大谷選手から、グローブの寄贈(1月31日)
昨年からニュースになっていた、メジャーリーガー大谷翔平選手からのグローブが、先週の木曜日に届きました。本校では、その取扱いや使用方法について協議し、昨日からお披露目を開始しました。まずは、各クラスに回して手に取って見てもらい、その後は順番でキャッチボール等に使用してもらいます。
私も手に取って見せてもらいましたが、自分が使用していた時代の物に比べ、思った以上に軽くてとても扱いやすそうでした。大谷選手のサインも入っていて感激です。6年生から回しましたが、子どもたちは大興奮!感激のあまり、涙を流して喜んでいる児童もいました。
大谷選手は、Playでの活躍はもちろんのこと、その振る舞いや生き様も世界中から大きな称賛を受けています。大谷選手の手紙には、「この機会にグローブの寄贈をさせていただくことに感謝します。」と書かれていました。感動しました!この機会に、その素晴らしさについて学ぶ機会をもちたいと思います。
大谷選手、そしてこの企画に関わった皆様に、心より感謝申し上げます。
いじめ防止こども会議(1月30日)
木瀬中学校の1年生が、来校してくれて6年生対象に各教室で行われました。中学校への入学を間近に控えた6年生にとって、新たな生活に対する希望と同時に大きな不安もあることと思います。
今回の会議は、そのような不安を少しでも軽減するのを目的に、事前に6年生から募った中学校生活に対する疑問や不安に応えてもらう機会でした。6年生は、中学校における「学習」や「生活・規則」、「部活動」等について積極的に質問していました。それに対して、中学生もわかりやすく一生懸命説明してくれました。子どもたちにとって、たいへん有意義な時間になったことが見受けられました。
本校卒業生の皆さん、忙しい中本当にありがとうございました。
3年生社会科見学(1月29日)
寒さは厳しかったものの好天の中、25日(木)に無事実施できることができました。
自分は同行することができなかったのですが、午前中は、「前橋消防局中央消防署」を見学させていただきました。集中管理が進んでいて、例えば電話を受けるとその場所の地図がすぐにスクリーンに映し出されるとのことでした。命を守るために1分1秒を争う救急車や消防車の出動が、スピィーディーに行えるシステムにびっくりさせられると同時に、市民を守る体制作りと責任感に心底感心させられました。
たまたま自分の友人の「手島一樹 警防課長さん」が勤務なさっていて、お忙しい中見学に同行し丁寧に説明してくださり、さらに特別に4階にいる水落先生を何とはしご車で救助する訓練を行い見学させていただきました。水落先生もその高さからの救助活動にはさすがにビックリだったようです。有事の際には、さらに複数人の救助や消火活動にあたるのだと考えると、尊敬の念を抱かざるを得ません。本当にありがとうございました。
午後は、少年科学館でお弁当を食べ、前橋市東警察署の方々に大変お世話になりました。ここでも、様々な活動の説明に加え手錠やパトカーを見せてもらったり、白バイに乗せてもらったりと、大変お世話になりました。子どもたちは大喜びだったようです。
今後、しっかりと振り返りながらまとめ、自分たちのより良く安全な暮らしが、多くの人々の責任感と努力に支えられていることを実感し、社会参画への意識を高め、今自分や仲間とできる事を実行していってほしいと思います。
冬の風物詩「縄跳び」(1月26日)
2学期の後半でも紹介しましたが、「子どもは風の子」、寒さも何のその、多くの子どもたちが「長縄跳び」や「短縄跳び」に、ますます熱が入り本当に楽しそうに挑戦しています。
写真を見てわかる通り、3学期に入ってからは補助器具として「縄跳びジャンプ台」を出していますが、体育の時間だけでなく、20分休みや昼休みにも大勢の児童が活用しています。
今後、学年ごとに「長縄跳び大会」が開催されます。(1年生:2/9、2年生:2/8、3年生:2/13、4年生:2/15、5年生:2/21、6年生:2/22)目標をもって頑張ってほしいなと思います。大会に向けた練習にも熱が入っています。
昨日行われた、朝の体育集会「さわやかタイム」でも、5分間で何回跳べるか、真剣に取り組んでいます。
高学年が全児童の前で練習方法の紹介をしたり、低学年の回し手をしている高学年の子どもたちが、小さな子たちが跳びやすいように、タイミングを考えて回したりしている様子に、縦割り活動の意義を感じるとともに大変うれしく思いました。「ありがとうで、笑顔!」です!!
また、有志により結成された永明小学校チームが、群馬アリーナで開催される「群馬県縄跳び大会」に、長縄跳びの部に出場する予定で、練習が始まっています。後日、頑張る様子を紹介したいと思っています。
音楽集会委員さんの活躍で(1月25日)
24日の朝活動で音楽集会が行われました。今回は、ボディーパーカッション!全校児童が体育館に集まり、「カルメン」の曲に合わせて朝から熱気に包まれました。みんなが笑顔!コロナ禍で、体育館に集まれなかった時のことを思うと、夢のようで本当にうれしさがこみ上げてきました。(ただ、コロナも急激に感染者が増加していて、第10波にはいったようです・・・基本的な感染予防対策をしっかりとっていきましょう。)
今回は、記事が多くて以前に掲載できなかった「ペーパダンス」(2学期にMeetを使用して実施、当時はインフルエンザが猛威を振るっていました)とクリスマスの時期に行われた「きよしこの夜のハンドベル」の様子もご紹介させていただきます。どの活動の様子を見ても、委員さんの頑張りのお陰で、子ども達や先生方に笑顔があふれています!
こうして振り返ると、担当の星野先生、新井先生の指導のもと、委員の児童は全校児童の笑顔のために、本当に一生懸命活動してくれていることがわかり、まさに3学期のテーマ「ありがとうで、笑顔!」です。
ザスパクサツ群馬による指導(1月24日)
昨日、J2ザスパクサツ群馬のコーチ、小倉様と川上様が来校し、6年生を対象に全クラスで1時間ずつ授業をしてくださいました。
まずは、ウォーミングアップ、その後ボールを使いながらダッシュや反復走などで体を温めました。さらに、ねらいを定めて正しく蹴る活動など、とても丁寧で分かりやすく、しかも、相当な運動量を確保しながら指導してくださいました。
学校の授業でもそうですが、指導の素晴らしさは、子どもたちの姿に表れます。写真を見てわかる通り、子どもたちは全員が笑顔で、それこそ無我夢中。「端的に活動方法について指示」、「運動量の確保」、「ゲーム感覚を取り入れる」、「適切なアドバイスをする」、「積極的に称賛する」等々、我々教員が意識すべき授業の在り方を存分に取り入れた見事な指導で、大変勉強になりました。
本物に触れる機会をもつことは、驚きや感動を共にしながらモチベーションを高めてくれ、とても貴重な体験だと思います。
子どもたちに素敵な笑顔を与えてくださった皆様方に心より感謝申し上げます!
人権週間が終わっても(1月23日)
12月で人権週間は終了しましたが、本校では、人権について常に意識することが大変重要であると捉え、継続的に学習に取り組んでいます。給食時の放送では、毎日「今日の人権標語」を発表しています。
昨年度末、全学級で「いじめをなくすためのスローガン」を考え決定しましたが、今学期に入ってからは、全児童が人権標語を考え、その意識を高めています。
どの学年の子どもたちも発達段階なりに、心温まる作品を仕上げてくれています。「一人一人の違いを認め合う」とか、「様々な考えや感情がある中で落としどころを決めて生活していく」といったことは、そう容易くない事であることは言うまでもありませんが、様々な失敗や困難を経験しながら、皆さんが真剣に考えた人権標語に迫る生活ができるよう、見守り、先生方と共に支援していきたいと考えています。
あっという間の1年、今年度が無事終われるよう気を引き締めて教育活動・学校運営にあたってまいります。
世界最古のオーケストラ、雅楽鑑賞(1月22日)
1月19日(金)に、4,5,6年生を対象とした「雅楽鑑賞会」が体育館で開かれました。今回開催していただくにあたって、中心となってご尽力くださったのは山王町の禅養寺ご住職「小出 祥弘」さんです。
人の縁とは不思議なものです。小出さんは、私が第七中学校に勤務時代PTA会長として学校を支えて下り、教務主任をしていた私は大変お世話になった間柄です。当時は、東日本大震災後の計画停電で通学路の信号が機能しない等、生徒たちの安全を守るためにPTAの方と協力して解決していかなくてはならない事がたくさんありました。そんな時も中心となり大変助けていただいたのが小出さんです。
さらにメンバーの一人、吉岡町の長松寺住職「長 諒順」さんは、私が吉岡町立駒寄小学校で教頭をしていた頃に、やはりPTA会長として大活躍してくださり、学校を支えていただいた方です。お二方とも大変お世話になった方で、久しぶりにお会いできて本当にうれしくなりました。
さて、今回の鑑賞会では、なんと12名もの方に来校いただき、龍笛や篳篥、笙、琴、琵琶等、様々の楽器を使って演奏をしていただきました。雅楽「越天楽」を始め、「もものけ姫」や「ふるさと」も演奏していただきましたが、子どもたちも身を乗り出して、それこそ吸い込まれるように聞いていて、会場に一体感が生まれていました。コロナ渦は大変だったそうですが、皆さん時折集まって練習していたそうです。コロナウィルス感染症拡大前は、東京まで行ってプロの先生に指導を受け練習していたとのことです。雅楽は1300年前には存在していたそうで、長い間受け継がれたその音色は、太古の昔を感じさせ心の奥底に響く見事なもので、深い感銘を受けました。
また、演奏だけでなく、雅楽について非常にわかりやすくご指導いただき、子どもたちは真剣に説明を聞いたり、積極的に質問をしたりしていました。本当に中身の濃い鑑賞授業でした。
何しろ小出さんはもともと中学校の音楽教員、しかも市内の学校において主任会長を歴任するなど中心となって活躍していた方ですから、見事な指導力で、子どもたちも大満足・大喜びの様子でした。お忙しい中、大勢の方に大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。
CRT学力テスト(1月19日)
昨日実施されました。本学力検査は、新学習指導要領で示された学力を評価するために、基礎的・基本的な内容を中心に、観点別・目標基準準拠(絶対評価)を行う検査で、前橋市の全学校・全学年で行われました。本校児童は、写真に見られるように、皆真剣に問題に取り組めました。
新学習指導要領では、「基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等を育むとともに、主体的に学習に取り組む態度を養い、個性を生かしたような人々との協働を促す教育の充実につとめること」が強調されています。
本検査結果では、そうした能力や態度の実現状況を確認できますが、結果を見てただ一喜一憂するだけでなく、先生方の授業改善や子どもたちの学習改善に役立てることこそが大事であると考えます。学校ではより良い授業つくりと児童の主体的で積極的な学びへのより良い関与の仕方に活用していきます。
3学期中には「あなたの学習のようす」という個人票で結果を返せる予定となっていますので、ご家庭においても課題を明らかにし家庭での学習改善に是非活かしていただければと思います。
書初め大会(1月18日)
11日に4年生、12日に3年生、13日に5年生、14日に6年生と、書き初め大会が行われました。子どもたちは一画一画、真剣に心を込めて作品を仕上げていました。お正月に相応しい雅楽が静かに流れる中、ピーンと張りつめた体育館の空気がとても心地よかったです。
なお、1,2年生は硬筆で書初め大会を行っています。とっても上手です。日々の地道な取り組みで、着実に成長していることを実感でき笑顔になりました。
中でも「これは、すごい!2年生でこんなに上手なの・・」と思ったら、先生の作品でした。先生方も一緒になって、一生懸命取り組んでいたようで、うれしくなりました。
行事のたびに感じることですが、今回も先生方や子どもたちが、授業や生活に対して真剣に取り組み、コツコツと努力を積み重ねたことによる成長の姿がうかがえ、とてもうれしくなりました。
思わず小学生の頃に通っていた書道教室の様子や思い出が浮かび上がってきて、自分も再び書道に取り組みたいなという思いが込み上げてきました。静かな環境で、穏やかな心をもって、落ち着いた気持ちで一つのことに集中する。そして、より良いものを仕上げるために、何度も顧みて改善していく。とっても大切な時間だと感じました。
PTA本部役員会(1月17日)
先日の13日に行われました。毎回感じる事なのですが、本校の役員さんは休日にもかかわらず、子どもたちや会員の皆様のために、熱心に議論を重ね下くださり、本当に頭の下がる思いでいっぱいです。
今年度は、時代の変化に応じたPTA組織の改編について熟議を重ね、業務改善にも取り組んでくださいました。おかげ様で、先日の書面決議で賛成多数を得て、会則の一部改訂も行うことができました。皆様、大変多忙な中、また様々なお考えがあるとは思いますが、今後も子どもたちのためにご協力の程、よろしくお願いいたします。
来年度は、永明小学校創立150周年を迎えます。いよいよ、実行委員さんを中心に周年行事についての協議も始まりました。より良い式典や記念行事になるよう、皆様のお知恵を借りながら進めてまいりたいと思います。
元気に、そして安全に登校(1月16日)
朝、起きてみてびっくり!庭や車に雪が積もっていました。うっかり天気予報で雪マークがあったのを失念していました。前橋では、1cmの積雪が観測されたそうです。慌てて準備をし、学校に向かいました。
登校の様子を見させてもらいましたが、さすが「子どもは風の子」、寒さや雪をもろともせず元気いっぱいに登校していました。特に、低学年の児童は、道路や周辺の雪に喜んでいる様子も見られました。凍っている所も多くあり心配しましたが、怪我無く登校でき、安心しました。
班員を見守りながら、小さの子にペースを合わせて歩く班長さんの姿に感心し、6年間の成長を感じました。感染症が落ち着きを見せている時は、縦割り活動を復活させ、活性化させたいとも感じました。年度当初に比べると、ずいぶん挨拶ができるようになってきました。(まだまだ、不十分な面も多いですが…)今後も指導を継続し、皆さんに愛される永明小の子どもたちを育てていきたいと思います。
大変寒い中でも子どもたちを見守ってくださる、多くの地域ボランティアの方や保護者の方々に、改めて感謝申し上げます。
雪の中、北陸地方で被災された方々の想像を絶する苦難も頭をよぎりました。お悔み、お見舞い申し上げるとともに、1日でも早い復興を心よりお祈り申し上げます
健康が一番(1月15日)
先週で、3学期の発育測定が終了しました。子どもたちや養護の先生に聞いたところ、身長が6cm以上伸びた人もいるようです。当たり前の様ですが、子供の成長は著しいですね。体だけでなく、心もぐんぐんとのびのび成長していってほしいと願っています。
常日頃感じていることですが、体調が悪いとポジティブな考え方ができないもので、心と体は連動していて、健康はなにより大事だと思っています。
新型コロナウィルスやインフルエンザの感染者数は、一時期に比べると落ち着きを見せていますが、今後も、自分だけは大丈夫などと決して考えず、手洗い・うがい、3密を避ける、手指消毒や換気の徹底等々、基本的な感染症予防対策を徹底しなければと感じました。ご家庭でのご指導もよろしくお願いします。
来週、CRTテストが実施されます!(1月12日)
私は長い間、中学校で教員をしてきました。学習は、当然高校に入学するためだけのものではありませんが、入学試験を迎えるこの時期になると、勉強に気持ちがいかなかった生徒も、さすがに不安そうな表情浮かべたり、机に向かうようになったりしたのを覚えています。また、その頃になって、もっと早くから勉強しておけばよかったと嘆く生徒も少なくなかったです。そして、私が教員時代に保護者の方から受けた最も多い相談が「うちの子はちっとも勉強しなくて困っています。」でした。
さて、勉強は何のためにするのでしょうか。例えば、算数の難しい文章題など解けなくても実生活で直接は困らないのではないでしょうか。
私は一言でいえば各々が笑顔で人生を送るために必要不可欠なものだと思っています。多様化する社会において人にとっての幸せは多種多様であると思いますが、いずれにしても基本的な知識や技能、考える力・想像する力・記憶する力・判断する力・表現発信する力・我慢する力・協調する力等々は、非常に重要なものだと思います。
学校では日頃から児童が主体的に学習に臨むために、先生方が教材研究(充実した授業つくりのための準備)をしたり、自主学習(後日自主勉強の掲示物を紹介します)について頑張りを認めて推奨したりしています。
ご家庭でも是非この機会に親子で学習について話し合ってみてはいかがでしょう。また、時間を決めてやらせるといったしつけの部分はもちろん大事ですが、お子さんが主体的に学習に臨む方法を探ってみたりしてはいかがでしょうか。
来週の18日(木)に国語、算数のCRTテスト(前橋市内全小学校が行う、1年間のまとめテスト)が行われます。皆さんの頑張りに期待しています!!
いいスタートが切れています!!(1月11日)
久しぶりの登校となった始業式当、学校生活のリズムを取り戻すのに苦労しているかと思いきや、さすが永明小学校の子どもたち!様々な活動を先生方と一緒になって、楽しく進めています。
多くのクラスで3学期の係決めが行われていましたが、高学年では、先生の手を借りず子どもたちが司会をしながら進めていて立派でした。今学期も自分の希望を譲ってくれる子どもがいて、スムーズな決定に繋がっていたようです。ぜひ、2学期以上に知恵と協力で自治的な活動にしてほしいと思います。
また、3学期のめあてを決めているクラスも多く見られました。「自主勉強をがんばる」「気づき清掃をがんばる」「外に出て遊び体力をつける」等、どの子も「学習・生活・健康」について、思いを新たにしていました。是非達成できるよう応援しています。
その他、スムーズに学校生活に適応できるように、冬休み中の生活について子ども達がコミュニケーションを図る、グループエンカウンターを行っているクラスもありました。
6年生は、早くも卒業式について考える学年集会を行っていました。子どもたちの様子からは、残りわずかとなった永明小学校での生活、1日1日を無駄にせず、充実させていきたいという思いが感じられました。
早速、学校全体で3学期のテーマ「ありがとうで笑顔に!」に直接かかわる活動を行ってくれていて、私自身も本当にうれしく笑顔になれました。いいスタートが切れています!!
先生方の愛に溢れた黒板でお出迎え(1月10日)
昨日は、久しぶりの登校となった始業式でしたが、教室を回ってみると、可愛らしい絵と素敵なコメントが黒板に書かれていました。
先生方は、いつの間に書いてくれたのでしょうか。のんびり過ごせた休み明けの登校で、気が重い児童もいたと思いますが、教室に入った瞬間、明るく元気になれる素敵な作品で、うれしくなった子どもたちもたくさんいたのではないでしょうか。
3学期は、アッという間に終わってしまうかもしれません。だからこそ、しっかりと目標を決め、新学年への準備をしてほしいと思います。
そして、昨日の式辞で述べさせてもらったように、『「ありがとう」と感謝される行動』をとり、『「ありがとう」と感謝できる心』をもって行動し、みんなと別れる時に「みんなと一緒で本当に楽しかった。ありがとう」と言える生活を送ってほしいと思います。3学期のテーマは『「ありがとう」で笑顔に!!』に迫れるよう、心から願い応援しています!
今年もよろしくお願いいたします!(1月9日)
子どもたちが、写真にある通り地域の方々に見守られながら、元気に登校してきました。
始業式では、全員が静かに素早く並べ、しっかり話が聞けました。また、代表児童は「3学期の抱負」を堂々と立派に発表してくれて大変うれしくなりました。(発表内容は学校通信に掲載させていただきます。)
私からは、別れと新たな旅立ちを迎える締めくくりの3学期のテーマを『「ありがとう」で笑顔!』として、子どもたちに以下のような話をさせてもらいました。保護者及び地域の皆様、本年もよろしくお願いいたします。
皆さん、おはようございます。
先日、石川県で大地震が発生しました。もしかしたら、親戚や知り合いの方に関係する方がいる人もいるかもしれません。まず初めに多くの方々が犠牲となり、大きな被害を受けてしまったことに対して、心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。
そのような中での今年のスタート、こうして元気な皆さんに会え、いつも以上にとてもうれしく、そしてありがたいなと思っています。皆さんがきちんとした生活を送れるように見守り支えてくれた家族の方と、それに応えた皆さんのおかげだと思います。
さて、校長先生は2学期の終業式で、本田圭祐選手の「勝負を決めるのは準備。なかでも気持ちの準備以上のものはないと思う。」 「どうなりたいのか。そこからすべては動き出す。」という言葉を借りて、『「今年どんな自分になりたいか。」、「どんなことを頑張りたいか。」といった目標をしっかり決めましょう。』という話をしました。決まっていますか。
私は、令和5年度締めくくりの3学期、ずっと言い続けてきた「笑顔・挨拶・歌声あふれる永明小学校」にますますなれるように皆さんを応援し続けたいと思っています。
改めて、皆さんは「どんな時に笑顔になれますか。」 → 指名
「誰かに親切にされた時」、皆さんはその相手に何と言いますか?そうです。「ありがとう」って言いますよね。誰かに「ありがとう」って言う時、怒って言う人はいませんよね。きっと笑顔になっているはずだと思います。
だから、『「ありがとう」と感謝できる心』を大切にしてほしいと思うのです。
先ほど話した石川県で発生した地震のように、毎日を何気なく過ごせることは、当たり前のことではありません。もっと広く世界を見れば、戦争や貧困などで、日々命の危険にさらされたり、食べる物もなかったりする人も数知れずいます。
また、そんな大ごとでなく身近な生活を振り返ってみても、いつでも見守り支えてくれる、そして時には厳しく間違いを教えてくれる、あるいは失敗を許し励ましてくれるお友だちや先生、そしてお家の人がいるからではないでしょうか。毎日ご飯が出てきて、勉強ができるのは、当たり前のことではないのです。
不満ばかりを言っている人は、幸せになれないと思います。今ある自分を支えてくれている人や物や自然等々に心を傾け、『「ありがとう」と感謝できる人』の方がよっぽど幸せになれるのです。
さすがに皆さんで知っている人はほとんどいないでしょうが、昭和の大女優「森光子さん」は、こう述べています。「不満はね、ストレスの素よ。感謝はエネルギーになるのよね。」 生き様からあふれ出る本当に素敵な笑顔ですね。
校長先生は、永明小学校の皆さんなら、「ありがとう」と感謝する心』をもてると信じています。そう思わせてくれることを、学校のあちこちで見つけています。
例えば、「いじめをなくすためのスローガン」もその中の1つです。素晴らしい作品ばかりですが、いくつか紹介します。
1年1組 「大丈夫 優しい言葉で みんなが笑顔」
2年1組 「ありがとう 優しくすれば 笑顔さく」
5年1組 「その言葉 クラスを 笑顔にしてくれる」
本当に、お互いに感謝し合う気持ちが伝わってくる、心温かくなる言葉ばかりで、とてもうれしく、それこそ笑顔にさせてもらいました。
3学期は、締めくくりの時期であると共に、クラスの仲間や先生とのお別れの時期です。そして、6年生はこの永明小学校を旅立たなくてはなりません。
皆さんは、別れる時に「不満や文句ばかり言っている自分」と、まわりに「本当にありがとうと言える自分」と、どちらが好きですか。明らかですよね、ということで、3学期のテーマは、「ありがとうで笑顔に!」とします。
素敵な仲間との残り僅かな時間を、『「ありがとう」と感謝される行動』をとり、『「ありがとう」と感謝できる心』をもって行動し、永明小学校が笑顔でいっぱいになることを目指して、がんばりましょう。
3学期のテーマは『「ありがとう」で笑顔に!!』です。お互いに頑張っていきましょう。
始業式 プレゼンテーションのファイル クリックすると見られます。