9月

3年生遠足【昆虫の森】(929日)

26日、秋らしい好天の中、3年生が新里村のぐんま昆虫の森に行ってきました。今回は、教頭先生に引率をしてもらいましたが、子どもたちは講師の先生方の話をしっかり聞いて多くのことを学ぶとともに、大いに楽しめたようです。また、班での活動も皆が協力して楽しくできていたとのことで、大変立派でした。

自分はいったことがないのですが、写真を見ると「かやぶき民家」、「昆虫観察館」、「食草育成温室」、「バッタの原っぱ」と盛りだくさんの施設があるようです。

うれしそうに活動する児童には、身近な自然に素直に心を動かし、自分との関わりにおいて季節を捉えている姿があります。そこには、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚などを使って自然の素晴らしさを十分に味わう姿が生まれています。

昔の遊びを体験させてもらったり、カマキリやバッタを必死に追いかけて捕まえたりしている様子から、子どもたちのあふれんばかりの笑顔がうかがえ、うれしい限りです。きっと素敵な思い出となったことでしょう!

2年生、公共の施設を学ぶ(928日)

 25日に永明公民館の見学に行ってきました。石田館長様が、1クラス1時間もの時間を使って、施設について丁寧に説明してくださいました。2年生は4クラスなので、公務多忙の中午前中いっぱい、本校児童に関わってくださったことになりますが、館長様は笑顔で優しく、そして楽しそうに説明をしてくださいました。

今回だけでなく、様々なことで大変お世話になっており、深く感謝申し上げます。

 子どもたちは、「ホール」、「多目的室」、「会議室」「調理室」、「和室」、「図書館」等々、とっても綺麗にされている部屋を見せていただき、利用状況や工夫されている点等の説明を興味津々の表情で聞いていました。

わざわざ、前橋市防災危機管理課の方までお招きいただき、起震車に乗ることもできました。実際に大きな地震が起きた時にどうなるのか、身をもって体験する貴重な機会を与えていただき、感謝です。

子どもたちも、真剣に話を聞きメモを取っていました。写真にある通り、学校に戻ってからは、見学を振り返りながら心のこもった感謝のお手紙を書くこともできました。立派です!

生活科の目標である「地域の生活に関わることを通して、自分と身近な人々、社会とのかかわりについて考えることができ、それらの良さや素晴らしさ、自分とのかかわりに気づき、地域に愛着をもち、集団や社会の一員として安全で適切で行動をしたりするようにする。」を、十分に達成した活動であったと思います。

この経験を活かしご恩返しをするためにも、今後、今まで以上に進んで公民館や地域の行事に参加するなど積極的にかかわり、地域への愛着を深めていってほしいと思います。

陸上記録会に向けて(9月27日)

運動会練習と同時に、5,6年生は陸上記録会(10月11日)に向けた練習も始めています。同時進行で、大変かなと思いましたが、さすが若い!仲間と明るい笑顔で楽しく一生懸命活動している様子が見られました。

水泳記録会の時も述べさせてもらいましたが・・・

「目標を定め一つのことに集中して、辛くても粘り強く継続して頑張る」、「自分の課題を意識し、効率よく解決する方法を見出す」、「友だちと励まし協力し合い、ライバル心をもって切磋琢磨する」、「ここ一番で力を出し切るぞという強い気持ちをもつ」、「目標達成の喜びを味わい、自信を高める」、あるいは「失敗を経験し、悔しい思い・自己否定感に苛まれながらも、何とか自分を保ってまた頑張ろうという思いを新たにする」等々、体験しなければ身に付かない、多くの能力や態度が向上することでしょう。結果を出すのも大事なことですが、目的と目標、そして達成するための課題を強く意識して一生懸命取り組むことそのものに大きな意義があると考えます。そしてそうして身に付けた力は、社会に出てから絶対に役立つ大きな武器となるはずです。

今後、選手決めが行われると思いますが、選ばれた人は残念ながら出場を逃した人の分まで、永明小学校を代表して悔いのないように自分の力を出し切ってきてほしいと思います。

今度は、3年生で福祉体験(926日)

先週の4年生に引き続き、社会福祉協議会の方を講師として招き、今度は3年生が福祉について学習しました。3年生は、「年を重ねるってどういうこと」というテーマで、高齢者について学びました。

今や日本の平均寿命は、男性81歳・女性88歳と高齢化が進んでいます。しかし、健康寿命は、男性72歳・女性75歳で、13年くらいは病気や介護でサポートが必要とのことでした。

そこで、病気や介護が必要になっても、誰かがサポートしてくれたり、障害物を取り除いたり(バリアフリー)、理解しやすくしたり(ユニバーサルデザイン)工夫をしたりすることで、暮らしやすくなることを教えていただきました。

また、高齢者はどんな見え方、聞こえ方をするのか、歩く時にどんな負担を感じるのか、実際に道具を使用したり、装具を付けたりして実感することもできました。

実際に体験して分かったこと、感じたことを基に、是非、高齢者に対して自分のできる事を考え、実践してもらいたいと思います。

全校朝礼で、生活を振り返り(925日)

2学期が始まって4週間が過ぎ、疲れや気のゆるみが出始める時期。9月の全校朝礼は、41組にお邪魔し、その様子をMeetにより全校配信しました。

今回は、1学期の終業式や2学期の始業式で話させてもらった「目標を立てて生活すること」の大切さに改めてふれるとともに、「目標は立てただけでよいのだろうか?」という問いから、子どもたちの「実行しないと意味がない。」「達成できないとだめ。」といった意見を引き出し、『行動を振り返ることで、より良い自分・クラス・学校にしていこう!』という「めあて」で、授業を展開しました。

1学期当初から学校をあげて子どもたちに考えさせてきた、「挨拶」、「一列での登下校」、「安全な行動」、「無言・気づき清掃」について、3段階で振り返ってもらいました。

結果は、写真の板書にある通りでしたので、『全員が「3(とてもよくできている)」でなくていいのだろうか?』、『全員が「3」の学校になったら、どんな学校になるだろうか?』と投げかけ、考えてもらいました。

計画委員さんが「もっともっと素晴らしい挨拶のできる学校」にするための企画も考えてくれているようで、楽しみです。全教職員・全児童で、すべての項目で全員が「3」と答えられるよう、組織的・継続的に努力を続け、ますます「笑顔・挨拶・歌声のあふれる永明小学校」となれるよう頑張ってまいります!!

なお、朝礼の最初には表彰も行いました。本当に多くの児童が誇らしげな表情を浮かべ、素敵な時間となりました。学校以外で活躍する児童も多い永明小学校。誇りに思います!

涼しくなり始め、運動会に向けた取り組みが着々と!(922日)

昨日から、多少の蒸し暑さがあるもののだいぶ涼しくなり、どの学年も運動会にむけた練習が一気にスタートしています。また、WBGT31を超えて20分休みや昼休みに遊べなかった日が多く、ストレスを抱えていたと思われる子どもたちも、一斉に校庭に出て楽しそうに遊ぶ姿が見られるようになりました。

21日の朝活動では135年生が、2,4,6年生は今朝校庭に出てラジオ体操の練習や、簡単な運動会当日の動きを確認していました。大勢が校庭に集まるのは久しぶりで、張り切って活動している児童を見ていてとてもうれしくなりました。

マーチングの練習もフォーメーションや動きを確認するなど、本格化してきました。傘を持っているのは、暑さを避けるだけでなく、他の人との間隔を保ったり楽器をもっているイメージをもちながら動いたりするためだそうです。

13日の本番に向けて、どんどんと熱を帯びてくることと思います。新型コロナウィルスやインフルエンザの流行も大変心配されますが(「感染が拡大したり学級閉鎖のクラスが出てしまったりした場合の延期計画」は、後日お知らせします)、怪我無くそれぞれの子どもたちが満足感や達成感をもって運動会を終えられることを心から願っています!!

児童支援部会(921日)

本校では、校訓「笑顔・挨拶・歌声あふれる永明小学校!!」、そして本校の約束「自分も周りの人も笑顔になる生活を送ろう!」(ともに学校経営方針に掲載)に迫るために「児童支援部会」が組織されています。

業務改善を意図し会議を減らすために、昨年度まであった「生徒指導部会」と「教育相談部会」を統合しました。その代わり、学校経営方針に掲げた「児童にとって安心・安全な空間」を守るために、今年度より1学期に2度の開催を1か月に一度に増やして開催しています。

会議では、各学年の担当教員が学年の全クラスの子どもたちの様子について情報収集・状況把握を行って集まり、管理職も参加した中で生徒指導主任を中心に、情報共有と一人一人の児童への対応策を真剣に検討しています。

いじめやいじめに発展しそうな事案はもちろんのこと、困り感をもっている児童がいないか、そうした事案があった場合には、担任まかせにすることなく組織的に対応できる体制を整えております。

しかし、本校「いじめ防止基本方針」(HPに掲載)の「いじめの基本認識」に記載した通り、「いじめは、どの児童にもどの学校にも起こり得る」、「いじめは人権侵害であり、人として決して許される行為ではないものの、大人には気づきにくいところで行われることが多く、発見しにくい。」といった側面があるのも事実です。

未然防止として「いじめを生まない土壌づくりに全力を注いでおりますが、ご家庭において、お子さんにご心配な様子が見られたときは、遠慮なく積極的に学校にご相談くださるよう、改めてお願いいたします。

また、集団生活や学習等において、困り感を抱えている等のご心配がある場合についても、遠慮なくご相談いただければと思っております。家庭・地域・学校が手を携え、「児童にとって安心・安全な空間」を守り、ますます「笑顔・挨拶・歌声あふれる永明小学校!!」であり続けたいと考えておりますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。

運動会への準備がスタート!

みんなで石拾い、草むしり(9月20日)

全児童、全教員、そして技士さんと総出で、運動会に向けて石拾いと草むしりを行いました。13日に実施予定だったのですが、朝から、WBGT31を超える猛暑で、1日延期して行いました。

以前お知らせした通り、技士さんが地道に環境整備を行ってくれいたため、校庭は大体きれいになっていました。また、最初の2枚の写真の通り、運動委員さんも2学期当初から、朝登校後の時間を利用して、コツコツと草むしりを行ってくれていました。本当に助かりました。

ただ、校庭南の学校園は見ての通り、草が茂りとっても大変。とても、数人の力では作業しきれません。そこは働き者の永明小学校児童!手強い草と格闘し、腰を入れて抜きどんどんときれいにしてくれました。本当に立派です。

例年にない猛暑、命にかかわる熱中症を予防するため運動会を延期しましたが、練習ができない日が続き、結果的には正解だと確信しています。急な変更にもかかわらず、保護者や地域の皆様からは、1件の反対意見をいただくことはありませんでした。むしろ、「子どもたちの安全のために、ありがとうございます。」といった声が多く聞かれ、本当にありがたく思っています。

コロナやインフルエンザの流行が心配ですが(「感染が拡大したり学級閉鎖のクラスが出てしまったりした場合の延期計画」は、後日お知らせします)、ようやく明日あたりから、昼の気温もグッと下がってきそうです。環境整備だけでなく、素晴らしい演技や頑張る競技のための練習もできそうです。全校を挙げて、児童が活躍できるよう準備を進めてまいります!!

4年生福祉体験(9月19日)

9月12日に行われた福祉体験について掲載させていただきます。本校では、総合的な学習の時間で、3年生から系統的に「福祉」について学んでいきますが、4年生は体の不自由な方について、社会福祉協議会の方を講師として招き学習しました。

具体的には、「体が不自由になるって、どういうこと」、「体が不自由でも暮らす工夫」、「普段の暮らしを幸せにするってどういうこと」という観点で、丁寧に教えていただきました。

子どもたちは、真剣に講師の方の話に聞き入ったり質問したりと、大変意欲的に学習していました。後半では、車いすの乗り方・補助の仕方について説明していただき、実際に車いすに乗って移動することにチャレンジしました。

子どもたちは、実際に乗ってみることで、「移動するのに腕力を思っていた以上に使うこと」や「ちょっとした段差でも、非常に苦労すること」等を実感できたようでした。私も、児童に補助してもらって車いすに乗せてもらいました。以前も乗せてもらったことがありましたが、改めて体験して気づくことがたくさんありました。

文献やネットで知識を得ただけでなく、実際に体験を通して学ぶことで、自分たちのできることを主体的に考え行動し、共生社会の充実に寄与していってほしいと思います。 

校内研修

「学校評価」も振り返り、学校経営の改善に生かしていきます!(9月15日)

「学校評価」では、大変お世話になりました。2学期末や3学期に実施する学校が多いようですが、本校では結果を経営改善に生かすため1学期に実施しています。

学校評価システムは、保護者の皆様や教職員・児童に、それぞれの設問に対し「重要度」「実現度」を答えてもらい、その2つの数値を計算式にあてはめ、「ニーズ度(必要感)」を算出して評価するものです。「ニーズ度」高いほど解決すべき課題といえ、25」を超える項目は、喫緊の課題といえます。

おかげ様で今年度は、保護者の皆様から様々な設問で高評価をいただき、全設問の平均ニーズ度は「16.3」に抑えることができました。特に、「保護者や地域住民との協働による学校運営の仕組みづくりの推進」「PTAや地域の組織を生かした教育活動の推進」、「地域の行事への参加や交流活動の推進」、「地域の偉人や歴史、自然や文化に触れ、郷土について学ぶ教育活動の推進」等、地域や保護者、PTAに関わる設問では高い評価をいただくことができました。一重に皆様のご協力あってのことと深く感謝申し上げます。

また、昨年度やや課題と捉えられていた、一人一人を大切にした特別支援教育の充実や、組織的な生徒指導の充実についても、大きく結果が向上する評価をいただきました。この2項目は、学校経営において最も大切に考えている項目でもあります。今後も、組織的・継続的に課題解決を図ってまいります。

逆に、「コミュニケーションを図る楽しさを大切にする外国語教育の充実」と「自立性や社会性を育てるキャリア教育の推進」については、それぞれ「18.9」、「18.2」と全設問の中ではニーズ度が高くなりました。「25」はもちろん、「20」も超えていないのだ、決して悪い値ではないのですが、保護者の皆様の期待と捉え、さらに充実を図っていきます。

全設問の結果や改善への取組策は、912日にクラスルームで配信してあります。是非ご覧ください。

なお、教職員のニーズ度についても配信文書に結果が掲載されていますが、お陰様でこちらも大変良い結果となりました。先生方が、様々な課題や悩みはあるものの、自分たちの取組に自己実現感・達成感をもってくれていると考えると、とてもうれしい気持ちになります。今後もより一層、「目指す教師像:人間味・人間力・専門性を磨く教職員」に迫り、

①教育愛に満ち親身になって教育活動に取り組み、成果を見とれる教職員

②組織的な学校運営のため、風通しが良く温かな職場作りに努める教職員

③服務規律を守り信頼される教職員

④心身共に健康で、ワークライフバランスのとれた教職員

そうした集団であるよう、努力してまいります。以下、学校評価結果(簡易版)を添付しましたので、12日配信文書と合わせてごらんください。

校内研修で「生成AI」についても学びました(913日)

11日の研修の最後には、教育現場においてもその活用や活用の仕方について対応が急務である「生成AI」について、群馬県教育委員会が「群馬大学医学部附属病院・先端医療開発センター・数理データ科学教育研究センター」に講師を依頼して作成した動画を見て学びました。

以下は、講師の先生の動画作成の意図です。

 

この動画は、授業に生成AIを導入して下さいということではありません。

生成AIは子どもたちの身近にあり、今後、家庭等で多くの子どもたちが活用することが想定されます。

まずは先生方に、生成AIについて知っていただきたいと考え、作成したものです。

文部科学省の暫定的なガイドラインでは、生成AIへの懸念に十分な対策を講じられる学校でパイロット的に取り組むことが適当とされています。

生成AIの光と闇について先生方がよく理解し、生徒に指導することが大前提となります。

 

中村教頭先生が動画視聴の準備と動画の解説を行ってくれました。中学生・高校生・大学生や社会人にとって喫緊の課題ですが、小学生教員としても見通しをもって対応策を考える大変貴重な機会となりました。

お子さんによっては、既に興味関心をもち使用している児童もいるかもしれません。ご家庭においても、必要に応じて正しい活用方法について話題に出していただければと思います。

校内研修

「全国学力・学習状況調査」の振り返りから授業改善へ!!(912日)

おかげ様で本校は、今年度実施された「全国学力調査」で『国語も算数も群馬県や全国の平均正答率を大幅に上回る』ことができました。(結果の考察は、98日(金)にクラスルーム配信させていただきました)

また、「質問紙による学習状況調査」においても、『家庭や学校での生活の様子や学習への取組等で、群馬県や全国の児童と比較し、大変好ましい様子』が読み取れました。一重に、子どもたちや先生方、そして保護者の皆様の継続的な努力のおかげと感謝いたします。

昨日の校内研修では、光山研修主任を中心にその成果を喜ぶだけでなく、さらに以下に記述した「調査の目的」や「目指す児童像・学校像・教職員像」に迫るため、課題を発見しその解決を図るための方策についても検討しました。写真にある通り、実際に本校児童の正答率が低かった問題を全教員で解いて、「正答率を高める指導法はどうあるべきか」について協議しました。

【調査の目的】

義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図るとともに、学校に置ける児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。さらに、そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。

また、研修の最初には「前橋学校教育充実指針」に対する本校の取組について、下山学力向上コーディネーターから中間報告があり、今後の見通しも示されました。(本校の「学力向上計画」や、「充実指針推進計画」と「中間まとめ」について、下に添付しますので、是非ご覧ください)

本校では、今までもご紹介してきている通り、組織的・継続的に授業改善に取り組んでいますが、「子どもたち、保護者の皆様方、そして全教職員の笑顔」のため、今後も努力してまいります!!

充実指針 中間まとめ  クリックすると見られます

職場体験学習(911日)

 木瀬中学校2年生3名が9月5日から3日間、職場体験学習として永明小学校を訪れてくれました。4年生のクラスに配属され、子どもたちと一緒になって様々な活動に取り組み、児童たちも大喜びでした。職場体験学習は、「キャリア教育」の一環ですが、大変素直で一生懸命な姿を見てとてもうれしくなりました。

 

 さて、「キャリア教育」って何でしょうか。文科省は以下のように定義しています。

「一人一人の社会的・職業的自立に向け,必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して,キャリア発達を促す教育」

では、「キャリア発達」とは何かというと「社会の中で自分の役割を果たしながら,自分らしい生き方を実現していく過程」

さらに「キャリア」とは何かというと、「人は,他者や社会とのかかわりの中で,職業人,家庭人,地域社会の一員等,様々な役割を担いながら生きている。これらの役割は,生涯という時間的な流れの中で変化しつつ積み重なり,つながっていくものである。また,このような役割の中には,所属する集団や組織から与えられたものや日常生活の中で特に意識せず習慣的に行っているものもあるが,人はこれらを含めた様々な役割の関係や価値を自ら判断し,取捨選択や創造を重ねながら取り組んでいる。人は,このような自分の役割を果たして活動すること,つまり「働くこと」を通して,人や社会にかかわることになり,そのかかわり方の違いが「自分らしい生き方」となっていくものである。

 このように,人が,生涯の中で様々な役割を果たす過程で,自らの役割の価値や自分と役割との関係を見いだしていく連なりや積み重ねが,「キャリア」の意味するところである。(中央教育審議会「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について(答申)」(平成 23 年1月 31 日)


 ちょっと難しいですし当然一言では言い表せませんが、その人らしい生き方で人や社会と関わることで、自分の人生を輝かせて言ってほしいと思います。

そのためには、沢山の力が必要です。【人間関係形成能力(自他の理解能力やコミュニケーション能力)】、【情報活用能力(情報収集・探索能力や職業理解能力)】、【将来設計能力(役割把握・認識能力や計画実行能力)】、【意思決定能力(選択能力や課題解決能力)】・・・・ 

 

参加してくれて中学生と少しだけ話をさせてもらいましたが、思っている以上に将来や人間の生き方について考えていて、素晴らしいなと思いました。と同時に、「私たちは、将来について真剣に悩み考えている子どもたちに、すべての学校教育を通じて、しっかりと力を付け育てていかなければいけないな。」と、改めてその責任の重さを実感しました。

今回の職場体験学習で、「自分の生き方」や「将来のために今やらなければならないこと」について考えるきっかけになってもらえればと思います。

そして、子どもたちと関わり成長のお手伝いをさせてもらう楽しさを少しでも感じ、将来の職業の一つとして教職に憧れの気持ちをもってくれたなら、幸せな限りです!

環境について、意欲的に学習してきました!(98日)

 少し時間がたってしまいましたが9月1日、5年生が児童文化センターに出向き「環境教室」に参加してきました。

私は1クラスの様子しか見られませんでしたが、どの担任の先生に聞いてみても、子どもたちは講師の話をしっかりした態度で聞き、問いかけに対して積極的に自分の考えを発表する姿も見られたとのことでした。褒められる場面もあったようです。よかったですね!!

「メダカは川の上流・中流・下流のどこに多い?」といった発問にも予想の根拠を明らかにして答える児童が大変多かったです。熱中症予防のため、時間を短縮して行ったビオトープ(生物群集の生息空間)でメダカの生息地を観察する活動にも、大変意欲的でした。 

先生方の日頃の指導の積み重ね、そしてそれに応える子どもたちの頑張りですね。

 今回の学習を生かし、環境保全に向けて自分のできることを考え実践してもらえたらなと思います。

技士さん、環境整備(9月7日)

技士さんは、いつも目立たないところでより良い環境で教育活動が展開できるよう一生懸命仕事に取り組んでくれています。永明小学校は校舎や校庭が広く、その環境を整えるのはとても大変なのですが、いつでも気持ちの良い状態になっています。このぐらいの時期までは、取っても取っても草が生えてきますが、永明小はいつでもとてもきれいになっています。

また、昨日のような急な悪天候等で校庭に車が入る際には、雨に打たれながらも駐車整理を行ってくれています。

「笑顔・挨拶・歌声あふれる永明小学校」のため、猛暑の中でも地道にコツコツと作業に取り組んだり、悪天候の中でも一生懸命仕事をしてくれたりする姿に頭が下がる思いです。

夏休みの出来事 Part4

PTA本部の皆さんも頑張ってます!(96日)

夏休み中頑張ったのは、子どもたちや教職員だけではありません。PTA本部の方々もお盆明け土曜日にもかかわらずお集まりいただき、今後の様々な活動について協議や確認を行いました。

さらに今回の会議では、PTA活動の在り方についても協議しました。時代が大きく変化し、PTA会員の皆様の負担軽減も鑑み、活動内容を見直す時期であると考え、組織の改編についても検討しました。

今まで多くのPTAの方々に支えていただき、来年度150周年を迎える歴史ある永明小学校。

変革に際しては、様々な面からご意見をいただく必要があると考え、歴代のPTA会長様や役員の方にもお忙しい中参加していただきました。

今後、具体的な検討を重ね、来年の1月頃には皆様に提案させていただく予定です。会則等の変更については、書面での決議を考えております。その際には大変お世話になりますが、ご協力の程よろしくお願いいたします。

夏休みの出来事 Part3

職員も頑張って、校内研修に取り組みました!(9月5日)

 夏休み中に頑張っていたのは、子どもたちだけではありません。

 先生方も職員室から始める働き方改革 ~目的を明確にした業務の改善を通して~をテーマに、熱く議論を交わし主体的に考える校内研修に取り組みました。講師を務めてくれたのは、本校教員で現在群馬大学大学院に内地留学し一生懸命研究を進めてくれている渡辺先生です。

実は、「ゴールを明確にした教材研究の在り方(算数化における具体的な事例を通して)」について研修を行う予定だったのですが、講師の都合で急遽変更し依頼することになりました。にもかかわらず渡辺先生は、多くの資料を用意してプレゼンテーションを行ってくれるとともに、参加型のワークショップを展開し、教員が意欲的に学べる様々な仕掛けを用意してくれました。本当に感謝です!

90分の研修では、現状から見られる様々な課題や、全国で行われている先行研究について教えてもらいました。

ワークショップ「シンキングタイム」では、

まず、①「教員の魅力って何だろう」で、教員を志したきっかけや、教員をしていてよかったことや楽しかったことについて振り返りました。「多忙」と「多忙感」は違います。やはり「やりがい」や「思いや願い」をもって取り組んでいる仕事に、ストレスや疲れはさほど感じないものだと思います。

②「忙しさの原因・負担に感じる業務等」、③「どんなことができるだろう」では、現状を自分自身で振り替えるとともに、班に分かれて「タイムマネジメントの意識」を高めたり、「改善できる業務」や「やれそう・やってみたい取組」について意見交換をしたりしました。「退勤時間を決めて掲示する」、「学年会で翌月のNO残業Dayを決める」等々、たくさんの意見が出されました。

先生方の姿から、「何でも安易に廃止したり縮小したりするのではなく、一つ一つの活動や業務の目的や意義をしっかりと吟味し、有限な時間の中で最大限の効果を上げることを意識して職務に当たることが大切だ」と、改めて学ばせてもらいました。

先生方が主体的に考え、議論する姿に喜びを感じるとともに、自分が、「一番の働き方改革」であると考え、「学校経営上の基本方針」にも上げた、『お互いが気兼ねなく、「相談しあったり」「学び合ったり」「助け合ったり」できる職場づくり』に、より一層努めなくてはと思いを新たにしました。

心も体も大きく成長する2学期に!

発育測定・夏休みの宿題、三色料理大作戦(94日)

学期はじめ恒例の発育測定が行われています。どの児童も長野養護教諭の話をしっかりと聞き、スムーズに測定が行われました。

長野先生に結果を聞いてみると、4月からたった5か月で7cmも身長が伸びた子がいたようです。(6年生が一番伸びるのかと思っていましたが、今回の測定では1年生が一番伸びている児童が多かったそうです。)可愛い可愛い永明小の子供たち!スクスクと成長することを願っています!!!

 話題は変わって、健康な体に不可欠なバランスのとれた食事。本校では、「三色料理大作戦」として、夏休み中に「赤・黄色・緑」の入った食材で調理をする宿題が、6年生に出されていました。(1~5年生は、チャレンジしたい児童のみ)

まとめたレポートを見てください。6年生にしてこんなに素敵な料理が作れるなんて、ビックリです!自分も見習いたいと思いました。見事ですね!!!時間に余裕がある夏休みだからこそできたのだと思いますが、今後も週末等にチャレンジし楽しみながら健康な体作りを行ってもらえばと思います。

ここのところ、市内の学校で「インフルエンザ」や「新型コロナウィルス」の感染者が増えているとの報告がありました。熱中症の対策だけでなく、手洗い・うがいの励行等、基本的な感染対策もしっかりしていきましょう!!!

続報、熱中症対策!!

傘をさしての体育の様子(9月1日)


 先日に引き続き、猛暑続きで本当に心配される熱中症対策についてです。先日は体育館での様子を掲載しましたが、今日は校庭での様子。

 写真は、日陰で行進等の並び方の確認をしている様子と、日向では傘をさして直射日光を避けながらマーチングのポジションを確認している様子です。

1時間目の前半の様子で、後半には運動はしないとはいえ暑さが増し教室に戻りました。


昨日、下校中の児童が暑さの為か体調を崩し(頭痛)近所のお宅で休ませていただいたことがありました。

学校では、下校前に児童の健康観察を行い、体調がすぐれない児童は必ず担任の先生に報告するよう指導しています。心配な児童がいた際は、ご家庭に連絡がいくこともあると思います。ご承知おきください。

また、学校通信でもお知らせしましたが、暑さに限らず登下校中に体調が悪くなってしまった場合は、近所の商店の方や子ども安全の家、安全パトロールの方に助けてもらうよう指導しています。ご家庭でもご指導のほどよろしくお願いします。