計時係とは
各発表の時間計測とシグナル表示、時間報告を行います。
旗を上げるタイミングは黒板に表が貼ってありますので参考にしてください。旗は上げたら、次の色の旗を上げるまで上げっぱなしです。 赤い旗を上げた後に制限時間を超えたら、その時に初めて旗を降ろします。これは、制限時間を超えたことをスピーカー・論評者に知らせるという意味があります。
計時係がテーブルトピックススピーカーやスピーカーに当たったら、計時係を近くの席の人に頼んで、ストップウォッチと旗を渡してスピーチを行いましょう。自分の話す番が終わったら、これらの道具を返してもらい、再び自分が計時係を行います。当日は、経験あるトーストマスターズ会員の隣に座るようにして、分からないことがあったら質問してみましょう。
スピーチの時間計測スタートと終了のタイミングについて
時間計測開始のタイミングは、出場者が聴衆に対して言語または非言語で最初に明確に意思を通じた時です。つまり、通常は出場者が最初の言葉を発した時です(音響効果、他の人物によるやって見せる行為等、その他の手段による意思伝達をも含むものとする。)
時間計測終了のタイミングとしては、スピーカーが明確に終了の意思表示をした時。つまり、「以上でスピーチを終わります!」とか、司会者に対して「トーストマスター!」と発生した場合、「司会者にうなずきかける」、「司会者に向けて腕を伸ばしコントロールを戻す」等があげられます。例会の時間計測であれば、スピーカーは事前に、「ここで計測開始して下さい。」「ここでストップウォッチ止めてください。」と打ち合わせしておいてもいいですね。
計時係の役割マニュアル説明例
あくまでも例ですので、自分の言葉に置き換えてください!役割説明は1分以内で簡潔に説明できるように準備してきてください。
「人前で話をする時、与えられた時間内に、簡潔に話をするのは非常に大切です。
だらだらと続く話は、聴衆の集中力も低下しますし、何より他の人の時間を無駄にしてしまいます。そこで、トーストマスターズには計時係がいます。目的は、スピーカーが時間通りに話をするのを手助けすることです。 計時係はストップウォッチを使って、テーブルトピックスのスピーチ、準備スピーチ及び論評の時間を計ります。テーブルトピックスの場合、1分で緑、1分半で黄色、2分で赤のシグナルを上げます。論評は2分、2分半、3分です。
同様に、準備スピーチはプロジェクト毎にプログラムに記載されている時間に従い計時をします。
それぞれ、赤が上がってから+30秒までが制限時間で、それを超えると赤いシグナルを下ろします。
制限時間を超えてしまうと、最優秀賞の投票対象外となりますので、お気をつけ下さい。皆さん、今日も時間通りに話を終わらせるよう心がけましょう。」
その他
計時係を通して時間管理(タイムマネジメント)の重要性についても学びましょう。例会の進行がプログラムに記載されている通りの時間進行で進んでいるか、どこの部分遅れが発生しているのか。経過時間をプログラムに記載しておくといいでしょう。