リーマンパロです。
始発列車で出会った二人の、ささやかで濃やかな、小さなやり取りを描いたお話です。
出久くんがいつも乗る始発列車でかっちゃんと出会うお話。
「5時2分の温もり」の続編。
出社の日は、いつも始発列車に乗って通勤しています。列車に揺られながら作りました。
お話を作るとき、いつも会話劇に頼りがちだったので、「じゃあ会話劇を一切排除してどれだけ情景描写・感情描写ができるか?」と一人でチャレンジした作品です。
これが本当に難しくて、勉強になりました。そしてとても楽しかったです。
柔らかくて優しい雰囲気の話で、二人のかわいいやり取りが描けたので気に入っています。