ベンゾジアゼピン系薬剤とは、べンゾジアゼピン受容体作動薬のことです。
【ベンゾジアゼピン: Benzodiazepine】から、Bz系と呼ばれることも多いです。
稲葉浩志· 松本孝弘のユニットじゃないです。
あれは、” B'z =ビーズ”ですから。
脳内には、ベンゾジアゼピンという物質が結合する、特異的部位があることが判っています。
この部位をベンゾジアゼピン受容体と呼びます。
ベンゾジアゼピン受容体作動薬には、
の2種類があります。
ベンゾジアゼピン受容体
脳内にある、ベンゾジアゼピン受容体は、さらにω1受容体(α1受容体)とω2受容体(α2、α3、α5受容体)の二つに分けられます。
ベンゾジアゼピン系薬は、比較的安全性が確保された薬物です。
薬物の半減期を考慮したうえで、症状に合わせて使用されます。
主な作用としては抗不安作用、筋弛緩作用、鎮静作用、催眠作用、抗痙攣作用です。
と呼ばれています。
ベンゾジアゼピン受容体作動薬は、作用する受容体の場所によって、睡眠薬や抗不安薬に使用されます。
受容体は、ω1受容体(α1受容体)とω2受容体(α2、α3、α5受容体)の二つに分けられます。
ベンゾジアゼピン系薬剤の名前の特徴
ベンゾジアゼピン系薬(BZ) には、
エチゾラム(商品名:デパス)、トリアゾラム(商品名:ハルシオン)、ブロチゾラム(商品名:レンドルミン)、ハロキサゾラム(商品名:ソメリン)、 ユーロジン(エスタゾラム(商品名:) とか、フルニトラゼパム(商品名:サイレー、ロヒプノール)、クアゼパム(商品名:ドラール)、フルラゼパム(商品名:ダルメート、ベノジール)、ニメタゼパム(商品名:エリミン)などがあります。
「~ゼパム」「~ゾラム」という名前がくればベンゾジアゼピン系の薬です。
デパス(エチゾラム)は、化学構造式上はBZ骨格ではなく、チエノジアゼピン系と呼ばれますが、化学構造式が異なっていても作用機序、効果、副作用は同様であり、これらをまとめてBZ系薬あるいはBZ受容体作動薬と呼びます。
BZ系薬とは、γアミノ酪酸(GABA)/BZ受容体/クロールイオンチャネル複合体に作用する薬剤であり、抗不安薬、睡眠薬、抗てんかん薬などに分類されています。
GABA神経系を直接変化させるものではなく、一定用量で作用は頭打ちとなります。
作用時間によって、3つのタイプに分かれます
不安症状に対して
不眠症状に対して
不眠を訴える人ではGABA受容体の機能が低下していると考えられています。
ベンゾジアゼピン系薬は脳内のGABA受容体に存在するベンゾジアゼピン結合部位に作用することで、Cl-の流入を促し、脳の働きを抑えます。
すなわち、眠くなるのです。
ベンゾジアゼピン系薬の副作用として、最も頻度が多いのは、眠気とふらつきです。
国内で使われている睡眠薬のほとんどは、ベンゾジアゼピン系です。
絶対に使ってはいけない?~ベンゾジアゼピン系薬剤の副作用・依存性・耐性
絶対に使ってはいけない?~ベンゾジアゼピン系薬剤の欠点・デメリット・怖さ
ふらつきに関しては、筋弛緩作用から起こります。
高齢者の場合は、転倒して骨折するケースもあるので、注意が必要です。
その他にも脱力感、疲労感などがみられることもあります。
副作用のほとんどは、服用を続けるうちに、自然と体が慣れてきます。