「新規技術抽出V4.xls」では、調査開始年に比較して新たなIPC、FI、Fタームがいつから出現するようになったか、発明等の名称や要約中の単語で新たなキーワードがいつから出現したかを調べ、次の基準で評価点を与え、この評価点が高い公報を新規技術を含む公報として抽出している。
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処理内容は次のとおり。
1.調査開始年に含まれていなかった新規なIPC,FI,FT,TI,ABを抽出する。
2.上記1で抽出した新規のIPC,FI,FTが各年で出現する回数を集計し、最終年を基準にした差分評価値を算出する。
3.新規IPC,FI,FTのそれぞれについて、各新規タームを含む公報を抽出し、この公報データに含まれている新規TI、新規ABを付加し、新規IPC,FI,FTの評価値を算出する。
4.新規IPC,FI,FTの評価値を加算して総合評価値を算出し、公報データおよび評価用のデータとともに総合評価値順に並べる。
この評価方法では、ノイズの評価点が高くなる欠点があるので、あくまでも候補を抽出しているだけと考え、抽出された公報の内容を吟味して最終的な評価を行わなければならない。