただ、今回はパリで2泊してからのレゴスだったので、「ああ、黒人の人ばかりだ!」なんていう第一印象はないし、空港も思ったより立派。だから「アフリカに来てしまった!」というようなマイナスの印象派ない。空港内でいえば、「ああ、西洋人が結構多いんだなぁ」という印象。

空港から家までの道のりも、ついついマニラと比べてしまうが、舗装された立派な道が続くし、路上の人の感じも、貧しさという意味では似たものを感じた。しかし、大柄の運転手にセキュリティーガード(現役ポリスで拳銃を常備しているそうだが)付きの車での移動。やっぱり治安は悪いんだなぁ。

家に着くと、使用人さんが出迎えてくれた。もちろん黒人、それも男性だ。ここではメイドにあたるサーバンドだかスチアートは男性なのだ。(女性もいなくはないらしいが、大概、雇い主の奥さんとけんかしてしまうとか・・・)。家の中に他人がいるというのは、かなりのストレスだが、それも男性となると・・・。先が思いやられるが、大人しそうな小柄な人なので、一安心。調理も一人でこなすので、到着した初日から、使用人が調理した食事を食べた。人生初経験だ。(マニラでは1回もメイドの作ったものを口にしていなかったので)

ここまでは、よかった。体調も悪くないし、食事もちゃんといただけたし。が、そうそう何でもスムーズには進まない。寝室のエアコンの水漏れが発覚。パリバケツを置いたので、一晩中ポタポタ。

さらに、夜中の1時、2時だというのに、外の工事が継続。家の前の敷地で工事をしていたのは夕方見たが、もしやこの先毎晩か?と思ったら、頭がおかしくなりそうだった。

そして、いつでもそうだが、枕が・・・というか、枕はマイマクラなので、問題ないのだが、マットレスが変わると寝られない!そう、この3重苦で頭はぼ~~~っとするし、息苦しい感じ。最後の最後でベソをかいた初日となった。