S, A, T, B募集中!特にT, B(男声)が不足しています!
声帯-2/3
■発声の3要素の中核である声帯はその場所や機能としては比較的わかりやすい。水を飲むときは反射的に閉じてくれるものだが、自覚的にも閉じたり開いたりが可能だ。
■声門をから出る音はどんなものだろうか?類似の器官から想像すると「おなら」のようなものだろう。締めたままだすと「プー」といい、緩めれば「ブー」、もっとゆるくなると「スー」となる。口唇で発音するラッパを引き合いに出すほうが上品かもしれないが。いずれにせよ狭窄部にかける力と呼気圧の相対関係で決まるのだろう。
■声帯を動かす筋肉は細かい動作をするもので、圧力を受けて演奏する際には周囲の筋肉で助けなければならないそうだ。呼気圧を作るのはもちろん肺周辺を囲む筋肉である。結局、わかりやすそうな声帯の制御も周辺筋肉を動員するような複合的な作業になり、曲想にマッチするような制御をおこなうには適切な姿勢の維持と発声の練習をつむ必要がありそうである。
■姿勢を保つ