続いて、ここでは、
Wordを使って日本語を入力する基本的な方法について課題実習します。
大学や一般企業では、アルファベットキーを使ったローマ字入力を使うのが普通です。
§02「PCの基本操作」で学習したように、
パソコンの文字入力は「QWERTYキーボード」から入力するのが普通です。
キーボードの各キーでは下図のように、
キーの上の文字はShiftキーを押しながら押すことで入力できます。
キーの右部分の文字は、
「Alt」キーを押しながら「かな」キーを同時に押すことで、
入力モードが変わり、
入力できる状態になります。
特に、大学や一般企業では、
「カナキー入力」は使わず、アルファベットキーを使ったローマ字入力を使うのが普通です。
アルファベットキーを使った文字入力の標準的な方法については、タッチタイピングと呼ばれる方法が有ります。
タッチ・タイピング(Touch Typing)とは、
パソコンなどでWordやメールに文章のキーボード入力をする時に、
キーボードに表示された文字ラベルを見ないで、キー入力する方法の事です。
ブラインドタッチとかタッチメソッドとかともいいます。
元は、英文タイプライターの資格教育で普及しました。
その後、日本語ワープロ機の資格教育で社会的ブームになりました。
タッチ・タイピングの長所は、
・入力速度が速い
・入力ミスが少なくなる
・目の動きが少なくて済む為、眼精疲労が少ない
タッチ・タイピングの短所は、
・慣れるまで練習時間が必要
・パソコンやかな漢字変換ソフトが変わると、打ち間違いや疲れが発生する
タッチ・タイピングでは、
先ず、キーの配列を指で覚えます。
続いて、キーを見なくても入力できるように練習します。
そして、入力スピードが速くなるように練習します。
ピアノやギターのように指が無意識に柔らかく滑らかに早く動く事がポイントです。
一般に、カナ入力よりも、ローマ字入力の方が良いといわれています。
かな文字は50音有るのに比べ、
ローマ字で50音を入力するには母音5文字と子音10文字の合わせて15文字を使えば済むからです。
また、ローマ字入力を覚えれば、英文タイプなども出来るからです。
これが、大学や一般企業で使われている理由です。
【ホームポジション】
タッチ・タイピングでは、
両手の10指のうち、両方の親指を除いた8指を主に使います。
親指は、スペースバーや変換、無変換などのキーに使います。
①左の人差し指をキーボードのFのキーに置きます。
②右の人差し指をキーボードのJのキーに置きます。
③左の中指、薬指、小指をD、S、Aに置きます。
④右の中指、薬指、小指をK、L、;に置きます。
【注意】
・両手人差し指のFとJに注意します。FとJにはシルシとなる突起があります。
・その他の指は、自然に位置が合うようになっています。
・この指のポジションをホームポジションといいます。
・両手の指は上図のようにそれぞれ打鍵するキーが決まっていますので、これを覚えて練習します。
⑤自然な状態でホームポジションに指を置ける位置で両手首の付け根を置きます。
⑥指の力を抜きます。
⑦視線は自然な状態で画面に向けます。
日本語文字の入力は、
最初に「漢字」キーを押して、日本語入力モードにして、
アルファベットキーを使ったローマ字入力でタッチタイピング方式で行います。
「漢字」キーは、
標準的な型式のキーボードでは、左上部分の数字キーの左端部分にあります。
特に、Wordを使う場合は、最初から日本語入力のモードになっています。
ローマ字で入力すると、ひらがなが表示されます。
変換キーを押して、漢字に変換します。
これを、「ローマ字入力ひらがな表示漢字変換」方式といいます。
日本語の入力は、
アルファベットキーを使ったローマ字入力でタッチタイピング方式で行います。
教科書 p6
誤字は、Back Spaceキーを押して削除します。
改行は、Enterキーを押します。
かな漢字変換では、
F6 キーを押すと、ひらがな に変換されます。
F7 キーを押すと、全角カタカナに変換されます。
F8 キーを押すと、半角カタカナに変換されます。
F9 キーを押すと、全角英数字 に変換されます。
F10キーを押すと、半角英数字 に変換されます。
Enterキーを押して、変換を確定させます。
Wordを使って、
下記のローマ字・かな50音の対応表を作成して下さい。( 教科書 p6 )
1.文字の入力は、ローマ字入力でタッチタイピング方式で行います。
教科書通りに入力します。
【注意】罫線の作成は不要です。
教科書 p6
【課題の提出】
作成したローマ字かな対応表ファイルをメールに添付して先生に送信し、提出して下さい。
①先生のメールアドレスは、t067110@st.daito.ac.jpです。
②メールの件名は、ローマ字かな対応表 学籍番号 氏名、として下さい。
【Gmailを使って課題提出】 Gmailは、GoogleChromeからログインして下さい。
1.Gmailの作成
①作成ボタンをクリック
②宛先アドレスの入力
③件名の入力
④本文の入力
⑤ファイルの添付
2.課題ファイルの添付
①Gmailに添付する課題ファイルをクリック
②開くボタンをクリック
3.Gmailの送信
①課題ファイルが添付されたことを確認する。
②送信ボタンをクリック
4.Gmailが送信済みであることを確認する
①送信済みメールのトレイをクリック
②送信済みを確認する
②記号キーボード表という名前を付けて保存します。
[ファイル]タブ-[名前を付けて保存]を順にクリックします。
ファイルの保存場所は、先日作成したフォルダ情報処理基礎1です。
【課題の提出】
作成した記号キーボード表ファイルをメールに添付して先生に送信し、提出して下さい。
①先生のメールアドレスは、t067110@st.daito.ac.jpです。
②メールの件名は、記号キーボード表 学籍番号 氏名、として下さい。
【注意】目が疲れたら、目薬を使って下さい。
Wordを起動すると、日本語入力は自動的にオンになっています。
日本語の入力方式は、ローマ字入力ひらがな表示方式で入力します。
ひらがな⇒漢字への変換は、かな漢字変換方式で行います。
ローマ字で入力すると、ひらがなで表示され、
変換キーを押すと、ひらがな⇒漢字への変換が行われます。
英大文字/小文字の切り替えはShiftキーを押します。
Wordを起動すると、自動的に小文字になっています。
①キーボードから上の表の読みを入力し変換します。
②記号かな漢字変換表という名前を付けて保存します。
[ファイル]タブ-[名前を付けて保存]を順にクリックします。
ファイルの保存場所は、先日作成したフォルダ情報処理基礎1です。
Textには説明が有りません
部首や総画数、手書き入力からIMEパッドを使って入力します。
①タスクバーのIMEを右クリックします。
②メニューからIMEパッドをクリックします。
③IMEパッドが表示されます。
④手書き入力します。
⑤表示された漢字一覧表から入力したい漢字をクリックします。⇒フリガナも表示されます。
⑥Enterキーを押すと、漢字が確定します。
【以上】