OneDriveが原因で生じるトラブルの解消法について、下記に説明します。
OneDriveが原因で生じるトラブルには主に以下のようなケースがあります。
保存先が自動的にOneDriveになる
作成したファイルを名前を付けて保存しようとした場合、自動的にOneDriveが出て、
自分のPCに保存できない、といったケースです。
OneDriveに定期的に自動保存される
作業中に自動的にOneDriveに保存されたファイルに上書き保存されるので、
作業に失敗した場合も、失敗した内容が上書き保存されてしまって、
元のファイルから作業をやり直すことができない、といったケースです。
OneDriveと同期していることが原因で正常に使用できない
オフラインや違うネット環境でファイルを開こうとした場合に
エラーが表示されて、ファイルを開くことが出来なかったり、
Wordそのものが正常稼働しなくなる、といったケースです。
これらの全ては、OneDriveが原因であると思われます。
ところで、大学生のように自分のPCを課題作成に使用しているのみの場合は、
あえて、OneDriveを使用しなければならない理由は、特に有りません。
このような場合は、むしろ、作成したファイルは自分のPCに保存する方が
余計なリスクを回避できると考えられます。
特に、自分のPCに保存しておけば、オンライン・オフラインに関係なく、
作成したファイルは自分のPCから自由に開くことが出来ます。
しかしながら、Officeがインストール済みの新機種PCを購入した場合、
Officeにサインインして利用可能な状態にすると、
通常は、
ファイルの保存場所はOneDriveが自動的に選択される
ファイルはOneDriveに定期的に自動保存される
ように設定されています。
従って、上記のようなトラブルの原因は、この初期設定にあります。
そこで、
ここでは、上記のようなトラブルを解消する方法を下記に説明します。
【注意】
ただし、WordやExcel、PowerPointなどアプリケーションごとの設定になるので、
各アプリごとに設定を変更する必要があります。
1.保存先が自動的にOneDriveになることを変更する方法
ここでは、OneDriveに保存せず、自分のPC(「このPC」)に変更する方法を説明します。
これは、Wordのオプションのダイアログボックスで設定できます。
①[ファイル]タブをクリックして、
[オプション]をクリックします。
②[Wordのオプション]ダイアログボックスが表示されます。
③[保存]タブをクリックして、
[既定でコンピューターに保存する]のチェックボックスをオンにします。
【注意】
ここがオフの場合は、[OneDrive]が保存先になります。
上記の設定の後は、保存先は、PCの[ドキュメント]フォルダーになっています。
【注意】
上記の設定後も「規定のローカルファイルの保存場所」がOneDriveになっている場合があります。その場合は、「参照」ボタンをクリックして「Cドライブ」内のUsers内にあるDocumentsを選び直して下さい。
2.OneDriveに定期的に自動保存されるのを解除する方法
これも、Wordのオプションのダイアログボックスで設定できます。
①[ファイル]タブをクリックして、[オプション]をクリックします。
②[保存]タブをクリックして、
[OneDrive と SharePoint Online のファイルを〇〇の既定で自動保存する]
のチェックを外します。
③Wordを再起動して変更が反映されているか確認してください。
【注意】
ただし、上記1でファイルの保存場所を「このPC」に変更している場合は、
この項目が表示されない場合があります。
3.OneDriveとの同期を外す方法
【注意】
この操作の後、OneDriveに保存したWordのファイルが開かなくなる可能性があります。
この操作を行う前に、OneDriveに保存したファイルを、PCにコピーしてください。
①タスクバー(または隠れたインジケータ
ー)にある OneDrive アイコンを
クリック。
OneDriveのプルアップメニューが
表示されます。
②「その他」をクリック
③その他のメニューから「設定」を選択
④OneDrive の設定ウィンドウが開く
「Office」タブをクリック、
⑤「Office アプリケーションを使用して、
開いている Office ファイルを同期する」
のチェックを外す
⑥「OK」ボタンをクリック
【社会学部PCラウンジの利用】
この他、
授業で使用するノートPCの故障や破損などで
特に困った場合は、
7号館地下B1ー7021にある
「社会学部PCラウンジ」に
ノートPCを持ち込んで相談して下さい。
電池切れの充電も可能です。
【注意】
ただし、課題に関する質問はNGです。