手簿作成の使い方
このサイトは
こちらに移転しました
2021/11/28 旧サイト変換
試用版のインストーラーの作成にミスがあり、手簿作成に必要なファイルがインストールされていません(旧試用版)。
手簿作成が必要な方は、こちらから Note_Excel.zip をダウンロードし、解凍後に実行してください。現バージョンでは追加のインストールは不要です。
仕様
0.5対回(半対回)のみ
対回データがあった時は、罫線のみの手簿が作成されます
方向数 299点まで
APAの行数 最大999行
視準点、目標点の点名は半角15文字以内
目標点名の重複不可
偏心なし
再測なし
データに矛盾がない
以上の仕様を満たさないデータが見つかった時点で、警告メッセージを表示して手簿作成を中断します。
エラー原因は記録簿へ記載されます。APAデータを編集して再度実行する必要があります。
青枠:カーソルの行位置(カーソルキーのみ有効)
操作手順
TSからAPAデータを受信するか、APAデータを読み込みます
赤枠内の[手簿作成(半対回)のみ]をクリックしてください
APAデータのチェックが実行されます
異常なデータが見つかると、下図が表示され処理が中断します。エラー内容は記録簿に記載されます。
チェックを通ると、手簿ファイル名の入力画面がでます。手簿はExcel形式(拡張子 xls)です。拡張子は入力しないでください。
ファイル名を入力して保存をクリックします。
手簿が完成すると、手簿を開くか問われます。データ量が多いと処理に時間がかかります。
[はい] :Excelを起動し、完成した手簿が開きます(データ量が多い時は起動まで数秒以上かかります)
[いいえ]:Excelを起動せずに、手簿作成プログラムを終了します(手簿は保存されています)。
注意点
手簿作成を実行する前に、念のためExcel を終了してください
Excelがインストールされていなくても手簿は作成できますが、上記6で[いいえ]をクリックしてください。
Excel 以外のフリーのオフィスでも手簿を開くことができます
エラーの原因と対応
今回のバージョンでは半対回のみに対応していますので、再測や偏心データはないと思われます。
正しい手順で観測を行っていれば手簿は作成されます。
半対回の手簿しか出力されませんが、1〜3対回のデータチェックも実行しているため、半対回以外のデータにエラー
が見つかると手簿は作成されません。処理時間を短縮するためにも、半対回以外の観測データを削除してから実行することをお勧めします。
プログラムの作成過程でユーザーの皆様から提供していただいたAPAデータのごく一部に、観測を途中でやめたため、F行がない等の「異常」なデータがありました。
F行が無いなどの場合は、該当箇所のD行〜F行(次のD行の前)までを削除して再度実行します。
なお、編集時見やすいように空白行を挿入していただいても構いません(処理時に削除します)。
APAデータフォーマットを参考にしてください。
その他
設定に[APA関連]のタブが追加されていますが、半対回の処理には関係ありません。
方向数が1点(F行が1行)のAPAについても手簿が作成されますが、外枠下部の罫線の太さが細くなります。
今回のバージョンでは手簿が作成されるだけなので、手簿の保存先は任意ですが、今後この手簿からトラバース計算へのデータ渡しを考えているので、新規の座標簿を作成する場合は専用のフォルダーを新規に作成されることをお勧めします。
将来は、そのフォルダー内に「手簿」フォルダーを自動で作り、そこに手簿を保存する予定です。
以下は上記と重複する記述ですが、参考までに残しておきます
手簿 作成
APAデータからExcel形式の手簿を作成します。1〜3対回のコードも含まれていますが、半対回のみに限定しています。
当初は半対回だけでは意味がないと思っていました、半対回でも欲しいとのご要望をいただいたので公開に踏み切りました。
なお、このバージョンでは手簿が作成されるだけで、その後のトラバー計算等が自動処理はできません。
単純に手簿が出来るだけです。[放射(3D)へデータ書込]は今までどおり使えます。
今回実装しなかったた主な機能
1.距離計算書(Excel)
2.APAデータ編集の支援機能
3.各種トラバー計算へのデータ転送と計算書出力
動作環境:Excel がインストールされているPCで動作します。(Excel 2007でテスト)
Excel がインストールされていなくても手簿は生成されますが、
生成された手簿をGioLineから表示できない可能性があります。
動作条件:偏心・再測には対応していません(APAを編集する必要があります)。
APAデータに異常なデータが含まれていると処理を中断します。
【異常とは】視準点名が15文字以上、視準点名が重複、観測中断orやり直し等、
異常なデータがあった時は、APAデータの編集が必要です。
出力サンプル(Excelの印刷プレビューのキャプチャ画像)
APAデータに複数の測点名(器械点)があった時は、Excel のブックにまとめられ、1ファイルで保存されます。