分析結果の概要
【調査テーマ】精密機器業界の出願動向比較
【調査内容】 東証一部上場企業の精密機器業界について、2007月1月1日~2017月10月31日の間に発行された公開特許公報に基づき、出願動向を比較・分析したものである。
【分析結果】
このグラフによれば、ニコンとオリンパスが突出している。
発行件数を年別に集計し上位10社を折線グラフにして見ると、全体としては弱い減少傾向を示している。
ただし、調査期間の最終年では増加傾向を示している。
第1位はオリンパスであり、以下、ニコン、HOYA、島津製作所、テルモ、セイコーインスツル、シチズン時計、トプコン、東京精密、ニプロと続いている。
この上位10社で90.2%%を占めており、特定の企業に集中しているようである。
分析結果を総合すると、総合すると、精密機器業界は衰退傾向であったが、ここにきて増加に転じたようである。
新規技術への取り組みも見られるが、多くは医療用機器・システムである。
※ 作成した図表は83図と57表