2010日本選手権選手リポート

投稿日: Oct 28, 2010 12:22:53 AM

10.28 日本選手権レポート

エリートレース、ウエットスーツなしのオープンウォーターとも初めての大会でした。スイムを苦手とする自分にとっては厳しいレースが予想されたのでスイム中心の練習をして臨みました。

開会式や大会当日のお台場の様子は、応援の人の数も多く、大会関係者やトライアスロン関係者、著名人がいたりとトライアスロンの人気が高い事が伺えました。

今年のスイムコースは500mのコースを3周回するコースに変更になり、水際や浜辺を走るテクニックも要求されるコース設定でした。水温は低いもののそれほど気になるほどではなく、波はほとんどない状態でした。スタートセレモニー後一斉スタートし、各選手勢い良く飛び込みます。バトルはほんの一時的で200m地点の第1ブイを曲がるころには縦に長い列になっていたと思います。前の集団にはスピード不足でついていけず、すぐ前の選手は見えるものの3周回のうちに結局追いつけないままスイムアップ。バイクトランジッションまで全力で走り、バイクに乗り約200~300m走った地点で私を含め3人の選手がマーシャルにレース終了を告げられました。観客からの拍手が温かったです。

終わってみるとあっという間のできごとであったように感じます。レースの内容も断片的にしか思い出せません。自分としてはそれなりの準備をして臨んだつもりでいましたが、あの雰囲気の中で練習してきたことをどれだけ出せたかは自分でもわかりません。ただただ圧倒的な実力不足を痛感させられた次第です。しかし、日本選手権で得た経験はこれからの競技人生においてものすごく大きな財産になりました。課題は多いですが、一つ一つ積み重ねていくしかないと思っています。

私のような選手でも出場の機会を与えてくださった関係者の方々や、応援してくださった全ての方々に感謝の意を表し、日本選手権のレポートとさせていただきます。ありがとうございました。

芦別市 鉄人未遂 小山慶太