アニメレビュー
星の目安
※かなり主観が強い。ジャンルだけでも左右される。
★★★★★……人生を歪める。BDを買いたくなる。
★★★★☆……かなり高水準。同じ趣旨の作品の中で同率1位。
★★★☆☆……おすすめできる。しかし人は選ぶ。
★★☆☆☆……残念な感じ。いいところはあったのでその部分だけ見たら良さそう。
★☆☆☆☆……かなり残念。もう少しなんとかならんかったんか
遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ
★★☆☆☆
・ここがよかった
時折出てくる特有の表現、演出の数々
・ここがだめ
昔のテンポ感ですごく長い
・詳細
わかりやすくカードを反復する、わざわざモンスターがホログラムで出てくるようになっている、無理やりにでもデュエルに絡むようになっている
などなど……読者からすればツッコミを入れられるようなものについて、その不可思議さよりも演出上でのメリットが上回るようなものがたくさんある。
でもそれはそれとして224話は見るの大変すぎたよ
森田さんは無口。
★★★★☆
・ここがよかった
主人公のかわいさは正義
・ここがだめ
薄味
・詳細
竹書房の日常系ってこんなか~
1世代前の日常に即しており、日常系の中でも少し違った雰囲気を感じられる。
機動戦士ガンダム 水星の魔女
★★★★☆
・ここがよかった
脚本力がすさまじく、2クールとは思えないくらいの展開が感じられる。
その他すべての要素においてかなり高品質。
・ここがだめ
悲惨な戦争がかかわるテーマそのものが2クールで畳むには広すぎたのか、最後のほうの展開が駆け足に感じた。
・詳細
ガンダムと聞いて想像するものに学園ものが混ざったような感じ。
展開早い、百合が入ってくる、学生多め、となんだか若者ウケする作品に寄せたような印象がある。
キャラの掘り下げもよく、無駄な展開を感じず、引きもあり……とかなり高水準な作品には感じたのだが……
やはりこう心を刺すようなひどい感情の動きなどがなく、あとから振り返って思い出せるほど印象深いシーンもない。
順当なハッピーエンドは感動的なのだが根底にあるテーマかコンセプトかが気に入らなかったような感じがする。
ブレンド・S
★★★★☆
・ここがよかった
ギャグが時折鋭いのとキャラの性格の掘りが深い
・ここがだめ
それ以上でもそれ以下でもない
・詳細
目つきが悪いことに悩んでいる主人公がオタクっぽいカフェではたらくことになる話。
典型的きららでその需要を満たせているが、やはり話が薄いのだ
転生王女と天才令嬢の魔法革命
★★★☆☆
・ここがよかった
快活な主人公とダークな友人
・ここがだめ
後半のダレ
・詳細
鬱展開を努力と実力で打破する底抜けに明るい作品を序盤で期待していたのだが、
後半にいくにつれて深い思惑らしきものについての展開になり展開が遅くなったのがいただけない。
TRIGUN STAMPEDE
★★☆☆☆
・ここがよかった
カットのひとつひとつが迫力を生み出している
・ここがだめ
メリルの髪型がかわった(泣)ミリィが出てこない(絶望)
原作から話変わりすぎでは?
・詳細
原作からストーリーが大幅に変わった結果なんだかんだ楽しく生きてます、みたいな大団円というより薄めのセカイ系になった感じがして自分はこう……
あと中二っぽいよくわからん演出も削れてるせいでこれといって尖った部分がない作品になった感じがする……
敵キャラにも仁義がある感じが好きだったんでなあ……
スマン、老人の独り言じゃから……
ブルーロック
★★★★☆
・ここがよかった
テンポよし、キャラ立ちよし、ストーリーよし
・ここがだめ
過去編がちょっとたまに長い
・詳細
サッカー生命のデスゲーム。典型的な爽やか青年が顔を歪めるところから始まるのが最高。
馬狼とか蜂楽とかの強烈にキャラ立ちしまくっている人の渇望が見れるのがスポ根としてもよい。
ところどころ、というか結構な頻度で女性ウケを狙ってそうな演出とかキャラが出るがしつこくないのでノイズにならずに楽しめるのもこれ系の作品では珍しいかも。
陰の実力者になりたくて!
★★★★☆
・ここがよかった
笑えるし安心感がある無双
・ここがだめ
仕方ないけど好きなキャラの描写が少ないんじゃあ
・詳細
無双系ではあるのだが、主人公が適度に馬鹿で面倒臭さとかウザさがないのですごく見やすい。
話もポンポン進むしキャラづくりもちゃんとしている気がする。
むしろシャドウガーデンの面々で気になる子の描写が少なくて飢えてるぐらいだがそこは周辺コンテンツでカバーだろうか。
チェンソーマン
★★★☆☆
・ここがよかった
きれいな画、原作力
・ここがだめ
アニメ特有の魅力とかは感じなかったかなあ
・詳細
原作があまりにもテンポがいいのでそれをそのまま映画風アニメにしてもそれなりに見えている……
が原作に比べると疾走感がなく感じてしまうのだよなあ
ちなみにエンディングがすごい種類あるのは個人的にむしろマイナスで、OPみたいにいい感じのを一個つくったほうがよかったんじゃないのか
不徳のギルド
★★★★★
・ここがよかった
正統派ハーレムっぽさと説得力のあるギャグ
・ここがだめ
特になし
・詳細
ハーレムっぽいパーティのリーダーに仕立て上げられた主人公の苦難を描く。
メンバーの弱点を考えてどうのこうのというのがなんだか上司・部下の関係を想起させる。
ほどほどの距離感を持とうとし、奔走する主人公があまりにもまともなので(4話を除く)ギャグに説得力はあるしラブコメとしても忌避感なく楽しめる。
話は当然薄めだがほどよく設定を開示し関係性に進展があり、邪魔なノイズ要素がないというあたりちゃんと作品のコンセプトがはっきりしていて素晴らしい
ぼっち・ざ・ろっく!
★★★★☆
・ここがよかった
ぼっちちゃんという未確認生物による破壊的ギャグとそれなりに進むストーリー
・ここがだめ
ほんとに全部高水準なんですけどもね、こうなんか独特な部分とか尖った部分がないと自分には刺さらないっていうか……
・詳細
ギターヒーロー名義で実力ある主人公が偶然からバンドに入ったもののコミュ障を発揮していろいろ困難があるっていう話
ギャグっぽくデフォルメしてあるのでめちゃくちゃ見やすいし辛いシーンもなくてきららに期待されるものが搭載されている
Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-
★★★☆☆
・ここがよかった
キャラがかわいいね、特に2話までめちゃくちゃテンポよくて見ててたのしい
・ここがだめ
3話からだんだん主目的が薄く、日常回っぽくなっていき間延びした印象
・詳細
DIY部の再建および友情の修復を願ってツリーハウスを作る話。
ノリがふわっとしていてうーん、なんだろうな、登場人物のキャラクター性っぽい薄いところしか描けてなかった感じがしたのが残念
ヨルムンガンド
★★★★☆
・ここがよかった
テンポ良~、あとキャラが立ってて全員好きになっちゃう
・ここがだめ
数話完結多めで全体を通してのテーマとかが薄いのでヒキが少ないかも
・詳細
武器商人ながら平和主義者っぽいココ・ヘクマティアルとそれについていく武器商人を憎む元少年兵ヨナ
ここの関係性もいいよなあ
男キャラも含めキャラ全員の信念みたいなものが異なり、だからこそ見応えがある。
「ヨルムンガンド PERFECT ORDER」についてもほぼ同様。ワイリ好きやわ……
HELLSING OVA
★★★★☆
・ここがよかった
覚悟がキマってる人たちの戦い、あとセレスかわいい
・ここがだめ
何が起きてるのかふわっとしてる部分が結構ある
・詳細
吸血鬼という人外と、それに挑もうとする人間や別種の化け物の生き様が見れる作品。
中二っぽいところも含めてバトルものとしてはかなり好き
ガールズ&パンツァー
★★★★☆
・ここがよかった
話の進みの早さ+大迫力アクション
・ここがだめ
進みがはやいぶんキャラへの思い入れみたいなのはちょっと薄い
・詳細
言わずと知れた金字塔。
勝ち上がりで一対戦まるまる飛ばしたりして一クールでハッピーエンドまで持っていくほどのテンポのよさはなかなかできることではない。
めっちゃ見やすい。
「ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!」
「ガールズ&パンツァー 最終章」
についても同様。
オーバーロードⅣ
★★★☆☆
・ここがよかった
安心感すらある展開、姫の子(名前忘れた)が活躍する驚き
・ここがだめ
マンネリしつつあるかも
・詳細
さすがに4期ともなるとまあめちゃくちゃな驚きというのはないんですが、おーやっとんなあという感じに事態は進んでいる。
毎度違った衝撃を与えるアインズ卿は安心して見れるギャグ性がある。
OVA「ACCA13区監察課 Regards」
★★★★☆
・ここがよかった
アニメ版の正統派続編
・ここがだめ
ストーリーがぬるっとしてる
・詳細
アニメ版と同じような魅力がある。キャラが自然で独特の雰囲気、人の掛け合い、演出のひとつひとつに人を惹くような魅力がある。
劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-
★★★★☆
・ここがよかった
劇場版らしい特別感、大胆な設定変更、ただしノリはそのまま
・ここがだめ
設定の細部まではわからないのでそこの没入感、納得感はないかも
・詳細
秩父山中
機動戦艦ナデシコ
★★★★☆
・ここがよかった
内容がとっちらかってるわりにストーリーも演出もしっかりしてる。
・ここがだめ
内容が多すぎてなにかに於いて素晴らしいといえるような尖った部分が見つけづらい。
・詳細
シリアス回もギャグ回もあるロボアニメ。
昔っぽい作品だがいずれも高水準でまとまっておりやたらめったらな暗さがないので見やすい。
ただし話の繋がりが薄めなのでヒキがちょっと足りないかも。
阿波連さんははかれない
★★★☆☆
・ここがよかった
序盤のギャグと阿波連さんのかわいさ
・ここがだめ
後半のギャグのテンポが致命的に悪い
・詳細
阿波連ファミリーがかわいいのでそれを見るだけの価値があると思います。
異世界美少女受肉おじさんと
★★★★☆
・ここがよかった
TSFものの王道
・ここがだめ
それ以外の要素が薄いかもね
・詳細
ギャグ気味の異世界転移で、男どもを魅了する能力があるTSさせられた男とそれをサポートする友人による作品。
元男にどきどきしているというTSFラブコメとちやほやされてまんざらでもないTSFの魅力が詰まっており、こういうのでいいんだよ、こういうので
先輩がうざい後輩の話
★★★☆☆
・ここがよかった
正統派ラブコメ
・ここがだめ
それ以上でもそれ以下でもない
・詳細
少しずーつ進展していくようなデカ男と身長低いのを気にしてる女子の社会人ラブコメ。
個人的に気になるキャラはいるのだがそれがメインになる話が一期だと少なかったので一旦ここで
AKIRA
★★★☆☆
・ここがよかった
パワー!あと世界観
・ここがだめ
オチが弱い
・詳細
有名ないくつかのシーンで最高潮に盛り上がる。音楽もいいのだが、そこから尻すぼみになっていき見終わったあとの印象はあまり良くない。
頭文字[イニシャル]D Second stage
からFinal Stageまで
★★★☆☆
・ここがよかった
一つ一つのバトルは違うコンディションで行われるので飽きがこない。
・ここがだめ
とはいえ主人公の才能や周りの反応など繰り返しになる部分はあって、少し辟易することも。あと出てくる登場人物が胸糞わるいことも。成敗されるけどね
・詳細
主人公の勝ち様を御覧ください。
頭文字[イニシャル]D 1st stage
★★★★☆
・ここがよかった
気に食わないやつをぶっちぎる、3DCGと車の大迫力アニメは見応えアリ!
・ここがだめ
はよ走れ主人公(まあそれがいいんだけどサ……)
・詳細
主人公が時代遅れの車、AE86のトレノで有名車と峠でレースする話。
一期では主人公がすごいことをやってのける、その天才っぷりが楽しめる。
うらみちお兄さん(途中リタイア)
★☆☆☆☆
・ここがよかった
普通ギャグで扱わない暗い自虐ギャグ
・ここがだめ
アニメ化により重みがある笑えない雰囲気が出てきたしテンポが悪い
・詳細
アニメ見てまで憂鬱になりたくねんだワ
信長の忍び~姉川・石山篇~
★★★★☆
勢い戻ってきた。
信長の忍び~伊勢・金ヶ崎篇~
★★★☆☆
テンポ落ちてきた?
まあ歴史的事実の比率が高くなっちゃった感じはしますね
信長の忍び
★★★★☆
・ここがよかった
わかりやすいギャグとためになる歴史、あとキャラかわいい
・ここがだめ
特になし
・詳細
バカクソテンポがいい。てーきゅうを常人向けにした感じ。ギャグは漫才みたくボケとツッコミがはっきりしているので見やすい。
キャラは釘宮がいたりする感じで、なんというか王道。主人公がかわいいとやっぱり全体的に見たくなるよね。
妄想代理人
★★★☆☆
・ここがよかった
他にない壮大な演出、宙に浮いた不安感。
・ここがだめ
本筋のテンポが悪い。ミステリだと思って見るとバカを見る。
・詳細
曲がったバットで人を殴っていく謎多き「少年バット」は何者か。
いかにもアニメ的でない劇的な演出は他にない魅力がある。
でも自分は「パプリカ」のほうが好きすね。あっちのほうがよくまとまってる。
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X(途中リタイア)
★☆☆☆☆
・ここがよかった
前作の続きが見れる
・ここがだめ
前作の良かった部分を消している。テンポの悪いところだけ残った
・詳細
新しいキャラ出てきたけどなんかぱっとしない。主人公の攻略対象じゃないからか、ただ後々の伏線のためだけに存在しているからか。
前作のキャラが続投しているせいで、前作と同じような流れのコントを見せられる。やめてくれ
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
★★★☆☆
・ここがよかった
転生して、恋愛方向で無双するその様子が痛快だった。元が悲惨な人が救われる様子をみるのは良い。あとシーズン通してまとまりがよい。
・ここがだめ
事件解決までのテンポが悪い。人間模様じっくり描くせいでめちゃくちゃ遅く感じる。
・詳細
よくある転生ものだが、主人公が快活なので男のほうにも感情移入できて、納得して話を進められるというのがいい。
ただ強いだけのアホとか有能なだけで惚れるキャラはよくいるが、この主人公はしっかり人を救える部分があるのでそれが納得できる。
聞いてるか聖女魔
灰羽連盟
★★★★☆
・ここがよかった
やさしい世界。世界観から原作者の優しさが感じられる。人同士の信頼関係ができあがる様子が見れて感動できる。
・ここがだめ
ふんわりしすぎているので、最初のうちは物語の芯が捉えづらい。
・詳細
灰羽とよばれる輪っかを頭上に携えた子たち。主人公のラッカは現実と少し違うこの世界に慣れていく。
壁や話師のふしぎ、カラスへの既視感。そして……
とまあ、人間模様を描きつつ世界の謎に迫る系だが語りきらない世界観に奥行きを感じるし、キャラクターが生き生きとしていて見たあとに満足感がある。このアニメみた直後の安倍先生の個展は良かった~~~
ガンスリンガー・ガール
★★★★☆
・ここがよかった
切ないけど悪者がいるからじゃない、現実に近い世知辛さがみれる。萌え要素でこびておらず人間の子供らしい可愛さがある。
・ここがだめ
ちゃんと一話で完結するし謎を残さないので次の話を見ようという駆動力がない。
・詳細
義体と呼ばれる改造された少女たちはその力と引き換えに条件付けと呼ばれる一種の暗示を埋め込まれる。そうして出来上がった少女の殺し屋とそれを運用する機関の人間の悩み苦しみを描く。全体的に落ち着いた雰囲気でアクションシーンもスピーディーに進む。昔のアニメなのに最高にテンポがいいのでどの話で切っても満足できるだろう。惜しむらくは引きの弱さ。ここさえあれば。逆に言うとそれ以外完璧。
幼女戦記 閑話『砂漠のパスタ大作戦』
★★★☆☆
・ここがよかった
いつものターニャ・デグレチャフ。セレブリャコーフかわいい。
・ここがだめ
特になし。
・詳細
本編のついでとしていい感じ。本編が好きなのでやっぱりこれも気に入りましたね。
ヒカルの碁
★★★☆☆
・ここがよかった
主人公が育つ様が見れる。
・ここがだめ
最後のほう尺余ったからって引き伸ばしたり過去編入れるのやめて
・詳細
霊が取り付いてそれの指示どおり碁を打っているうちに自身も碁を打ち始めるようになった少年の物語。
小学生ゆえの未熟さに時折苛立ちを覚えるがその彼が様々な世界を見て頼もしくなっていく様は見ていてなんだか嬉しい気持ちになる。
後半になっていくにつれなんだか引き伸ばした印象を受けるので最後の方は飛ばし飛ばしで見てもいいかも。
くよくよ悩むシーンが長いとこっちも気が滅入るんだよ。
中盤はとにかく文句なし。
劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」
★★★★☆
・ここがよかった
メイドインアビスの続編。笛のくだり泣ける。
・ここがだめ
舞台が舞台なので前作に比べるとちょっとだけ絵面が地味
・詳細
アニメのメイドインアビスの続き。ナナチとミーティが連れてこられた深界五層に足を踏み入れ、ボンボルド卿の謎に迫る。
ボ卿はド鬼畜なので劇的な物語に向いている。
アニメと同じような泣き方ができると思うべ。
スペースコブラ
★★★★☆
・ここがよかった
基本一話完結で痛快
・ここがだめ
女子の造形が昭和
・詳細
右手にサイコガンをつけた最強の宇宙海賊が勧善懲悪していくやつ。
舞台もコロコロ変わるので飽きずに見れる。
多少ご都合展開もあるが同時期のアニメに比べたら全然マシだわな。
装甲騎兵ボトムズ
★★☆☆☆
・ここがよかった
無口な主人公
・ここがだめ
昭和なSFと主人公一派が生き延びるご都合展開
・詳細
よくわからない作戦のカモフラージュとして編入されたキリコ・キュービィーはその最中軍事機密に関わるものを見てしまう。
これが人生を狂わせる一方でその機密が脳に残り続ける……
なかなか渋くかっこいい主人公を見るだけのコンテンツという感じ。話はそれなりに進むが薄いので流し見していた。話の数がやたら多いのも困りものだ。
ピーチボーイリバーサイド
★☆☆☆☆
・ここがよかった
展開が速い
・ここがだめ
もともとクール教信者さんの作品は展開が速いけど唐突という欠点があるように思う。そのぶんキャラクターの魅力とかに振って考えたりできるわけだが。
ウェブコミックだとそういった点に多少目をつぶれるものだが、アニメともなると時間を矯正するぶん変な間があったり、不自然に間や空気が削がれているところの違和感が目立つ。オンエア版3話でいきなり主人公に選択を迫る二人と深刻そうな顔をする主人公の図があったが、なんも説明ないままこうなっても、と困惑する自分がついでにいた。
オンエア版とは別に時系列版もあるようだがなんで変えたんじゃろね。
・詳細
力に目覚めて無双しだす女主人公とそれの取り巻きのキャラが魅力的な作品です。ウェブコミック版を読みましょう。
てーきゅう(二周目)
★★★☆☆
いいんだけど二周も見るもんじゃないな。
全体的にめっちゃ早口でボケが雑な低予算アニメです。
咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
★★★★★
・ここがよかった
咲が能力バトルものになってから出てきたので主人公側の能力にバラエティがありつつ分析や対策がおもしろくなっている
・ここがだめ
どうせ勝つしな……ということでハラハラできない
・詳細
清澄高校と反対側ブロックにいる阿知賀女子学院を主人公に据えたほうの咲。
咲本編のキャラも出てくるし主人公たちがみんな素直でいい子なので見てて元気が貰える。
あとサブキャラもちゃんと掘り下げてくれるのでアツい。
すばら先輩……!
ご注文はうさぎですか? BLOOM
★★★★☆
一期とノリは変わらず。
進路についての友情のあり方について語るシーンは共感できるしそれで悩む少女たちもまたかわいい。
フリップフラッパーズ(2周目)
★★★★★
・ここがよかった
演出・世界観・ストーリーが調和をもって完成度が高いし多くを語らないので考察が自由
・ここがだめ
最初だけだとドタバタアドベンチャーだと誤解されそう
・詳細
真面目な少女ココナはふと立ち入った学校の裏地でパピカと出会う。
半ば強引に連れて行かれた異世界、ピュアイリュージョンと呼ばれるそれを探検することになる。
謎多きファンタジー。
キャラもかわいいし奥深い世界観も飽きがこないし何よりキャラに共感できる。私が泣いた初めてのアニメです。(二番目は咲)
すべてが高水準だがすべからくこういった作品ってタメの部分が長いので評価されずらいのよね。
聖女の魔力は万能です
★★☆☆☆
・ここがよかった
期待どおりの転生もの
・ここがだめ
盛り上がりに欠ける
・詳細
召喚されたので社畜脱却ついでにイケメンがたくさんいる職場で薬剤師的なものになった。
聖女なので軒並み高い効能のものがつくれちゃうのだ。
次第にイケメンたちが寄ってきて……
穏やかな暮らしは見ていて落ち着くが逆にいうと見る動機も薄い。
あとメガネは外すな
咲-Saki-
★★★★★
・ここがよかった
い、池田~
・ここがだめ
主人公以外を好きになりがち
・詳細
一つのことに真摯に取り組み死力を尽くす人ってすごく魅力的ですよね。
IHに高校の代表として参加した選手たちも一人の人間なわけで、結果に一喜一憂しときには絶望するわけです。
そこで差し伸べられる仲間たちの慰め……
勝負のシビアさこそあるものの優しい世界があり、非常に心穏やかにみることができる作品です。
負ける側の心情も描き、そこにある闘志や強い心をみるとやはり憧れを持ちます。
10年前くらいに断片的に見たことがありますが、特に池田のふてぶてしさは自らの生き方の指針になっている気がします。
ご注文はうさぎですか?? ~Dear My Sister~
★★★☆☆
ココア帰省編。
コアチノは個人的にあんまり興味ないのでこの評価に落ち着きました。
ご注文はうさぎですか??(2周目)
★★★☆☆
一期とほぼ同じ
減速したわけではないがこれといって大きい展開もないのでこの評価で。
闘牌伝説アカギ(2周目)
★★★☆☆
・ここがよかった
アカギが強い
・ここがだめ
勝敗のどきどきはない
・詳細
なんとかな~れ~\バァン/(一筒)
アカギという勝負師が心理戦において無双する様子と対戦相手の葛藤、加えてアカギという人物の孤独を描いた作品。
有名なので教養という感じかも。
昔の作品らしくバリエーションが豊かでないので流し見する程度の密度しかないのが残念。
不思議なソメラちゃん(2周目)
★★★★☆
・備考
原作者:ちょぼらうにょぽみ
・ここがよかった
理不尽ギャグ(控えめ)
・ここがだめ
常人には楽しめない(当社比)
・詳細
設定としては主人公のソメラが野乃本魔法拳を使って諸々の問題と貧困を解決する……はずなのだが相変わらず理不尽な展開が続くのでこの説明は意味を成さない。
ただしメヌースーの生態については詳しくなれる。
あいまいみー(全三期)(2周目)
★★★★☆
・備考
原作者:ちょぼらうにょぽみ
・ここがよかった
理不尽ギャグ
・ここがだめ
常人には楽しめない
・詳細
設定としては漫研の日常を描いた日常ギャグ漫画……のはずだったがなんでもするのでこの説明は意味を成さない。
なんでも許せる人向け。
ちなみに百合のようなシーンがありますがギャグで霞みます。
「ぽのかよー」
大魔法峠
★★★☆☆
・ここがよかった
文字通り暴力的なギャグ
・ここがだめ
姉御がかわいそう
・詳細
魔法の国からやってきた田中ぷにえはその魔法と王者の技たるサブミッション(関節技)で己に歯向かう輩を成敗してゆく。
昔のアニメだから雑な部分が散見されるが他にないようなバイオレンスでやりたい放題のギャグは昔のアニメだからこそ。
いきなり露骨で再現度の高いパロディシーンぶっこんできたときは大爆笑しました。
ご注文はうさぎですか?(2周目)
★★★★☆
・ここがよかった
日常系なのに笑えるし内容もある
・ここがだめ
人を傷つけるギャグを摂取できない
・詳細
言わずとしれた日常系の王様。
登場人物のちょっとした生活の様子やイベント、ありがちなネタをもとに物語が紡がれるのでなかなか飽きがこない作られ方をしているように感じる。
映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説
★★★☆☆
・ここがよかった
めぐみんかわいい
・ここがだめ
ストーリーが微妙
・詳細
めぐみん家とスバルの縁談を楽しむ映画です。
バトルは蛇足な気がしました。
この素晴らしい世界に祝福を!2
★★★★☆
・ここがよかった
ダクネスとバニル
・ここがだめ
主人公のLACKでどうにかすることが増えてきた
・詳細
カズマ裁判編、バニル戦闘編、アクシズ教編の3つでお送りいたします。
キャラの特性出してふへへってなるのを繰り返します。敵の倒し方についてもあんまり納得感はないのでストーリー部分がむしろ邪魔に感じてきます。
キャラを深堀りする回多めですがこの作品はそんなことするよりもちょっとした会話で出てくる人間性のほうが解像度が高いのであんまり得した感じもしないです。
というのは前期に比べて残念なところなので、まあおもしろいことに変わりはない。
この素晴らしい世界に祝福を!
★★★★★
・ここがよかった
テンポ良し、キャラ良し、雰囲気良し
・ここがだめ
尺の都合で時間軸が飛ぶ
・詳細
無様な死を遂げたカズマは転生に応じる条件として女神アクアを連れ込むこと成功。しかしこの女神ポンコツであった。隙が大きく一日一発しか魔法を打てないめぐみん、攻撃が一切当たらない騎士ダクネスと共にパーティを組むことになるが、それぞれの長所を活かし紆余曲折ありながらも功績を挙げていく……
キャラクターや細かい設定がことごとく王道から外れているのだが、テンポのよいボケとツッコミでカットが多用されているおかげでポンポンと話が進んでいく。
そのキャラクターも脳無しでなく、それぞれが己の価値基準を持って主人公についていくので見ていて安心する。
役割としてもなんだかんだ言って全員が役に立っているので贔屓もなく感じてそれがまたこの物語に説得力を持たせる。
ダクネスは冒険していて楽しそうなので見てて好きだなあ。
めぐみんはひたすらにかわいい枠。素っぽい声がすごく良い。
アクアは見た目のエロ枠だと思っています。
NEW GAME!
★★★☆☆
・ここがよかった
キャラがかわいい
・ここがだめ
ストーリーが薄い
・詳細
ゲーム会社イーグルジャンプにて3Dアーティストとして、社会人として成長していく少女の物語。低身長で子供に見られがちな関西人やヒーローものに陶酔しているボーイッシュ、謎多き年増、ミリタリ好きな真面目さん褐色などキャラクターそれぞれの個性が出ており一人一人に愛着をもって観ることができる。
日常系として隙がない。
ただし内容が濃くないのでじっくりとみるよりも聞き流すような視聴になってしまう。
(追記)
一期まるまる世界観説明だと思ったほうがいい。キャラクターをちゃんと書き込んであるぶん自然な文脈で登場させるのに時間がかかるのだ。
本質はモテモテ主人公が超有能社員を幼馴染から寝取る物語なのかも、と思ったらテンション上がってきました。二期がたのしみ
安達としまむら
★★★★☆
・ここがよかった
距離感の難しい思春期女子ふたりが知り合いから親友になるまでの描写が詳細。
・ここがだめ
進みがちと遅い
・詳細
しまむらは友達も多く、しかし授業をさぼりがち。自身を顧みて人生哲学を心中で語る。さぼった先の体育館で安達とそれとなく知り合う。
安達はしまむら大好き人間。家族との仲も良くなく、恋煩いのようにしまむらのことを考え続ける。
日野と永藤は仲良しな幼馴染。しまむらとも仲がよく、安達と距離がありつつも興味はある。
安達のヘタレ童貞っぷりにやきもきしながら、しまむらの優柔不断な姿勢にもどかしさを覚えながら、日野と永藤などの関係性をデザートに鑑賞する百合アニメ。ものすごくよい。野次を飛ばしながら見るのがオススメ。
PSYCHO-PASS3(途中リタイア)
★☆☆☆☆
・ここがよかった
PSYCHO-PASSのキャラが出てくる。絵がきれい。
・ここがだめ
面白くない
・詳細
最初に断っておくが最後まで見ていないので途中までの展開についてのレビューとなる。
サイコパス一期といえばシビュラシステムと狡噛慎也の過去についての謎に迫る本格SFミステリであった。
そして陰謀渦巻く世界の残酷さや美しさも知れる人間ドラマも大きい魅力であった……
二期も見たはずなのに特に印象はなく、しかし三期はかなり新キャラが多いので面白くなるかもなどと期待はしたのだが……
まず事件は意外性がない。直接書いてしまうとネタバレになるがしかし意外性がとにかくない。こういう事件が起きました、それじゃあ調べよう、なんかこの人が犯人らしいっすわ、へー、いや違ったわ、なるほどー、しかし裏にはこんな団体が動いていて、うわー逃した。引きが弱い。
そして一話目から出てくる悪役っぽいやつもなんだかそれっぽさを出すだけで小物感しか出てない。今期はやたら大きい権力を持っている人とやたら強い超能力を持っている人が戦っている感じ。ヒナまつりの一話をひたすらに引き伸ばした感じといってもいい。
サイコパス一期は登場人物のそれぞれに人間らしい背景があり、どこか光るところがあった。だから狡噛慎也の魅力は凄まじく、他のキャラクターにも感情移入ができる。では今期はどうか。BLに向いてそうな誘い受けと攻めのコンビ。なにか家族と因縁があったらしいおっさん、不良っぽいが信頼の厚い青年、根暗でパソコンに強そうな目隠れ気味オタク、真面目そうな女の人。テンプレかいな。
劇場版総集編オーバーロード
>総集編
あっ……
〈評価なし〉
オーバーロードIII
★★★★★
・ここがよかった
リョナと殺戮とギャグがある軍略ファンタジー。
・ここがだめ
主人公だんだん強くなっていってない?
・詳細
各部ごとにおおまかに話が分かれていると思っていたんですが、ふつーに一期の設定も使いますね。
序盤はギャグです。ほのぼのしていて非常に微笑ましいです。
後半からは国の力関係や策略といった(比較的)本格軍略ファンタジー……なのはまあプラスではあるんですが、人が大量に痛めつけられながら死ぬシーンが多いことを推したいですね。グロいからいいとかではなく、他の作品だったらいかにも助かりそうな境遇の人が、混乱・焦燥・恐怖しながらやられていく描写が非常に詳らかでよいです。すごくいい。ものすごくいい。
ちょっとそこだけもう一回みようかな。
よかった……
別アニメだと、雰囲気とか人が死なないのも相まって茶番感が出るんですが、めっちゃくちゃ迫真の演技で絶望する様子が見れるのでやっぱり大好きですね。逆に感動ストーリーの部分が無下にされるのがめっっっちゃくちゃいいですね。余韻の残る絶望感があるのもとてもいい……
キャワイイ女の子がゲロを吐いたり瞳孔かっ開く様子が見れるのはここだけ! ……ですかね? 知ってたら教えて下さい!
最後のほうについてはもはや慎重に立ち回るとかがなくなり、配下も特に危険な目に遭わないのでちょびっとだけスリルが削がれてきてはいますが……次からはどうなるんでしょうか。そこだけちょびっと心配です。
映画版も見ます。
オーバーロードII
★★★★☆
・ここがよかった
狂い女とイケおじと五条勝がいるほのぼのとした人外ファンタジー。
・ここがだめ
狂い女をもっと見せてくれ~~~
・詳細
失速しない。すごい。
二部は爬虫類と虫の子が出てきます。特に爬虫類の男女はAまでいくんかな~と思ったらCまで行く勢いで思わず口笛吹きましたね。
あとはセバスチャンがちょい役かと思ったらめっちゃメインになって笑っちゃいましたよね。
三部も見ます。
オーバーロード
★★★★☆
・ここがよかった
狂い女とかわいいショタが複数いるほのぼのした人外ファンタジー。
・ここがだめ
ストーリーが結構硬派なので特定の属性を過剰摂取するのに向いていない。
・詳細
MMORPGの世界という前提があるため、ネット交流らしいとっつきやすい異世界感がしっかりしていて私好みの世界観。
メインのキャラクターとなる主人公の配下であるが、それぞれ特徴立っている上に考えなしに主人公を崇拝しているわけではないため一つの生命体としての魅力がある。
主人公が強いと展開がワンパターンになりがちだが、この作品では配下を守りつつ慎重に立ち回るという建前によって様々な展開が楽しめる。
あとモン娘たちめっちゃかわいいですね。個人的にハイライトのない子と狂い笑いと洗脳が好きなのでいっぱい出てきてうれしい。
たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語
★★★☆☆
・ここがよかった
主人公自体に不愉快さのないおかげで清々しいハーレムを楽しめる。
・ここがだめ
スリルや興味深さはない。
・詳細
エラい環境にいるせいで自信だけない少年が無双する。
こんな僕が……とか言いながら強い敵を倒したり呪いを解いたりする。
周りはこの少年の強さに気づいているのでアンジャッシュが控えめなのがありがたい。ストーリーの陰鬱さもない。
あとはキャラがかわいい。主人公がショタで性格がいいので自然なハーレム。(どっかのゲームみたいにダメ人間に洗脳されて心酔しているようなワンパターンさがない。)同世代・年上・ロリババア・ボーイッシュ・ツンデレ・無口のそれぞれにプラスアルファしたキャラがヒロインとして出てくるのでバリエーションも困らないしエピソードもそれなりに多様。
無双系の嫌なところがまったくないのでかなり入りやすい。ただ無双系なのでやはりストーリーに面白みはない。
ID:INVADED
★★★☆☆
・ここがよかった
世界観とキャラと2話まで
・ここがだめ
PSYCHO-PASSとパプリカとドリームバスターを足して3で割っちゃった中途半端な作品。
・詳細
「殺意」を検出すればその殺意の持ち主の深層心理(イド)の中を探検できるというSFチックな機械を使って連続殺人事件の捜査を行う。
機械の謎を解くことも主題の一つだが、製造者の意図も原理も効果もかなりぼやけているのであまり腑に落ちない。
イドが現実の何を反映しているのかを通じ人間のクオリアに切り込む作品だが、ファンタジー感が強い一方壮大さが物足りないところもある。
イドの中にルールがあり主人公はそれに基づいて推理を行うが、ルールが結構曖昧なのでこじつけやご都合展開が多い。
単純に伏線が足りていなくてすべて唐突に思えるだけかもしれない。
1話の演出・展開がよいだけに、ストーリーと細部の荒が目立つ。
あと1話時点で黒幕がどれか察しがつくのどうにかなりませんかね
本堂町と鳴瓢の家族はかわいいので二次創作でも検索するか……
まあでも1,2話だけで星は一つ増えるかなあ。
おちこぼれフルーツタルト
★★★★☆
・ここがよかった
ギャグ百合
・ここがだめ
特になし
・詳細
売れないタレントを集めてアイドルに仕立て上げることになった。
きらら系にしては売上とか人気とかのシビアな話が出てくる。エロもレズも変態もかなりぶっこんでくるので話はかなりおもしろい。
キャラ一人の性質よりも関係性を深堀りしていく展開なので過去編とかがエピソードとしか出てこず、だるくなくて良い。
星5と迷ったが、人生が歪められはしなかったので一応星4。
ただし、日常系やギャグ、手軽な作品が好きな人には手放しでおすすめできる。
劇場版 HUNTER×HUNTER The LAST MISSION
★☆☆☆☆
・ここがよかった
ハンターハンターのキャラが出てくる
・ここがだめ
それ以外
・詳細
天空闘技場に乱入してきたネテロに恨みを持つ謎の人物。それはハンター協会によって闇に葬られた種族であった!
怨という念とは違う能力を使うが説得により開放されたネテロにしばかれて成仏。
ハンターハンターの良さである煩雑で詳細な世界観が一切なく、ご都合主義で進む上、時系列の都合上主人公サイド全員生還することがわかっているから何もハラハラしない。
無能なナナ
★★★★☆
・ここがよかった
能力ものの謎解きという目新しさ。
・ここがだめ
後半に行くにつれてご都合展開が増えていく。
・詳細
1話のネタバレを含むため注意。
無能力の主人公ナナが異能力を持つクラスメイトを殺していく物語。
殺人鬼としての嫌疑をかわしつつ逆襲に会わないために他人の能力を分析するという謎解き盛りだくさんの話になっている。
場合によってはクラスメイト全員が敵になる四面楚歌の状況や天敵となりうる能力の持ち主とのシビアな知略は心躍る。
ただし、あまりにも出来すぎている。ギリギリの戦いではあるのだが、まぐれで助かることが多く、また後半のほうで倫理云々の話が出てきてうんざりしてしまう。
本格ミステリというよりちょっと特異なアドベンチャーだと思って楽しめばいいんじゃないだろうか。