日本では、
2019年5月1日より、天皇陛下の代替わりに伴って、元号が改元されて、「令和(れいわ)」となりました。
日本では、公私の別無く、西暦と和暦が混用されています。
所謂、西暦は、キリストの生誕を起源とするキリスト教国で広く使用されている年号です。
しかし、キリスト教が国教ではなく、元々は仏教国であった日本では、
むしろ、国家開闢の起源に遡って、
行政の仕組みを中国から導入した経緯から、由緒と歴史のある和暦を使用する習慣が公私共にありました。
明治維新の時に、暦そのものは月齢を基にした旧暦から太陽を基にした新暦に改められましたが、
西暦(キリスト教暦)が導入された以降も、元号を公私に使用する習慣は残りました。
このような歴史から、
日本では、未だ暫く、日本特有の元号が使用され続けるものと考えられます。
詰まり、元号は日本独自の文化そのものなのです。
日本の元号を否定し廃止することは、日本固有の歴史や文化を否定し排斥することになります。
そこで、
ここでは、
1.和暦と西暦の換算
2.「令和(れいわ)」という元号の表記が簡単に出来る漢字辞書への単語の登録
について、学習します。
1.和暦と西暦の換算
和暦と西暦の換算には、下記の表にあるようなマジックナンバーを利用します。
例えば、
2019年5月1日が、令和元年になるので、マジックナンバーは2018、となります。
詰まり、
西暦2019年からマジックナンバーの2018を引くと、令和1年が算出されます。
同様に、
令和1年にマジックナンバーの2018を足すと、西暦2019年が算出されます。
明治や大正、昭和、平成にも、同じく、それぞれのマジックナンバーがあり、
同様に、西暦との間で換算することが出来ます。
2.令和(れいわ)の単語登録
MS-WindowsのMS-IMEで、
令和(れいわ)の元号を漢字辞書に登録する操作手順は、以下の通りです。
①タスクバーにあるIMEで、右クリックします。
②表示されたメニューから、単語の登録をクリックします。
③「単語の登録」のダイアログボックスが開くので、
単語のボックスに漢字「令和」を入力し、
よみのボックスに、「れいわ」と入力します。
続いて、品詞のところで、名詞を選び、
登録のボタンをクリックします。
④単語の登録が済んだら、
Wordで「れいわ」と入力し、
「令和」と変換されることを確認します。
↓
以上