特定業界の出願動向分析ツールとその処理内容
Excelマクロを用いた特定業界出願動向分析ツールの処理内容を分析作業別に説明する。
※ 各ツールソフトの具体的な使用方法は各ツールのシート「使用方法」で説明している。
1.基本分析
(1) 出願人別基本分析
シート「対象公報」に設定したデータを処理することにより、出願人をベースとした各種グラフを一括作成する。
使用ツール:「業界出願人別基本分析V1.xls」の業界出願人別基本分析マクロ
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作成するグラフは以下のとおり。
発行件数年別推移
出願人別円グラフ
出願人別縦棒グラフ
出願人別年別折線
出願人別年別バブル
ベストn出願人別年別バブル
注力メインG比較チャート
注力IPC比較チャート
セクション別縦棒
クラス別縦棒
サブクラス別縦棒
メインG別縦棒
年別発明者数折線
年別発明者数バブル
IPC一桁別バブル
IPC三桁別バブル
IPC四桁別バブル
IPCメインG別バブル
2.課題分析
A:課題code化
対象公報の利用分野、従来の技術、発明の効果、課題、要約 、発明の名称から課題に関する語句を抽出し、コード化する。
使用ツール:「課題code化.xls」(最新は「課題code化200409.xls」)の課題抽出マクロ
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※処理対象公報はシート「対象コード」に設定された処理対象コードに絞り込むことができる。
※コード化する課題はシート「対象ジャンル」に設定されたジャンルに絞り込むことができる。
B:課題別Graph作成
シート「コード表」とシート「マップ作成用項目」に設定したデータを処理することにより、課題コードをベースとした各種図表を一括作成する。
使用ツール:「課題別Graph作成V6.xls」の課題抽出マクロ
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3.新規技術のサンプル公報抽出
5年間程度の公報データから新規技術と判定された公報をサンプル抽出する。
使用ツール:「新規技術抽出V1.xls」の新規技術抽出マクロ
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5.その他
(1)エラーや強制終了などにより、上記ツールのメニューがマクロを終了しても残ってしまうようになった場合、追加したメニューを全て消去し、元の状態に初期化する。カット、コピーなど、システムの元々のメニューは消去されない。
使用ツール:「メニュー初期化」のメニューコマンド初期化
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(2)検索結果の公報データをサンプリングして分析対象件数を1/Nに減らす。
使用ツール:「sampleN件公報リスト作成V3.xls」
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(3)集計表に付加する分類内容を追加・保存する。
使用ツール:IPC用語変換.xls」のcode無しIPCデータ登録
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