シラヒゲソウ
ニシキギ科 落葉性多年草
原産地(日本、中国、インドなど)
草丈/樹高 15~30cmほど
開花期 8~9月ごろ
シラヒゲソウの群落が見られる 筈
和名は、白色の花弁の縁が糸状に切れ込んでいる様子を髭に見立てたことに由来する
会 員 各 位
令和7年9月吉日
春日井自然友の会
会長 長繩 秀孝
自然観察会のお知らせ
秋暑の候、皆様にはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
このたび、土岐「陶史の森」の東海丘陵要素植物ならびに大正村「明智の森」の[シラヒゲソウ]と、岩村町の「重要伝統的建造物群保存地区」を訪ねる観察会を企画いたしました。
当地は道が細いため、マイクロバスでの運行となり、乗車人数に限りがあります。
参加ご希望の方は、早めにお申し込みください。
記
(1) 日時:令和 7年9月21日(日)
(2) 行程:
市役所 8:00===春日井==(19号)==土岐(河合中野交差点)==浅野==—肥田==陶史の森第2駐車場・・・陶史の森散策路(散策) 「ネイチャーセンター・・雲五川沿いに周遊・自然観察」・・・第2駐車場===道の駅「おばあちゃん市・山岡」~ ===明智の森駐車場・・明智の森(散策) 「駐車場・・シラヒゲソウ自生地・・高原の展望台・・ ・・市町村の森・・野鳥の森展望台・・駐車場」===岩村第一駐車場・・・・岩村「重要伝統的建造物群保存地区」(散策・休憩)・・第一駐車場===恵那 IC—内津峠PA(休)==春日井IC(17:30)
(3) 出発時間:
春日井市役所前 8時00分
八幡社駐車場東3分 8時15分
(4) 参加費: 5,000円
(封筒に氏名・金額を記入。また八幡社駐車場利用者は+200円も記載願います)
(5) 募集人員:27名(マイクロバスの為、補助席を使用します)
(6) 申込期限:9月18日(木曜日)迄【受付は先着順とさせて頂きます】
(7) 昼食の件:
今回の行程では、トイレとの兼ね合いもあり、昼食は少し早めとなりますが、道の駅「おばあちゃん市・山岡」でとることにいたしました。
施設内のレストランには定食1,100円~700円の食事や、お土産売り場には、450円~930円程度のお弁当も販売されており、テラスやベンチでお召し上がりいただけます。また、ご持参のお弁当も召し上がれるベンチもわずかですがあります。
【資料】
〇陶史の森の植物
ヒトツバタゴ・コハウチワカエデ・ハナノキ・ナツハゼ・コバノミツバツツジ・ツクバネウツギ・ズミ・シデコブシ・バイカツツジ・マルバノキ・ガマズミ・ヤマツツジ・クロミノニシゴリ・クロモジ・コシアブラ・コアジサイ・ノリウツギ・サワギキョウ・オミナエシ・トウカイコモウセンゴケ・ゲンノショウコ・センブリ・ツルリンドウ・ナガバミズギボウシ・ヒヨドリバナ・タヌキモ・シラタマホシクサ・ツリガネニンジン・キセルアザミ・タムラソウ・サワシロギク・ミミカキグサ・スイラン・シラヒゲソウ・ホザキノミミカキグサ・ミズギク・サギソウ・ジュンサイなど
〇東海丘陵要素(周伊勢湾要素)の植物
陶史の森には新第三紀の地層が広く分布しています。この地層は土岐砂礫層と呼ばれ、1200万年前から150万年前の間に比較的ゆっくりと時間をかけて堆積した地層といわれています。また、土岐砂礫層は、古東海湖と呼ばれる湖へ流入する河川によって形成されたといわれ、これと同時期に形成された地層が伊勢湾周辺に広く分布しており、この一帯に分布する特徴ある植物群を東海丘陵要素(周伊勢湾要素)の植物と呼んでいます。東海丘陵要素の植物には、シデコブシ・ハナノキ・ヒトツバタゴ・マメナシ・シラタマホシクサ・トウカイコモウセンゴケ・ウンヌケ・ミカワバイケイソウなどがあります。
〇明智の森の植物
フモトミズナラ・ヒトツバタゴ・コバノミツバツツジ・ナナカマド・タムシバ・ノリウツギ・ヤマツツジ・ナツツバキ・ベニドウダン・タカノツメ・リョウブ・コシアブラ・コアジサイ・ムラサキシキブ・サワフタギ・ホツツジ・シモツケ・ササユリ・チゴユリ・ツルリンドウ・シラヒゲソウ・ヒヨドリバナ・サワギキョウ・クルマバハグマ・サワギク・カザグルマ・オオバギボウシ・イワショウブ・イチヤクソウ・オオハンゴンソウ・ワレモコウ・ミヤマママコナ・ウメバチソウ・ツリガネニンジン・キンビズヒキ・シライトソウ・カキノハグサ・ホウチャクソウ・チダケサシ・カワラナデシコ・ヒメシャガ・ハルリンドウ・カキランなどが四季折々に見られる。
〇大正村明智の森
明智の森は、明智町にある日本大正村の一部の施設であり、展望台からは大正村全体を眺めることが出来ます。大正池を中心にしてキャンプやマレットゴルフなどが楽しめる観光スポットですが、自然豊かな環境にあり、園内には多くの自然観察路が設定されていて、様々な植物が観察できます。