しかし、Qtractorはただの開始点以上のものです:そのシンプルさはその最大の強みです。ArdourとRosegardenはより多くの機能を提供するかもしれませんが、Qtractorは習うのにずっと少ない時間で済みます。最初の学習曲線を越えるとあなたはほとんどすべてのオーディオあるいはMIDIのプロジェクトをQtractorで完成させることができます。そのインタフェースは以下を提供します。クリップに対するシンプルで、直感的なポイントアンドクリック相互作用。 JACK接続の統合された制御。外部デバイスとMIDI対応のソフトウエアとのMIDIコントロール統合。LADSPA, DSSI, ネイティブVSTi、そしてLV2プラグインのサポート。開発スピードがとても速いので、Qtractorは毎分ごとに、より安定し、使いやすくなっていきます。シンプルなインタフェースはあなたがご自分の創造的欲求に従って音楽作成にフォーカスするのを助けます。
初心者も進んだユーザも、Qtractorが自分のためにいかに働くかを見て、同じように楽しむことができるでしょう。
Qtractorは使いやすく、そのユーザインタフェースは他のDAWに似ています。もしあなたが以前にDAWを使ったことがなければ、sect-Musicians_Guide-DAW_User_Interfaceを読むことをお勧めします。
QtractorはJACK Audio Connection Kitを使います。Qtractorをインストールする前にJACKをインストール下さい。JACKをインストールする手順はsect-Musicians_Guide-Install_and_Configure_JACKを参照下さい。
Qtractorを使うには、オーディオインタフェースが必要です。Qtractorでオーディオを録音するには、オーディオインタフェースに接続されたマイクが少なくても1つ必要です。FluidSynthや SuperColliderのような、JACK対応プログラムからのオーディオ信号を録音するには、マイクは必要ありません。
QtractorをMIDIシーケンサーとして使うためにはMIDIシンセサイザーが必要です。Qtractorとともに、ハードウエアおよびソフトウエアのシンセサイザーを使うことができます。FluidSynthソフトウエアMIDIシンセサイザーを使うことをお勧めします。FluidSynthについては、chap-Musicians_Guide-FluidSynthを参照下さい。
Qtractorは、Fedoraソフトウエアリポジトリからは入手できません。Qtractorは、'Planet CCRMA at Home'と'RPM Fusion'リポジトリから入手できます。もしあなたがこれらのリポジトリの1つを既に有効にしているならば、そのリポジトリからQtractorをインストールできます。もしこれらのリポジトリを有効にしていないなら、Qtractorを'Planet CCRMA at Home'リポジトリからインストールすることをお勧めします。'Planet CCRMA at Home'リポジトリを有効にする手順は、sect-Musicians_Guide-CCRMA_Installing_Repositoryを参照下さい。'Planet CCRMA at Home'リポジトリには、たくさんの種類の音楽とオーディオアプリケーションがあります。
'RPM Fusion'あるいは 'Planet CCRMA at Home'リポジトリを有効にした後、PackageKitあるいはKPackageKitを使って、'qtractor'パッケージをインストールします.その他の必要なソフトウエアは自動的にインストールされます。
Qtractorは、追加の設定なしに、それだけで動作するはずです。あなたがたぶん知りたいであろう設定に関するオプションを、以下に述べます。'View > Options'をクリックして'Options'ウインドウを開いて下さい。
'Capture/Export'設定は、Qtractorが録音、あるいはエクスポートするときにオーディオクリップを格納するのに使う形式を選択することができます。'WAV Microsoft'は、標準の'.wav'ファイル、'AIFF Apple-SGI'は標準の'.aiff'ファイル、あるいはお勧めの'FLAC Lossless Audio Codec'形式などのファイルタイプを選ぶことができます。FLACは、オーディオ信号とメタデータを格納するための、オープンソースの、損失のない、圧縮形式です。詳しくは、FLAC Websitehttp://flac.sourceforge.net/を参照下さい。他にも、損失のある圧縮形式の品質設定や、すべての損失のない形式で使われるサンプル形式を選択することができます。もしどのサンプル形式を選べばよいかわからないときは、'Signed 16-Bit'が、ほとんどのユーザにとってよい選択であり、CD品質のオーディオを提供します.ほとんどの、特別仕様でないハードウエアは、より高いサンプル形式を十分に活用する能力がありません。サンプル形式について詳しくは、sect-Musicians_Guide-Sample_Rate_and_Sample_Formatを参照下さい。
'Transport mode'の設定は、トランスポートの振る舞いを調整します.
None : Qtractorのトランスポートは独立して動作します.
Slave : Qtractorのトランスポートは、 JACKのトランスポートが送る命令を受け付けます。それは、QjackCtlや、他のアプリケーションから制御できます。
Master : Qtractorのトランスポートは、 JACKのトランスポートに命令を送ります。それは、QjackCtlで見たり、他のアプリケーションから使用できます。
Full : 'Master'と'Slave'モードを同時に行うのと同じです。Qtractorのトランスポートは、命令を送信、受信します.
もしあなたがQtractorを単独で使っている場合、あるいは、どれを選べばよいかわからない場合は、'None'がよいでしょう。この設定は、後であなたが複数のアプリケーションでトランスポートをリンクすることにしたときに、いつでも変更できます。
'Metronome'セクションでは、標準のMIDIベースのメトロノームの代わりに、(短い)オーディオファイルをメトロノームの音として使うことができます。お望みなら、'beat'と'bar'に同じファイルを指定できます。'Dedicated audio metronome outputs'オプションは、オーディオメトロノームの信号を、JACKの独立した出力に送ります.これはArdourのデフォルトの振る舞いです。
'File format'で、MIDIクリップが格納される形式を選ぶことができます。あなたは、外部のアプリケーションにより必要とされない限り、これを変更する必要はありません。ファイルタイプについては、http://en.wikipedia.org/wiki/Musical_Instrument_Digital_Interface#Standard_MIDI_.28.mid_or_.smf.29のMusical Instrument Digital Interface: Standard MIDI (.mid or .smf) (Wikipedia)を参照下さい。
'MMC'は'MIDI Machine Control'の略で、複数のMIDI接続されたデバイスが相互作用し、互いを制御することができるようにします。'Transport mode'を'None'以外にすると、MMCメッセージで制御されるようになります。
None :Qtractoは入力MMCメッセージを無視し、MMCメッセージを出力しません.
Input :Qtractoは入力MMCメッセージに従いますが、、MMCメッセージを出力しません.
Output:Qtractoは入力MMCメッセージを無視しますが、MMCメッセージを出力します。
Duplex :Qtractoは入力MMCメッセージに従い、MMCメッセージを出力します。
Qtractorが相互作用する特定のMIDIデバイス番号を指定することもできます。そうすると、他のデバイスからのMMCメッセージを無視し、他のデバイスにはMMCメッセージを送りません。'Dedicated MIDI control input/output'を有効にすると、QtractorがMMCメッセージ専用に使うMIDI入力と出力をJACKに提供します.このオプションが有効だと、Qtractorは他の入力あるいは出力からMMCメッセージを送受信しなくなります.'SPP'は'Song Position Pointer'の略で、MIDI接続されたアプリケーションがセッションの現在位置、(他の言葉で言うと、トランスポートがどこにいるか)を保持するのを助けます。これはたぶん、'MMC'と同じ設定にするべきです。これらのどの設定を使うかわからなければ、'MMC'を'None'にするのがよいでしょう。これは、後であなたがアプリケーションをMMCでリンクすることにしたときにいつでも変更することができます。
デフォルトのメトロノームの音は'MIDI Metronome'で提供され、その設定をここで変えることができます。特に、'Dedicated MIDI metronome output'をチェックして、メトロノームの信号を分けるのが良いかもしれません。
もし'FluidSynth'をQSynthとともにお使いならば、Qtractorに、お使いのサウンドフォントについて教えないといけません。これをすると、Qtractorはあなたが楽器 ('パッチ')を選ぶ手伝いをします。
'View > Instruments'をクリックします。
'Instruments'ウインドウで'Import'をクリックします.
/usr/share/soundfontsへ行きます。
あなたが使いたいサウンドフォントを選択します.デフォルトはFluidR3 GMサウンドフォントですが、あなたは同時に使う複数のサウンドフォントを選ぶことができます。
'Instruments'ウインドウを閉じて、Qtractorのメインウインドウに戻ります。
'チュートリアル'セクションは例を示してあなたにQtractorの使い方を教えます。このセクションは、あなたがチュートリアルを完成する間のレファレンスとなるよう、または後であなたの記憶の助けとなる用に作られています。
トランスポートに加えて、Qtractorは他に2つのプレースマーカを提供します.それは青色をしています。以下は、青いプレースマーカでできることです:
* レンジをマークする:
左端のマーカを置きたいところにカーソルを移動下さい。
左クリックして保持下さい。
右端のマーカを置きたいところまでカーソルをドラッグ下さい。
マウスボタンを離します。
青いマーカが、特定のレンジをマークしているはずです。
* 1つの特定の場所をマークする:
マークしたいところにカーソルを移動します。
そこで左クリックして保持します。
カーソルを少し右にドラッグします。
青いマーカが現れるはずです。
それらを分離しておく代わりに、2つめの青いマーカを最初のものの上に移動します。
マウスボタンを離します。
矢印は1つになるはずです。
* マーカの1つを移動する:
トラックペインの一番上にあるルーラーのところにあるマーカーの三角形のトップの上にカーソルを置きます。
カーソルの形が、両方に矢印のある水平な線に変わるはずです。
左クリックして、マウスをドラッグします。
青いプレースマーカはマウスについてくるはずです。もしそうならないときはもう一度やってみて下さい。プレースマーカを選択するのは難しいときがあります。
QtractorのMIDIクリップのためのマトリックスエディタは、たくさんの便利なツールを提供し、それらはマトリックスエディタウインドウの'Tools'メニューから使えます。これらのツールは、ツールのウインドウが開く前にマトリックスエディタウインドウにおいて選択されていたMIDI音符だけを操作します。メニューからどのツールを選んでも、ウインドウが開いたときに同じオプションが使えます。一度に複数のツールを使うことができます。
ご注意:ツールの名前はまぎらわしいです。
以下が、それぞれのツールが何をするかの説明です:
Quantize: このツールは、MIDI音符がどこで開始できるか、どれだけの長さ、続くかを調整します。拍子の分割でマークされます。
Time: デフォルト設定の'Beat/4'は、音符が16分音符の境界でだけ、開始するようにします。もし音符がどこか他のところから始まるならば、それは近くの16分音符の境界まで移動されます。例えば、ある小節の最初の32分音符のところから始まる音符は、代わりに最初の拍子に移動されます。
Duration:デフォルト設定の'Beat/2'は音符が8分音符の倍数でだけ、続くようにします.もし音符が8分音符の倍数より長かったり短かったりすると、それは8分音符の倍数の最も近い長さに調整されます。例えば、16分音符は8分音符に変更されます。
Swing: これはリズムの'swing'エフェクトを調整します。あなたは自分に合う設定を見つけるために実験をする必要があります。
4分音符が拍子を得るときの一般的な設定を、単純に表したもの:
Beat :4分音符の長さ
Beat/2 : 8分音符の長さ
Beat/3 : 8分音符3連符の長さ
Beat/4 :16分音符の長さ
Beat/6 :16分音符6連符の長さ
Beat/8 :32分音符の長さ
Transpose:このツールは選択されたMIDI音符のピッチ(垂直軸)あるいは時間(水平軸)を調整します。
Pitch:音符をこれだけの音程、移調します。正の値は高い音程に、負の値は低い音程にします。
Time:MIDI音符の開始時間を、長さや音程を変えることなく、調整します。これは、'BBT' (つまり'Bars, Beats, and Ticks'それぞれは、小数点で区切られます)で表すのが最も便利ですが、時間やフレームを単位に表すこともできます。
Normalize: これは、選択されたMIDI音符のラウドネス、'ベロシティ'と呼ばれます、を調整します。このツールを使うには3つの方法があります。'MIDI Tools'ウインドウで指定された値は可能な最大ベロシティとして使われます。他のすべてのベロシティ値は適当に調整されます。
'Percent'だけを調整する:これは、ベロシティを最大ベロシティのパーセントで指定します。
'Value'だけを調整する:これは、特定の値をベロシティに設定します。可能な値は0から127です。
'Percent'と'Value'の両方を調整する:これは指定された値のパーセントを設定します。例えば、'50%'と'32'を設定すると、結果のベロシティは'16'であり、これは32の50%です。
Randomize: このツールは選択されたパラメータを擬似ランダムな値に調整します。値は2つの理由から擬似ランダムであるに過ぎません:コンピュータは真のランダム値を生成することはできません。人にとってランダムに見える値だけが可能です。パーセンテージ値で、結果がどの程度広く変化するかを指定できます。低いパーセント設定は、高いパーセント設定のときと比べて、より、もとのMIDI音符に近くなります。以下のパラメータがランダムにできます:
Note, つまり、音程
Time, つまり、音の開始時刻
Duration, つまり、長さ
Value, つまり、ラウドネス(ベロシティ)
Resize: このツールでは、あるMIDI音符の長さあるいは大きさを直接指定することができます。'Value'フィールドを設定すると、すべての選択された音符のベロシティ(ラウドネス)をその値にします。有効な設定は0(最も静か)から127(最も大きい)です。'Duration'フィールドを設定すると、すべての選択された音符のデュレーション(長さ)をその値にします。長さは'BBT' (つまり'Bars, Beats, and Ticks' それぞれは小数点で区切られます。)で表すのが最も便利ですが、時間やフレームを単位として表すこともできます。
QtractorとQjackCtlは同じ開発者によってプログラムされ、メンテナンスされています。このため、QtractorはJACKの接続を変更するためにQjackCtlのようなインタフェースを提供します。さらに、Qtractorはすべての接続をすべてのQtractorファイルに記録するので、QjackCtlの'patch bay'機能(それは同じことをします。)を使う必要はありません。しかし、JACKの設定を変えるには、QjackCtlを使う必要があります。
QtractorでJACK接続ウインドウを見るには、F8キーを押すか、'View > Connections'をクリックします。F8をもう一度押すと、ウインドウは隠れます。Qtractorの'MIDI'タブはQjackCtlの'ALSA'タブのデバイスを表示します。
Qtractorは、JACKが既に実行中でないときは、それを開始します。
Qtractorはセッションのオーディオクリップのすべてを1つのオーディオファイルにエクスポートすることができます。しかし、そのオーディオファイルにMIDIクリップを直接エクスポートすることはできません。これは、QtractorはMIDI信号からオーディオを合成するのでなく、外部のMIDIシンセサイザーでこれを行うためです。ありがたいことに、この制限を越え、オーディオとMIDIを同じオーディオファイルにエクスポートする比較的簡単な方法があります:Qtractorを使って、MIDIシンセサイザーが生成するオーディオ信号を録音するのです。この手順は、あなたがオーディオ信号をJACKに出力するMIDIシンセサイザー(FluidSynthのように)を使っているときしかうまくいきません。
Qtractorで'Track > Add Track'をクリックして、新しいオーディオトラックを作ります。
あなたのMIDIシンセサイザーが、正しくセットアップされていて、通常の方式で(スピーカーを通して)出力を生成することを確認下さい。
Qtractorの'Connections'ウインドウを使って(キーボードでF8を押します)あなたのMIDIシンセサイザーの出力が新しく作られたオーディオトラックの入力にルーティングされていることを確認下さい。
Qtractorのトランスポートをセッションの最初に移動します。
新しく作成されたオーディオトラックだけが、録音の準備をされていることを確認下さい。
Qtractorのトランスポートを録音準備します。
トランスポートで'Play'を押してセッションが最後まで再生するのを待ちます。
セッションの最後に行ったら、トランスポートを止めます。Qtractorは自動的にはトランスポートを止めません。
'Track > Export Tracks > Audio'をクリックして、いつもの通り、ファイルをエクスポートします.
MIDI信号のオーディオバージョンが録音され、あなたがセッションをエクスポートしたら、新しいオーディオトラックは削除しても構いません。
Qtractorのトラックペインあるいはマトリックスエディタで水平方向にスクロールしたい時は、マウスのスクロールホイールを動かす間、コントロール(Ctrl)キーを押したままにして下さい。
Qtractorファイルは、空のフォルダにセーブされなくてはいけません。Ardour, Audacity, そして Rosegardenとは異なり、Qtractorは自動的にサブフォルダを作ることなく、セッションのクリップのすべてを、Qtractorファイル自身と同じフォルダに格納しようとします.
Qtractorのトランスポートをセッションの特定の点に移動するには、マウスでその点をクリックする時に、シフトを押したままにします.
'Transport > Follow Playhead'をクリックすることで、トラックペインがトランスポートが移動するに連れて自動的にスクロールするかどうかを選択できます。
MIDIトラックを作成するとき、'omni'チェックボックスを使うと、トラックがどのMIDIチャネルからの入力にも反応するようにできます。チェックボックスが選択されていないときはトラックはそれがアサインされたMIDIチャネルの信号だけに反応します.
マトリックスエディタウインドウで、あなたは音符の'ベロシティ'(ラウドネス)を、'Resize'MIDIツール(
あなたがQtractorのマトリックスエディタを使うのが難しいと感じる一方、LilyPondでの作業が簡単だと思うならば、これをあなたの強みにしましょう。LilyPondは、あなたの楽譜のMIDI形式の表示を出力することができます。それには、'score'セクションに'midi'セクションを加えます。それは、こんなふうに見えるでしょう:
\score { ... \midi { } }
LilyPondのMIDI出力は、Qtractorで'Track > Import Tracks > MIDI'をクリックすればインポートできます。
これは、Qtractorの最初のユーザが最初のプロジェクトとしてやってみるかもしれないことのデモンストレーションです。以下の一連の手順は意思決定と、学ぶことのできるいろいろな機能をデモンストレーションします。これは、創作の汎用的な方式を示すつもりはなく、むしろ、私が以下で述べるインスピレーションによって新しい作曲をしたときの特別の仕方を示すものです。
このデモンストレーションの目的は、オーディオとMIDIトラックを一緒にするという、Qtractorの独特の強みを明らかにすることです。私は、私のお気に入りの作品の一部分から始めようと思います。そして、MIDIベースのそれの分身ともいえる曲を作曲します。作品は、以下の'Requirements'のところにリストしてあります。
この楽章は'主題と変奏曲'の楽章なので、それは主題から始まります。そして、その主題の変奏された版が続きます。主題は2つの部分からなり、それぞれが1度、繰り返されます。ベートーベンは彼の時代において典型的ないくつかの作曲技法を使って、一貫して似ていて、しかも一貫して新しい楽章を作り上げました。
私たちはもはやベートーヴェンの時代の美学的規則には縛られません。私たちはさらにQtractorでとても異なるスタイルの記譜法を使っています。マトリックスエディタは、標準の西洋音楽の記譜法にも似ていません。
この作品のもうひとつの面白い側面は、あなたが私が使ったのと同じオーディオ録音にアクセスしない限り、あなたは作品を私が経験するとおりには経験できないということです。MIDIだけを演奏するのは、私の予想通り、全く異なる経験をもたらします。このいわば、'ミックスとマッチ'で音楽を聴くアプローチは、あなたが思うより一般的かもしれませんが、このようにアクティブに行われるのはまれでしょう。一般的に、音楽を聴く上での'余分の音'は交通や、暖炉や電子レンジのような機械、あるいはコンサートホールあるいは公会堂にあなたと一緒にいる人からおきるものです。私のオーディオファイルが、合法的に再配布できないという事実は、作品を聴くそれぞれの人にとって、意図された創造的決定を加えるように私に強いることとなりました。訳注:著者はゼルキンのCDと一緒に演奏されるべく、作曲をしたが、それ以外の音源を使う人には、違って聞こえるだろう、ということ。
ベートーヴェンのピアノソナタ23番、'熱情'の第2楽章の録音。以下のいずれか:
http://www.mutopiaproject.org/cgibin/make-table.cgi?searchingfor=appassionataのMutopia(MIDI シンセサイザー録音で、LilyPond楽譜つき)
http://www.musopen.com/music.php?type=piece&id=309のMusOpen(ライブ録音)
私が使った、'Sony'レーベルから入手可能な、ルドルフゼルキンの演奏。
あなたはchap-Musicians_Guide-FluidSynthで述べられているFluidSynthを使う必要があります。
QjackCtlを開いて、JACKを開始します。
Qsynthを開いて、デフォルトのFluidR3サウンドフォントを使って1つのインスタンスを構成します。
Qtractorを開きます。
MIDIトラックがデフォルトのFluidR3サウンドフォントを使う用に構成します。
QjackCtlに移って、接続が正しいことを確認します:
QtractorのMIDI out('ALSA'ページにある)は、QsynthのMIDI inにつながっている。
Qsynthのaudio outはsystem in(スピーカー)につながっている。
Qtractorのaudio outはsystem in(スピーカー)につながっている。
他の接続は不要です。
新しいオーディオトラックを作ってください。
オーディオトラックを右クリックして、'Clip'そして、'Import'を選択します。
インポートしたいオーディオファイルを位置づけます。(今の場合、私はベートーヴェン作品番号57ピアノソナタ'熱情'の第2楽章の録音をインポートしました。)
クリップがトラックの最初から始まらないときは、クリックアンドドラッグして最初に持って行きます。
トランスポートの他に、Qtractorには2つの青いプレースマーカがあり、それらはときには1つに合わさることもあります。青いプレースマーカの振る舞いを知るもっとも良い方法は、使ってみることです。それらは、ワークエリア('メインスクリーン')において範囲をマークするためのものです。
標準の速度を1分に120拍、4/4拍子とします。
最初から始めて、最初のフォーマルな楽節の終わりまで聴きます。私はそれを、12小節の4つめの拍子と决めました。(ルーラーで見てください。)
青い矢印でその点をマークします。
セッションの最初を左クリックして、フォーマルエリアの最初をマークします。もしトランスポートが最初にあるならば、青いプレースマーカは隠れてしまいます。
'Edit > Clip > New'をクリックして、新しいクリップを作ります。
クリップエディタが現れます
私は、なにかシンプルなものがほしいと思います。この楽章の主題である最初のシンプルな響きのコラールに見合うような。しばらくの音、そしてしばらくの休止以上にシンプルなものはあるでしょうか?
MIDIマトリックスエディタウインドウで、'Edit mode'ツールをクリックします。それは他に何もマーキングのない鉛筆に見えます。
3つの拍子ごとに音を入れることにします。(1つの拍子は1つの垂直線でマークされます。)拍子では16分音符だけ続きます。
音符を置くところを鉛筆でクリックします。箱が現れます。箱を右にドラッグすると、音は長く続くことになります。
私はすべての音符を同じ音程に置きましたが、あなたがそれらを同じ音程に置くかどうかはどうでもよいです。後で、変えるからです。
音符を入力するときに、間違いをしました。このため、3拍離れるはずが2拍しか離れていないところが1箇所あります。これは私にはどうでもよいですが、あなたにはそうでないかもしれません。
あなたがあらかじめ選択しておいたリージョン(青いマーカの間)をすべてうめるまで、音符を入力してください。Qtractorはその点を超えて続けることを許すので、あなたは自分でマーカに気をつけないといけません。
横にスクロールするには、シフトあるいはコントロールを押したままマウスのスクロールホイールを使ってください。
あなたが追加したセグメントの終わりのちょうど前までトランスポートを動かします。シフト、クリックを使います。
最後まで聴いて、あなたのセグメントが最初のフォーマルエリアの終端と同じか、あるいはその前で終わるのを確認してください。
マトリックスエディタウインドウを閉じます。
あなたが入力したMIDIセグメントを見るために、メインウインドウを使います。垂直の線は小節の線で、暗い色の四角は音符を表します。
もしMIDIセグメントがあなたが入力した最後の音符より長いようなら、終端をクリックアンドドラッグして、はみ出すところがあまり多くないようにしてください。もしうっかり短くしすぎて音符を削除してしまったならば、そのセグメントを単にドラッグして元に戻します。音符はそのまま、あるはずです。
MIDIセグメントをダブルクリックして、マトリックスエディタに戻ります。
今までに入力した音符を全部選択します:
Control-aを押す
クリックおよびドラッグして選択、あるいは
'Edit > Select > Select All'をクリックください。
音程をランダムにする:
'Tools > Randomize'をクリックします。
'Randomize'がチェックされているのを確認します。
'Note'がチェックされているのを確認します。(これは、'音程'を意味します。)
パーセントを選択します。
'OK'をクリックして、適用します。
ランダムにするパーセントについては、実験が必要です。ランダム化が大きいと繰り返しが少なくなりますが、それは音程がより狭い範囲に分散することを意味します。
ランダム化をやり直すには、'Edit > Undo Randomization'をクリックして、次に'Randomize'ツールをもう一度使ってください。
ほとんどの音程に起きた変化に満足したら、音符のいくつかを単独であるいは一緒に、選択して移動することができます。グループで音程を変えるには動かしたいものを選択して、(クリックアンドドラッグして選択するか、あるいはコントロール、クリックして選択するか)それらを動かしたいところにコントロール、ドラッグします。
さて、音符のボリュームを調整しなければいけません。これには2つのやり方があります:
すべての音符を選択して、'Resize MIDI'ツールを使い、'Value'プロパティを調整する。
全部の音符を選択して、次にマトリックスエディタウインドウの値エディタの部分を使うことができます。これは、マトリックスエディタウインドウの、一番下にあり、ここで示される各音符の高さは、それが演奏されるときのボリュームに相当します。一度にすべての音符を変更するには、それらをコントロール、ドラッグして、望みの高さに調整します。このとき、水平位置を変えないように注意してください。それは、音符が鳴る時刻を変えてしまいます。
だいたい'32'のボリュームをお勧めしますが、これはあなたのお好み次第です。さらに、私はいくつかの音符のボリュームを、オーディオファイルが大きい時は同じように大きくしました。
音程とボリュームに満足したら、トランスポートを最初から開始して、あなたが今作成したセグメントの全体を聴いてみます。この楽節をもう一度変更してもよいですし、次のステップに進んでもよいです。
この作品の冒頭は、(このQtractorセッションでは)13小節のセグメントから始まり、それはすぐに繰り返されます。あなたが私のように13小節の主題を作ることにしたのならばベートーヴェンの繰り返しに対応する2つめのMIDIセグメントを作るか、あるいは私のように、あなたの主題を繰り返すためにコピーアンドペーストをしてください。
あなたの主題を正確に繰り返す:
最初のMIDIセグメントをクリックして選択し、'Edit > Copy'を選択するか、Control-cによってコピーします。
'Edit > Paste'をクリックするか、Control-vによりペーストします。
カーソルはクリップボードのアイコンの形に変わり、その右に四角が現れます。四角はペーストされるクリップを示します。しかし、まず、それを置くところを選択しないといけません。
カーソルを動かして、四角が最初のMIDIクリップの直後(右端のエッジ)に現れるようにします。
メインウインドウをスクロールするのにスクロールバー矢印を使うことができますが、それは、カーソルが変化しているので難しいかもしれません。
メインウインドウをスクロールするにはコントロールを押してマウスのスクロールホイールを使ってもよいです。
注意深くマウスカーソルをメインのものの端に動かすことによってもスクロールすることができます。
四角を正確に最終位置に置く必要はありません。その近くでよいです。
四角を置きたい位置に置いたら、左クリックします。
トランスポートを動かして、最初のクリップの終端から2つめのクリップの開始への移行が聞けるようにします。トランスポートコントロールでPlayを押して聞いてみて、終わったら止めます。
2つめのクリップの位置を調整する必要があるときは、クリックアンドドラッグして正しい位置に移動します。クリップを正しく置いたことを確認するために、もう一度聞いてみます。
説明しにくいのですが、この部分は、最初の部分にとても似ているものの、ずっと和音にフォーカスしているように私には思えます。私はこれを、最初の部分と同じ生成的なアイデアを用いながら、1つでなく2つの同時の音程を使うことで表現しようと思います。セグメントの最後に、今までより長く続く音の'ランダム化した'音程の短いかたまりを加えました。この和音的な出来事を加えるのに特別な理由はないのですが、そうするのが正しいという気がしたのです。
オーディオファイルの次の部分を聴きます。そして、使いたい次のフォーマルセクションをマークします。(私の場合、Qtractorの25小節から、38小節の2拍までです。)私の選んだ部分は、最初の部分と同じように繰り返されます。
あなたの選んだセグメントの最初と最後に青いマーカを置きます。
新しいMIDIクリップを作成します。
最後のセグメントと同じく、3拍の間をおいて音符を作成します。今回は、同時に2つの音符を加えるのに注意ください。それらは、垂直に並びます。後にランダム化されるので、どの音程に置くかはどうでもよいです。
すべての音符を選択して、'Randomize MIDI'ツールを使ってランダム化します。
音程がランダム化されるやり方により、それぞれの音符の対は以下のいずれかの状態になるでしょう:
それらは近すぎる、あるいは、特定の間隔にある関係のため、1つの音のように聞こえる。
それらは遠すぎる、あるいは、特定の間隔にある関係のため、2つの音のように聞こえる。
特定の間隔にある関係のため、2つの同じ大きさの音から作られる1つの和音のように聞こえる。
上にあげたどれかが美的に望ましくないなら、いくつかの音符を変更しましょう。
私は37小節全体で、ランダムにクリックすることで、最後の音のクラスターを作りました。偶然、音程はG, E, Cシャープ、Fシャープ、Gシャープ、そしてBの6つになりました。'Randomize MIDI'ツールを使ってもよかったのですが、そうしませんでした。
次に私は、それぞれの音符の右の終端を注意深くクリックアンドドラッグして、38小節の最初の拍で全部が同時に終わるようにしました。
終わったら、セグメントをコピーアンドペーストする必要があるかもしれません。
このセグメントを作成するのに必要なことはすべてご存知と思うので、芸術的な理由付けだけを説明します。
これはオーディオファイルの'第1変奏曲'に対応します。変奏は主題に基づくので、私の楽節の残りはすべて私の主題の楽節に、なにかしら基づいています。ここで私はまた、音楽からインスピレーションを得ました。主題と同じようにここでは(ほぼ)3拍ごとに音符があります。しかし私はそれを2拍を占めるように伸ばして、1つの音符の最後で次の音符が続けてすぐに鳴り出すようにしました。これは第1変奏曲でのベートーヴェンの技法と似ています。私は主題では無視しましたが、ベートーヴェンの主題には内側の楽節の間に小さな移調があります。私は自分の第1変奏曲ではそれを加えることにしました。(Qtractorの69小節を見てください。)
この楽節は、私たちが以前、'次のパートを作曲します'セクションで作成した部分に対応します。私は第1変奏曲のアイデアをその'次のパート'のアイデアと結合させることにしました。ご覧のように、その結果は、52から75小節によく似たものですが、'次のパート'のように、より同時の音程が含まれます。
この時点で私のMIDI伴奏は本当に独自のリズムと個性を持つようになってきました。それはベートーヴェンのアイデアを表現するオーディオファイルと競い合うものです。ベートーヴェンと比べるとMIDIパートのランダム化された音程は子供っぽくてつまらなく聞こえます。これは、リスナに、MIDIは'真のクラシック音楽'に比べて、単純につまらなくて子供っぽいというメッセージを送るかもしれません。そしてそれは全く正しい解釈です。
しかし、私が言いたかったのはこうです:ベートーヴェンはたくさんのピアノ曲を書き、その多くは今もなお人々に楽しまれています。誰も、ベートーヴェンの魔法を再び繰り返すことはできず、それを試みるのは愚かなことだと私は思います。だから私は自分の音楽をシリアスな響きをさせようとするのでなくて、愚かに聞こえるものにしたのです。また、ベートーヴェンのような作曲家からインスピレーションを得ることは自分たちで新しい芸術を創造するすばらしい方法だと感じます。なので私は、直接音楽からある種のヒント(多くはあいまいな様式上のことです)を得ようとする一方、それ以外のもの(音程はなにかしら組織化されているべきであるという考えなど)を無視するのです。
これは3拍の経過的パッセージで、オーディオトラックの空白を埋めるためにだけの理由で私が加えたものです。
この楽節を作曲する上で1つの新しい技法を使いました。マトリックスエディタの中でのコピーアンドペーストです。これは103小節の最初あたりに見ることができます。そこでは、同じ音程のクラスが高いオクターブと低いオクターブで同時に聞こえます。私は上の音域を先に作って、次にコピーしたい音符を選択しました。Control-cとControl-vでコピーを作りました。メインウインドウでクリップをコピーアンドペーストするときと同じように、カーソルのアイコンはクリップボートに変わり、ペーストされるもののアウトラインが示されるので、望みのところに位置づけることができます。ご覧になってわかるように、コピーは、どの音程レベルにも、小節のどの場所にもペーストできます。同じに保たれるのは、音符間の音程の差と、音符間のリズムです。
私はコピーアンドペースト技術をこのパッセージにある、3つの階段的に下降する音符の音型においても使いました。4つの組からなる最初の音符を作成して、それらをランダム化して、後から3つの下降する音符をコピーアンドペーストしました。このようにして、メロディの一部をランダム化して、残りをランダムにしないようにできました。
このパッセージで私は、'1音と続く3拍の休止'のアイデアを続けました。そして、オーディオファイルから2つのヒントを得てメロディを追加しました。最初のは、上声部の増大する表面のリズムで、それが'下降する3音'音型を生みます。2つめはそのメロディの下で和音は依然として進行しているという事実で、私は自分の上声部の下に2つめのランダム化された音符のセットを加えました。パッセージの終わりで私は、私が開始した潮流を継続し、最後のファンファーレで続いている音を回収するようにしました。
このパッセージは新しい技術を導入しません。セクションの最後で説明されるボリューム操作のトリックを使うだけです。
このパッセージはずっと忙しく聞こえることでしょう。私が主な音符の間の空白を3拍から2拍にしたためです。私はオクターブをほぼ4つの同じ大きさの範囲に区切りました。最も低いものは'主な音'がない拍で始まって1拍続くランダム化された音を持ちます。この点については、ベートーヴェンの音楽との対応はありません。
次に高い範囲はオーディオファイルのこの部分のメロディ、それは以前より少し低くなっています、をなぞるためのものです。最も上の範囲はこれにつながっています。ベートーヴェンがメロディの一部を他の部分よりずっと高く書いたためです。
2番目に高い範囲は、ピアノの上の方の音域の早く動く伴奏声部を反映します。
このパッセージのボリュームを整理するのは小さな挑戦でした。今までのパッセージと比べてとてもたくさんの音符があるからです。ありがたいことに、声部はマトリックスエディタで互いにほとんど分かれています。私はそれぞれの範囲を別々にクリックアンドドラッグで選択して、ボリュームを、'Resize MIDI'ツールと、マトリックスエディタウインドウの下部のボリューム調整スペースでコントロール、ドラッグすることで調整することができました。
このパッセージの最後の連続する音のファンファーレは、私の使った最も高い音域に、イ長調の調性を確立しようとするかすかな試みです。
この楽節で使われる新しい技術はありません。
主な音は2拍の間隔を維持してきました。そして、ただ2あるいは3の音域から始めました。最も低い音域はこの時点のオーディオファイルと同じように、最も高い音域のただの気まぐれな強化です。早く動いている中間ラインを作成するために、コピーアンドペーストを使いました。
楽節が進むにつれ、中間ラインは同時の追加を得ていきます。これは最後にはずっと冒険的になり、まずずっと高い音域へジャンプし、そして次の楽節でそれが占める位置、最低部の音域に下降していきます。
この楽節では新しい技術はありません。私はコピーアンドペースト、特に部分的なランダム化の、をたくさん使いました。ファンファーレの最初の音を加えて、ランダム化し、ファンファーレの残りの部分を適当な音程の場所にコピーアンドペーストします。
この時点で、私は基本的に、主題へのあらわな参照をすべてやめます。それは、ベートーヴェンの楽譜でも起きることです。もちろん、その影響はまだそこにあります。4拍ごとに、私の中間声部は同じ音程を繰り返し、次の4拍の間、保持します。さらに、私の上声部はベートーヴェンの上声部を形づくる、'単一の繰り返される音程'のアイデアを共用します。これら2つには、弱いリズムの上の類似性もあります。
最初のサブセクションの終わり近く、(164小節から166まで)私は、長い下降する12音音階を加えましたが、これはベートーヴェンの作品にあるずっと小さい下降する音階に触発されたものです。
次のサブセクションはアイデアの正確な繰り返しです。ただし、異なる音程、より小さい音程の範囲、そして少し異なるエンディングを持ちます。
この楽節で使われる新しい技術はありません。
作品のこの部分は、ベートーヴェンの楽譜をとても明らかになぞるように意図されています。私が遊んだただ1つのトリックは、ベートーヴェンの楽譜を見て、そこからいくつかの音符を組み入れたことです:212小節の和音は、オーディオファイルの210小節の和音で使われる同じ音程から合成されたものです。それは、'本物のピアノ対MIDIピアノ'の理由でとても異なって聞こえます。さらに、録音時のピアノの調律がMIDIピアノの調律と異なるためでもあります。また、213小節の2拍めの和音は、楽章の最初の和音であり、オーディオファイルに録音されているものに従ったものです。これを含める(それを'溶解させ'、次に再導入する。)ことで、ベートーヴェンのソナタをよくご存知のリスナの期待と戯れさせてもらったということです。
これは、Fedora 14 Musicians' Guide http://docs.fedoraproject.org/en-US/Fedora/14/html/Musicians_Guide/index.html の部分を私が訳したものです。Creative Commons Attribution–Share Alike 3.0 Unported license ("CC-BY-SA")にしたがって https://sites.google.com/site/kandamotohiro で配布されます。
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