私達は、
今後も益々発達するネット社会で情報を安全に利用する為に、
大学生活を通じて、情報モラルと情報セキュリティを身に付けなければなりません。
インターネットやiPhone、スマホ、携帯電話などで、メールやSNS、Webページなどを利用する際は、
現実の世界と同じように、
気を付けるべきエチケットやマナー、常識、してはならない事や守らなければならない事などがあります。
以上のような事を、情報モラル(倫理)といいます。
私達は、大学生活を通じて、この情報モラルを身に付けなければなりません。
情報モラルを守るためのパソコン技術の一つに情報セキュリティがあります。
情報セキュリティの対象として
・個人情報;氏名・生年月日・性別・血液型・住所・電話番号・銀行口座番号・クレジットカード番号・
顔写真・音声データ・指紋データ・医療歯科情報⇒プライバシーポリシー
他人の個人情報を盗んだり、悪用してはいけない⇒他人の個人情報を尊重する⇒他人の写真を勝手にUPしない
ネット上で自分が特定されないように気を付ける
スマホの自画撮りにはGPS位置情報が入る⇒自分の居場所が他人に知られてしまう。
相手の気持ちに配慮する
・プライバシー権
・肖像権、
・パブリシティ権;タレントや有名人の写真など、その人が持つ職業上の経済的利益を守れる権利。
・著作権;小説や詩、論文、記事、映像、画像、歌曲、講演、演奏、映画、写真、美術品、Webページ、設計図など
著作創作製作物はそれを作った人が権利を持っています。
勝手にコピペしたり、利用したり、私用したりしてはいけません。
特に、課題レポートの作成に当たって、他人の物を勝手にコピペすれば、著作権侵害という違法行為に成ります。
【引用のルール】
・他人の著作物を利用した場合は、その出所(URLや著書名、)と著作者名を明記しなければいけません。
・その引用には、合理的な理由が必要です。
・正規に公表された著作物である必要が有ります。
違法なもののコピペは、その事自体が違法です。⇒コピーDVDの孫コピーは違法です。
・引用部分が、誰にでも解るように明記する必要が有ります。⇒他人の説を自分の説と称するのは違法です。
・引用部分を改造してはいけません。
・課題レポートなどの内容で、引用部分が大半では無い事。複数のコピペだけで作ったのではダメです。
・引用部分は必要最低限でなければなりません。課題レポートの全部が、まんまコピペではダメです。
【著作権侵害になる行為】
・音楽や映画のDVDをコピープロテクトを外して勝手にコピーしてはいけません。
・ソフトを勝手にコピーしたり、使用許諾権契約の範囲外の事をしてはいけません。
・TV番組や教科書、書籍類、授業で取ったノート類も、勝手にCD-ROMやBlu-rayなどに焼いたり、
ネットにUPしてはいけません。
・海賊版は買ったり、貰ったり、借りたり、売ったり、あげたり、貸したリしてはいけません。
ウィルス
ウィルスは、下記のルートを通じて、
パソコンやiPhone、スマホ、携帯電話、ゲーム機、録画・録音機、TV、音楽機器などに侵入し、損害を発生させます。
・ネットからWebサイトやメール、Line、Twitter、Facebook、Instagram、YouTube、ソフトのダウンロードなどや
・ソフトなどの入ったCDやDVD、Blu-ray、USBメモリなどを
通じて、
ウィルスが侵入すると、
・システムが破壊される
・データが破壊される
・データや個人情報が盗まれる
などの被害が出ます。
ウィルス対策
・ウィルスワクチンソフトの利用、頻繁に更新する。
・Windowやアプリのアップデートを行い、古いバージョンをいつまでも利用しない。
・ネットやSNSなどは、セキュリティ対策の行き届いた業者を利用する。
・いかがわしいサイトは利用しない。
ウィルス感染時の処置
1.ネットの接続を切る
2.パソコンの電源は切らない
3.ワクチンソフトでウィルスを除去する
4.関係するネット業者などに報告する
最近、ネットの利用に関連して、氏名・生年月日・住所・電話番号・銀行口座番号・クレジットカード番号、パスワードなどの個人情報を盗まれ悪用される被害が増えています。
パスワード
・解り易い数字や文字列はやめましょう。 例)0000とか9999とか8888とか1234とか。
・生年月日や電話番号、銀行口座番号、クレジットカード番号などと同じにすることはやめましょう。
・時々、変更しましょう。
・iPhoneや銀行キャッシュカード、クレジットカード、SNS、メールなどで別々のものにしましょう
・なるべく長くします。
・恋人や家族にも教えない。
・銀行やデパート、クレジットカード会社や電話会社、大学などからパスワードの問い合わせがある事は有りません。
ネットショッピング
・偽ブランド品などを購入すると犯罪に成ります。
・身に覚えの無い請求は払う必要が有りません。
・場合によっては返品できる場合が有ります。
・いかがわしいコンテンツのダウンロードはやめましょう。
・トラブルが発生した場合は、手遅れになる前に、親や最寄りの警察に相談しましょう。
スマホ中毒
・大学の授業に遅刻したり出席できないなどにならないように気を付けて下さい。
・心身に疲労が溜まら無いように気を付けましょう。
・スマホをやらないと不安になるという場合は、スマホ依存症の疑いが有ります。
・リベンジポルノに気を付けましょう。
・スマホやSNSでのいじめは犯罪です。
・友達のメルアドを人に教えてはいけません。
・スマホやSNSで人を傷つける言動をしてはいけません。
・覗き撮りや痴漢撮りは犯罪です。
・なりすましアカウントの作成は犯罪です。
下記の用語について、
教科書やインターネットを参照して、各用語の説明と自分の考えを各300字程度にまとめて、
Gmailの本文に入力し、
先生に送信して提出して下さい。
①情報モラル
②情報セキュリティ
先生のメールアドレスは、t067110@st.daito.ac.jpです。
メールの件名は、情報倫理 学籍番号、として下さい。
課題の答えは、メールの本文に入力して下さい。
【作業手順】
1.Google Chromeで、新しいタブをクリックして、
ブックマークバーからGmailを開きます。
2.Gmailで、作成のボタンをクリックします。
3.Gmailのメールを作成するWindowが表示されます。
4.メールの宛先アドレス、件名、課題の答えを入力して、送信して下さい。
【注意】
課題の提出が完了すれば、課題チェックを行いますから、
自分の席で静粛にして待機していて下さい。
再提出などの指示が有れば、
指摘された部分を修正して、速やかに再提出して下さい。
課題チェックでOKが出なければ、出席のOKになりません。
特に、
課題チェックでOKが出る前に教室から退出した場合は、「無断欠席」の扱いになります。
【以上】