今夜のトーストマスター(TMOE)とは
その例会の総合司会です。TMOE(Toast Master of the Evening)とも呼ばれます。
◎ポイント◎
・例会成功の80%は、当日の進行ではなく、事前の準備にあります!
・一回目のTMOEで不満足な点があっても、あきらめずに2回、3回と挑戦しましょう。経験あるのみ!
・実際にほかの人が準備・司会をしている様子を見ましょう!経験のある人のやり方を見るのは大いに参考になります。
◎全体の流れ◎
【~例会2週間前】
・(教育担当より) 役割の発表
【例会まで】
1. 役割への確認・調整
2. スピーチ情報確認
3. プログラム作成・印刷
4. 会員へのメール
【例会当日】
5. 司会・タイムマネジメント
◎例会までの準備◎
1. 役割・論評者への確認・調整
教育担当から役割発表後、役割・論評者への確認依頼メールを出す
確認メールはTMOE宛に返信してもらう (締切を設けると返信率が高い)
欠席者が出た場合、役にあたっていない人や、小さな役しかあたっていない人をメインに調整を行う
欠席の穴埋めをする時間を見越して、締切は余裕をもって設定する
適時確認状況をメールで通知し、まだ確認メールが来ていない人に確認を促す
2. スピーチ情報の確認
司会進行の際に必要な情報をスピーカーからもらう
必要な情報は、「スピーチタイトル」「マニュアル名」「プロジェクト番号」の3つ
自分が持っていないマニュアル(上級マニュアルなど)は、スピーチ目標も教えてもらう
3. プログラム作成・印刷
プログラムテンプレートを参考に、時間配分を含めたプログラムを作成する
必ずスピーチプロジェクトを載せる
余裕を持った時間配分を行う
時間配分は、TMOE時間配分、TIPSを参考にする
プログラムを印刷する(だいたい30部~35部あれば十分です)
※プログラムの印刷代はクラブが負担します。
レシートを会員担当に渡せば、当日または後日返金します。
4. 会員へメール
例会のリマインダーメールを行う
プログラムを添付する
会場がいつもの異なる場合は、その旨も記載する
その他連絡事項があれば、メールに記載すると例会で時間短縮ができる
◎例会当日◎
5. 司会
司会の役割・目的
・例会全体を良い雰囲気で、スムーズに施行する
・スピーカーをはじめ、各役割の担当者が気持ちよく話せるように手助けする
・タイムマネジメントを行い、時間通りに例会を開始・終了させる
・不測の事態に対処する
TMOEと会長のコントロール範囲
・例会開始: 開会・ゲスト紹介・連絡事項を会長が行った後、TMOEにコントロールを渡す
(ここからが「教育セッション」と呼ばれる)
・TMOEは論評セッション以外の司会進行を行う
(準備スピーチまでの一連の司会・受賞者発表はTMOEが行う)
(論評の部・総合論評セッションは総合論評者が行う)
・例会終了:受賞者発表後、会長にコントロールを渡す
・その他入会式・動議・閉会は会長が行う
タイムマネジメント
・司会として一番重要な役割はタイムマネジメント
・予定時間よりも全体の進行が遅れている場合、休憩時間を短くしたり、紹介文を簡潔にするなど、自分でカットできる時間を減らす
不測の事態に対応する
・ヘルパーやスピーカーが例会に遅刻してしまう!:順番を入れ替えたり、他の人に役割をお願いする
・スピーカーが欠席してしまう!:テーブルトピックを長めにするなどで対応する
・会場がいつもと異なる!:いつもと会場が異なる場合、気づかない人もいるので、会員にお知らせメールを出す
・途中でゲストが来た!:休憩前後やプログラムの切れ目など、タイミングを見計らって名前を聞いて拍手する
準備スピーチ
・スピーカー紹介サンプル
次のスピーカーは○○さんです。○○さんの本日のスピーチはCCマニュアル#2。プロジェクト目標は○○○○○。
タイトルは「○○○○」。○○さん、よろしくお願いいたします。
・スピーチが終わったら、必ず一分間のコメントタイムを設ける