座標簿の複数選択他
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2021/11/28 旧サイト変換
公開当時から座標簿上での座標の編集が面倒だとのご指摘を多くいただいていましたが、個人的に座標簿の編集(主には削除だと思いますが)を重要視していなかったため実装が大変遅くなりました。
使いにくさの原因は、複数の座標点を選択出来ず、ポップアップメニューから1点ずつしか処理ができないことだと思います。
今回、下図の赤枠で示すメニューを追加しました。
左の「マルチ選択」にチェックを入れます
チェックが入ると、ポップアップメニューは出なくなります
選択したい行を指定(マウスクリックやカーソルキーで)し、スペースキーを押します
選択された行の背景色が青枠内に示したように点番、点名部分が濃紺に変わり、フォーカスが次行へ移動しますから連続した行も簡単に指定できます。
選択部(濃紺)でスペースキーを押すと選択が解除されます。
選択時に座標簿を(点番⇔点名)切り替えて選択しても問題ありません。
マルチ選択の下にある茶色の5は選択数です。
[削除]等のボタンで一括処理を実行しますが、[削除]と[VIP指定]は実行前に確認画面がでます。
処理が終わると選択は解除され、マルチ選択のチェックも外されます。
選択中に選択を解除したいときは、マルチ選択のチェックを外します。
下図上部の緑枠内にあった[削]ボタンは削除しました。
また座標登録数が表示されていた部分は、現在の行位置/登録数 表示に変更しました(抽出時を除く)。
各ボタンの機能
削 除 :結線構成点・VIP指定点以外を削除します(全点削除はできません)
削除した点データは記録簿へ記録されるので、記録簿からの再登録も可能です。
仮点指定 :VIP指定点以外を仮点に指定します
仮点→実点 :範囲内にある仮点を実点に変更します
VIP指定 :仮点以外をVIP点に指定します
VIP解除 :範囲内にあるVIP点を解除します
非表示指定 :範囲内の全てを非表示にします(結線構成点が含まれていたときは、処理するか問う)
非表示→表示 :非表示点を表示に戻しますが、ペグマークは全てデフォルトの小円になります。
メモ消去 :選択範囲内のメモを消去します
記録簿へコピー:記録簿へ座標データを転送します
座標簿の直接編集(セル毎)は今回も安全性の観点から見送りました。
座標簿のマルチ選択処理に[表へ転送]ボタンを追加
機能するのは、逆放射(表)・直線への垂線 のみです。
座標簿のスペースキーによるスクロール
座標簿のスクロールや座標点の指定は、
・マウスのクリック
・カーソルキー(↑ ↓)
・マウスのホイール(1行ずつスクロールしない(当方では)ので実質使えない)
といった方法がありましたが、今回、カーソルキーの代わりにスペースキーでも下にスクロールするようにしました。
また、実用性は疑問ですが B キーで上側へスクロールします。B にしたのは単にスペースキーの上にあるからという単純な理由からです(Backの意味もありますが)。
なお、上記のマルチ選択にチェックが入っている時は機能しません。