各社がどの技術に注力しているかを視覚的に比較するにはレーダーチャートが適している。
ただし、この場合も出願人数が多すぎると各社の折線が交錯し見づらくなる。また、項目数も多すぎると一目で把握しにくくなる。
そこで、私は3社20項目に絞り込んで比較するようにしている。
以下のサンプルでは縦項目をIPC、横項目を出願人として作成した集計表を対象としている。
また、縦合計欄も横合計欄も作成していない。
さらに、特徴を明確にするために、件数ではなく、各社別にそのIPCの出現割合(%)を算出し、正規化している。
マクロは次のとおり。
'変数を宣言
Dim SHEETNAME02 As String
Dim NY2 As Long, NX2 As Integer
'シート名称設定
SHEETNAME02 = "注力比較チャート"
'
'==================
'レーダーチャートを作成する
'==================
'処理範囲の行列数を取得
Sheets(SHEETNAME02).Select
Cells(1, 1).Select
ActiveCell.CurrentRegion.Select
NY2 = Selection.Rows.Count
NX2 = Selection.Columns.Count
'レーダーチャートを作成
Range(Cells(1, 1), Cells(NY2, NX2)).Select
ActiveSheet.Shapes.AddChart.Select
ActiveChart.ChartType = xlRadar
ActiveChart.ApplyLayout (2)
ActiveChart.ChartTitle.Select
ActiveChart.ChartTitle.Text = "注力技術比較チャート"
'グラフの位置と大きさを設定する
With ActiveSheet.ChartObjects(1)
.Left = 400
.Top = 50
.Width = 500
.Height = 500
End With
'
これにより、レーダーチャートを作成できる。
グラフのタイトルはマクロ内で「注力技術比較チャート」に設定したが、これを変更して別のタイトルにすることもできる。
また、集計表のデータを正規化しなければ、発行件数を反映したレーダーチャートにすることもできる。